チナウ


2002-10-02 (水) 大雨の中走ったせいでかぜひきました。 [長年日記]

誰も同情してくれません。

はいはいはい、タコスを検索してうっかりここに来てしまった方コンニチハ。

おいしいタコスでムネ一杯なときに、いきなり神様とか言われてきっと悲しくなっているんではないでしょうか。

他人事ながらすごく心配ですが、恨まないでください。

いや、きっともう二度と来てくれないんでしょうけどね。ガハハ。

えー、先日は怒りに任せてぶちまけましたが、イヤーほんとにAちゃんアホそうですね。

いや、じっさいアホなんですが。まったく。こんなものに。

しかし私が書くと更にアホさがアップしてしまいますので、まあ、あれなんですよ。

文章で見ると誰がひっかかるんだこんなダメ宗教と思われるでしょうが、

実際はやはり相手も世界各所で支部をもつ宗教。(結構大きかったのだ)

そのへんのノウハウはきちんとあって、きっと私もその場にいたら武○士へ駆け込み、更に借金を重ね、

何食わぬ顔でフィットネスなんかの会員になって、

数人でジムをつかわずサウナに直行し、

がまの油のようににらみ合いながら悪いもの(汗)をだらだらさせて解脱を願うのでしょう。

2人一組になって

「あなたは鼻の形が悪い」

「酒に逃げているのは愚の骨頂」

「つか、その分修行に払いなさい」

とか言い合って、ワンワン泣いて、最後には

「でもあなたの実は傷付きやすくて繊細なところを私は知ってるわ」

とか生暖かい目で見つめられ、その膝にすがり忠誠を誓うのでしょう。

書いていてキモチワルクなってきました。

酒は止めんッッ!!!

解脱もせんッッ!!!

神を信じず、酒を作った先祖を尊敬して生きていこうと心に誓いました。




・・・で?何の話でしたっけ?





2002-10-03 (木) あーあ。これみたらコーちゃん怒るんだろうな。かんべんな。 [長年日記]

信仰と恋愛は似ている。きっと信じれたほうが幸せで、思い込みとのめり込みが勘違いさせる。

Aちゃんがうちにきた次の日の夜、Aちゃんの彼から電話がきた。

会って話をしようという。

Aちゃん彼は私も良く知っている人なので、ご飯を食べることになった。

久しぶりに会ったヒロさんは、相変わらず穏やかな人だった。

最近はAちゃんとはほとんど同棲のようになっていたらしいが、お互い仕事のため毎日入れ違いだったらしい。

ヒロさんはAちゃんから、彼女が私に神様話を告白したことを聞いたらしい。

困ったもんだよね、と、優しく笑った。どこか他人事みたいにいうのが気になった。

でも疲れているのかもしれないと思った。

実際昨日Aちゃんが家に来て、私も相方もコーちゃんも疲れていた。

話が通じないことがこんなに疲れるとは思わなかった。

コーちゃんがその教団の資料を見せ、ゆっくりと説明したが、

そんな事しっていたのか、どうでもいいのか、彼女はどこか聞いてないような思いつめた顔をしていた。

私と相方は、教団のパンフレットに載っていた、自分の修行のレベルがどこまで進んだか計れる機械というとてつもなく怪しいものに心惹かれたが、

値段が100万以上もしたので泣く泣く諦めた。イヤ、マジで欲しかった。

コーちゃんは、顔は油で肩はなで肩だが、付け加えるとアニメでめがね萌えで信号も見れないどうしようもないやつだが、声だけはいい。

低くてずっと聞いてると催眠効果がありそうだ。

これはいいんじゃないのーと期待していたが、やはりそう簡単にAちゃんの洗脳は解けなかった。

やっぱりコーちゃん人間的にステージが低いからイケナインジャナイノー。

うじうじいうAちゃんに私がキレてウリャーッッッ!!とかどなると、コーちゃん相方2人がかりで取り押さえられた。

しばらく黙ってろといわれた。ちぇ。

コーちゃんは根気強くAちゃんの言葉をまとうとする。

でもAちゃんは、「私は口べただからうまくいえない。いちど教団まで来てもらえれば分かる。」をくりかえすばかりだ。

そのたびにコーちゃんも優しく繰り返す。

「分かるよ。でも下手でもいいから話してみて。俺たちは教団まで行くことは出来ない。

俺たちが聞きたいのは教団の話じゃなくて、Aちゃんの話だから。」

「でもうまくいえない。来てもらえれば分かってもらえると思う。」

これを呆れるほど2人で繰り返していた。

コーちゃんはAちゃんが何を言っても彼女の意見を否定しない。

ゆっくりゆっくりうなづきながら、静かに根気強く問題の核に入ろうとする。

来るときは責められるのかと泣きそうな顔をしていたAちゃんは、帰る時にはとても落ち着いていた。

もし私達が彼女のそばにずっといたら、彼女は戻ってくるかもしれない。

でも実際問題つきっきりにはなれなくて、いいところで帰る時間になってしまった。

最後はやっぱり教団を実際見てもいないのに悪く言わないで欲しいというのが変わらない結論だった。

Aちゃんが帰った後、私は相方とコーちゃんにびっくりするぐらい釘をさされた。

「トモ吉。Aちゃんに何度誘われても教団まで行っちゃダメだよ。」

「お前はお前が思っている以上に思い込みが激しい単純バカなんだからな。」

なんだよ2人して。

今日は私を責める日なのかよ。

「どんなにバカバカしいことやってたって、向うにもそれなりの人を勧誘するテクニックがきちんとあるんだ。

だから、あまりなめてかかっちゃダメだよ。」

しつこく念を押された。

ヒロさんは、時間のある限り話し合いはしたと言った。

でももう疲れたと。

ヒロさんにも教団に来て見てくれの一点張りだという。

私が教団まで行って、それでも否定したら聞いてくれるかなと言ったら、ヒロさんはそうしてくれという。

私は少し悲しくなった。

なぜ私に頼むのか。なぜ自分でそうしないのか。

ヒロさんはオレはああいうのはだいきらいだから、これ以上そんなAちゃんを見たくないという。

彼氏なんだから、ヒロさんがAちゃんを守ってやってよ・・・と、ノドまででかかった声をがまんした。

これ以上、Aちゃんを嫌いにならないでいて欲しかった。

Aちゃんはヒロさんと付き合っていて幸せだったのかな。

ヒロさんという人がいながら、なぜ神様にすがったのかな。

どうしてもっと早くに私に打ち明けてくれなかったのかな。

ものすごく寂しい気持ちになった。

昨日、相方に言われた言葉を思い出した。

「もしさあ、私が新興宗教にはまったらどうする?」

「縛って家に監禁する。冷静になるまで何日でも。」

「仕事は?」

「そんなこといってる場合じゃないだろ普通。」

目の前にいるヒロさんが、落ち着いた人じゃなく、頼りない人に見えた。

ずっとそばにいる人が、目をそらしたらいったいどうなっちゃうんだろう。

私が新興宗教に入ったら、コーちゃんは根気強く私を説得しつづけ、相方は力ずくでも私を教団から遠ざけるんだろう。

ヒロさんは、自分がその問題から遠ざかりたがっていた。

だから、Aちゃんにはもう力ずくでも教団から引き離してくれる人は近くにいない。

ずっと見守る人がいない。

Aちゃんが信じているものをやめさせようなんて、それは私達のエゴかもしれない。

いいんだ。エゴだよ。ざまみろ。

今日、Aちゃんに電話した。

ここ最近毎日のように1時間以上電話してるけど埒があかない。

今から会ってくるよ。

コーちゃん相方ごめんな。いざとなったら頼むよ。なんとかしろよ。(←この態度)

人には偉そうなことばっかり言って干渉しまくるくせに、

とてつもなく自分には無責任な私だと自覚した。




とりあえずいってくらぁ。





2002-10-07 (月) もうヤケクソ。 [長年日記]

ボクの神様【敵陣地】編。

Aちゃんとの待ち合わせの駅に降りたときはやっぱりちょっとどきどきしてきましたよ。

とりあえず不安になってきたのでオヤブンに電話してみました。もちもーち。

「おう、なんや。しのぎのない声やのぅ。」

「・・・しのぎのない声ってナニ?」

「キミと違ってボクは大変いそがしいんだよ。何の用事だよ。」(←超ヘタクソな標準語)

