2005-10-31 (Mon) [長年日記]
▲ Antec P180
どうも投売り旧式のPCケースでは今のCPUにHDDの本数だと負荷時にCPUが90℃近くなることもしばしば。アイドル時でもHDDの1本が50℃近くになっていて、そりゃHDDも壊れやすいはずだよなぁという状況。
床暖房いれるとさらに顕著になってきて、いつ暴走してもおかしくない状況で真剣に次世代ケースを検討しはじめてみた。
条件は
- エアフローがしっかりしてるもの
- 組み立てやすさ
- できればHDDの温度が30〜40℃くらいでおさまるもの
このくらい。サブ用に買った展示品処分のOwltechのケースが、実に組みやすく、開けやすく気に入ったのでOwltech中心に物色中、AntecというメーカーのP180というケースにぶち当たった。
こっちでいろんな角度から見てもシンプルながらなかなかカックイイ。そして構造も2重チャンバーになってて電源が下に配置という今までない感じで先進的。某掲示板でも専用スレが立ち熱狂的なファンが日夜増加してる模様。
まとめサイトも面白い
電源とCPU周りに別のエアフローを発生させるためにヒエヒエだし、工作精度が高く、本体重量17kg近くあるそうで安物ケースの倍近い重量で剛性もばっちり。ファンやHDDの共振も抑えられ静音にもひと役買うそうな。現時点で非の打ち所の無いケースなのか。
先の条件に+でスタイルまで加わり、ビクビクと食指が動きまくるオレ。超迷いに迷ったあげくソフマップで発注しちゃいました。在庫ギリギリセーフ。どこも人気みたいで品薄だ。
んが寝床に入って数10分。反芻すると、先進的な構造故に電源とマザボの取り回しが大変でインストールが難しいようだ。最近のマザボだと分岐した電源12Vの田のケーブルが必要だが、あれがCPUより上の電源から遠い位置にあるとキビしいらしく延長する必要があるみたい。
HDDまわりも作業スペースが窮屈ですっきり取り回すのは難しいらしい。
先にあげた条件の組み立てやすさが失われることに気がついてみた。
さらに悩んで悩んで、長く使うことを考えて、組み立てやすさを優先。そしてのその巨大さから抜群のエアフローを誇るというOWL-602D4をツクモで発注しちゃいました。P180はキャンセル。ヘタレなオレを許してください。
一昔前のフルタワーサーバばりにデカいっぽいのでやや心配だが設置場所には困らないはずなので、たぶん今のオレにはこっちが合ってると思う。きっとそうだ。
P180のスタイルには捨てがたいもんがあるけどなぁ。
追記:602D4も品薄気味だったが無事注文完了11月2日に届くそうな。楽しみ。これHDDが横向きなのでS-ATAケーブルはL字型にしたほうがよいそうな。買ってこないとな。