エビ

エビの塩焼き・アゴ・生野菜・厚揚げと唐辛子の煮付け
　　【暴れん坊焼酎おフランス風ザマス】

日曜日の夜、エビを買った。

有頭エビが70円。これに塩をきつめに振って焼いて焼酎をクーっと。

キー！！うまそう！！

てなわけで私2匹彼3匹購入。

その後別の店で、丸々太った鰺が安くなってて思わず購入。

結局鰺に主役の座を奪われたエビが、週をまたいで月曜日に繰り越した。

今日も彼は遅いので、彼の分のエビはエビフライにすることにして。

そうブツブツ言いながら、私は昨日の予定通りエビに塩を振る。

あと、お見限り品で半丁サイズの豆腐が30円になってたので2つ購入。

ひとつをきのこ類と一緒にお味噌汁へ。卵をおとしてかき玉汁に。

もうひとつを冷奴にしようとデンと皿に置いたんだけど、これだけじゃ寂しいべと冷蔵庫をごそごそしたら、茗荷が一個ころりと出てきた。ヤタ。刻んで乗っける。

冷凍庫からアゴの干物が出てきた。これ大好物。

これはちっさいけどしょっぱいからなかなかのおつまみになる。

んで散々悩んで2匹をエビとともに焼く。

最近繊維質が足りてないので、レタスをぶつ切りにした奴と、アスパラとカリフラワーをゆで、味噌で食べることにした。

そんで昨日の残りの、厚揚げと唐辛子の煮物。この唐辛子凶暴すぎな辛さ。

本日のお酒は、最初から焼酎。それもとっても名乗れないような乱暴な奴。

ホッピーが切れてたので、梅干を入れてぺリエで割る。

ぺリエもフランスくんだりから来て、こんなわけわかんない乱暴な酒と抱き合わせにされるなんて夢にも思わなかっただろう。

そんなことを考えながら、エビをバリバリたべてクーーーっと焼酎を流し込むと、どこの馬の骨かわかんない奴だけど、お前なかなかいい奴だな的な愛情がわく。

塩分だ。塩分が私達の垣根を取っ払ったんだ。

そういえば昔エステシャンの友人が、水何リットルも飲むダイエットは日本人には適さないといっていた。

日本人は塩分をとてもよく取るので、逆に固太りになるとか何とか言ってたな。

そう思いながら食卓を見ると、醤油の水溜りにはまる冷奴や、なれない人からすると塩っ辛すぎるといわれるアゴ、甘さのほとんどないタクアン。

その中心にお塩のドレスを着たエビがカップルででんと鎮座する。

やばい。これはやばい。

でも健康的には危なかったりカロリー高かったりするものはおいしいというのは世の常で。

そんなことをとりとめもなく考えながら飲んでいたらエビの頭が口の中に刺さっていた。

悩むのもエビ様に失礼かと思い、その後おいしくバリバリ食べた。