「えーっとさー、今から実は新興宗教の説明会に行くんだよね。」

「はあ?なんやそれ。お前そんな暇な人生送っとるんやったらちょっとぐらい手伝えワシの仕事。」

「ヤダ。オヤブンの仕事、新興宗教やマルチよりタチ悪いもん。」

「じゃかあしぃ。とりあえずお前が洗脳されまくるように呪いおくっとくわ。ほなさいなら。」

「いやーちょいまちちょいまち。ちょっと不安なのよ。テヘ。」

「何しに行くんや。」

「友達がハマっちゃって、一度話を聞いてくれの一点張りやねん。」

「とりあえずお前単純でアホそうやから、引っかかったときのために身元確認できるもんは駅のロッカーにでも入れてけ。」

「おー、なるほど。」

「それからなぁ、肉食え、肉。肉くぅて血の気多くしていけ。」

「うん、何か目の前に焼肉屋があるから行ってくるよ!」

「洗脳なんてシャブといっしょや。いざとなったら縛り付けてクスリ切れるまで暴れても監禁したるわ。」

「ありがとう。オヤブン。とりあえず行って来るわ。」

「おう。ほんまお前も宗教家と遊ぶなんて暇やのー。」ガチャン。ツー ッツー

人が真剣に悩んでるのに・・・。

とりあえずオヤビンのアドバイス通り、1万円札と携帯だけをポケットに入れて焼肉屋へ入った。

いつもは結構焼くのに、この日ばかりはほとんど生のような肉をムニュムニュムニュムニュたべた。

ビールも飲んだ。野菜は一切食べなかった。

骨付きかルビは手づかみでムチュムチュムチュムチュ食べた。口の周りがカナリ汚れた。

何だか楽しくなってきた。

追加注文しようとして約束の時間に5分過ぎていることに気が付いてあわててみせを飛び出た。

あぶない。またもや目的が変わってしまうところだった。フー。

元気一杯、油でギラギラした私をAちゃんは不安そうに見つめた。つか焼き肉くさかったかも。すまんすまん。

Sという宗教は、もともとアメリカで生まれた。

アメリカにいるSF作家が経典のようなものを書き、それを中心に動いている。

こう書くとどこの宗教か一発でばれると思うけど。

ハリウッドスターにも信者はいる。

しかしAちゃんの話をいくら聞いても、私には自己開発セミナーとの違いがわからない。

とりあえず向かったのはSの東京支部。事実上日本で一番中心となる場所だ。

日本の新興宗教の豪華な設備を見ているせいか、思ったよりそこはひっそりしていた。

1階はガラス張りのフロア。

ドコモショップを広くしたような感じだ。

入り口付近に所狭しと並べられた本。長いカウンターにはマンツーマンでなにやらにこやかに話し込む人たち。

料金表のようなのまで出して説明している人もいる。

なかにはいるとすぐに、Aちゃんの顔見知りらしき男性とすれ違う。

「よっ!Aちゃん!がんばってる?!」

「あ!○○さん!!おひさしぶりですぅ〜!!」

「今度また飲みに行こうよ!」

「わたし○○さんに聞いて欲しいことがいっぱいあるんですよ〜。」

「おう!俺でよかったらいつでも聞くぜ!!お互いガンガンがんばろうぜ!!じゃ!」

「はい〜!!」

・・・・・サムッッ!!!

文面からは分かりづらいかもしれませんが、これが、とてつもなくしらじらしい感じの男なんですよ。

なんか、うまくいえませんが、同じ方向を向いてる同士だぜ!俺たちは!!

みたいなヌルいなれなれしさがあるんですよ。ゲーですよゲー。

「でもねトモ吉、あの人ミュージシャンなんだよ!!」

だからなんやねん。

この世の中ミュージシャンなんてなんぼでもおるっつーねん。あほくさ。

イヤイヤいかん。これは、先入観で見てはいけない。落ち着け私。落ち着け落ち着け。

2回の事務所に連れて行ってもらう。Aちゃんがいつも働いているところだ。

私たちと同じぐらいの女性が5,6人、テキパキと働いている。

私の顔を見るといっせいに皆が「コンニチハー!!」と明るい声をかけてきた。

「あ、友達のトモ吉です。」

「ああ、あの。」

どうやら私の話は回っているらしい。

その中でもリーダー格らしき女性が近寄ってきた。

「今日は来てくれてアリガトウ!!!」

・・・・うわ。もうだめかも。

私はできるだけ落ち着いてにっこり笑ってみせた。

「いつもAがお世話になってます。Aはちゃんとここで役に立ってますか?」

「モチロンです!!」

「Aちゃんはなくてはならない人材です!!」

全員が口々にAちゃんを褒める。

Aちゃんテレる。

そうか。分かった。

お前等全員オレの敵だ。

それでも私は人当たりのよさそうな、負けないぐらいうそ臭い笑顔で1階のフロアーに戻った。

1階では40代の男性が待ち構えていた。

「Aちゃんから聞いてますよ。今日はゆっくり見学していってください。

まずは私たちの教団をわかりやすく説明したビデオを上映いたしますので是非見ていってください。」

1階のフロアーの奥には、小さくちゃちながらもミニシアターのようなものが造られていた。

30人も入れば一杯になるくらいの。

私は一番真中の良く見えるところに座った。

あとは隅の方に2人連れの女性が座っただけだ。

3人だけの上映会が始まった。

まずはこの教団の経典を書いたアメリカのSF作家の生い立ちから始まる。

その家庭環境と時代背景。

そのうち彼はステキな考えを思いつく。

これを紙に書きとめたのが今ある経典の核だ。

それを友人たちに回し読みさせた。

友人たちはそれを見て大感激し、それぞれがコピーを取ってまたたくさんの人たちに勧めた。

また勧められた人たちが感激して、それをコピーし・・・

最後は地球の周りをその原稿用紙が取り巻くように舞ってビデオは終った。

・・・・・なにコレ?

つまりその皆が幸せになれるステキなアイディアってナニ?

きょとんとするところへ、先ほどの男性が登場。

今から説明&質問会を始めるというので場所を移る。

いよいよそのアイディアが明かされるのだろうか。

説明会は私達2人とAちゃんだけということもあって、パイプイスが5個3列に並んだ小さなスペースだった。

前の真中に2人組みが座った。

その斜め後ろに私とAちゃんが座る。

前の2人組みはともに30代後半から、40代前半。

一人は少し小太りで、化粧っけのない地味なタイプ。

もう一人はま逆な、痩せてぎすぎすしたハデな気の強そうな女。

今時前髪をとさかにしているのが悲しさをそそる

男性が登場してにこやかに今みたビデオの感想を尋ねると、信じられないことにその派手な女はこういった。

「すばらしいです。彼の偉大さがよく分かりました!」

・・・・・マジかよ?!!!

