チナウ
2006-03-03 (金) ひなまちゅり。(本文とまったく関係ございません) [長年日記]
■ 会社にて。
将来メキシコでお好み焼きややるかもと宣言したら、平っちが今メキシコではまるちゃん赤い狐と緑の狸が大流行だと言い出した。
即席めんのことは全てまるちゃんと呼ばれているらしい。ウォークマンみたいなものかな。商品名がそのジャンルの総称みたいになっちゃうのって。
どうでもいいけど平っちが、「まるちゅぁ〜ん」って律儀に外人っぽく言うのが楽しかった。
■ おうちにて。
朝は若干私のほうが早く出る。
そんなわけで、洗面台で化粧をしていると、よく彼がシャワーから上がってくるところと鉢合わせになる。
そうなると鏡が湯気で曇って困る。
いつも、わー。もくもくマンがまた出たーと文句をいう。基本的にもくもくマンは寡黙なのでマイペースに体を拭き身支度を整える。
そんで見難い鏡で化粧の仕上げをしながら、今日もまだまだ寒いよね。風邪ひかないようにねーなんていうねぎらいの言葉は、彼のドライヤーの音でかき消される。
今日は後頭部がほんのりとあったかかったので振り返ったが、彼がすましてドライヤーで髪を乾かしているだけで。
そんで化粧を再開するとまた後頭部がふぁ〜んってあったかくなるのでまた振り返るとやっぱり彼がすまして髪を乾かしている。
また化粧を再開しながらそっと鏡越しに彼を見たら、無表情でこっそり私の後頭部にドライヤーをあてていた。
春風だ。
■ 想い出にて。
前回のスコット日記は、他人が読むとまったくおもんないが知ってる人が読んだらくるものがあるという典型的なダメダメ日記だが。
やっぱりコーちゃんあたりはくるものがあるらしく、そのころを思い出しじんわりしたらしい。
大切な場所が変わっていってしまうのは至極切ないが、あの頃は楽しかったよねって想い出話で酒が飲めるからそんな切なさも悪くない。大人ってそういうものだ。
コーちゃんもなんだかんだいって、結局あの場所から離れられずマンチョンかっちったし。
そんでもってスコットのことも当然大好きで、私の知らなかった楽しい想い出があるようだ。
店が閉まった後もっと飲みたそうにしているスコットを一人で帰すにしのびず、近所の居酒屋に誘って飲みなおしたらしい。
まだスコットも日本に来たてでほとんど日本語しゃべれず、コーちゃんも身振り手振りで、食べ物の好みも分からず悩みながら注文したナスの肉詰めを、「デリシャス!」と満面の笑みで食べてくれたスコットに好意をもったらしい。
小さな居酒屋で、大きな2人がお互いを一生懸命思いあって、親睦を深めている姿を想像してほっこりきた。
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カノジョがいないオレにスコットは「コーーーーチャーーーン カノジョいないのか?」 と聞かれて「いまカノジョはエクスプロール中だ!」と応えたら涙流すほど笑わ れた。「エクスプロール」ってジャングルに潜伏し、ブッシュを掻き分けながら 獲物さがすようなニュアンスだと後日教えてもらいました。マル
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ほっこり返せ。
2006-03-13 (月) このままだと確実に無理。 [長年日記]
■ 人生最大の大豊作。
また太った。1キロ。もうダメだ。終りすぎてる。
女として終りすぎて、もう次から【デブチン旅に出る〜悲しみの肉汁姫】とか、そんなわけわかんない章に突入しそうな勢いだ。
何時でも何処でも飲み会には即参上だったあの日々は遠く、最近では「でぶっちょだから人に会いたくない。恥ずかしい。」とまで言い出す始末。
まずい。最近は彼との会話か、会社でも「腹減った」「早弁したい」「今日は誰かお土産ないの」くらいしか話してない。やばい。
ということで、コレはホントにダイエットせなあかんなと痛切に感じている。
