しそ入り鶏つくね。

ヤキトリたびたいなぁと、いろいろなヤキトリ屋さんのサイトを見ていたら、ムショーにつくねが食べたくなってきた。

でもまだ月曜日だし、行ったら最後絶対のみ過ぎる自信があるので、おうちで作る事にする。

彼もつくねに卵黄を付けて食べるのが好きだから、今日の夕食はコレに決定。

強い意志をもってノシノシ歩く帰り道、露店の八百屋でまっこと見事な米ナスを見つける。

両手で持つほどの立派な大きさで１つ100円。迷わず購入。

去年の旅行で食べた米ナスの田楽を思い出し、私なりのオリジナル田楽を作る事にする。

しそ入り鶏つくね・米ナスの田楽・大根ミョウガの梅オカカ和え・枝豆・冷奴
　　　【ビール500×2・冷酒少々・焼酎ロック少々】

つくねはしそを入れて、卵黄、砂糖、醤油でムシムシこねる。

本当は竹の子とか入れると美味しいんだけど、今日は節約という事で家にあったタマネギを少し粗めにみじん切りにして入れる。

串につけるんじゃなくて、ハンバーグのようにして焼く事にする。大きいのが２つ、小さいのが２つできた。まあ中くらいを4つ作れよって話なんだけど。

米ナスは中をくりぬき、さいの目に切る。コレを多めの油で揚げ焼きのようにして又ナスの器に戻す。

田楽用の味噌は、つくね用の鶏ミンチを少し取り、酒でひたひたにしてゆで臭みを取る。

味噌・砂糖・酒・みりん・卵黄を鍋で火にかけながら練り、ミンチを足して醤油で味を整えつつ練る。

枝豆を茹でて冷やしておいて、冷奴も準備OK。

でも今日のメニューはなんか、甘辛い系のものが被っているようで気になる。

冷蔵庫に残っていた大根とミョウガを千切りにし、梅肉ソースとオカカ、醤油をチョコッと混ぜて冷蔵庫で冷やす。

今日はとても暑かったので、ハラペコ大将は疲れて帰ってきた。

座って待ってればいいのに、こう言う日に限って台所でビール片手に色々話す。

ふたをして蒸し焼き気味にしたつくねはふっくら焼きあがったので、照り焼きのタレを作ってかけ、もう少し蒸し焼きに。

枝豆冷奴で晩酌してるあいだに、米ナスに味噌を乗せて軽く炙る。

焼きたてのつくねはホントにほっくりふんわりして、しかもしそがいいアクセントになってなかなか美味しかった。

ふんわり焼き上げる為に卵白をメレンゲ状にしていれようと思ったんだけど、めんどくさくてしなかった。卵黄だけ。なのにすごくふっくら。なぜだ！まあいいや。

米ナスも味が濃い目で冷酒によくあうらしく、彼は湯飲み茶碗でゴブゴブ飲んでいた。

コッテリした口の中を、大根のサクサクした歯ざわりと、梅のサッパリ感、ミョウガの風味が気持ちよく洗う。

彼は〆に、ご飯につくねを乗っけて、卵黄をかけてつくね丼にして食べていた。

結構な量があったのに、おいしいおいしいととても綺麗に食べてくれた。大満足。

その後二人でビデオを見た。

ハズレだったけど、なんだかそれも幸せな時間だった。