チナウ
2002-04-02 (火) 風邪か花粉症みたいです。イヤ、そのせいにするわけじゃないのですが・・・ [長年日記]
■ 私の友人たちはチンピラですが、ああ見えて結構律儀です。
今日はエープリールフールなのでウソウソお電話をくれました。
トップバッターはいつも仲良しコーちゃんです。
モチモーチ。
「いやー、俺って結構マニアックだったんだわ。」
・・・・・ナニが言いたいのでしょうこの油ヒゲ。
春はこれだから嫌いです。ムシムシ。
次はチンピラアクターケンちゃんです。
モチモーチ。
「あんな、ポニーテールってどの高さで結べばいいの?」
・・・・・ナニいってるんでしょうかこのうすらハゲ。
うんざりしているとオオノ君からお電話です。
モチモーチ。
「アニキー、母乳が出ました。」
すっかり手を抜いてやがるアフロに、もっとひねらんかいと説教をしてやりました。
最低1週間前から準備して欲しいものです。
あら。結構面白みのすくないキョウちゃんです。期待してイイのかな。
モチモーチ。
「ちょっとー、今日夢精したわ。」
・・・・・・・・・・・ビミョー・・・・・・・・・・・
ウソかどうかとか言う以前に微妙すぎます。
これはエイプリールフール的には無効です。
もっと春先の小さな春風の起こすハプニングのようなウソ。
誰かそんなウソつかんかい。
あれ?オヤブンから留守電が入っています。
なにかしら?
「ちんぽのパール取れたからおまえにやる。取りにこい。」
反則。
こんなのエープリールフールじゃないやい。
■ いつも探偵通信をくれる浅野君のためだけに書いたような内容です。まったく面白くないと思います。あ、いつものことですか。
コンニチハなの、ムニーなの、今日はポリスはやめなの。 (・ε・) (←!!!!!!)
先日浅野君が こんなコメントを。
そこでマンガソムリエでもあり、占いにも長けたムニーが、浅野君の性格を占いつつオススメマンガを探すの。
でもだいたいマンガソムリエって・・・・・・・・
さてさて、『あずみ』は確かにスピード感があって面白いの。
ムニーは少年マンガは大体雑誌ではなく単行本でイッキ読みなの。そのほうが勢いを楽しめるからなの。
だから最新情報は知らんとして、『あずみ』は最初の頃はすごく良かったの。
人を殺すということがまだ本質ではわからず、バサバサやっちゃうあずみがギョっとさせてくれてよかったの。
ちょっぴり、「あれ?やばかったかな?」とおもいつつも、次々出される指令に考える間がなくってがんがんいっちゃうの。
でもね、だんだん「これしゃれにならんで」って気が付いちゃうの。
そうなってくるとね、苦しまない斬り方とかするようになるの。
悩むの。
それが狙いなんだけど、皮肉なことにそうなってくるとだんだん面白さがへるの。
まえはお構いなしなの。
顔だろうがナンだろうががんがん斬っちゃってたの。
残酷さが面白いっていってる訳じゃないってのはもちろん分かってくれるよね。
苦しまない斬り方しようがなにしようが、殺すということは同じ事。
その無垢な残忍さに見る人は何かをつかまれていたとおもうのね。
斬ることに躊躇したり、悩んだりしすぎたおかげで、残念ながら普通のマンガになってきたことはいなめないのね。
まえはその残酷さの中に訴えるものがあって、それが『あずみ』に名作の予感を与えていたと思うのね。
最近の『あずみ』は無敵で斬られるかもっていう心配もほとんどなし。
仏の心を持ったブルースウィルスのダイハードだと思って、心臓の弱い方も妊婦の方も安心して楽しんでね。
でもね、ムニーの占いによるとね、
明け方6時生まれの浅野君はクールで自分の意見をしっかり持った人。
一見かたくなにさえみえそうな心の奥には、実はとても柔らかい感性がある人だと星はいってるのね。
その星が『生徒諸君』で涙を流させてるの。
ちなみにムニーはね、庄司陽子の20年以上もまったく変わらない絵が怖いのね。
そんな浅野君が『あずみ』を読んだら、生とは、死とは、使命とは・・・・・・って難しく考えちゃわないかムニー心配。
きっと明日からハンドルネーム変わると思うのね。
へび使い座のあなただからこそ、そんなことに悩んでちゃだめ!!!!!!!
今のあなたに必要なのは逆にどうでもイイばかばかしいこと。勢いのみ、読者を置いてけぼりにしちゃう無茶な設定。
たまにはそんなものに身を任せて、「オイオイ、いくらなんでも・・・・・」っとためきをついてみるのもすてきなの。
そんなあなたにムニーからのオススメは、さだやす圭の『なんと孫六』。
不良の吹き溜まり高校へ入った孫六が、大暴れをして一目おかれちゃうサクセスストーリー。
得意の野球でプロにまで入っちゃいますが、そこまで読む必要はまったくないのね。むしろ時間の無駄?
高校時代で十分なのね。
ちびでサルな孫六。
それ以上にまわりにキャラ立ちしまくったサブキャラがたくさん出てくるから、存分に楽しんでほしいのね。
もうかなり昔の作品だから、もちろん番長たちはつばのぎざぎざに破れた学生帽も律儀に装着。その裂け目から怖いおメメでにらんだりするの。プッ。
いきなり仏像出して拝んでから戦うやつなんかもおすすめですが、何といっても一番の見所は、孫六とのケンカに負けかけて追い詰められたチビ番長。
いたるところから凶器を出す卑怯さにも心打たれちゃうんだけど、最後に孫六に丸裸にされた瞬間、
お尻の穴から短刀を出して最後まで戦うの。
ブラボー。
喧嘩に勝つためなら24時間ケツのあなに遺物をいれる男。
すばらしすぎ。ムニー恋に落ちたのね。
そんな短刀ふりまわされればだれだって逃げるのね。
さあ、動物占い黒豹の浅野君も、時には時間を逆行&無視してざっくり読んでみてください!