しかし今までのやり方ではスグ挫折する。まいっかの神様がおりてくる。どうしよう。
そんでもって私と彼の共通の趣味が食べて飲むことだから。休日にはそれを楽しみに激務に耐える彼をよろこばせたい。(言い訳)
そんでもって運動はノルマとかつくってしたくない。自信がなさすぎ。(甘)
酒は辞めたくない。(ダメ)
でも、最近私の腹肉をニコニコしながらムニムニさせてる彼を見て、和んでいる自分がいる。コレ危険。和んだらイカン。
・・・とりあえず。
これからできれば毎日、食べたものをここに記そうと思う。
とりあえず目標5キロ減。とりあえず5キロという所が、その後ろに控える本当に減らしたい体重の巨大さを匂わせて怖い。書いてて自分で怖くなった。
体重は書けない。書いたら体が破裂して死んでしまうような気がする。奇病だ奇病。
そんなわけで、5キロという数字をスタートとし、減ったり増えたり降ったり晴れたりでいこうとおもう。
反省のために、土日の私を思い出しておこう。
土曜日。
昼に起床。とうに起きていた彼に、肉食べたい肉食べたいといわれ、出かけるついでに近所のチェーン系肉料理屋へ。彼は元気に牛ヒレステーキを大盛ごはんでモリモリ。私はハンバーグ。ハンバーグ自体は普通だったが、ゴハンが多かった。小にしとけばよかった。そんで2人して生ビール。
その後テクテクとお買い物。電車乗り継いで大型ショッピングモールへ行ったり。あ。オヤツにミスドへ。アイスコーヒーブラックと、Dポップ(あの小さい丸っこいドーナツが6つはいったやつ)。かれ2玉。私4玉。
買い物では雑貨系で欲しいものがあったが店自体が少なく買えず。そのかわり手芸屋に布を買いに行く。
この前から部屋をチョコっとづつ整えている。先日【Francfranc】で可愛いシーツを発見。値段12000円。たけーー!高いよ。泣く泣く同じ柄のピローケースを購入。これまた3500円でお高い。あったまきたので自分で作ってみることに。
イメージを彼に伝えていたら、生地屋さんでステキなバンブー柄の生地を見つけてくれた。しかもメーター370円。安ッ!
いい買い物したとホクホクし、余ったお金で飲みに行くべとなり、隣駅のホルモン焼きの店に入ったのが9時。
ホルモンがピカピカピンクで綺麗。シロとガツとハラミとクダとトリモモ肉を頼んで、生ビールを飲んだ後ホッピーで。ホルモン自体の量は少ないので、チミチミつまみながら飲む。サケハラスも頼んでジュージューしてまたチミチミつまむ。冷やしトマトもつまむ。彼が〆に味噌クッパを頼んだのでそれをちょっと味見させてもらう。ホッピ-は5杯くらいかな。
そんでブラブラ歩いて帰宅。帰り道カラオケ屋に吸い込まれるようには入り、2時間ほどさわぐ。ウーロンハイまたがぶ飲みして、何歌ったのかもろくに覚えておらず。カラオケ屋の1階に入っていた古本屋でマンガを大人買いして帰宅。
日曜日。昼起床。
飲みすぎた日の翌日で、ものすごく喉が乾く。こんな日はビール。
ビールーとか言ってたら、彼が500のビールをくれた。ゴクゴクのんだったー。
今日はストックしてある煮豚を使って豚丼。彼の大好物で、休日どちらかの昼はコレ。豚肉をブロックで大量に買って来て、10〜15センチ位の長さにそろえてタマネギと一緒にコトコト煮る。そのあと煮込んだ汁ごと冷凍。で、食べるとき1ブロックづつ出して解凍。炒めたチンゲン菜をゴハンの上に乗せ、真中に半熟のゆで卵。周りに一口大にブ厚くきった煮豚を並べ、煮汁をかける。白髪ネギを散してお好みで辛子をつけて。あと、飲みすぎて汁系が食べたかった私のために、彼がおそばを作ってくれた。冷蔵庫にネギしかなかったので、焼きネギや煮込みネギなどを作って工夫してくれていたが、鍋の残りの鶏ツミレを発見。それを入れて、ものすごくおいしいおそばが完成した。
私はおそばをメインに小さな豚丼。
彼は豚丼をメインに小さなおそば。
