チナウ
2003-07-02 (水) なんだか。 [長年日記]
■ 微妙に不調。
のどの奥がなんか腫れて、痛くないんだけどなんかカゼの前兆みたいな状態がおこって2日目。
今度は唇に小さな疱疹みたいなのが出来てまいりました。
飲みすぎでしょうか。食べすぎでしょうか。どっちもでしょうか。そうですか。
しかし上唇中ほどに出来た疱疹のため、いつもは薄情の象徴だのいや実際薄情だのと言われてしまう私の薄い唇が、
期間限定ボインな唇に生まれ変わりました。ボインな唇て。
なんとか。何とかこのまま維持したい。
ぽってりとした唇っていいじゃないですか。憧れですよ。
そういえば何チャンネルか忘れたんですが、通販番組のレギュラーに、えらいエロいお姉さんが出ています。
顔はどちらかというと魚系なのですが、そのぽってりとした上唇が妙にやらしく、
しかもやたらと食べ物ばっかり担当するので、唇から舌を覗かせて魅惑的に食べております。
冬はカニでした。むしゃぶりついて舌なめずりして「おいしぃ・・」とつぶやいておりました。目をつむって。
でも昼の番組なので、オバちゃん受けはイマイチだと思います。
その数日後に通販していたカニクリームコロッケは、きっと売れ残りで作られたものと推測いたします。
嘘です。そんなの売ってませんでした。
今日はめちゃくちゃ忙しいのですが定時で上がります。
いつも皆に更新ばかりして仕事しているのかと心配されるので、本日は5分更新技を披露させていただきました。
マンガで言う所の下書きナシってヤツでしょうか。
うそです。
いつも下書きしていません。
ちなみに昨日の日記も20分とかかっていません。
別に適当なワケではないのです。
ただ早くできちゃうのです。
真面目に考えて打ってるはずです。
多分。
ちなみにお隣の元木さんに体調不良を訴えた所、
ああ、もう死ぬなといわれました。
噛み砕いて言ったらしいです。
噛み砕きすぎだと思います。
それでは皆様、上司様たちが会議室から出てこられたので、
無理難題を言われる前のトンズラしようと思います。
ごきげんよう。(←エレガントのつもり)
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追記。
トモ:「あー・・もうノドがいたい・・・死ぬ・・・」
元木:「ふーん。」
トモ:「感じワルー。ガムなんかかんで。サイテー。」
元木:「うるせー仕事しろ。赤紙くるぞ!!」
トモ:「赤紙?!!差し押さえ?!!」
元木:「・・・・・そっちかよ・・・。」
2003-07-03 (木) 続絶不調。 [長年日記]
■ 今から病院へ行ってきます。さいなら。
唇の疱疹が治りません。
まずいです。
明日はニクニク大会なのに。
きれいなお姉さんだと期待してるのに。(私だけが)
こんな不細工なボイン唇みせられません。
治すぞ。絶対治す。そしてニク食うぞ!!!
最近唇どころかお腹やお尻や太ももやあごの下など、
いたるところがボイン化現象を起こしていますが、かんじんの胸だけはおいてけぼりです。
依然のどの奥も痛く、小さな声しか出さないようにしていたところ、
周りの人たちからはカラオケ?と聞かれました。
音痴だから歌えないのに。ひどい。
しかも今日は洋服を選ぶ気力もなかったので、赤のトップに黒のロングタイト+二の腕が見せれないので黒の薄手のカーデガンという、
冷静に考えればどうかというセンスでうっかり出社してしまいました。
周りにはヤンキーヤンキー言われました。そんなところだけ仕事の速い職場で幸せです。
挙句の果てに上司が髪を染めた?とか聞いてきましたので、はい1ヶ月ほど前にと報告しておきました。
ヤンキーファッションで髪の色が必要以上にクローズアップされたようです。
そうでなくても私は昔から「元ヤン?」と聞かれてしまうのです。
なぜだ。
私はヤンキー文化にはあまり賛同していないので、微妙に悲しくなります。
なにが私をレディース風味にしているのでしょうか。しょんぼり。
そういえばいつも私には実際の自分と違うイメージが付きまとっています。
ヘビースモーカーでしょとかよく言われるので、今までタバコ吸ったことがないと言うと驚かれます。
いや、ためしにすってみたことはあるのですが、それも26ぐらいのとき。
毎回吐いてしまうので、2,3回試してやめてしまいました。
あとカラオケ得意でしょとか言われます。すごい音痴です。ほっといてください。
結構恋愛に対してクールでしょとか言われます。
めちゃくちゃのめり込んで目ハートちゃんにしてます。ほっといてください。
なんだか自己紹介のようになってきましたね。
えー、鈴木ソノコ先生にそっくりだった私も(もちろん亡くなる寸前のころのね)太ってそれは難しくなってきました。
太ったおかげでアダムスファミリーのお母さんにも、ベラにも似てません。ザマミロ。
おかげで最近自分の母親に似てきました。ずっと似てないと言われ続け、やっとここまでたどり着きました。
ちなみにうちの母親(ヨシコ・フリル好き)は、今現在の天地真理を5回ほどぶん殴って完治しかけた顔をしています。
ほっとけ。
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私信。
