2007-06-10 (Sun) [長年日記]
▲ RubyKaigi 2007 二日目
RubyKaigi二日目。
Dave Thomas氏の基調講演に尽きる。
Ruby is no island.
あたりの流れで極まって泣いた。
GUI Frameworksのセクションの質疑応答で、朴さんが各種GUIライブラリをJRubyで使いたい場合について質問していた。
JRubyならGUIに関してSwing使えというのはまったくもってそのとおりなのだけど、以前もちょっと書いたが、JRubyが弱いのはまさにこの部分で、CライブラリをラップするGlue言語としては使えないとこだ。
基本的にCの拡張ライブラリとして実装されている機能をJRubyで使いたい時には、RubyかJavaかで再実装の必要がある。その例がJvYMLbだったりActiveRecodrd-JDBCだったりする。
基本的にはJavaEEの広範なライブラリの中に相当する機能がある可能性が高いので、そっちを呼び出すのが手っ取り早かったりする。
しかしみんなが使いたいと思うライブラリはラッパーライブラリが提供されつつもあり、ImageMagickをRubyから使うRMagickとインターフェースを合わせたRMagick4Jなんて、いったいRubyなのかJavaなのかよくわからなくなってきたプロジェクトも存在するので、もしかしたらRuby-GNOME4Jとか誰か作ればできるもーんとか...
こんなとこに走り書いてないで当日言えよという話ですが...
個人的には「るびまの執筆はデスマが終わってから」と神返答していた方のデスマプロジェクトでは、いったいなんの言語を使っているのかが気になった。
追記:
スピーカーも会場もMacBook率がやたら高かったのでMacBookが急激に欲しまり度アップ中。Keynoteかっちょいいなぁ。