更にビールで乾杯。
当然ハラパンで。その後大人買いしたマンガを読んでいたら眠くなってきた。彼もうつらうつらしたあと漫画握ったまま眠ってしまった。
私も読んだり昼寝しているうちにあっという間に一日は過ぎる。
時間は8時。ゴロゴロしていたためあまりおなかはすいていない。ありものですませることにし、マンション隣のコンビニへビールだけを補充しに行く。彼がマカロニサラダをおつまみとして購入。
キャベツと豚肉があったので、お好み焼きを作る。軽く作るからフライパンで。そんでフライパンだから2枚一気には焼けないので、オーブンで簡単なピザを焼くことにする。
タコスの皮(小麦粉生地使用)をビザ生地代わりにして、作り置きしてたトマトソースをペッチャリ塗り、サラミとかなかったのでツナを乗せ、アンチョビとオリーブとスライスタマネギとピーマンを乗せ、最後にとろけるチーズとパルメザンチーズ。直径15センチほどの薄いピザが出来上がり。
お好み焼きもピザもおいしかったが、おなかがあまりすいてなかったのでどちらも半分づつ残った。お酒はビールを500飲んだ後ワイン1杯。今日は控えめに。
残ったお好み焼きは今日のお弁当となった。残ったピザとマカロニサラダは多分今日の私の夕食になるだろう。
そんで今日。
朝はおきぬけからカツ丼食べれる強靭な胃袋の私。おなかがすきすぎると気持ち悪くなるので、会社に着いてからコーンスープを飲んだ。
そんで、今まで高かったので手を出さなかった水、【Contrex】購入。あ。マズ。このヌメっとした味、マズイ。が。飲みつづけたら多分なれるまずさだと思う。逆に普通の水がアッサリしすぎに感じるようになるかも。
500mlが160円くらいなのだが、会社の近くのディスカウントショップにて、1リットル200円の安売りを購入。売れないらしい。社内の冷蔵庫にキープする為名前を書こうとしてふと気が付くと、でかでかとマジックで【水】と書き込んでいた。
んで今、昨日の残りのお好み焼きをお弁当として食べた。おいちかった。そんでホットコーヒーを飲んだ。ブラック。
うちの会社は現場仕事が多いので、お土産が多い。1週間のうち3日はおまんじゅうやなんやと回ってくる。が。もう食べない。
改めてみて。
遅い時間たべすぎ。ダラダラのみ過ぎ。
マンションでは階段しかないのでつま先で元気に上り下りする。2階だけど。
会社ではエレベーターを使わない。2階だけど。
こんな適当で。やせ。る。のか?
世のストイック・ダイエッターの皆様ごめんなさい。
2月13日(月)
朝の計測:5㌔ スタート
2006-03-27 (月) もうすぐ春ですね。 [長年日記]
■ か・み・さ・ま・の・い・う・と・お・り。
まいっかの神様が早々に降臨されましたごめんなさいごめんなさい。
この休日も、食べて飲んで寝てマンが読んで又寝てだけで、あっという間に時間が過ぎてゆきました。だって【蒼天航路】おもしろいんだもん。
いや。でもまだ痩せたい気持ちはいっぱいなんだもん。
もんて。
■ 文化の違い。
近所に出来たばっかりのラーメン屋に行きました。
あっさり醤油とこってり醤油があるので、「コッテリのほうは豚骨醤油ですか」とチャイナな店員のお姉さんに聞いたところ、「イチバンニンキデ、トテモオイシイデス。」と答えられました。
いや、だから「トンコツショウユ?」と聞き返したら、「アーワカラナイ。」とむっとした態度に出られてしまいました。えー。じゃああそこでラーメン作ってる店長に聞いてといった所、なにやら店長とごしゃごしゃ話した後、店長カウンターから大声で自信満万に一言。
「アー!トンコツトンコツ!ギョカイギョカイ!ソコ全部インスパイアネ!」
まったく訳分かりません。
とにかく勢いだけはあるので頼んでみましたが、威勢のわりには普通でした。
私はめずらしく【塩にこだわったサッパリ!】とかかれた塩ラーメンを頼んだのですが、こちらはなかなか威勢のいいコッテリ系でした。こだわりのポイントがちがうのでしょうか。
