2006-02-10 (Fri)
▲ デブサミ2006
当初、行く予定はなかったのだけど、近いのでふらふらと午前中だけいってみた。事前登録してなくても名刺2枚でパス。立ち見でもよければ満席のセッションでも登録できるみたい。
せっかく行ったのでバブル時代の偉大なる勘違いの産物「雅叙園」の写真をいくつか撮ってきた。
雛飾り
季節柄入ると豪奢な雛飾りで迎えてくれます。
小川
館内を縦に貫くビルを流れる小川。錦鯉が回遊し、いったいここがどこなのか見るものを戸惑わせます。和風なのか中華なのか。
そうです。これはバブル様式とでも言うべき新しい建築様式なのです。近いうちに世界遺産に登録されます。たぶん。
中庭に滝
都会の真ん中で滝が見れる場所はそうそうありません。もちろん滝のほとりには多数の錦鯉があなたを出迎えてくれます。手を叩けば寄ってきそうですがパンくずを巻いたりするときっと怒られます。
小川の流れる化粧室
これぞ雅叙園の真骨頂。小川が流れる大理石でできた化粧室。とてもトイレとか便所とか呼べようがありません。トイレの中まで太鼓橋があり、軽くわたくしの部屋より広いです。
写真奥に白く見えるのが小便器。昔バブルの末期に行ったときは小便器に笹がたくさん生けられており、無駄に雅でした。
友達の結婚式でもなければ入る機会もないでしょうが、お食事どころがいくつかあったりホテル機能もあったりでどなたでも入館することができますので話のタネにお近くにきたときはぜひお立ち寄りください。化粧室を借りるだけで満足できるはずです。
ちなみにわたくしは初めて両親が上京してきたときに、自分の給料でなにかお持て成ししようと画策。考えた末に雅叙園で食事することにしました。たまになにかのイベントで(だれかのおごりで)ちょっと高級な居酒屋で飲んだりしてたのです。
意気揚々と両親を雅叙園に案内。無駄な豪華さにビビル親に満足のわたくしでしたが、たまに行ってたお店が館内に見当たらず、冷や汗。
着いた先は写真の中庭の滝近くにある小川の太鼓橋を渡った先にある和食料亭だったのです。太鼓橋に和服を着た妙齢のおねいさんがにこやかに案内してくれます。
入る前にコースと値段をオレだけに見せてくれました。
タケーーーーーーーーーーーーーーーーー!
しかし両親の手前狼狽することもできずそのまま中へ。個室が割り当てられ、メニューの説明を書いた巻物があり、料理は1品づつ障子を開けてはこばれてきます。TVで見た絵に描いたような料亭っぷりに何を食ったのかさっぱり思い出せません。
ガクブルしながら会計してみるとコース+部屋貸し料+サービス料+消費税で天文学的数値に(言い杉)。かっこよくご馳走するはずだったのに、ちょっと両親に援助してもらうという恥ずかしい思い出があります。
ちなみにたまにいったことがあった居酒屋は雅叙園ではなくて隣接するアルコタワーの中にあったことが後で判明。いまとなっては懐かしい。
ご参考まで。