暮らしの業

▲ スリ

終電も過ぎた深夜に(や)が「ウエーン ウエーン」と泣きながら帰宅してきた。きけば電車で帰宅中に財布スられてすっからかんになり、茫然自失のママ失意のうちにタクシー着払い帰ってきたという。

やれ今年は前厄年だからとか、「忘れっぽい自分も財布だけは無くしたことない」とみんなに自慢(？)したばかりとか、ばーちゃんにもらったお年玉全部失われた(何歳？)とか、みんなが私を陥れようとしてりゅ(電波？)とか、先日携帯無くして(4台目)人間の尊厳を失ったが、財布までスられて生物としての価値も無くしてしまったとか取り乱して悲劇のヒロインは世界中に私ひとりだけの花状態。

落ち着かせてひとつひとつスられたという状況を聞いて見るとどうもおかしい。

• 仕事終わってすぐに電車乗った。酔ってないどころかまったくのシラフ。
• 終電近くで電車ではガラガラ。
• 寝なかった。

結局スられたとする根拠は「財布が無い」「となりにだれがいたかもわからないくらいボーっしてた」「コートのポッケは浅い。誰でも盗れる(はず)」の三点だけ。状況証拠...というにはあまりにもお粗末。でも「ありえないぐらい呆けてたから絶対スられた！間違いナイ！」なぜか赤井長井秀和バリに断言する(や)。日頃からボーっとしているという絶大なる自信からか妙な説得力がないこともなくもない。

「じっちゃんの名にかけて(古過ぎ)すべての証拠は落としたことを示している。必ず駅に届いているはずだ。」と言い聞かせるとやっと寝てくれた。

果たして朝一に駅に直接電話してみると、やっぱり親切な方が届けてくれていた。昨日とはうって変わって大変なハイテンションと晴れやかな笑顔で出社していきました。

泥酔で、熟睡か満員電車とかじゃないとスリって難しいよね。ひとり芝居終了。

というわけで拾って届けていただいた方。ありがとうございます。たくさんお年玉が入っていたそうなので、たくさんお礼もらってください。

▲ 約束

もし財布がでてきたら、私はあーします、こーしますという約束をたくさん取り付けてやったぞ。イヒヒ。

▲ 車

やっと車検だした。タイヤの空気が抜け過ぎててヤヴァかった。

▲ 風邪

こじらせてダウン。今年は喉にきます。