いや、この2人、本当にサクラでもなんでもないんですよ。まじめに言ってるんですよ。

男性、大変満足そうにその2人に意見を求めます。

「どこが素晴らしかったですか?」

「自分ひとりだけじゃなく、皆で幸せになろうってところがすばらしいです!」

「読んだ人もコピーを取るほどだなんて!しかもそれを人に勧めたくなるようなすばらしさだなんて!」

本当に私一瞬魂ぬけました

大満足気味だった男性も、黙っている私に目を向けました。

「あなたはどうですか?」

「・・・・すばらしいって・・・なにがですか?」

私の一言に、一瞬で空気が凍りつきました。

前の2人もすごい勢いで振り返ります。

わたしはできるだけ波風立てないように、穏やかに話しました。

「あの、正直に申し上げますね。

素晴らしいアイディアかもしれないけれど、ビデオではどんな内容かなんて全く触れてないじゃないですか。

だからこれを見てどうですかと聞かれても全く分からないんですけれど。

なんて答えればいいんですか?」

角が立たないように、イヤー私バカだからみたいな感じで言ってみました。

前に座っていた気の強そうなハデな女が馬鹿にするように鼻で笑いました。

なので私はその女性に聞いてみました。

「皆で幸せになろうっていう考えは確かに素晴らしいかもしれませんが、そんなの私たちだって普通に思いますよね。

あなたが素晴らしいと思ったこの教団の考えって何ですか?」

「だから、皆で幸せになろうとする気持ちです。」

「そんなの普通に子供の頃から学んできたはずですよ。じゃああれを見るまであなたは自分ひとりで幸せになろうとしていたのですか?」

「・・・そういうわけじゃないけど・・・」

「じゃああなたは既にもう素晴らしい人だったんじゃないですか。それ以外にあのビデオから感じることは何なんですか。」

「皆に勧めたくなるような素晴らしいアイディアってことで・・・」

「そのアイディアってなんですか?」

「・・・それは・・・」

「だからそれを今から説明してくださるんですよね。えーっと私トモ吉と申します。あなた様は・・・」

男性は慌てて高木ですと答えた。

「高木さんですね。宜しく願い致します。この時点で私たちに言える感想なんてないですものね。」

にっこりしながらじゃあ説明お願い致しますといってみたら、高木さんは慌てたように説明を始めた。

小者め。

ホワイトボードに高木さんは不細工な円を重ねていく。

この中心がそのアイディアで、次の円がそのSF作家の友人たち、

次の円がその友人たちが勧めた人たちで、

次の円がそのまた・・・・

眩暈がしてきました。

つまりそのステキなアイディアは何かと聞いたところ、結局は入信しないと教えてくれないというオチでした。

なんじゃそら。

「教団の教えを聞かずに入信するかどうか決めるんですか?」

「そうです。」

「どうしてですか。」

「皆様にそうして頂いています。」

「皆で幸せになるんじゃないんですか。」

「・・・しかしこの皆を幸せにするために広めていく活動にも維持費もかかりますし・・・。」

「つまりはお金ということなんですか。」

「・・・そうとっていただいて構わないです。」

「なおさら、それを信じるかどうか内容を聞いてみないと決められないと思うんですが。」

「あなたは幸せですか?」

「幸せです。」

「でも、なにか不満や不安はあるでしょう。」

「当たり前です。ない人間なんていません。」

「それを取り除いて幸せになれるんです。」

抽象的なことのくり返しで私はイライラしてきました。

つまり肝心なことは何も説明しないつもりのようです。

「あなたの不安なことは何ですか。それもなくなるんですよ。」

「私の今一番不安なことは、私の友人がここに来て、1万円で入れるサウナに10数万はらって借金まで勧められているという事実です。」

言った瞬間相手の顔色が変わりました。

前の2人もビックリして動揺しているようです。

「じゃあ、こちらでゆっくりとお話しましょう。」

私はその2人と引き離され、別室に連れて行かれることになりました。

あーあ、落ち着いて対応するつもりがいっちゃったよ・・・・・。

時計をみたら8時を回ったところです。

外の暗さに不安を覚えつつ、でも怒りでなんか強気になっていましたよ私。肉のせいかな。

でも一応出口だけはチェックして、別室に向かいました。




ポケットで握った携帯の短縮1番はオヤブン。

いざという時は頼むでオヤブン。




別室は・・・・・圏外でした。




本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# ジョニー・デップ ["圏外でした。"って、どうなったの? 無闇に心配させないよーに。 星ひゅーまじゃないんだからさ、目から炎出たとこで"..]


2002-10-09 (水) 私は何の上に立っているのか。コンクリートなのか。砂場なのか。 [長年日記]

思わず足を上げて確認してしまう。

ご心配をおかけしまして。すんまへん。イヤほんとに。

今日も結構酔っ払い気味です。

この前は時間がなくって誤字だらけでガンガンうってたんですけど、

時間的にちょうど区切れるところがあそこなのでそうなってしまいました。

もちろん生きてます。大丈夫です。

でもなんだか、思った以上に疲れとむなしさでへこんでます。

そんなときに相方また1ヶ月ほど広島行きそうです。

私が教団へ行った事をばらしたら広島に連れて行かれそうなので、帰ってくるまで秘密にしときます。

切ないですね、人生って。

飲まなやっとれまへん。

そんなわけでガンガン飲んでしまいました。

ああ、いつもの事ですか。そうですか。

続きも急いで書きます。(でもちょっとむなしいっすよ実際。しょぼん。)




明日はどっちだ。





2002-10-13 (日) コーちゃんも色々とありがとうな。 [長年日記]

そんなヒマな君に乾杯。(←結局この態度)

皆様コンバンワ。宗教のお時間です。

今日は楽しいお酒が飲めたのできもちご機嫌です。そんなモンですよニンゲンナンテ・・・。

さて、あてになるのかならないのかさっぱりわからないオヤビンとのライフラインを片手に別室にうつりましたが、

これが圏外なんっすよ。ビミョーにアンテナが立たない。たまにちらちら圏外マークが。

奥の部屋は、なんかもう少し立ち入った人たちがたまる場所のようなところで、スタッフの人たちが談笑したりしています。

木さんはにこやかに私の向かいに座りました。私の隣にはAちゃんが。

先ほどと変わらない話をし始めるので、ついつい飽きてきてまわりを何気なく見まわしていると、

壁にナニやらポスターと写真が貼られています。

なんでもこの教団が持つ船で旅に行こう!(そして洗脳しちゃうゾ★)みたいなポスターです。

ほぇー豪勢なこったと見ていると、何とその写真のひとつにAちゃんが笑顔で南の島にいるではありませんか。

ちょっとまて、ちょっとまてっっ!!!

「ちょっと、あの写真は・・・。」

「ああ、あれはこの夏行った研修旅行です。Aさんも参加してくださったんですよ。楽しかったですよね。」

「はい。とっても。」

そういえば・・・。

Aちゃんは売れないダンサーなのですが、そう言えばこの夏の定期公演、なんか出なかった。コレのせいだ。

・・・・あんた何しに東京きたのよ・・・。

心底気持が萎えてきました。しかもね、この旅。1週間でサイパンあたりの海で100万近くするんですよ。

「でもね、有意義でたのしかったよ。毎日皆で語っているうちに寝ちゃったりして。」

「つまりザコ寝ってことですか。船で。こもって。」

「いや、そんな事はないですよ。Aさん達も食事時は自由に島に下りて島の人たちと触れ合ってもらえるんです。」

「つまりは食事代は含まれていないと言う事なんですか。」

「・・・・・どうしてあなたはお金の事ばかりおっしゃるんですか。」

「あきらかに金額がみあってないからです。船はどこからでていたんですか。」

この船ね、ずっと海に浮いていて、この島に現地集合の現地解散らしいですよ。

ジーザス。

あほか。おまえらあほやろ。いやほんまに。

「食事もついていない、広い広間にザコ寝、現地集合現地解散。なぜこれでそんな値段になるのですか。」

「だからそれは先ほども申しましたように、この教えをたくさんの方に知っていただくために・・」

「つまりは献金ということですね。」

「・・・そうとっていただいても・・・」

「Aちゃん、あんた献金してたって意識あった?」

「・・・・イヤ・・・。」

「良く聞いておいてね。

教団はあきらかに高いお金を取っているって言う意識はあるねんよ。

それを献金としてうけとってるって言うのが言い分で。

あんたは数十万の金を献金してるのよ。ここに。」

「・・・・・・・献金って・・・」

「そうですよね、木さん。教団は献金だって言うんですよね。」

「・・・・・そう・・ですね・・・」

とうとう木さんの顔から笑顔がなくなりました。

Aちゃんも不安そうです。

「木君どうしました?あとは私からご説明させていただきます。」

木さんのうしろから、もう少しだけ年の上の、さらに穏やかな笑顔の人が現れました。

ボスキャラのようです。

「うわー!田中さんがわざわざお話してくださるんですか?!

ありがとうございます!?」

Aちゃん、本当にうれしそうに光栄がっています。

泣きたくなってきました。

また木さんと話したことをイチから丁寧になぞって行く作業がはじまりました。

萎えてきます。

コレも作戦なんでしょうか。

「とにかくAちゃんはこのままでは生活もできなくなります。

週1万円では家賃も払えないし、100歩譲ってココに来るとしても、バイトは別のところでしないと。」

そのような話しになった時、相手は信じられないような事を言いました。

「では、次にバイトしてくれる方を紹介してくださらないと。」

・・・は?!

「誰が週に1万円で働いてくれるって言うんですか。そんな奇特な人私の周りにはこのAちゃんぐらいしか見た事ありません。」

「イヤ、ココで働いてくれているスタッフの皆様ボランティアで、皆心からこの教えを広める事に喜びを感じてくださっています。」

「じゃあその喜んでくれる信者さんたちに頼んでください。」

「だからそれはAさんがやめるならAさんが責任を持って・・・」

「責任?あなた方はAちゃんに責任を求められるだけのことをしているんですか?

