オヤバラチン7

またお約束で携帯を止められてしまっていたのでドコモへ。

もうなんですな、毎月ここのショップのお姉ちゃんと顔合わせるのもなんなんですけど。

でぇおねえちゃんおいくら？

「9870円です。」

・・・・・すげー!!!!! 携帯もって早8年。初めて通話料金が1万円を切りました。

うれしさのあまりいつもは即捨ての領収書を大切に取っています。エッヘン。

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えー、そうそう旅の続きね続き。ちょっと飽きてきたし、誰が一体読んでるんだよとぐれつつも、とりあえず書いてみます。

新幹線は名古屋に到着しました。

駅に迎えに来ていたのは森さんらしきスーツの青年。

その隣にちいこい女性が。まさか。

「ねえねえオオノ君。もとモデルのミッキーって・・・・・」

「あのピグモンみたいなのみたいっすね。」

「まさか。あれならディズニーに近いよ。」

戸惑いを隠せない私たちのところに彼女はやってきました。

「初めまして。ワタクシ○○の担当者の○○と申します。」

トモ・オオノ　「（・・・・・ビンゴ）。」

「ああ、アナタがオオノさんですか？先日メール送らせていただきました。ミッキーです！」

トモ・オオノ　「・・・・・（ミチコだろ・・・・）」

「オオノさん、とても個性的ですね！」

彼女はオオノくんのアフロを見ながら微笑みました。個性的ってあんた・・・

「私もさあオオノ君のアフロもうみ飽きたからかもしれないけど、そんなにめずらしいかねアフロ。」

「わかりません。（旭化成ののりで）僕的にはかなりナチュラルなんすけどね。」

しかし一緒に仕事をしてみると、おもったよりミッキーは控えめでイイヤツでした。

やっぱホームページと中身は微妙に違うもんなのね。

ちなみにいつもこんなイキオイだけで日記を書いている私、実物は結構用心深くて控えめです。テヘ。（これ重要）

仕事終わりでなぜか皆で白河郷へ。なんでもオヤブンお知りあいの女将のやっている静かな宿へ連れて行ってくれるそうな。めずらしい。

すっかり我々になついたミッキーもついていくといって聞かず、結局連れて行くことに。あ、森さんもね。

ついた宿はすごく古いのに隅々まで手入れされていて、トモちゃんうっとりですよ。

そして何よりも皆がうっとりしたのは、女将。なんか・・・キレイじゃない?!!!

「これはオヤブンとなにかありましたね。」

オオノ君が、下世話で誰もが思ったことを誇らしげに言ったので回し蹴りを入れました。

雪の上なので、バランスを崩してこけても痛くないだろうと思いっきりやったら、キレイに足があがりオヤブンに

「ええキックや。」

と誉められました。

宿は思ったより白河郷のはずれにあったので、夜のために酒の買出しに行きました。

一番近くにあった酒屋はかなり小さくて、商品もうすうす状態です。

ビールも本当に少ししかありません。

「オヤブンどうします？」

「買占めじゃ。」

・・・・・買占めって、いくらすくないったってビール12缶パックだけでも8つはありますよ。

「かまへん。買い占めろ。」

「・・・・・・・」

「かまへん。そこの細かいのも全部カゴに入れろ。」

チューハイだなんだもあわせて全部で130くらいあります。

さらにオヤブンの指令でコージさんが店の人に日本酒のオススメを聞いています。

あーあ、もう、飲めないって、なんでよ、なんで一升瓶5本なのよ。

「車積んどけばええねんからごちゃごちゃいうな。」

オヤブンその場でビール（ロング缶）あけてます。別にいいけど。

コージさんも美味しそうに飲んでますね・・・・って、誰が運転すんの？

逃げるようにオオノ君も飲んでいます。外でタバコすってたシゲさんは、もう飲み終わって缶を灰皿にしています。

「あ、ボク運転しますよ。」

「ああ、森君ええからええからきぃ使わんと、これ飲み。」

「いえ、ボクお酒あんまり強くないんですよ。」

「ほんまか。しゃーたらこっち飲み。」

オヤブン開けたロング缶私に渡してもう一本ウメッシュを開けてます。あーあ。

結局全員に一本ずつゆきわたり、小さな酒屋の中で乾杯です。っつーか先金払えよ。

この中にいると自分がすごく常識的に感じます。

夕食は細かく工夫をこらした料理が並び、本当に美味しかったです。

女将はずっと親分の隣に座って笑っていました。あやしい。

食事の後はいよいよ温泉です。

皆で仲良く向かいました。

小さいながらも露天風呂がついています。今日は晴れて星もキレイです。積もった雪も風情があります。

露天風呂に入っていると、男湯と女湯の間の垣根がメキメキいってます。いやな予感がします。

メキメキメキ・・・・ガツッッッッ!!!!!ズザザーーーーーーーッッッ

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

ギャー!!!ゲラゲラゲラゲラ!!!!!

・・・・・やっぱり。

誰かが女風呂を覗こうと垣根を越えようとして、そのまま外の小さな崖に落ちたようです。

覗き込むと裸のオオノ君が雪の中ぶるぶる震えています。

「オオノくーん。」

「アニキー・・・・・助けてくださいよー・・・・。」

「あのさあ・・・・暗くてよく見えないけどちいさそうだねー。」

「・・・・・そんな大切なこと憶測で言わないで下さい。」

またもや隣の男風呂大爆笑です。

誰も助けず、それどころか、うえから雪をかけています。雪かき用のスコップで。死ぬよマジで。

部屋に戻って飲みだしてからも、オオノ君はずっと人を信じれない目のままでした。

「だからヤだって言ったのに・・・・・。」

「まあまあ。」

「このメンバーで覗いても、俺何のメリットもないじゃないですか。」

「殺すぞ。」

「まあまあ。オオノさん大変でしたね。ミッキーホームページのネタにしちゃうかも。」

トモ・オオノ「ミチコだろ。」（←かなり打ち解けてきた）

皆で盛り上がり5時くらいまで話していたのですが、酒がたりなくなり、シゲさんが車に取りに行きました。

ガッッッ!!!

「うわッッ!!!!」

ドサッ。

・・・・・・・・・？何の音？

しばらくしてシゲさんがお酒を持って戻ってきましたが、その右目の眉の上からは血が流れ、肩口まで汚していました。

「ちょー・・・、だれかタオルかして。」

「うわー、すごい血ですよーッッッ!!!」

森さん大騒ぎです。血をみて真っ青です。血だめな人なんですね。

全く今度はなんなのよ・・・・・。

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