よけいな感想や深読みも必要ナシナシ!!!!
ぶっ続けでよめば、後は脳内のアドレナリンがなんとかしてくれるので、すべてを成り行きに任せてね!!!
※注:浅野君は何時に生まれたのかナニ座なのか動物占いはなんなのかまったくわからないので、ムニーの好きなものにしました。(←それって占い?)
本日の日記を書くに当たってのキッカケ。
1通のメール。日付はほぼ1年前。
コーちゃんへ。
昨日はごめんごめん、酔っ払って又覚えてないよ。ボクチンまたなんかしなかった?
トモ吉へ。
なんと孫六に出てくるチビ番長がケツの穴から短刀出すシーンを、
熱く熱く何度も繰り返し細かく語っていたよ。
しかも図解付き。
次回はムニーちゃんがたっちゃんのために、別物お魚マークを作成?!乞うご期待!!!!!
2002-04-06 (土) 同人誌でも作るか。 [長年日記]
■ よく人を好きになっちゃう夢を見ます。
もうモーレツにすきですきでどきどきしてしまうのです。
で、一瞬目が合って、それだけで幸せになってクラクラしてしまう夢です。
でもたいてい相手の顔は出てきません。
そうです。恋をするということだけにポイントを絞った夢を見るのです。
多分私、そんな恋がしたいんだと思います。
多分もうできないから。
今もし好きな人ができても、そんな気持ちになれないようなきがします。
ずうずうしい大人になってしまったからです。
好きならきっと言っちゃうだろうし、ダメなら悲しいけれど立ち直れるとおもいます。
好きという事実だけで、幸せになったり舞い上がったりしていた私はどこにいったのよ。
■ 出会い2001。
その日は朝から調子が悪かった。
いつもは悪くないはずの寝起きが、その日に限って寝過ごしてしまった。
今日から新しい会社に派遣される。その第一日目だというのに。
俺はとりあえず走った。
途中でダルくなってすこし歩いた。
でも俺の人生の中では結構ダッシュしたほうだと思う。
教えられていた部署までやってきた。
戸をそっと開けた。
もう朝礼が始まっていた。
俺を見つけた会社の上司らしきオッサンが近寄ってきた。
やばい。
とりあえずこのひんしゅくの中、挨拶するように言われた。
気まずさを悟られないように、俺はまじめな顔を作って無難な挨拶をした。
なるべくすぐ忘れられてしまうような挨拶を。
席に戻ろうとした俺に、そいつはこう言った。
「キミは社会人としての責任をどうおもっているのか。
いや、本当はそんなことはどうでもいいんだ。つまり、ミスをしたら素直にあやまる。
そんな簡単なこともできない人とはボクは一緒に仕事をする自信がないよ。」
強い口調で言われたのにもびっくりしたが、なによりもその声が、まだ少しあどけなさが残る高い声だったからだ。
振り返ると彼女が立っていた。
細くて華奢な肩。まっすぐ伸びた黒い髪。冷たそうな眼鏡のしたには、驚くほど強く熱い大きな瞳があった。
彼女はその日から、俺の直属の上司となった。
彼女には驚くほど知識があった。
プログラマーという仕事を、俺はどこかで男の仕事だと思っていたのかもしれない。
そんな先入観を打ち砕くには十分だった。
「キミの考え方は面白いね。でもね、それだけじゃダメなんだよ。
案を形に変えて、そして手のひらに札束が乗るまでが仕事だ。そうだろう?
キミのアイディアにはその価値がある?
ボランティアや遊びなら間に合ってるんだ。ボクが欲しいのはプロとしての構想なんだ。」
「あなたの言いたいことはわかりました。
しかしですね、面白くない、金に代えるばかりのアイディアは、結局は何も生み出しません。
多少は金になるかもしれない。でも何も進まない。便利だけど使い捨てだ。
それこそプロといえるのでしょうか。プロとは提案できる夢を持つものだと僕は考えています。」
「・・・・・面白い。じゃあ明日の朝一番までに、君の考えるプロの提案を持ってきて。
ボクの眼はごまかせないことは、キミならちゃんと分かるだろう?」
「ええ、誰より怖い上司ですからね。あなたは。でも僕が持ってこれたときは・・・・・」
「持ってこれたときは?」
「仕事を離れて、2人でメシでも食いに行きましょう。」
「こうして2人の愛は始まったんだよね、コーちゃん。」
「・・・・・・・・あのね、もう何回も言ってるから分かっててワザといってるんだろうけど、
俺とハニーはこんな口の聞き方しないから。マジで。つか、3人で何回もあってるから知ってるでしょ。」
「えー、だってコーちゃん、こんな丁寧な男の人みたいな言葉遣いの女の子すきやん。委員長モードな気のつよいりりしいタイプ好きやん。」
「だいたい自分で書いてて訳わかんなくなったでしょ。
プログラマーってどんな事するかわかんないから当たり障りのないこと適当に書いて。
だいたい手のひらに札束が乗るまでっていう下品な表現、なんですかあれ。」
「商売の基本じゃん。手のひらに乗るまでは終わってないねん。」
「知るか。」
「だって、この前また酔っ払って彼女にも迷惑かけたから、ステキなラブストーリー作って喜んでもらおうと思って。」
「喜ぶか。っつか、これでプレゼントのつもりだったの?!!!!」
「ステキでしょ?ウフ!次回ははじめての御食事編だよ!」
「・・・・・・気持ちだけいただいておきます。」
ムカチン。
あいつ、付き合い出したときは
「もうずるいよ。あの人俺の好きな要素持ちすぎてるよ。」
って言ってたくせに。(暴露)
いきなり俺のもの気取りだよ。
次回ははじめての初夜編。決定。見たわけじゃないけど俺様の心眼で見るよ。
チャクラ全開!!!!! (最悪)
コーちゃん彼女、ごめん。(←罪のない人に飛び火)
2002-04-07 (日) たくましく平成不況。 [長年日記]
■ お似合いなボク達。
昨日は友人にお誕生日会を開いてもらってご満悦の私。
ワインもたくさん飲んだのですが、相方と今日は酔わないと約束していたので、
ギリのラインで持ちこたえました。エライ!