そんな都合の良い話しさすがにないですよ。」

「イヤ、でも辞める以上は新しい人を連れてくるのがココの決まりで・・・。」

なにそれ。

さすがにキレそうになりましたが、コーちゃんのナニがあってもキレたほうが負けと言う言葉を、

念仏のように唱えました。

「田中さん、失礼ですがご家族は。」

「妻と娘が1人います。」

「生活はやって行けるんですか。」

「はい、それはちゃんと教団にしてもらっています。」

「娘さんはおいくつですか。」

「もうすぐ20歳になります。」

「じゃあその娘さんをバイトさせてください。」

「・・・・・。」

「自分たちだけ保証してもらって下のものは安い賃金でムリさせるんですか。保証してくれないんでしょう。」

「・・・・・。」

「だったらAちゃんだって次のバイトの人さがすギリなんてまったくないんですよ。」

「しかし決まりで・・・」

「娘さんにやらせなさい。週に1万円が不服なら私が簡単にお金を貸してくれるところを紹介しますよ。」

「・・・・・。」

「田中さん、あなたも父親でしょう。Aちゃんにも父親がいるんですよ。

ココでバイトさせるのがイヤなら私に娘さん預けさせてくれますか。

いいバイト紹介しますよ。人生経験ができてスバラシイ。」

「・・・それとコレとは話が違うじゃないですか。

それにAさんは私達にとってもなくてはならないすばらしい人材なんです。」

「そんなにここがスバラシイなら娘にやらせればいいじゃないですか。

武○士やプロ○スは命まで取りませんよ。

でも一人暮しをしている女が借金を抱えて、しかも週1万円じゃ返すあてはないじゃないですか。

そしてこれ以上そんなところは貸してくれない。

借金させて、返済するまでの時間まで労働という形で奪っておいて。

そしたら、Aちゃんが生活できなくなったらどうするんです。

スバラシイスタッフを見捨てるんですか。

温かく寝れる場所を保証してくれますか。」

「・・・・・。」

「それとももっと簡単にお金を貸してくれるところを紹介するんですか。」

「・・・・・。」

「保証できないのにこちらがわの責任ばかり要求するのはどうなんでしょう。」

このあたりから穏やかに話しをしていたつもりだったのに、部屋の空気が変わり出した。

いつのまにか静かになっていて、私の声がイヤに響いている。

スタッフの女性がさっきからすごい目で私を睨んでいる。

だからなやねん。文句があるならいえっちゅーねん。

「あの、先ほどからあちらの女性がなんだか用があるみたいなんですけど。」

私はワザと大きな声でその女性のほうに向かって言った。

田中さんが目を向けると女性はあせってイエ、別に、とかモゴモゴいいながら目を伏せた。

「なにかお話があるんじゃないですか。

ずっと私の事見られてますけど。私はかまいませんよ。よかったらご一緒にお話しませんか。ね、田中さん。」

「はあ・・。」

その女性は慌てて席を立ってどこかへいってしまった。

なめんな。

挑発したらいけないのはわかっている。

でもあまりにもお粗末すぎる内容だ。

私は来る前、本当は少し怖かった。

洗脳されちゃったらどうしようかと思っていた。

皆の顔がぐるぐるまわっていて、駅のロッカーに身分を証明するものを置いてきたことすら恥ずかしいほどだ。

Aちゃんはオロオロしている。

もうこの人たちと何を話しても先には進まない。

同じ事を繰り返すだけで、Aちゃんを放してくれそうにないし、かといって私を納得させてくれない。

やっぱりAちゃん自身の意思の問題なんだ。

「最後に確認させてください。Aちゃんが今まで払ってきた高い旅行費や、1万円のジムのサウナのために払った数十万のお金。

そしてそれを払えないのを分った上で、いや、返すあてを奪っておいて借金を勧めた。

全てコレは献金と言う事なのですね。」

「Aさんの意思でお支払い頂きました。私達は強要していません。」

「法外な値段もつまり寄付と言う事なのですね。」

「・・・そう思って頂いてかまわないです。」

「Aちゃんは寄付してるっていう意識なかったんでしょ。」

「・・・うん。」

「コレだけは忘れないでね、アンタは返すあてのない借金までして、ここにお金を寄付したんだよ。

それだけは覚えておいてね。」

「・・・・・。」

「今日はどうもお邪魔しました。私はコレで失礼させていただきます。」

スタッフが呆然と見送る中、私はさっさと外に出た。

こんなところいたくなかった。

力がぬけた。だるい。本当に。

「トモ吉ごめんね、今日はわざわざ。」

Aちゃんも帰り支度をして追いかけてきた。

私は足を止めた。

「ごめんね本当に。もう腹が立つ!!田中さんも思ったより話すのへただし、

木さんなんかまったくだめだったから私イライラしたよ!!」

泣きそうになった。

Aちゃん、もう本当にあっちがわの人間の発言しかできないんだ。

本当に・・・。

駅に戻って財布を取り出した。

不思議そうな顔をするAちゃんに、あそこの人たちには絶対私の住所を言わないよう約束させた。

私は一人じゃない。相方だっているんだから、勧誘や電話なんかされたら大迷惑だ。

Aちゃんが重そうな紙袋をくれた。中には件の経典の本やこまごまとした本が入っていた。

薄い本も小さな本も少し高くて、経典はやっぱりすごく高かった。

コレも買ったのかと聞くとすこし困った顔をして、でもトモ吉には分って欲しいからと小さく答えた。

安っぽい海外のSF雑誌のような表紙が滲んできた。泣きそうになったけどがんばった。

ごはんを食べようと誘った。一瞬とまどっている。大丈夫、この本の代わりにおごるよといって先ほどの焼肉屋へ連れて行った。

わー焼肉久しぶりとかいうAちゃんに最近ナニを食べているのかと聞くと、無邪気にパンと答えた。

言いようのない怒りが込み上げてきたので、私はメニューの片っ端から注文した。

Aちゃんにもうたべれないよと止められた。ビールとマッコリを頼んだ。

食べているあいだ私は教団の話をしなかった。

Aちゃんがダンサー目指して上京してきた4年前の話をした。

あの頃の私はまだ東京に友達も少なかったので、しょっちゅうAちゃんを誘っては東京の街を飲み歩いた。

呼べば懐かしい顔に合えると言う喜びに、本当に本当に幸せだった。

Aちゃんの舞台があるというと、ダンスをやっている弟をはじめ、できるだけたくさんの友達で見に行った。

ダンスだけでは食べて行けないので、Aちゃんは昼も夜も掛け持ちでバイトをしていた。

それでもすごく楽しそうだった。

でもきっと、すごく不安だったんだろうな。

今度は知り合った中学時代から高校時代、お互いバイトばっかりして飲んだくれていた大学時代の話をした。

「最近Bちゃんが毎日のように手紙くれるねん。うちパソコンもないから。家に電話もないしいないし。

かえったらね、めちゃくちゃ分厚い封筒がとどいててね。

開けるとどっからひっぱってきたのか、私の持ってない大学時代の写真やさいきんBちゃんがハマってるダイビングの話し。

海に行こうって。格安で行けるんだって。」

Bちゃん家はクリスチャンだ。

毎日日曜日は礼拝へ行く。

でもBちゃんはAちゃんをせめず、むろん教会へも誘わず、ただ懐かしい日々やとりとめのない出来事を毎日書いてよこす。

私はBちゃんとも毎日連絡を取り合い、Aちゃんの近況を細かく報告していた。

Bちゃんは、私はそばにいれないから、根気強くAちゃんの友達って立場をアピールするよと笑っていた。

手紙のこともあまり言わなかった。

毎日のように書かれる手紙は、決して楽な作業じゃないだはずなのに。

Aちゃんがまた言い訳をするように田中さんや木さんをかばい始めた。

スタッフの皆もいい人なんだよとフォローする。

もう限界だった。不覚にも泣いてしまった。

「Aちゃんがあそこの人たちを大切なのは良く分ったよ。

でもね、私もずっと友達だと思ってたよ。」

「当然だよ!トモ吉は一番大切な友達だよ。」

「じゃあ選べよ。」

「!!!!!」

「無茶言ってるのは分るよ。

でも私あの人たちとアンタが付き合うのがたえられない。

借金で私も苦しんできたよ。

だから平気で借金を勧めることのできる人が私は信じられない。

本当にいい人ならそんな事は絶対しない。しないよ。」

「・・・・・。」

