ĽÁĽĘĽŚĽđĽ­ - ChinaWiki - - 魚介類の美味しいお店。【M】 Diff

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!給料日はあの店へ行こう!

ひらめのお刺身・水菜のサラダ・ぎんなん・サザエのつぼ焼き・ホタテバター焼き
   【ビール中瓶1本・日本酒750ml1本・白ワイン1本】

今日は私の給料日だったので、彼の大好きな魚介類の美味しいお店【M】へ。

いついってもここは地元の人で賑わっている。

急行の止まらないマイナーな駅で、給料日後の週末なのにちゃんと混んでいる。

普通なら皆繁華街に繰り出しそうなものなのにこの賑わいは、この店が安定した顧客を掴んでいるという事を証明している。

美味しい店の条件だと思う。

最初はカウンターしか空いてなかったので、テーブル席があくまでそこで待機。ここのカウンターは簡単なもので、お客を座らせる用ではあまりないからだ。

待っている間ビールをいただく。渇いてた喉が落ち着いて、さあ何を食べるかという気持ちになる。

今日の私は魚介類に冷えた白ワインとずっとおもっていた。

グラスワインだと割高だけどおもいきって1本頼むと安い。

彼もその理屈で日本酒750ml瓶(かな?)を1本頼む。

2人で1本づつ。どんどんって置いてのむ。

お店の人は笑ってた。呑み残したらお取り置きも持ち帰りもできますよといわれたが、ワイン、どうやってお取り置きするんだ。

まあぜんぶ飲むんだけどね。

新鮮なひらめの刺身は何だか甘くていい香りがする。そして歯ごたえがあってしっとりしている。

もみじおろしと柚ポンで。この組み合わせが食べたくてひらめを頼んでいるのかも。

お店のワインは辛口でキリっと冷えてておいしい。分かってるね大将。こんなときにダルっとした甘口が出たら全てが台無しだ。

彼は冷酒と一緒にワインもつまみのみしたりしている。私も冷酒をつまみのみ。

どちらもあうし、うまくいえないけど合いかたがちがうから又楽しい。

ワインで食べるとふわっと香りが広がる感じ。

日本酒ならスキっとしたあとのどの奥に味わいとうっすら熱が広がる感じ。かな。

水菜のサラダしゃきしゃきとしてて歯ごたえもよく箸安めにちょうどいい。

ドレッシングが素晴らしく美味しくて、選んだのは私だったんだけど彼のほうが夢中になっていた。

こんな時ってなんか勝った気がする。えへん。

お店の大将が私たちの目の前で銀杏を剥き始めた。パチンパチンという軽快な音につい目を引き寄せられる。

ここでむいてるとたいていのお客さんが注文してくださるんですよと、大将いたずらっ子のように笑う。

負けるもんかと私が言い終わる前に、彼がじゃあそれ1つとかまんまと注文させられてる。

ちょっとダーリン、今日負けっぱなしじゃん。

後ろのテーブル席が空いたので移動。

お酒がタップリあるのでおつまみをゆっくりつまみながら呑む。食べるペースはいつもよりゆっくりめだったかな。

そろそろ酔いが回り始めていたので、味が分からなくなる前にこの店の名物のサザエのつぼ焼きを頂く。

私はホタテも大好きなので、ホタテとさざえ。彼はさざえ2つ。

さざえは七輪で焼くのだが、ホタテは焼いたやつが出てきた。肉厚でほくほくしていて美味しい。

バターがまたワインに合うので私大満足!

そのあと七輪が運ばれてきて、サザエを焼く。いい匂いが立ち込める。お出汁がぐつぐつ言うまでがまんがまん。

やっぱりここのサザエは美味しい。

ワインとも良く合うし、日本酒となんていうまでもない。いくらでも食べれるしのめるよ。ほんと。

ワインで食べると香ばしさが引き立つ感じ。

日本酒で食べると磯の香りが引き立つ感じ。

うん。でもだいぶ酔ってたからな。でもおいしかった!だいまんぞく!

私たちの収入では1ヶ月に1回行くくらいだけど、いつか年取ってまだこの店があったら。

いや、これに似たかんじの店があったら、ぶらりといけるようになりたい。

実際近所のご隠居たちが、粋な感じで飲んでいる。かっこいいしお酒も美味しそうに呑む。

結局お酒は全部飲んじゃってお店の人に驚かれた。

週末の外食は休みが長く感じるし、明日の心配も要らないし。

毎週ほろ酔いになって、手をつなぎながらぶらぶら帰る。

飲み食いが好きな人と一緒にいれてよかった。

ほろ酔いでご機嫌な彼の横顔をみながら毎週そう感じる。