水曜日にまたえらく酔っ払って会社辞めたくなるほど後悔したので、今回はがんばったんですよ。
相方は相方で大学時代の友人たちと横浜で飲み会があったので、別行動の週末です。
日曜日はタイミングよく横浜で仕事なので、そのまま実家に泊まる予定です。
久しぶりの一人の夜なので、帰り道ビデオ屋へよってビデオを物色していると相方からお電話が。
「もしもーし。今皆と解散した。今から実家に向かうよ。」
そう言いながらも始終楽しそうにヘラヘラ笑っています。
かなり酔っているようです。
とりあえずバイクが心配なので電車で帰る様に言い、家に着いたら電話をするよう言いました。
時刻は12時過ぎ。
その後まったく連絡がありません。
まさかバイクで事故ったんじゃないかと不安で眠れず、何度も電話しました。
電話はなるのですが、とらないので留守電に切り替わります。
どっかで携帯を落としたのか、バイブにしたまま寝こんでるのか、
とにかく事故でないことだけを願いました。
朝8時。
やっと電話に出ましたが、すぐ切ってしまいます。
もう一度チャレンジすると、今度はドライブモードかなんかになります。
でも設定が変わったって事は、ちゃんと生きてて携帯を持っているということです。
再度チャレンジしました。
「もしもーし。」
・・・・・・電話に出ましたが・・・・・アンタ誰?!!!!
「あ・・・あの・・・・・その携帯の持ち主の友人なのですが・・・・・・」
「これなあ、昨日桜木町で拾ったんだよ。でも使い方わかんなくてね・・・・・。ずっと鳴るから大変だったよ。」
「・・・・・・・あ、あの・・・・・その携帯の近くに人とか倒れてませんでした?もしくは事故とか・・・・・」
「いやー、この携帯だけが、パカーとくちあけて落ちてたんだわ。パカーってね。パカーって。どうせ落ちてるなら女の足がパカーって開いて落ちてたほうが(以下自主規制)」
「・・・・・はぁ・・・・・。と、とにかく取りに行きます。ありがとうございました。どこまで行けばよろしいですか?御時間は?」
「あれなんだよ、時間とかいつでもいいんだよ。このあたりに来てもらえればいつでも持っていくよ。」
「ありがとうございます。でもそれじゃあご迷惑ですよね・・・・・」
「ほら、俺今仕事なくてさ、住所不定だから。ごめんね、だから警察に届に行きたくないんだよ。ほら、住所不定だから。」
「・・・・・・・・・・・」
「いつもこのへんうろうろしてるから。ホントはね、警察に届けたほうがいいんだろうけどさ、ねえ、住所聞かれたら困るしね。」
「・・・・・・・・・・・」
「仕事がなくてねえ、住所ないとこんなときは不便だね。」
「・・・・・・・・とにかく本人にすぐ連絡するよう伝えます。本当にありがとうございました!!」
「イヤイヤ、どうせ俺も仕事ナイからヒマだし。お姉ちゃんが取りにくるの?トモちゃんっていうの?名前出るから便利だね。
俺の知りあいにもトモちゃんってこがいたんだよ。昔さあちょっと良いかんじで・・・(以下自主規制)で、トモちゃんがくるの?」
「・・・・・・いえ、私は行きません。持ち主は男ですから電話かけさせます。」
「あっそう・・・男かあ・・・・・・・トモちゃんは?」
「いえ、私は今遠くにいますから。」
「関西の人でしょ。しゃべり方で分かるよ。関西か。昔仕事で行ったこと有るんだけどね・・(以下略)」
・・・・・かなり話し好きのおじさんのようです。
とりあえず拾ってもらった御礼を言って、今度は相方の実家に連絡をいれてみました。
一発で本人が出ました。
「もじもじ・・・・・・・」
「もじもじじゃねぇッッッッッ!!!!!!!すんごく心配したんだよッッッ!!!!!なにやってんの!!!!」
「いやー、酔っ払っちゃって・・・・。もうしゅこしねかへて・・・・・」
「おきろっっっ!!!!あんた携帯落としてるでしょ!!!!」
「・・・・・あれ?そう言えば・・・・・」
「拾ってくれた人がいるから、すぐ自分の携帯にかけて!!!!
