チナウ
2003-01-27 (月) ある日の会話
■ 魚介類の新鮮な飲み屋にて。
「あーあ。叶姉妹の3女になりたいな。」
「あー。姉さんならなれるんじゃないですか。すんませーん、〆張鶴ひとつー。」
「・・・・・アンタ私の話まじめに聞いてないでしょ。」
「そんな話まじめに聞いてどうすんだよ。」
「・・・・・。」
「まあでもあれだな。美香と恭子なら恭子のほうの顔だよね。」
「・・・・・は?」
「日本中の女をさ。美香タイプと恭子タイプに分けるとしたら。」
「・・・・・その2つに分ける意味がわかんない。」
「はいよお兄さん〆張鶴お待たせ。」
「あ、オバちゃんありがとう。またコレたくさんこぼしてくれたね。
オバちゃんはあれだね。叶美香系だね。」
「あらうれしいね。」
「・・・・あのさあ・・・。」
「あの人は(推定年齢50歳の女性客)恭子系だね。」
「・・・・・。」
「でもあれだね。林マスミか林マリコだったら姉さん林マリコ系だね。」
「・・・・は?」
「日本中の女をさ。マスミタイプとマリコタイプに分けるとしたら。」
「・・・・・その2つに分ける意味がわかんない。」
「オレの母ちゃんはマスミタイプかな。」
「・・・・・。」
「ちなみにオレの父ちゃんは宗兄弟にたとえるならお兄ちゃん系のタイプかな。」
「・・・・・。」
「日本中の男をさ。2つに分けるとしたら。」
「イヤ、フツーに双子だから。」
「周富徳と周富照に分けるとしたら・・・・・。」
「・・・・・いやもういいよ・・・。」
「あ、そう?おばちゃーん、〆張鶴もう一杯。」
「・・・・・。」
「で?何の話だっけ?ああ、叶姉妹ね。」
「あのさあ・・・。アンタ私のこと実は嫌いなんじゃないの・・。」
「なに言ってんすかー。ダイスキですよー。あー楽しい楽しいアハハハハ。」
「・・・・・。」
「おばちゃーん、〆張鶴もう一杯ー。」
「・・・・・。」
コレは。
仲良しということでよろしいのでしょうか。
いや、酒を愛していて酒の強い飲み友達って飲兵衛にはすごく大切なものですが。
でも・・・あまりにも・・・。
そんな私のアミーゴが引越ししたそうです。
よろしかったら行ってやってください。
ボクとかいってかわいこぶってますが、とんでもないハラグロです。
2004-01-27 (火) 君にメロメロ。
■ つか、すっとぼけキャラ。
新年会という名で飲んだんですよ。
でね、男ばっかりだったので私が一肌脱ごうと大学からの友人クミコを連れて行ったんですよ。
麗しのエレガント人妻。
そんな前評判を流し、イザ出陣。
クミコ本人には、アダルトから大学生まで素敵な男子に囲まれて飲もう!と、微妙にムシのいい表現で釣った訳ですよ。
私とクミコは案の定遅れてしまったんですけどね、お店に向かう間中も「私みたいなおばさんでいいの?」とか、「大学生もいるって友達に言ったら犯罪って言われちゃった。」とご心配のご様子。
どんな人たちがいるのと聞かれたので、ハリーポッターとカワイイ系とちょっと間違ったらラッパー系とスーツ着た腹黒系とアダルト系と言っておきました。
合流するなり見事に言い当ててました。ああ!彼がハリーポッターね!とかね。
計算外だったのはizmiさんが若く見えてしまうこととフィネガン君がスーツだった事でした。
乾杯して和やかに飲んでいたのですが、クミコにどうやって知り合ったの?と聞かれて一瞬動きが止まるメンバー。
ああ、ネットっていうか、ほら、ホームページとかそーゆーので知り合ったんだよと正直に言う私に全員が固まってました。
ダイジョーブダイジョーブ。
こおいうネットとかそういうのあんまり知らない人はスンナリ受け入れるから。
はじめ君とかクロウ君は特撮やヒーローものに詳しいんだよと教えると、わー私もそのホームページ見てみたい!と無邪気なもんです。
「あれでしょ?書き込んだら誰か知らない人が返事書いてとかそーゆーのでしょ?」
微妙に出会い系サイトかなにかとごっちゃになっている所が人妻らしいです。
皆で飲んだり歌ったりと、なかなか盛り上がった楽しい一日でした。皆様おつかれさまです。又のもうね。
そして翌日。
私とギブっち先生とフィネガン君とクミコで、またしつこく飲んだり焼肉食べに行ったりしてたんですよ。
そこでクミコの才能が開花してしまいました。
もともとお嬢さん育ちでどっかすっとぼけた所があったのですが。まさかここまでとは。
毒舌ギブっちにして今日本で一番面白い女の子と言わしめ、私とフィネガン君はクミコの一挙手一同に釘付け。
焼肉をせっせと焼き、皆に食べさせようと配るお姉さんらしい心配りを見せるクミコ。
取り箸代わりの割り箸でいつのまにか食べ始め、皿の上に乗った自分の箸を見つけた瞬間「これダレのお箸ー!!!」と大絶叫。
食べた後のカレーの皿を重ねるのがこの世で一番嫌いだと熱く語ったり。サンチュに肉と味噌とご飯も入れて食べると美味しいと得意げに発表したり。
そうかと思えば食事しながら、
「ねえねえ、焼肉って一緒に食べるとすっっっごく仲良くなった気がするよね。もう私たちすっっっごく仲良しってかんじよね!うれしいな。」
といいながらかわいく笑って見せたり。
もうその笑顔に私たちメロメロ。
イッキが異様に速く、イッキ要員としてだけのためにユカに飲み会につれ回され、お酒自体あまり強くなかったのでヤキソバのイッキで逃げ切ったり。
おとぼけテイストが漂うお笑いキャラなのですが、なんていうんですか、とてつもなくかわいげがあるんですよ。
かわいげのある人間っていいな、男でも女でも。かわいげのある人間になりたい。クミコを見てものすごくそれを感じました。媚たりとか、強がったりとかそういんじゃなく自然に、理想はにじみ出るように。まあ天性のものもあるんだけど。セクシーでかわいげのある女になりたいのです。うっふん。ゲホッ。(セルフ嘔吐)
クミコが笑うとなんかその場が明るくなるって言うか。二日酔いのダルイ気持ちが吹き飛ぶというか。
皆あのテンションのクミコ見たら好きになっちゃうよ。クミコもすごく楽しそうにしてたから又連れて行こうかな。
次はお花見ですかね。
うん、いつか私がオフとかする時は連れて行こう。最終兵器クミコとして。
自分のオフ会にネットを全くしない友人を連れて行く。熱いべ。
なんの罰ゲームだよ。
クミコがご飯の半分をフィネガン君にあげると、人妻ご飯と冷やかしたり。人妻ご飯なら食べたいけどフィネガン飯はランクダウンしすぎ、イラネーとかいいあったり。子供か。私ら。
ゲラゲラ笑う私たちに拗ねながら、
「でもね、これってこの場にいるからおかしいのよ。文章にしたってちっとも面白くないんだから。」
そういいながら、やつはやっぱりチャーミングに笑って私たちを悩殺するのでした。
この悪魔め。
# ぎぶ! [移転報告アリガトウございました。ムニは性格とか素行だけマスミ系だね。]
# たっちゃん [↑激しくワラタ。。。]