黙って涙をぽろぽろこぼすAちゃんを見て、私はもうたえられなくなって店を出る事にした。

「ごめんねトモ吉ごちそうになっちゃって。」

「私はね、ずっとあんたのそばにいて、話を聞いてあげる事も励ます事もできない。Aちゃんがあそこにいる限り。

だからコレがひょっとすると私ができた最後の事かもしれない。」

「!!!!」

「ごめん。でも私も限界やねん。コレ以上はつらいねん。

でも私は絶対あそこを許さないよ。

私から友達とっていったんだもん。私はあそことは絶対分かり合えない。」

ぼろぼろ泣くAちゃんをみて、私はふいにある朝の光景を思い出した。

上京したてのAちゃんは仕事もなく、最初の頃はよくうちの家に泊まっていた。

狭いワンルームでひっついて寝た。Aちゃんといると大阪にいるみたいで、私もなんだか寂しくなくなった。

朝目が覚めるとゆでただけのほうれん草と食パンを焼いてスライスチーズを乗せたものを出してきた。

私の家の冷蔵庫にたいした物がなかったから。

そのチーズトーストがやけにおいしかった。

それは、私が手料理に飢えてたからかもしれない。

それでも私は食パンを焼くとかならずチーズを乗せるようになった。

相方にもチーズトーストだといばって出すと、乗せただけじゃねえかと毎回言われた。

何度もおいしいといって食べる私にAちゃんがあきれるように言った言葉と同じだった。

あの日がやけに幸せに見えた。

もうもどれないんだろうか。あの頃の私達の関係に。

相方に会う前で、しかもすごい貧乏のどん底に落ちる前だけど、

それでもいいからもう一度やり直したいとさえ思った。

相方はいいんだ。家ももう知ってるから意地でもめぐり合えばいいんだ。

だからあの頃に戻って、絶対そんな事にならないようにAちゃんと一緒にがんばりたい。

そんなできもしない後ろ向きなことが頭をぐるぐるまわった。

私も限界で、今日は相手を威嚇するためにもいつもより余計にぬりたくっていたマスカラがほとんど流れ落ちるほど泣いた。

多分、今日の私のやり方はまずかったとおもう。失敗だったともう。

でも、腫れ物に触るようにするより、正直に言って戦うしかなかった。

私の性格を熟知しているはずのAちゃんに最後の望みをかけた。

Aちゃんが反対側の線で電車に乗って見えなくなった後、

駅のホームで、人目をきにするのもだるくってわんわん泣いた。

ちくしょー覚えてろよあいつら、世界中があの教団を支持しても私は一生うらんでやるからな。

私の体は呪いでいっぱいだった。

あれから1週間近くたってすこし落ちついてきました。

結局なんだかんだいってもAちゃんの意思で入った以上、コドモじゃないんだからどうしようもできない。

Aちゃんが自分の意思で辞めない限り、どうすることもできない。

今日Aちゃんから連絡があった。

あの日いらいわたしはずっと連絡していなかった。

教団の事務のバイトをやめたそうだ。後日辞めたいとたのんだら、あっさりOKがでたそうだ。代わりは探さなくていいとまで言われたそうだ。

なにそれ。

修行代は前払いしているのでそのためには行くかもしれないけれど、とりあえず借金返済のため他で働くことにするという。

これは解決じゃない。少しうれしかったけど、まだ最初の段階だ。

電話を切ってすぐBちゃんに電話した。

初めてBちゃんが電話口で泣いた。

なにやってるんだよAちゃんと、また怒りが込みあがってきた。



結局まだこの問題は解決していない。

しかも読み返したら、ほんとうになんでこんな宗教にひっかかっちゃうの?っていうくらいばかばかしく見える。

でもこれを読んでいる皆様、それは私が文を書く力がないだけであって、ほんとうに侮れないんですよ。

だから、皆様も気をつけてください。

宗教って言うのはほんとうにアニバーサリーを大切にしますよ。

結婚、30代突入など年の変わり目、身内の幸せ、親族の不幸。

そんな人生の節目を有能営業マンなみにマメにキャッチし、

毎日の幸せ、不安、退屈、絶望、それらの感情に敏感に入りこもうとしてきます。

今回私が取った行動は決して正しくなかった。

だから今後もどう代わるかわからないけれど、なんとかがんばるつもりっすよ。

なんだかんだいって、本当の意味での数少ない友達だからな。あんなおばかさんでも。

最後に、Aちゃんを家に呼ぶ前日にコーちゃんから来たメールをお見せして終わります。

これは結構正しいと思う。イヤ、私はできなかったんだけど。今もう一度見なおしたらこれはなんか正しいとおもう。

なのに私はびっくりするほどしちゃいけないことばっかりやっていた。反省。

長くなってスミマセン。

皆様の周りにこんなくだらない脱力なことがおこらないように祈っていますよ。



アーメン なんまいだ 世界の神様  




コンチクショウ。





*************************************************



うっす。

あれからどうしても寝られなくって今日のことをシミュレートしてみた。

こんな感じですすめるのがベターかなと思うんだけど見てみてくれないかな。よろしくたのんます。

あと、トモ吉には 4 の段階まで発言せずにみまもってもらったほうがよいかなと思う。

実際辛いと思うけど、どう?

--

コー

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教団Sからの救済メモ



1.目的

o 入社の経緯。教会での活動を詳細まで聞き出す。

o どれだけ教会への帰属意識が高いのか確認する。

o 心配してくれる人の存在を認識してもらう。

o 家族へ連絡するために本当に今起こっていることを確認する。

*状況によって

o 家族へ連絡することの通知。但し慎重に。教会への帰属意識が高いようであれば避ける。

o 教会の実態を資料をもとに説明する。しかし理解してもらうところまでは望まない。

*注意点

o 責める発言は絶対厳禁。

o 教会に入信している先輩、後輩、個人を非難することも禁止。

o 今回だけでマインドコントロールを解除できるとは考えない。急ぎすぎたり は禁物。



2.導入-リラックスして話を聞き出しやすくする

o 雰囲気

いつもどおり しゅう(相方)がゴンちゃん(相方の友人)を連れてきた的な、トモ吉がBちゃんを連れてきた的なしごく普通な感じ。身構えない。

相当ガードを張って来るであろうAちゃんに、こちらが心を開いてないと警戒されてしまう。

o 自己紹介

トモ吉中心にそれぞれの立ち位置を説明。できればオモロク。

o 状況、趣旨説明

トモ吉からある程度事情を聞いてることを説明。

トモ吉からの片方の意見だけじゃなくて、今日はAちゃんがどう

思っているのか、実際にAちゃんからゆっくり聞きたい的に趣旨を説明。



2.聞き出し-Aちゃんが考える今の状況を話してもらう

o 話し方

できるだけAちゃんが自発的に発言できるように。

Aちゃんの上から被せて発言しない。

急かさない。

借金は責められて地雷になっているかもしれないのでこちらからは聞かないほうがいいか?

o 進行

入社前のAちゃん>入社の経緯>会社での活動>入社後のAちゃん>教会への思い

くらいの順序で話してもらえるように誘導できるのが理想。

o 確認事項

この中でAちゃんの教会への帰属意識の度合を図る。

自分でも教会へ疑問に思っていることはないか?。

教会以外の人のことを考えているか?(たとえばトモ吉やヒロさんのこと)

教会のことを話すときの態度。目の動き。



3.投げかけ- 2 の結果を元に本当の教会を認識

o 帰属意識が薄いと判断できた場合

資料やインターネットを元に教会の危険性を説明。

客観的事実にもとづいた資料では納得してもらうまで説明してもよいかも。

金儲けのシステムを説明。

マインドコントロールうんぬんは実際マインドコントロール下の人を責める結果になる可能性があるからしなくてもよいかも・・・。

 する場合は慎重に。

教会への疑問点を裏付けと資料をもとに突破口に・・・。できればいいなぁ。

経典への批判は慎重に。信じるものの前否定につながるかも。

読んでないらしいから大丈夫と思うけど。

o 帰属意識が高く手に負えないと判断した場合

資料は選定して刺激の強いものは控えるか?