かえしてもらっといで!!!昼までにその携帯で連絡つかなかったらキレるよ私!!!!!」
「どこの人が拾ってくれたの?」
「住所ないんだって。」
「・・・・・・・・・。」
怒りの収まらない私は、そのあと電話をたたききって寝ました。
さっき相方から電話が。自分の携帯からです。
「もしもしー。ごめんねー。住所不定おじさん、不定になったばっかりで、結構きれいだったよ。
御礼たばこがいいいっていうから、ワンカートンもっていって挨拶してきた。」
「・・・・・もう、これっきりにしてよ。」
「俺のいつもの気持ちがわかったかワハハ。」
「・・・・・・・・・」
「いやー、おれもとうとう行くとこまで来たっつーかんじだから、当分酒控えるわ。」
「じゃあ、もう寝るね私。」
「おう、すまんすまん。それとさあ、バイクミラー折れてた。」
「!!!!!!!!!!!」
「あと側面がざりざりになってた。」
「!!!!!!!!!!!」
「信号待ちしてる間に、2回ほどふらふらコケたんだよね。後は安全運転だったんだけどね。ガハハ。」
「・・・・・・・・・・・お互いちょっと酒ひかえようか。」
「・・・・・・・・うん。本当はちょっとショック。」
「ところで仕事は?」
「ああ、昼からにしたの。あのおじさん話し好きで、2時間ほど公園で話してたの。浮浪者になったいきさつを。」
「・・・・・・・・・・」
「一緒に缶コーヒー飲んで。人生って色々だね。」
「・・・・・・・・・・」
「思わぬところでトモダチができちゃったよ。いつも大体この辺で寝てるから、通るときは声かけてってさ。トモちゃんにもよろしくって。」
・・・・・・・・今回ばかりは私の負けです。
やはり一緒にいる時間が長いと似てくるのかな。
反省。
これからの季節が暖かくなる季節で良かったです。
親切なおじさん、体だけは大切にしてください。
私もいつ酒で職をなくすかもしれません。
でも初対面であのエロトークはカンベンな。
2002-04-10 (水) 教えてティーチャー学校では教えてくれないこと。 [長年日記]
■ めでたさと切なさの狭間に。〜もうすぐ31歳独身女の独り言。
イヤ、めでたいですよ、多分。
年のこと考えるとちょい切なくもなるのですが、オメデト〜カンパーイとか言われると、何だか嬉しくなってきます。人間って不思議。
しかしですね、去年もそんな自分に問い掛けたのですが、幼い頃抱いていた未来予想図からかけ離れたレディーになっています。
年々その狂いがでかくなっていっています。
もう修正はムリ。(冷静な判断)
もっとこう、大人な女になっている予定だったんですよ。
私の考える大人な女とは、ずばり、スマートさなんですよ。体型だけじゃなくて。
スマートに仕事をこなし、スマートに酒を飲み、そんな女なんですよ。
まちがってもお釣りで貰った2000円札を使いたくなくってなけなしの1万円くずすような、そんなぶっさいくな人生じゃなかったはずなんですよ。
朝だって余裕を持って起きて、身支度だけじゃなくきちんと朝食も作って食べて、なおかつ会社には20分ほど早く着いて机拭いちゃうような女性。
毎日ダッシュで会社に駆け込んで持病の喘息起こしかけながらも結果は遅刻。人生ってむずかしい・・・・・。
「一度は2人きりで酒を飲んでみたい・・・・・」
と憧れられながらも仕事とプライベートは別なんですごめんなさい、そんなタダ酒につられないスマートな午後6時。
なのに現実ではすっかり会社中に酒好きがバレ、それどころか
「トモ吉さん、冷酒しか飲まないんだって?」
「芋焼酎ってきいたよ?」
「この前の納会で営業本部長に説教したんでしょ?」
・・・・・・尾びれ背びれがつきすぎです。ぶさいくすぎます、私。
飲み会の翌日は会社中に詫びてまわり、あげくのはてに
「昨日のカラオケ楽しかったよ!さすが元子供ショーのお姉さんだね!」
「またセーラームーン歌ってね。」
とか言われる人生にさよならしたいです。
っつか、歌ったのか私。本当なのか。(多分振りつきコースだな。)
お酒はたしなむ程度、引き際は大事。
心では5億回くらい繰り返しているのに、今の時点で昨日の飲みすぎを引きずっています。
久しぶりの二日酔い。
食卓にはショットグラスに一輪のガーベラをそっとさすような女性になりたかった。
ちょっとハニー机の上のラジコン片付けてよッッ!!!!!(←やつあたり)
将来は貯金で小さなカフェをひらいて好きな雑貨なんかも置くの・・・・て、焼き鳥かじりながら言ってる借金女なんですよ、私。
真実はどこに、夢はどこに、未来はどこに、栄光はどこに。
ぐあーーーーーッッッ!!!!!! (錯乱)
「もしもし?お母さん?何だか声が聞きたくなったの。いつも心配ばっかりかけてごめんね。」
「ああ、もうどうでもいいよ。テレビ見てるから後でかけて。」
ガチャ。ツーッツー・・・・・・・
・・・・・実の親にどうでもいいっていわれてしまいましたよ。しかもあとからかけてきてもくれないんですか。
「ねえハニー、私のこと・・・・・好き?」
「今ゲームしてるからあっちょいってて。」
あっちょいってって・・・・・・この言葉が我が家の流行語大賞間違いなしになるほどしょっちゅう言われてます。
あっちいっててだときつくなってマジで私がスネるので、やわらかく言ってやるか・・・・てかんじの心遣いが、
本気であっちいっててほしい気持ちアリアリでさらにつらいです。
半端な情けはかけるだけ酷。
又一つ賢くなってしまいました。 ねえ、みなさま、私のこと・・・・・キライ?
相方に愛されようと、携帯電話をふいてあげました。
「ナニしてんの?」
「このまえ住所不定のエロおやじに拾われたからきれいにしてあげるよ。」
「ヤスダさんのこと悪くいうな!」
「!!!ヤスダさんっていうの?!!」
「いや、俺がつけたの。」
・・・・・なんじゃそれ。
「あのね、私の知ってる人が住所不定の人たちと飲んだんだって。」
「俺も勧められたよ?なんか3リットルぐらいありそうなよく分からない焼酎。
仕事だし二日酔いだから断って缶コーヒーにしてもらったけど。
誰かと一緒に飲むのが楽しいんだって。そう思ってくれる人と飲むのは楽しいよ。」
相方は大人だ。どくさんも大人だ。そしてヤスダさんも大人だ。
しみじみしてたら最近仲良くなった人にこういわれました。
「トモ吉って、自分落として笑い取るよね。大人だよね。」
・・・・・落としてるつもりも笑い取るつもりもない、毎日結構真剣な実生活なのに・・・・・。
見方を変えると私も大人に見えるのか。
大人って・・・・・ナニ?