もうわからん。
■ 今が旬。
そんな筍を購入しました。
筍はえぐみを取る為ヌカで一度茹でるのですが、その後自然に冷まさなくてはいけないので、時間がかかってめんどくさいです。
でも今が旬の筍はきっとおいしいはずだし、まだまだ小さいのに1000円もする憎い奴なので、きっと私達に春の息吹を堪能させてくれるはずでしょう。
そんなわけで、直径13センチほどの筍を太っ腹に購入。その後焼き筍と筍ゴハンにして大変おいしく頂きました。が。
あの筍。どこまで皮剥いたものか分からず、ムキムキムキムキしていくほどに、黄色のバディが細くなってゆきどんどん小さくなるので、私の心はブルブル震えて心臓にかなり悪い代物でした。この皮一枚が一体いくらなのだろうと考えながら剥くうちに、唇はどんどん紫に。
もうね。私みたいな庶民はまだ手だしちゃダメ。あれ、セレブの食い物。
そんなスリム筍を前にぼくはというと。ちっともちっとも痩せないのに。
■ あたなが私の人生にいてくれるということ。
3月1日の朝。満員電車を待つ間、私は携帯の電源を入れてメールチェックをした。
受信1通、深夜2時。ミホコからだ。なになになに?
【破水しました。】
ええええーーーーーーーー!!
この時点で8時過ぎ。とにかくがんばれメールを送り、お前にオラのパワーを送るだとか、まったく訳の分からないアワアワしたメールを送った。
そんで10時ごろ再びメール。
無事7時ごろ男の子を出産し、いま一段楽したところだと、産まれたてほやほやの写真を添付して送ってくれた。
ちょっと涙が出そうになった。
ミホコはいつも、私が予定日はいつ?とか調子どう?とか聞くたんびに、産まれそうな時は一番にトモちんに報告するねといっていた。
それが深夜の破水メールへとつながり、一番の産まれたメールになるわけで。
初産のくせに、奴は律儀に私に報告してくれたんだ。
私の周りには、もうええよというぐらい友達の子がわんさか産まれている。それはそれでもちろん嬉しいことだが、私の中で色んなことを何でも分かち合ってきた友達に子供が出来たのは初めてで、本当に本当にうれしかった。
そんなわけで私は定時にあがり銀座へ向かった。ジュエリー売り場で出産祝いを探すが、ベビーリングとか女の子っぽいのはあるが、男の子となると銀のスプーンしかない。身長体重を入れてプレゼントするのも確かにステキだけど何か足りない。
コレがいいなと思ったのは、カレンダーの形をしたペンダントトップで、生まれた日の文字の上に、誕生石をプッチリ乗せてくれるという奴なんだけど、これも男の子に贈るには可愛すぎる代物だった。
でも私はこれを贈ることに決めた。赤ちゃんにではなく、ミホコにだ。
生まれた時銀製品を贈られるとその子供は幸せになれるというが、きっとミホコの子は色んな人に銀製品を贈られることだろう。
なら私は、がんばったミホコにプレゼントしようと思った。
いつも、「トモちん、一緒に計画して妊娠出産しよう。痛いしこわいやん!」と、お互い彼氏もいない頃から甘ったれでアホなことをいっていたミホコ。そのミホコが一人で立派に出産し、今日母となった。それを私は記念して祝いたいと思った。
ペンダントトップの3月1日の上には、小さなアクアマリンがちょこんと乗る。男の子なのでブルーの石でよかった。
裏に言葉を入れれるので、子供の名前と、初めて子供を抱いた時の気持ちを入れてやろうとさりげなく聞いてみた。
【ありがとうやな。つきなみやけど、これしかうかばんかった。
私みたいな未熟な女のところに来てくれて、ほんまにありがとうとしか思えんかったよ。】
そんなわけで、お店のお姉さんに注文する。裏には【私の人生にあなたがいてくれて本当にありがとう】とかいうお店にあった例文集を指差し、そういう系のチョイチョイっと入れてくれと。