「納得してもらう!」という深追いはしない。

事実のみを伝える。嘘や捏造は一切なし。(訴訟の可能性も考慮)



4.結果の確認

o 資料を見た反応を確認

それぞれの思うところを状況を見ながら話す。

Aちゃんにも話してもらう。

トモ吉の発言参加はこのフェーズからがよいかも。

家族への通知の確認などもここ(状況見て)。

o 後日

これからの予定を確認。

家族への連絡手順

Aちゃんへの対応



本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

# もこもこ [読んでて泣いた。あなた凄いと思う。正直、凄い。正しいと思う。その人その人に合った方法があると思う。理想的な方法はいく..]

# 高橋 [本当に教会の形骸化した実状には自分も心を痛める一人です。自分は幸いにも既存の教会の入口にてこの形骸化の現実を受け入れ..]


2002-10-16 (水) 心配してくださった皆様ありがとうございました。お礼は改めて書きます。 [長年日記]

発熱。明日ナニかいたかうっすらとしか覚えてないような気がして楽しみです。

久しぶりにがっつり風邪をひきました。

日曜日にブーツを買ったので調子に乗って、かなり久しぶりに膝丈のフレアースカートをはきました。

はい、そこ吐かない吐かない。

くるりと回転して見せたら友人たちに、めちゃくちゃウマソーといわれました。

編みタイツの太ももが。

そらもうあなた、日本ハムの責任者も素直に謝罪したくなるようなステキな肉っぷりでした。

ぷりんぷりんをとうの昔にかけ抜けて、まぶしさのかけらもない圧巻のダルンダルンでした。

生まれ変わるとしても、私の肉を詰め込まれるブーツとデブの自転車のタイヤだけにはなりたくないです。

えー、ぼーっとしています。

今たまらなく肉が食べたいです。

串焼き。

炭火で豪快に焼いたハラミ。クワーッッッ!!!

滴り落ちる脂で炭もますますファイヤーッッッ!!! かーーーッッッぺぺッッ!!!(←!!!)

畳一枚分ぐらい食べたいです。いっそのことその上で寝てもいいくらいです。

それと、シソと梅肉を豚バラでくるくる巻いたやつ テヘ

もう、まんがにでてくるどこに売ってるねんみたいなキャンディーみたいにして食べたいです。

顔が隠れるくらいの大きさの。

そんで良く冷えた冷酒をカーーーッッッッっと飲んで、

これまた良く冷えたウーロンハイで風邪薬を流し込んで寝たいです。

そしたら絶対直ります。確実。



頼む・・・ジュージューいう音だけでも聞かせてくれ・・・・・



ポクッ




本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# 浅野 忠信 [プルコギ食べた。初めて食べた。念願でもあった。ジュージュー。美味い。]


2002-10-18 (金) 風邪、残念ながらなおりました。ヘーックチッ。 [長年日記]

エンジェルとかいう検索にひっかかったらどうしよう。

えー。コーちゃんがさくっとトップページをまとめてくれました。

イキナリかわっていたのでビックラです。

ありがとな。

自分のHPながらも、たまにこおいうことがあってビックリできて楽しいです。

これも2人で作る楽しみのひとつです。

( ボク=王様  コーちゃん=奴隷 )

三角の天辺にずっと座ってコーちゃんを見下ろしているので時折お尻がチクチクします。

でもボク達の友情の前には絶対普遍のヒエラルキーもノンノノンだよ。な、下僕よ。肉おごれ。

しかしですな。

日記以外のものは、たとえばちょっとしたタイトルや見出しはヤツがつけてくれるのですが、

なんかコレにビミョーに愛を感じられないというか、オレあんまり関係ナイんだからな的な、

距離感?クールぶってるの?いやむしろ・・・ひょっとして・・・

※オレ、憎まれてる?

そんなわけでエンジェリーナトモ吉です。

下僕募集!大募集。永久募集。

現実の世界ではヒエラルキーの三角の中にすらいれてもらえない私。

そんな私の三角をささえてみませんか。

とりあえず今は浅野君が一人で四つん這いになって背中に三角を乗っけている、

非常に不安定な状態です。

不安定過ぎます。



『 2002 タイムリー過ぎて秋 〜いい人ぶりたいお年頃。』

会社の昼休み生命保険のおばちゃんがくれた新聞コラムのコピーを読んで涙ぐんでしまいました。

どれもこれも拉致被害者帰国話でしたよ。

お、コレで私も会社での好感度アップかと思ったのですが、

省エネのためオフィスの照明を消されて真珠の涙を披露する事ができませんでした。ムダ真珠。(←NOオヤブン)

いるのか、スパイが。このオフィスにも。(忍者はいるけどな。ニンニン。)

帰国した日は空港でのシーンを狂ったほど使いまわしてTVで流しつづけ、感動ですとかなんとか言いまくって、

一夜あけたら今度は洗脳されているかもと騒ぎ出していた。

悲しいですね。

そんなこと、誰もが予想していた事だからそれが悲しいんじゃなくて。

カルト教団じゃないけど、同じ日本で、手の届く位置にいながら、しかもほんの短期間で洗脳されるのに、

24年という気の遠くなるような時間。

あちらの国には子供を残しているかもしれないのに。

何よりも悲しいのが身内の人たちだ。

誰よりも頭の中ではいろいろな事を考え、きっと洗脳の事も、一時帰国してもあっちに戻ってしまうんだろうとか。

それは政治的な問題だけじゃなく本人の意思であちらの国を選ぶのではないかとか。

それら全てを覚悟して、それでも捨てきれない、身内を見れば、私達の顔を見れば戻りたくなるんじゃないか、そんなほんの小さな期待を胸に、

会いたいと願いつづけていた時間。

わかっていても実際に変わってしまった関係を思い知らされる衝撃。

大切な人が洗脳されると言う事は本当にショックで、

それを戻すのが困難過ぎるときの絶望はもうこれは私なんかじゃ絶対に想像できない世界で。

政治的にも(子供などを人質に取られている)精神的にも(洗脳)まだまだ解決できない問題で。

だから一緒になって同情する事も、怒る事もできない。

どうすることも。

おとなしくウィルスメールを受け取る事しかできない。

ってか、まじで最近ウィルスメール来てます。

お疲れ様です信者の皆様。

そんなに私を好きにならないでください。

私も好きになってしまうかもしれないじゃないですか。

イヤ、ひょっとすると敵はもっと近いところにいるのか?!

身内か?!!

(※印に戻る)




(・ε・)  次回こそ出るわよーーーッッッ!!!

(・e・)  チムーーーッッ!!!

(・ε・)  アタシ達の出番よーーーッッッ!!!

(・e・)  チムチムーーーッッ!!!




えーっとゴメンナサイ。

下僕ってどんな下僕ですかと、とてつもなくギラギラしたメールを頂きました。

なんかすごく具体的で、アダルトパワー炸裂です。

初めての方ですが一目見た瞬間、

「ムム、これは玄人のしごと・・・」

と、海原雄山バリにうなってしまいました。

ウソです。私そっち系は結構ピュアなんです。(ほんとかよ)

ただ友達が欲しかっただけの弱虫です。そんな事できません。(←?!)

でも30過ぎてまだ知らない世界があって少しウレシイ。




2002-10-21 (月) ムニッチム。 [長年日記]

知らない世界の扉を開けて。

(・ε・)  あのね、大人になって初めて知ることってあると思うのね。

(・e・)  ホウホウ。どんなことなのチム。

(・ε・)  ワタシ、つい最近までシミュレートを大声でシュミレートっていってたのね。

(・e・)  ・・・それは初めて知ることじゃなくて、ただの無知チム。ムチチムムチチム。

(・ε・)  いつも知的なワタシがそおゆうスキをみせるのも大切なのよ。ムチチナウ。

(・e・)  この前も【入庫】のこと【ニュウカ】っていってたね。

(・ε・)  チガウのよっっ!!

    あれはね、おじいちゃん相手に説明してて、

    ニュウコっていったらハテ?とかいいながら首かしげんのよ。

    「25日ニュウコします」「ハテ?」「ニュウコします」「ハテ?」「ニュウコします」「ハテ?」「ニュウコし・・」「・・?」・・・・・

    永久に続くのよ!!おじいちゃん首もげちゃったらかわいそうじゃないッッ!!

