2007-06-09 (Sat) [長年日記]
▲ RubyKaigi 2007
RubyKaigi 2007行ってきた。
JRubyのCharlesさんやThomasさんが来日するということで、この機会にJRuby Coreチームに突撃〜〜〜〜〜がミッションだ。
本日最も注目されていたJRubyのセッションは、たまたまJRubyサイトを眺めてるときに先行して資料がアップロードされているのを発見して先に見ちゃったwので発見は無いけれど、デモでirbでダイナミックにSwing動かすとインパクトありますな。
セッション終了後のCharlesさんとThomasさんを捕まえて、自己紹介したところIconvを実装した人だとちゃんと覚えていてくれてしばし感動した。蛇足ながら「Soichiro」ではないことも念を押してきてみたり。
ありがたいことに、CharlesさんからJRuby Tシャツを頂いたので午後から着替えてJRubyマンになってみた*1。
そのまま懇親会へ。
明日、JRubyの発表をするTAKAI Naotoさんに挨拶できたのがよかった。Ruby/Java/JRubyをネタにエンタープライズとアジャルとSIとESBについて多岐に渡る話題で盛り上がりみせ、最後にJRubyをバブルでなく確実に使えるプラットフォームにしようと意気投合したりと実に楽しい時間でした。今後ともよろしくね。
嫁のお陰さまで、Thomasさんをまたも捕まえて、事前に考えていたJRubyに関する質問を全部ぶつけることができて実によかった。
- ファイルIO周りでOSによって異なる挙動、たとえば改行コードとかをどう対応していくか
- Windows環境だったら--winとかオプション増やそうかね(Thormas)。いやWindows対応は全てがCoolじゃねーよ(Charles)
- NKFでMIME encode/decode対応しようと思う。簡単なのがJava Mail API使うことなんだけど同梱ライブラリにmail.jarを追加すんのは可能?
- あんまり依存ライブラリを増やしたくないんだ。パッケージを小さく保ちたい。しかし他に方法がなければ検討するよ。パッチおくれ。キミが選択した方法を信じる。
- hereドキュメントの改行コードの対応
- Thormasに丁寧に解説してもらうもあんます理解できず無念
- JavaVMは究極のプラットフォーム抽象化を提供していて、どんな環境で動作していようが気にしないでプログラムできるよね。それなのにMRIの実行環境によっての振る舞いの違いを、JRubyでも再現しなきゃなんないのは不毛でない?(酔っててテキトーなのでちゃんと伝えられたか自信なし。言わんとしてるとこは分かってもらえた気がする。)
- まったくそうだよね...sk;lds(以下Windowsに対してあれやこれや)
最後にTim BrayさんもまじえてJRuby Teamでパチリ。写真はそのときのもの。
あと特筆しておくべきこととして、今回はいろいろな方と名刺交換させていただいたが、自分の名刺を出す前に
「1度、Meadowの方と名刺交換したかったんです!」
と言われて感激、なんて予想外すぎるシーンもあったので、himiさんや344さんにお知らせするべくここに記しておきます。
変わり果てたカヲルくんも宴会くること。
追記:
最後に、というか時間切れ後になんとか、たださんにご挨拶できたのもよかった。mixingプラグインを収録してくれる可能性も無いではないというコメントでありがたや。こっちも仕上げたいやね*2。