チナウ

■ 日々草々。

・会社の飲み会で、ゲイの発展場を詳しく教えられました。

・やたらゲイカルチャーに詳しいその方は、40過ぎで妻も子もいる人です。

・酔ってしっとりしてきたその方は、ちょっと榎本明に似ています。

・自分のダンナがこんなに熱くゲイカルチャーを語ったらイヤダナと思う私をよそに、その方はゲイ専門のホテルの場所を細かく説明してくれました。

・箸袋の裏に地図まで書きだしました。

・もらった地図に【オトコ同士☆ライドオン】と書き、をこっそり元木さんのカバンに入れました。

・今度はオカマちゃんの名刺をもらいました。

・【リサリサ☆下は工事済】と手書きで書かれたその名刺を、こっそり平君のカバンに入れました。

・翌日2人に叱られました。

・とても心の狭い人たちだと思いました。

・転職も視野に入れてますが、まず無理だと思います。

・相変わらず出勤時のラッシュはだるいです。

・彼が私に合わせて毎日30分早く起き、一緒に朝ご飯を食べてくれます。

・朝ごはんがおいしいです。

・休日はアロハを着た彼とフォークロア風スケスケ安々スカートでお出かけしたりしました。

・美味しい蕎麦屋を発見。蕎麦味噌・卵焼き・鴨焼きで酒を飲みつつ、〆にもり蕎麦を頂きました。

・洗濯機が壊れてしまい、しばらくコインランドリー通いをしていました。

・とうとう新洗濯機を購入。カードで。彼の。2回払い。

・休みの日は高尾山のビアガーデンに行こうとしましたが、前日の天気予報で夕方から山のほうでは雷が落ちると脅され断念。

・翌日は雲ひとつない晴天でした。

・だまされた。

・家でゴロゴロ中、私の中で新ブーム到来。

・寝そべる彼の耳元で、ねっとりと【冬のソナタ】の主題歌を披露。

・ドラマ自体観た事がないので、うろ覚えのサビの部分だけ　ンナァ〜ラァ〜ラララララララララァ〜　と怪しい音程でくり返しまくりました。

・何の歌と彼に言われました。

・胸に手を当て微笑んでみました。

・無視されました。

・彼に今まで付き合った女性の中で、私のココが一番と誇れる所はどこかと期待を込めて聞いてみました。

・「元気。」と言われました。

・いや、それも悪くないけどもう大人の女性としてもっとしっとりしたステキな長所はないのかと遠慮がちに聞き返してみました。

・「元気。」とねんを押されました。

・今までもっと若い子と付き合ってたでしょ、それで私が一番元気って事はないんじゃないかと抗議しましたが撤回してくれませんでした。

・他に・・・と言いかけた所、「勢い。」とたたみかけられました。

・くやしいのでまた【冬ソナ】攻撃をしました。

・ちなみにこのブームは15分ほどでアッサリ終りました。

・大人になると元気と言われる事が意外に嬉しくないという事を知りました。

・この前の旅行で買って来たフグの干物がやたら美味しくて、毎日1枚づつ大切にアニアニしています。

・まだ休みが残っているので、今度こそ高尾山のビアガーデンへ行く予定です。

・それまでに大阪から友人がくるかもしれません。

・今週末には新しくて乾燥機能まで付いた、扉がパステル色で半透明の夢のような洗濯機が届きます。

・悪くない夏だと思います。