    だから「ニュウカします」っていってみたら、「ホウホウ」ってやっと納得してくれたのよッッ!!!

(・e・)  それってタダ単に耳が遠いだけなんじゃないチム?

    ってか、ビミョーに意味が違ってくるんだけど大丈夫?

(・ε・)  キーーーーッッッもうどうでもいいのよニュウカしようがニュウコしようがッッ!!

(・e・)  ・・・イヤ・・・そんなわけには・・・

(・ε・)  大体ニュウコってなによッッ!!!庫ってッッ!!!

    小ッさいのよ話が、あーちいせぇちいせぇ!!!私子供の頃から入城っていってたからわかんない!!

(・e・)  ・・・ニュウジョウ?(←一応確認)

    でもついこの間も、飯盒炊飯のこと飯盒水産っていってたよね。

    あんた川原で水産て・・ずいぶん大きく出たものね。

(・ε・)  うるさいわね。私はいつも物事は大きく見るのよ。木を見ずに森を見てしまうタイプなのよッッ!!!

(・e・)  だいたい飯盒炊飯って久しぶりに聞いたチム。ナニ?軍隊?!!

(・ε・)  ムキーーーーーッッッ!!!なにがバーベキューよッッ!!

    みんな焼肉のタレに肉浸して焼いてるだけじゃないのッッ!!

    焼肉って言いなさいよ焼肉ってッッ!!!

    大体ナニよあのダッチオーブンってッッ!!重いわ熱いわあと片付けは水気は完全に拭けだの、

    うざいのよっっっ!!!名前エロイのよッッ!!!

(・e・)  ・・・あんたこの土日、バーベキューとかいわれてホイホイついていってなにか辛い目にあったチムね。

    エロイって・・・・

(・ε・)  これからの季節寒いから、温かいシチューでも食べよう、

    パンも焼けちゃうよ、ハイそこ野菜切って、肉切ってって、

    自分は焚き火の前から一歩も動かず仕切るやつッッ!!!お前がやれっつーのッッッ!!!!!

(・e・)  ・・・あーあ・・・・・

(・ε・)  しかも得意げにしてるけど、そのダッチオーブン、別の参加者が持ってきたやつなのよ。

(・e・)  ・・・アイター・・・

(・ε・)  まあムカついたからあの男、皆で笑顔で川に突き落としてやったわ。

(・e・)  ・・・・・。

(・ε・)  皆笑顔だったけど、内心は大マジで突き落としてたわよ。

    ポッケに入れてた携帯水没で壊れてやんの。ガハハ。

(・e・)  ・・・・・。

(・ε・)  で、何の話だっけ?




(・e・)  ルールルルールルルールルルー



ほらみろ。新興宗教なんか入らなくたってささやかな平和と幸せはいたるところにある。

(・ε・)  最近ねー、ワタシ結構生き方に行き詰まりを感じてるのよ。

(・e・)  ・・・エ?今更?

(・ε・)  自由に生きたいのよ。

(・e・)  今までの言動はナニ?

(・ε・)  でね、ある意味一番羨ましいのは浅野君なのよ。

(・e・)  あーあの人ね。

(・ε・)  べっくらするくらいマイペースよね。マイペース言動どーん。これでもかこれでもなのか。

(・e・)  ある意味あの人自身が仙人だから。

(・ε・)  宗教騒動の間にも本当にマイペースッぷりをはっきしてくれて、

    いつもならウルセーって首根っこ掴むところが、かえってすがすがしくすらかんじちゃったわよ。

(・e・)  あの人トモちゃんと飲んではダメだしし合ってるもんね。ぶっちゃけどっちもどっち。

(・ε・)  まったくだよ、つか食わせろプリュコギッッッ!!!

(・e・)  ・・・やっぱりそれか。

(・ε・)  だいたい、なんですかあの9月20日のトリオは

    あいつらこんなところでコスプレ喫茶のうちあわせなんかするなっちゅーねん。

    ナニが業務連絡じゃ!なにがチェック済じゃ!(しかも彼女が・・・)

    ナニ業務やねんッッ!!

    そしてやっぱりマイペースかよッッ!!!

    ・・・つれてけ。

(・e・)  ナニソレ。

(・ε・)  ジョニー・ディップちゃん。ご心配アリガトウ。

    でもあなたの名前で検索した人が来たらビックリしちゃうわよね。

    トモちゃんはちなみにクリスマスに彼氏と『シザー・ハンズ』のビデオを観たと言う、

    とてつもなく恥ずかしい過去があるのね。

(・e・)  うっわー・・・。

(・ε・)  どくちゃん、トモちゃんもかなりビンボーだから、最初からお金関係はとられないのよ。

    そのかわり悪の手下になって、洗剤とかを売る人を集めろとか言われるのよ。

    洗剤買ったほうが楽やっちゅーねん、むしろ売りつけてくれよ!!

(・e・)  あの、原液のね。『普通のより落ちますよー』って、落ちるっつーねん。

(・ε・)  その勧めてた人、手ボロボロになってた。ノルマが厳しくて自分で使ったのかちら・・・

(・e・)  (涙)

(・ε・)  もこもこちゃん、本当にアリガトウね。

    ウィルスメールでションボリコのトモちゃん生き返ってたのよね。すくわれたのね。

    元気になったのよね。

(・e・)  つか、あいつ今朝も起きてすぐ大盛のカレー食って会社行ってたチム。

(・ε・)  ・・・あの人こそ救いが必要なのかも・・・。

(・e・)  毎日酒で体清めてるが口癖だもんね。カンゾウマックロ・・・

(・ε・)  メールを下さった皆様もアリガトウございます。

    返事が遅れてるみたいなのね。だめなのね。

    いそぐのね、マッテテネッッ!!!

    そうそうまめこちゃん、いつものハイテンションを気を使って必死におさえた心配メールありがとう!

    まめこちゃんが送ってくれたメールの宛先はもう使えなくなるので、

    今後は下記にあるmunichimuni@yahoo.co.jpでメールくだしゃい。

(・e・)  ワタシタチガ検閲チチャウノネ。キヒヒヒヒ。

(・ε・)  もも秋ちゃんもわざわざチェックして新しいほうにメールくれてありがとうね。

    ほかの皆様も書きたいけれど、こんなところにメール送ってるなんて生き恥だからさらせれたくないカモだから。お返事で。

(・e・)  皆生き恥だけど慈悲深いチム。

(・ε・)  しかし先日書いてきた日記整理しようとしてうっかり見落としていたツッコミ見つけたのね。

    ぺこいしさんのこんなにアツい思いを見逃すだなんて・・・

    こまったドリーマー★ぺこいしちゃんがムニーはダイスキよ!!!

(・e・)  よ!ドリーマー★ティーチャー!!!(しかも生徒は★オンナノコ)




(・ε・)  はやるかなー、ムニー達のほし。→★ヒソヒソ

 (・e・)  ツノダにさきにやられちゃってるからね。ヒソヒソ





2002-10-23 (水) 進化するシルバー世代のセクハラ。 [長年日記]

そんな事言う私もセクハラされない。っつか、今時セクハラと書くのも恥ずかしい。

セクハラってなんだ。

どこまでがセクハラなんだ。

これが結構難しい。

「今日はキレイだね。」

【は】がモーレツに引っかかるが、言われれば単純に嬉しい。言われないけど。

でもこれもセクハラらしい。

「今日はセーリか。」

セクハラという言葉がここまで広がった今、

こんなことを言えるのは仕事の出来ないオッサンか、

オレは何を言っても許されると勘違いしている空気の読めない生涯現役ヒラサラリーマンだろう。

セクハラを真剣にさけぶこともむずかしい。

だいたいキーキー言って目立ってる人に限って、なんか・・・こう・・・

イヤミを女性にしたような感じザマスので、なんだか訴えるのも自意識過剰に思われそうで言う気も萎える。

しかもキーキーいう女性(イヤミ女版)は、セクハラにあわない。

あった人に駆け寄って許しちゃダメよとナゼか熱く励まし鼻息も荒い。

だいたい言われた本人自体が、はあ?あれくらいで?

