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2003-09-03 あかるいみらい

_ spam

多すぎる。

_ worm

やたらport 135およびICMPのaccessが目立つ。こういうのは無視する人間だったのだけど、 あっという間にlogが増えていき、どうやら速度低下にまで結びついているらしく、 うんざりする。

_ 毛沢東秘録

この間読了。ここのところ、歴史関係の本ばかりを読んでいるような気がする。 毛沢東といえば、八路軍を率い、国共合作の間、日本軍に対しても徹底抗戦して、戦後は、 国民党を追い出し、中華人民共和国を建国した人間であるが、この本は、文化大革命に 焦点を当てている。なんでも、あの大躍進と文化大革命を通して、3000万人以上もの 人命が失われ、1億以上の人間に後遺症をもたらしたそうだ。まったく、共産主義 というのは、結果論的に見れば、人類史上最悪のイデオロギー (この言葉もなんだかなという気がするが)だったようだ。

_ 毛沢東の残した遺産

それにしても、この本には、目からうろこが落ちるようだった。中国報道は とかくわかりづらい。今でこそ、21世紀の中心は中国だとか、世界の市場だとか 言われているが、実際のところ、どのような意思決定が中国政府の中で行われているのか 外部からはさっぱりわからなかった。この本は、その謎に対する、かなり大きな手がかりを 私に与えてくれた。

_ これからの中国

確かに現在の中国政府の見解では、文化大革命は、大いなる誤りであったとしている。 (ちなみに、当時、日本の新聞は産経を除いて、文化大革命を礼賛しまくった。 全く語るに落ちるというのはこのことである。今でも、中国報道では産経を読めといわれるのは、 当時から産経新聞は中国政府の圧力に屈しなかったためらしい。) とはいえ、この本で書かれている中国の意思決定システムが、そのまま温存されて いるとしたら---そして、それが変化しているという兆候は全くない---いったい、一部の 人間だけが豊かになってしまった、現在の中国は、これからどこに行くというのだろう。

_ 中原の覇者

どうやら、中国大陸の覇者というのは、いつも、この本で書かれているような矛盾と 戦っていかなくてはいけないらしい。共産主義の理想と、毛沢東という戦術の天才が、 不気味な化学反応を起こした結果は、惨憺たるものであった。だが、中国という、 多数の民族が作り上げた、さまざまな歴史を背負っている複雑な地を統合しようとした、 苦闘の記録と見ることも出来るのだろう。

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