2002-04-13 (土) ホンとは全然反省してないんだろと毎日のように言われてます。ションボリ。 [長年日記]
■ こんなはずじゃなかったような・・・。
大人にならなくちゃダメなのらと騒いだその日に爆酔い。
昨日は相方のご機嫌をとりつつ今日は軽酔い。
友人宅で飲んでたのですが、私とマリコ酔っ払いコンビ、別れの言葉に問題あり。
トモ吉 :「ほんじゃ〜れ〜・・・・・おつかれ〜・・・・・」
ナオッキー : 「おう、駅まで送ってくよ。」
トモ吉 : 「らいじょ〜ぶ、らいじょ〜ぶ。このマンションの5階に用事があるから〜。」
マリコ : 「そうなんだ〜きをつけてね〜。」
ナオッキー : 「なんで?しかもココ3階までしかないじゃん!」
・・・・・・・家に着くとそんな報告メールが入っていました。
ほんとかよ。
記憶にございません。(堂々と政治家風に。)
# 浅野 忠信 [呑んでいなくてもシカトじゃん。とある街角にて。]
2002-04-16 (火) 常に間逆の事が同時進行な人生。 [長年日記]
■ 愛されて31周年。
最近休日出勤が続いた相方。
本日は振替休日だということで、昨日の夜から鬼のようにゲームしてましたよ。
そんな奴を無視してさっさとトコについた私。ひょっとして倦怠期?涙で枕を濡らしながら眠りに落ちました。
台所のうるささに目を覚ました午前7時。机の上にはゴーカな食事が。
冷凍餃子 (解凍するだけ)
五目ビーフン (いためるだけ+爆笑問題)
レタスと大根のサラダ (昨日の残り)
玉子スープ (お湯かけるだけ)
マンゴープリン (買ってくるだけ)
「さあ食え!!朝の食事は一日の力の源!!!さあ熱いうちに食え!!!」
・・・・・徹夜でゲームして、完璧におかしくなったようです。
とりあえずむりやりビーフン食べました。
だもんで本日はめずらしくお昼におなかがすいてません。
でも何か食べておかないとと思い、コンビニで小さなお弁当を買ってきました。
バスケットのデザインの容器に小さなおにぎりが3つ。お漬物と肉団子、かまぼこが入っています。
いつもの私ならこれ3つは食うな。確実な。
自分の席で食べていると皆さんが、
「わー、トモ吉さん小さなお弁当だね。たりるの?」
「少食だね。たりるの?」
なんて聞いてくれます。
可憐な少女になった気分で悦に入っていたんですが、なんだか食べつづけるうちにアヤシさが漂ってきましたよ。
このほのかに香るソースの香りは・・・・・。
ほとんど食べて分かったのですが、このお弁当、底にみっちりとヤキソバが敷き詰めてあります。
しかも具がいっさいない、こげ茶色の麺だけがびっしりと。
口からこげ茶色の麺をたらすうららかな昼下がりです。もうどうでもいいや。
そうそう、この前昼休みご飯食べてから会社に戻る途中、ばったり浅野君にあいました。
でかくて黒ずくめで茶パツでよく似たのがいるなーとおもったら浅野君でした。(あんなのが2人もいたら無駄!)
っつか、私が先に気がついて話しかけたんやっちゅーねん。
しかし私が話し掛けたとたん、浅野君の連れの男性2人がねるとんで自分の隣の人が選ばれた人のようにふち目がちで引いていったのが印象的でした。
ねるとんて!!!!!ねるとん紅鯨って!!!!
やはり31にもなるとたとえにも重みがあります。
日曜日に弟が友達を連れてご飯を食べにきました。
それはそれは今風のかわいいお坊ちゃま達で、おばちゃんメイドのようにせっせとメシを作りました。
そんな私の下心を見透かすかのように弟が一言。
「ねえちゃん、コイツねえちゃんと干支いっしょだよ。」
がつーーーーーーーー・・・・・・・・ん・・・・・・・・・
「え?じゃあ僕が生まれたときお姉さん中学入学ですか?!」
がつーーーーーーーー・・・・・・・・ん・・・・・・・・・
・・・・・トドメを刺されました。
ぐったりしていると弟が誕生日プレゼントをくれました。カナリいい色のデニムなのですが・・・ですが・・・・これって・・・・
「ちょっとユウスケさん、このオズボン子供用?」
「それ、4年前姉ちゃんが人生の中で絶頂に痩せてたときのインチ。
それ高かったんだから入るまでがんばって痩せなよ。そのサイズでもふつうだよ。」
・・・・本当に血がつながっているのかしら・・・・・。
シクシク泣いているとお母さんから電話が。
きっと先週私に向かってどうでもいいと言い放ったことに後悔してるんですよ!!!モチモーチ!!!!