みたいなときに最も多くイヤミは繁殖する。

なぜだ。

なぜにセクハラされてない人が激しく騒ぐのだ。

どうして人のことであそこまで熱くなれるのか。

セクハラを声高に叫ぶ人と、ミスコンを反対する人たちに共通点は多いように思う。

頼まれてもいないのに人のことで熱く人を責めたてる前に、他にすることがあるだろう。

その前に肌の手入れをしろ。

ぱさぱさのおかっぱをどうにかしろ。

それは美醜の問題ではない。人間としての可愛げの問題だ。

どうも女ということを放棄してるくせに、そういうセクシャルな部分での問題には敏感に見える。

どっちだ。

放棄か。がんばるのか。

放棄なら、自分がセクハラされるまでだまっててくれ。問題は当事者同士で話し合う。

当事者が傷ついて、でも恥ずかしくて言えなかったとしても、

イヤミには頼らないと思うよ。ややこしくなるし。

話が(イヤミに気を取られて)それたけど、セクハラを訴えるのはむずかしい。

痴漢なら、さわったら文句が言えるのに。

言った言わない、そんなつもりじゃ、褒めたのに・・・など、ややこしい。

「A地区にあったのなんだったっけ。」

「ダイキンの多摩支店だよ。」

「ああ、ダイキン多摩だね。」

「でもB地区から攻めたほうが早いよ。」

「いやー、ワシはダイキン多摩からB地区に攻めたほうがてっとりばやいと思うよ。」

「いやいや、ダイキン多摩のまわりはだめだね。B地区だよ。」

「いやダイキンタマだよ。」

「イヤ、ビーチク責めたほうが早いよ。」

「ダイキンタマだ。」

「ビーチクだ。」

「○◇◎★▽!!」「■※〒〓↑∃!!」「⊇●♂♀!!」「****!!」「****!!」「・・・!!」「・・・」



「トモ吉さん、どっちだとおもう?」




・・・いやん。




*********************************

ぐったりして家で寝てるとちんぴらオオノからお電話が。モチモーチ。

「アニキー、今日会社にねー、ダスキンが来たんすよー。

ダスキン多摩堤支店!

出すの?包むの?ダスキン多摩堤支店!

このダスキンさんの名刺、俺宝物にしよーっと。」




・・・しるか。




本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# ニタリン [ いや〜懐かしいっすーこんギャグそんで思い出したんっすニタリン・ネ・タ・・・んで、昔の道行きでは「お夏清十郎」と女と..]


2002-10-28 (月) 惑わされっぱなし。くらくら。 [長年日記]

でもいまだに正解だったのか悩んでいる。

友人の結婚式の招待状。

出席に気前良く○をいれたら、その下に難問が。

当日のコースのメイン、ご希望に印をお入れください。(印がない場合は牛となります。)

    □ 牛

    □ 鴨

    □ 子羊

うわあああああああああああああああ

こんな難しい問題久しぶりにぶち当たった。

落ち着けワタシ、落ち着け。

牛はいつも食べてるじゃないか。な、はずそう。

・・・まてよ、ここのホテルのことだ、私が食べたことないような牛が出てくるんじゃないかしら。

もう、舌の上でとろけるようなヤツ。

でもすぐとろけちゃったらつまんないから却下。(肉はいつまでもアニアニしたい派)

鴨・・・子羊・・・オフランスの風をかんじる甘い誘惑。

つまりは鳥か哺乳類かってこと?

あー、もうわかんねえよ、少しずつ全部食わせろよ、あーもー・・・・

招待客いたずらに困らせんなよ。勝手にそっと決めててくれよ。

あー・・・・・(とりあえず羊と鴨と牛の絵を書いてみる)

でもユキちゃんのこと考えたら子羊は食べられないカモ。なんつって。(錯乱中)

でもやっぱりこんなときだから晴れ晴れしく牛もいいし・・・

今年下半期ナンバーワンの難問に立ち向かい、結局出欠の返事が締め切りを1日過ぎてしまいまい、友人にしかられた。

朝の冷え込みがこたえる31歳冬。



結局子羊にした。

ユキちゃんごめんヨロレイヒー。





本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

# 浅野 忠信 [正解。大正解。羊よ羊。羊たちの沈黙だし月の羊だし。電気羊は....。ジン、ジン、ジンギスカン! 地元じゃ人が集まれば..]

# エモ [・・・・・・・やっぱ小羊!!!!!]

# 椎名つばめ [はじめまして。(゜゜)(。。)ペコッ ひとつツッコミをば・・・。 ('_'| ユキちゃんは山羊だよっ!]


2002-10-30 (水) 愛は永遠の輝き。そしてちょっとしょっぱい。 [長年日記]

もう、この時点でめんどくさい。

えー、羊が正解だそうでよかったです。(まだ他のにも未練があった。)

コレで良かったのだろうかと広島に行っているマイムーチョにお電話を。

「ねえ、羊で良かったともう?」

「おまえ、そんな事いってる場合じゃねえぞ。」

「そんな事とは失礼な!!ああ、大変失礼だ!!!」

「うるせえ、こっちは目録に追われてるんだ。」

「モクロク?モクロック?」

「ここ毎晩オフクロから結納の目録の話しされてるんだ。」

「え?結納?!!誰と?!!」

「・・・来月やるじゃん。」

「あれ食事会でしょ?両家の?!!」

「オレもそう思ってたら、オフクロ結納セット用意してるらしい。」

「結納セットって何?!!」

「・・・・・コンブ?」

!!!コンブ?!!

「あと・・・えー・・・カツオブシ?」

・・・いらない。

「・・・・・。」

「ダシ取れってこと?」

「・・・・・。

あと婚約指輪どうするんだってさ。」

「クレークレークラレーッッッ!!!」

「・・・・・。」

「あれでしょ、なんか雨の中泣きながら走り去ったら後ろから抱きしめられて振り向いたら差し出されるやつでしょ。

【永遠の輝き、給料の3ヶ月分】。」

「・・・・・。」

「あと、砂浜で2人で砂のお城つくって、

それが波にさらわれちゃってしょんぼりしてたら砂の中からあらかじめしこんでいたものが。

【永遠の輝き、給料の3ヶ月分】。」

「・・・・・おまえ何の話してるの。」

「あとは・・・」

「その前に何とかしろお前の借金給料6ヶ月分。」

「・・・・・。」

「お前両方の親から問い詰められるぞ。式の事とか。いいわけ考えてるのか。」

「式は来年の秋にします。以上!」

「・・・それだけかよ。」

「しゅうちゃん教会と神前とどっちがいい?」

「はっきりいってどうでもいい。」

「でもあれだよ、教会だったら皆の前でチューしなきゃいけなくちゃなんだよ。」

「・・・かんべん。」

「でしょ。にげるでしょ。ありえないでしょ。」

「逃げはしないけど、ずっとイヤな顔してる。」

「・・・・・。」

「服に食べこぼしとか付ける。」

「・・・・・。」

「とにかく式はするけど余計な事はやりたくない。」

「じゃあ逆に余計な事ばっかりしまくるってのは?ゴンドラ乗ったり2分くらい周りが見えなくなる強力スモークたいたり。」

「お客さんもみんなゴンドラでおりてくるならいい。スモークの煙幕でとんずらできるならいい。」

「・・・それなんのショーよ。」

「退場もゴンドラ。」

「・・・・・・。」

新郎は替え玉。新婦は偽者。

「・・・・・。」

「挙式は9月31日。」

「・・・・・。指輪は?」

とんがりコーン!

よく結婚式の準備で仲が悪くなっちゃうカップルがいるとは聞いていましたが・・・こおいうことだったのですね。

ならば最強の質問を。

「結婚式は和食?洋食?牛?羊?!!!」

放し飼い!!

・・・・・・・・・・・・・放し飼い?!!!!

え?ナニを?牛を羊を馬をカモを?!!!

「そしてふれあい特設広場!!コレで親戚のガキ大喜び!!以上!!」 ガチャン!! ッツー・・・ツー

相方も毎日の親からの圧力で壊れてしまったようです。あーあ。

そんなわけで結婚披露宴は【養老の滝】食べ放題揚げ物どっさりコース飲み放題の方向で行きたいと思います。

引き出物は一人一升瓶1本づつ。



以上。解散!!



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# たっちゃん [リ〜チ!?   なにはともあれ、ユイノーおめでと!!!]


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