2002-09-17 (Tue) 屋久島2日目 [長年日記]

白谷雲水峡

朝方大粒の雨が降っていたし天気予報も雨のちくもりだったが、出発するころには気持ちよく晴れていた。

白谷雲水峡は標高 800m のところにあり、車でいける。屋久島では入門的なハイキングコース。コースは 30分、60分、160分の三つあり、体力に応じて選択できる。ヒキコモリなので体力は無いが、今日は一日ここだけの予定なので160分コースを選択する。

車で白谷雲水峡へ向かう途中に宮之浦港を見下ろす。

白谷雲水峡についてすぐに屋久鹿のお迎え。ちょっと遠くてウマく撮れなかった。

入ってすぐに苔むした、もののけ姫の世界を体験できる。

晴れているため日差しが様々な角度で入り込み緑が色を変える。

原生林コースに入ると道と呼べる道がなくなってしまう。本当に自然のまま。道しるべのピンクのテープだけを頼りにすすむことになる。

コース最深部の展望台杉へ到着。展望台杉に行く途中、行く手を阻むようにピンクのテープが張ってあった。乗り越えて進むと、ケモノ道すらないような深い森になり、ピンクのテープすらもなくなり、危うく迷うところであった。どうもここは立ち入り禁止になっていたらしい。よく見たら展望台杉は現在のコースマップから消えていた。

道無き道を突き進み、疲れたので展望台杉のところで昼食。座るところにも困るような森っぷりで困ったが、木と木の隙間になんとか腰を下ろす。途中のAコープで買ってきた謎の食べ物「あく巻き」を食べてみる。チマキのように竹の葉で包まれたおにぎりのような外観からは想像できない味の無い「ういろう」のような食べ物。これをお昼に食べるのはかなりの間違いと思われる。

あとで鹿児島に詳しいまんちゃんに聞いてみたら腹抱えて笑われた。やっぱりお菓子だそうだ。

コースはなんどもなんども川と交差する。川は飛び石のようにぴょんぴょん跳ねて渡っていかなくてはならない。増水するとすぐに渡れなくなってしまうらしい。

白谷雲水峡ではもっとも樹齢の長い弥生杉。神々しい。

白谷雲水峡出入り口にある沢で休憩。(や)が名残惜しむようにここをスケッチしていた。

途中何度も休んだり、(や)がスケッチしたりで3時間のコースをゆっく〜り5,6時間かけて回ってしまった。心行くまで堪能したという感じ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
# Nay (2002-10-04 (Fri) 19:03)

あくまきは悪魔の食べ物だ!

# ko (2002-10-04 (Fri) 20:03)

同意!!