「トモ、今月末誕生日だね。少し早いけどプレゼント今日送ったからね。」
「ママー!!!!!アリガトー!!!!!」
「あのね、資生堂から新製品で臭いをかぐだけで痩せるってのがでたのよ。嗅ぎまくりなさい。」
「!!!!!!!!!!!!!!!!」
「で、チェックして、やせたかどうか報告して。お客さんに勧めるときのデーターにするから。(←化粧品屋)」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「あなた、蓄えの脂肪たくさんもってるから、きっと効果もすぐ出ると思うの。嗅ぎまくってね。じゃあね。」 ガチャン。ツーッツー・・・
お母さん、あなたとユウスケは確実に血がつながっているようです。
備えあれば憂いなし。お母さん、たくさん蓄えてますよ、脂肪。
でも借金はひみちゅ。テヘ★
2002-04-17 (水) さぼりすぎた。ゴメン会社。 [長年日記]
■ 男女集まれば恋バナ。(←やめれ)
えー、昨日は8人で飲んだのですが、女は私ともう一人だけという微妙ハーレムでした。イヤ、量より質にこだわりたいんだけどな。
そうなってくるとだんだん恋愛の話になってきました。
私は飲むのに集中してたのでほとんど話を聞いてなかったんだけど、どうやら浮気が御題のようです。
それを確認した時点でまた興味がなくなったので、別の人とダウンタウンの昔のネタで盛り上がっていたら、イキナリ話を振られました。
「トモ吉さん、浮気許せる?」
そう聞いた一人の声をさえぎるように、別の人がこう言いました。
「浮気って、どこまでが浮気なんだよ。」
・・・・・あほくさ。
俺は結構やんちゃだったんだというような話をする人ほどそんなこと言うよなぁとおもいつつ、適当に笑ってごまかしてダウンタウンに戻ろうとしたんだけど、私の話し相手も浮気話に巻き込まれちゃってました。おーい戻ってきて。
「心の浮気と体の浮気とどっちがいや?」
乙女みたいなことを言うおっさんだなあと感心していたら、もう一人の女性がこういった。
「誰か別の人をいいなっと思った時点でもう浮気ですよね。心の。でもそのほうがつらいかも。」
マジかよ。
彼女の発言のせいで、いやでも次の視線が私に向く。心の浮気ってあんた・・・・・
「・・・・・やあ、私ももう30過ぎたんだからぶっちゃけいいますけど、したかしてないかですね。したらアウト。」
えーじゃあ風俗はとかなんとか言い出す人がでてきた。
だんだんめんどくさくなってきた。
「風俗でも、その子の技じゃないとイヤならセーフ。その子じゃないとイヤならアウト。」
浮気の定義はひとそれぞれ。だから、自分がイヤだと思った時点で浮気されたと思えばいいじゃないですか。
私の場合はもうそれはニクニクニクニクです。したかしないか。
ただ、風俗の場合はそれが商品だから。心とかより先に性能から入りますから。
そこで風俗の世界では現実とは逆になるわけです。
ニクニクだけならOK。そんなことよりこんなところやめるんだ!!!と何もしないで説得するだけで金払いだしたらアウト。
よくマンガなんかでもあるじゃないですか、彼が同僚のこと優しく見守っていて、私にはあんな表情みせたことないわ、ムキーってやつ。
まあイヤですけど、それならまだセーフです。
してないうちはまだ。
したらだめです。しちゃったらその後、その人とつきあうのか、元の彼女の元に戻るのか、話が次に進みます。
隠れて続けたとしても、結局は最後は2者択一しなくてはなりません。
それまでの彼の淡い思いと同僚の2人の関係から、彼女まで参加しなくてはならなくなります。
ここでアウトかセーフか判断が必要となるのではないでしょうか。
「イヤ!!!あんなあの人の表情見たことない!!!心の浮気のほうがたちが悪いんじゃないの!!!」
そういわれる女性が多いのですが、ムカつく気持ちも分かりますがまぁみせとけみせとけ。
その表情はひょっとしたら付き合い始めた頃自分に向けられていたものかもしれないし、見逃していただけかもしれない。
本当に見たことない表情だったとしても、関係ない第三者が通りかかっても見える表情じゃないですか。
お空の下で振りまいている表情ならいいじゃないですか。
ニクニクのときの表情なんか、彼女になった人しか知らない顔ですからね。
それ見られるほうがムカつくでしょ。つか見られたないでしょ。しかもその表情公共の場で振りまかれたら即逮捕。
2人は共犯者みたいなもんですよ。
そこにもう一人加わろうもんなら分け前が減るってもんです。(適当)
私は多分相方が好奇心で風俗に行ったら許します。
酔ったイキオイとかで結構いいなと思ってた人としちゃったら、それでも後悔していたらうんとしかって許します。
しらふで結構いいなと思ってた人としかも自分から誘ってしたら別れます。
・・・・・と、頭ではそう思っていますけど、その場になってみないと分からないのが正直なところです。
でもね、浮気する男は許せないけど、浮気しない男はいないと思っているのも事実。愛は矛盾だらけでこまっちゃうのら。クラクラ
許せないとおっしゃる女性の皆様。
今目の前にあなたのストライクゾーンど真ん中を突き刺して、ネットつきやぶっちゃうような男性が現れて、何日かたった後ぜひ食事してください!!!ってお願いされたら断れますか。
断れないわな。イヤ、断れないはず。
お食事くらい、別に悪いことじゃない。食事するだけだもの。
そう思うでしょ。
食事したことがバレてもそう言うでしょう。
彼も許すでしょう。
これがあんたニクニクニクニクだったらどうですか。
しただけだもの。体だけ。
そうは言えまへんわな。
彼も激怒でしょう。
だから浮気は心も重要ポイントだけど、肉なわけですよ。ニクニク。
肉体、肉欲。
この言葉考えた奴・・・・・すごいな。(素直にリスペクト)
っつか、なんでこんなに延々浮気について書いたかというと、最近この手の相談を立て続けに3件くらいされたからです。
なんで同時期に。
春だからか。なんだかなげやり
でもね、どんな場合もゆるしたりゆるされたりする訳じゃないと思うんですよ。
がまんするか、がまんされるか。
許すとは少しちなうような気がするんですが。
いつになったら海のように広い心で許せるようになったりするんでしょうか。
40過ぎたらかな。
60過ぎたらかな。
おばあちゃんになってからなのかな。
多分本当の意味で許せるような人間になったときは、私が女じゃなくなったときだと思います。
だから今は許せなくてもいいのだ。
がまんできるかできないかでいいのだ。
まだニクニクの女だから。
だから浮気されるつらさも、浮気をしてしまったむなしさも、新しく始めてしまう裏切りと勇気も、このまま育てていく努力も
全ての可能性。
先の見えない未来。
今の私にはまだわかりまへん。
ニクニク。(ハットリ君の声で)
■ みなさーん、こんちやーっす。(低音)
野球部になった気持ちで読んで欲しいのね。ムニャーっす、ちやーっす。(・ε・) ( ←ムニャー)
そろそろムニーも鬚ではやして大人になろうかと思ってるのね。 (・ε・) ( ←・・・・・オス?!)