そしたらお姉さん、英語が苦手で頭を抱えだした。もちろん私も英語に強いわけでなく、地震をアーススウィングといった語学力ではまったく歯が立たなくて。日本語の微妙なニュアンスをどう伝えたらいいものか2人でウンウン悩んだ。
そのうち店長らしき人が来て、他の売り場の人にも聞いてくれて。
今度はドイツのデパートに勤めていたお兄さんと、ニューヨークのデパートに勤めていたお姉さんがもめ初めて。
ドイツの出した意見をニューヨークがそんな直接的なものの言い方はしないとか、その回りくどさはまったくムダだとか。じれたわたしがじゃあ日本語でとかいうと皆から全力で止められたり。
たいした金額じゃないプレゼントだったけど、他の人も一緒になって一生懸命言葉を考えてくれるというなかなかステキなプレゼントになった。
お祝いというものはスグ贈るが基本なので。お店の人に無理言って急いで仕上げてもらった。
送ったその日スグにミホコから電話が入った。ものすごく、ものすごく喜んでくれた。
母親になってから声を聞くのはコレが初めてだから、色々感想をじかに聞いて、本当に産まれたんだなと改めて嬉しくなった。
ミホコはもういつものミホコ節全開で、男の子のシンボルが大きいと喜んでいるので成長とともに普通になるらしいよと言ったらしょんぼりしたり、子供がちり毛で将来が心配だというので、くりーむしちゅーの上田みたいになったらどうすると聞くと、上田ならいいけど東野はいやだとか母親らしい細やかな心配りを見せたり。そのうちお年頃になると、腹出しヘソピーで色黒スパイラルパーマにウォッカ片手にクラブでイエーっとかいうオナゴ連れてくるよと言ったら、そんなのぜっっったいいや・・・・ってそれ昔の私やん!と意外に冷静だったり。地獄の苦しみの後看護婦に「こんな安産はめずらしい!本当によかったですね!!」といわれ「安産って・・・ナニ?」といまだに疑問だったり。
そんな体験談を聞きながら私がぼんやり思ったことは。
今まで、色んな悩みをお互い相談しあってきた私たち。でもこれからは私がなにかを簡単にアドバイスできない世界に言ってしまうんだなというちょっぴりかんじる寂しさと。
それでも今までのミホコを思うと、幸せそうで本当に嬉しいという気持ちがまざって。なんだか切ないようなてれくさいような。そんな感じ。
昔は家庭環境が複雑で、いつも私の家族を仲良くてうらやましいな、トモちんとこはお父さんとお母さんが仲良くていいなぁと何度も言ってくれていた。私は子供が出来ても可愛がれないんじゃないか、あったかい家庭なんか作れないんじゃないか。そんなことを真剣に悩んでいたミホコ。
私はミホコの情の深さ、優しさを痛いほど知っていたから、そんな心配無用だよといつも笑っていっていた。
子育てとはなかなか大変なものらしい。 私の知り合いでも、子育てに行き詰まって子供の首を絞めそうな衝動に駆られた事があるといっていた。
子供と夫と自分のバランス。
もしそんな時が来ても、私になにかいえることなんてあるはずがない。
だから私はペンダントトップとともに手紙を添え、もし何かしんどい時が来たら、私からは何もいえないけどこの裏を見て、初めて子供を抱いた時の気持ちを思い出してくださいと。
これから先のミホコとその家族の人生が、明るく笑いに満ちていることを切に願って。
ミホコはなんどもなんどもありがとうといった後、ああ、このために初めて抱いた時の感想を聞いたんやねといった。
そしてその後笑いながらこういった。
「もうちょっとで、【こんな痛いのは二度とゴメン。お断り。】ってメール送ろうかと思ったんやけど、そうしなくて本当によかったわ。削りなおしてもらわなあかんとこやった。アハハー!」
うん。きっと。
笑いの絶えない家庭になるよ。
うん、きっと。
# pino [あ、じゃあ俺人生エクスプロール中だ。。。]
# (・ε・) [オレもう人生エクスプロールすんのやみたんだ。 だって、きりねぇんだモン。]
# (・e・) [朝からお茶噴いた。]