2003-02-14 (Fri) 花粉日和
▲ なんと言いましょうか…
合わせてバレンタインデーということで(や)からPaul Smith の腕時計をプレゼントしてもらいホクホク。
ありがたいことに、このおめでたい当日にお祝いしてくれた、himi さん、「あ」さん、しゅウへいさん、本当に感謝してます。趣向を凝らしたカクテルも大変おいしゅうございました。
▲ 追記: 小関さんもありがとう。よくそんな昔の覚えてましたねー。
2004-02-14 (Sat)
▲ 渋谷すうぷ屋にて
大きなテーブルに向かい合わせで座った正面のカップルは初々しさを隠すこともなくじゃれあっている。彼女の話題はまるで女友達と話すかのように、前後にまったく脈絡の無い話題を、五月雨式に並行させ、1秒の沈黙も作らない構えだ。彼氏は、どの話にも着いてこれずに相槌を打つのが精一杯だが、表情には出さずにニコニコと聞いている。こんな様子から付き合って間もないだろうなと直感した。
やがて料理が運ばれてくる。それぞれが違う料理。彼女は彼氏のパスタを味見したいようだ。気づいた彼氏がいわゆる「あ〜ん」で食べさせてあげようとする。
優しさでいっぱいだが、後先を考えない彼氏は、グルグルとえんえんフォークを回し続けて彼女の口の3倍はあろうかというパスタ巻きを作り上げてしまった。
それに一瞬ひるんだ彼女。笑顔を絶やさず、一機にかぶりつく。当然一口では飲み込めない。口からパスタが溢れている様は、まるでところてん押し出し器のようだ。
涙目になりながらも三回で咀嚼した彼女に静かな感動を覚え、今日の日に相応しいひとコマを見た気がした。