もも秋チャンありがとうなのね。トモちゃん喜んでるのね。
でもPCの前でビールで乾杯じゃだめなのね。それじゃあいつもの晩酌ももチャンなのね。
いつもの晩酌にふと思い出してカンパーイって言っただけでしょ!!!今日のムニーはきびしいのね。
それじゃあ愛が足りないのね。PCの前で一番セクシーな下着姿でクネクネしながらビール飲んで欲しいのね。
チョッピリ胸の谷間にビールをこぼすというアドリブも大歓迎! (・ε・) ( ←・・・・・おっさん?!)
トモちゃんのセーラームーンについてはムニーもノーコメントだわ。
放送禁止ぎりぎりの音程なのね。NHKなら前奏終了から最後まで全部ピーでつぶされるのね。あの無駄金使いが。
でもコーちゃんにいわれるとムカチンなのね。
この前よっぱらって駅まで呼び出したことまだねにもってるに違いないのね。
今度は電話で別物お魚天国お見舞いしてやるのね。これ超音波。
この音波でどこに魚の群れがいるのか分かるのね。(魚群探知機)
まあ!マメ子トモちゃんと同じ年だったのね!ちなみにムニーは今年で3ヘクタールなのね。え?なにが?
でも4ヶ月も若かったり小に変身したりとなにかと小芝居がうまいのね。
トモちゃんまたヤツにもってかれたってくやしがってたの。ってかムニーそのものが小芝居?
いつかほんとうにマメリとは飲んでみたいのね。
どくちゃん、どくちゃんn、ムニー昨日浮浪者のおじさんの横通ったら、やっぱりとってもくちゃかったのね。
でもね、くちゃいものに美味しいものが多いっていうんでしょ?
たしかに納豆みたいなにおいがしたのね。
だからきっとどくさんはそれをつまみに飲んだのね。酒持参で。っつかツワモノすぎ・・・・・
酒提供 = どくさん
おつまみ提供 = おっさんナチュラルフレーバー
あたらしい風を感じたのね。
おっっぱいと酒とホモサピエンスナチュラルフレバー。
やっぱりどくさんは大人なのね。
っつか・・・・・粋? むしろわびさび
2002-04-26 (金) 気が付くといつも最初の目的を忘れる。 [長年日記]
■ 復讐の黒ミサ 〜リベンジだよ全員集合〜
・・・・・・・ぐったり度ピークのトモ吉です、皆様お久しぶりでございます。
月末のお約束嵐にあって、死にそうです。
しかしこの苦労が吹き飛ばされるのが給料日。その日のために眠いおめめをこすって出社してるわけですよ。(←遅刻常習犯)
なのに・・・・なのに・・・・振込先みずほ銀行って・・・・・。
ゴールデンウィーク中の30日、まさにみずほ銀行最大の試練の日、Xデーですとテレビの人たちは言っていますが、
まさに、その日こそが私の給料日。
あほかい、こっちが試練やっちゅーねんみずほよ。ええ、みずほ、ここで根性見せたらんかぃ、(イメージ映像文太)
ゴールデンウィークどころか生活そのものが揺らぐんやっちゅーねん・・・・・ねえ・・・・・たしけて・・・・虫の息
仕事に翻弄され、みずほにビビらされ、そしていま友人の幸せに巻き込まれています。
今度の日曜日に友人が結婚するのですが、2次会の幹事を頼まれたのです。
酔っ払ったイキオイでおう、まかせとけ!と言ったはいいが・・・・地獄の月末真っ只中でした。
ここ最近、終電に近い時間から明け方近くまで渋谷のドンキホーテで走り回っていたのは私です。
「40人くらいなの。」
「なるべくゲームでほとんどの人になにかしらプレゼントが行くように。」
「・・・・・むむむ・・・・・ご予算はいかほど?」
「8万円。」
「ゲームもビンゴだけでいいの。」
「なんとかなるかなあ・・・・・」
「1位はX-BOXにして。」
「・・・は?(大体の価格\35,000)」
「2位は折りたたみ自転車!」
「ありえない。」
お前ら物価わかってんのか、世界の中でも物価の高い日本の、その中でもダントツに高い東京だよ。
「でも、近所のスーパーのチラシで折りたたみ自転車1万円であったもん。」
「・・・・そんな客寄せチラシ・・・・どこまであてになるのやら・・・・多分ドリフトしたら簡単につぶれると思うよ・・・」
\80,000 -(\35,000 + \10,000)= \35,000
とりあえず買い出し初日、ビンゴカードや入り口で取るポラロイドのフィルムを買う。雑費も残しておいたとして・・・
\35,000 - \10,000 = ¥25,000
のこりのこの2万5千円で残り30人近くのプレゼントを用意して、しかもランク分けして皆が喜ぶようなプレゼントを・・・・
絶対無理。
悲しくなってマリコに電話しました。
「マリコ〜・・・・ギブ。」
「・・・・・ギブってあんた・・・・」
「もう無理。できないよ。しかもさ、ビンゴのMCとかしなくちゃいけないから私はもらえないんだよ。
プレゼント冷静な目で選ぶ自信ないよ・・・・・。」
「がんばってよ。練習練習。」
「・・・・・・・・・・・・・・・練習?」
「うん、私もさあ親がうるさくて6月の頭に結婚式が決まったの。2次会の幹事宜しくね。」
「 ・・・・・・・・絶対イヤッッッ!!!!!!! 」
「あはははは〜弱音はかないで、がんばってね〜私も頼りにしてるからね〜バイバーイ!」
・・・・・敵だらけです。
こうなったら予定変更、ビンゴの前にイッキ大会を入れます。
幸い2次会の会場はワインをメインにしたお店で、ワインを中心にいくつかのお酒が飲み放題らしいです。
ここで男10人、女10人、男女のブロックに別れてイッキをしてもらいます。
これなら負けた9人×2=18人に、残念参加賞として、ヘボい景品をばらまけます。
大丈夫です、イッキでほろ酔い、物を正しく判断できないように少し濃い目のお酒を飲ませておきます。
急逝アルコール中毒対策もばっちりです。
会場は都会のど真ん中にありながら近所には大病院が。
タクシーもすぐつかまります。安心して飲んでいただきましょう。
男性の1位と女性の1位。10人から選ばれたわけですから酒も結構いけるくちなのでしょう。
この2人に一騎打ちをしてもらいましょう。もっと飲ませるのです。
しかしまだ手ぬるい。
そこでハンディとしょうして、男性のほうの友人を3人ほどステージに上げて、ストローで飲ませましょう。
一人でも女性に負けた時点で男性陣の負けとか何とか適当なことをいって。一人でも多くの人間をつぶしておきましょう。
ええい、こうなったら女性もストローで。ハンズでめちゃくちゃ長いストローを購入しておいたので、男性はそれで、女性は半分に切りましょう。
酔え、酔っ払ってしまえ!!!もぁーーーーーーッッッ!!!!! (←酔っ払いの呪い発散中)
景品はどっちが買っても負けてももう手をうっておきました。
女性の勝者のためにマミーにお電話。もちもーち。
「今面白いヤクザのドラマみてるから手短にね。」
「・・・・冷たいなあママ・・・・・・ところでさあ、この前の臭いかぐだけで痩せるヤツ、あれ送って。」
「あれ、今予約まちなのよ。売れてるのよーホクホクよママ。資生堂ももっとたくさん作ればいいのに。どう?効き目は?」
「そんなことどうでもいいから週末までにすぐ2コ送って。プレゼント包装で。」
「だから予約待ちなのよ。」
「お父さんの店のほうにもいって、メーカー今ちょうど新人君の季節でしょ。ガツンいって何とか週末までに2つ余分におさえて!」
「えー。でもー。」
「美容部員のみどりちゃんにもこっちから頼んどくから!週末までね!!!」
・・・・・てなわけで、昨日に届きました。しかも割引価格で。ごめんエモちん!!!!
ちなみに母親が見ていたヤクザドラマとは『ごくせん』でした。・・・・・ヤクザドラマ?!
男性のほうにはニクを用意しました。
マンガに出てくるような、骨についた肉を再現している肉屋があるとの情報を聞きつけ、早速注文しておきました。
それは本日届く予定です。
肉。なんの文句がありましょう。
ビンゴの1位はX-BOX。
折りたたみ自転車があるかどうかは別として、その他はドンキホーテでほとんどヤケクソのような景品をそろえました。
もう少しです。ゴールは。
大丈夫です。来る客の3分の1は飲み仲間です。ちびッ子ギャングも来ます。無理にでも盛り上がってもらいます。
オオノ君に業務用のでかいカメラをしょわせて、ビデオ班として撮影、後編集もさせます。私が何を言っても率先して盛り上がらせます。(←当然ノーギャラ)
会場となる店の店長がこれまたこずるそうな男なのです。
打合せに行くたびに、どんどん最初と違うことを言い出すのです。今更2次会の会場を探せないだろうと足元を見ているようです。
上等です。あなたの条件のみましょう。よござんす。
しかし当日首洗って待ってろよ。
みんな飲むぞ。私の友達はケタはずれに飲むぞ。
ワイン1本でキモチよくなる私とは違うんだぞ。あいつらは。
私がその店長のこずるさをチクったら、みんな『風呂桶一杯飲むぞ』をスローガンに燃え出したぞ。ワハハざまーみろ!(虎の衣を借る)
決戦は日曜日です。
皆様祈っていてください。私が無事店長に天誅を食らわせることができるように!(←目的が違ってる)
がんばるぞ!エイエイオー!!!!(懐)
ちなみに次の日は私の誕生日です。
2日酔いバースデー確実。2年連続。これもまた人生。
# エモ [ぎゃあ!いいんですー私薬局のロイヤ〜ル会員だから500円の割引券がつかえたんですー!! 超しょぼい負け惜しみ。 アレ..]
# たっちゃん [わくわく(^o^)]
# 浅野 忠信 ["あずみ"がお尻の穴から短刀出すのかぁ。清純派路線じゃないのね。もしかして"ワニ(82)分署"系?]
# 浅野 忠信 [ポリスは大好きだよ、ムニー。 一番好きなバンドは?って聞かれたら速攻で「POLICE」って答えることにしているし。 ..]