私がめずらしく機嫌よく『プレゼント』をカラオケで熱唱していると、
さびの部分になったとたんマイクを取り上げ、
「ダイスケだったけど〜ハナコが〜いた〜なんて〜」
とおそろしく伸びのあるマッチ声で歌わないでください。
ベタだけど受けてしまいました。
な。幹事。
そうそう、今年に入ってやっとizmiさんが更新しましたよ。
自意識過剰な人が多いこのネット界の中、
その他人を気にしないほったらかしぶり、潔くてかっこいいと思います。
2003-07-07 (月) 重大発表!!近日中に【チナウ】が消える!! [長年日記]
■ のか?(また東スポ。)
皆様初夏の日差しの中いかがお過ごしでしょうか。
ちなみに東京は雨です。
ところで本日は皆様に大変重要なお知らせがございます。
我サイト【チナウ】がこのたびお引越しする事となりました。
ちょっとの間は今のURLで見れますが、そのうちひょいと消えてしまいます。
ザマミロとか思わずに、新しいURLに来ていただけたらとワタクシ切に願っております。
リンクくださっている方にはこちらからメールを送らせて頂いたのですが、
【はてなアンテナ】とか、そーゆーのわからないかわいそうな年寄りですので、
そんなオシャレなものにこのようなサイトを入れていただいている奇特な方がございましたら、
それは【はてなアンテナ】が泣くでと思いつつ、新しく登録していただけたら嬉しいです。
また、【ブックマーク】だとか【お気に入り☆】とかに入れていただいている方がいらっしゃったら、
これはもう変態だなと思いつつ、新しく登録しなおしていただけたら幸いです。
・・・いるのか。はたしているのかそんな人が。
いつまでたっても半信半疑ななか更新する【チナウ】でございます。
めんどくさくてごめんなさいね。
風邪を引いてめっきり気が弱くなっているワタクシです。
新URL
http://ko.meadowy.net/~toro/
テストにでますよ。
ちょっとまて何テストだ。
# 6-30 [おたく度テスト?いやー、変態度テストかな?でもトモ吉には変態と呼ばれたく無いけど【お気に入り☆】入れてるさかいに、や..]
2003-07-08 (火) 甘いものが食べたい。 [長年日記]
■ 病気で味覚がチェンジング。
毎日毎日蒸し暑い日が続きますね。ほんと。
CMでキウィを彼女と暑苦しく取り合い、皿ごとぶっ叩いて最後の一個をとりあげご満悦の坂口とか、
ちょっとまて、キウィをあの切り方で切ったら偶数のはずで、あの時点で既にどちらかが1個余分に食ってるはずじゃないか。
なのにあの奪い合い、ご満悦の坂口、後ろで恨めしげにしょぼくれる女。
誰が余分に食べてるのか、正しく半分こなのか、何かが2人の間にあるのではないか、なければ余計怖いじゃないか。
そんなことを考えても薄ら寒くなるはずもなく、むしろどうでもいい脱力感が漂うワタクシです。皆様コンニチハ。
先週の木曜日には、とうとう会社を早退して病院に行ってしまいました。
あまりにも唇に出来た疱疹(実は前日つぶしちゃったから余計ひどくなったの)がたえられず、
ちょっくらお薬でも貰おうかとカジュアル気分で来院しました。
あらかじめネットで調べたはずの会社最寄りの病院は、でかいのになぜか静まり返っていました。こっわー。
ちょっとレトロな感じの建物に、女という性別がビンテージ感覚になりつつある看護婦さんが迎えてくれました。コンニーチハ。
初診だったのでカルテに住所や性別などを書き込みます。
うちのマンションね、ちょっと右よりなかんじの名前がお年頃の私には微妙に恥ずかしくてね。
なんか『日の丸マンション』みたいなかんじなんですけどね。たとえばね。
いつもそっとささやき感覚で書き込んでみるんですよ。ささやき感覚て。
2,3人しか患者のいない待合室にちんまりと座ってまっていましたら、そのビンテージ乙女、大声で私の生年月日を聞くんですよ。
まったく。嫁入り前のレディーに。
「・・・年・・・月・・・日です・・・」
「え?7月29日?」
「イエ、4月29日です。」
「え?2月?」
「昭和天皇のお誕生日です!!」
ビンテージ乙女動きが止まり、その場にいた天皇世代のお年寄りたちがいっせいにこちらを見ましたよ。ちよにやちよに。
5分もしないうちに診察室へ。仕事が速くてありがたいです。
診察室に入り、おじいちゃん先生にお口を見せました。治る薬。はよクラレ。
結局その日、自分では全く気がつかなかったのですがお熱がありました。結構大量に。
お口に出来たのはネツノハナ・オブ・ヘルペス。(性病じゃないってば)
その後風邪薬とお口に塗る軟膏を頂いて病院を後にしました。
しかしですね、めったに熱を出さない人間は、いや、出しても熱が出ているという感覚をよく知らない人間は、
熱があるというお墨付きを頂くとむしろ嬉しくなって、ポジティブパワーがみなぎるのですよ。
その後私は駅近くのミスタードーナツでドーナツ3個と汁ソバとエビ蒸し餃子をもりもりと食べ、
中古屋で買った扇風機を5駅先の自宅まで電車に乗せて運んだのでした。
当然夜熱は上がり、関節はギシギシいい、翌日はちゃっかり会社を休みました。
カゼですっかり味覚のおかしくなっている私は突然甘いものが食べたくなり、
だるい体を引きずって近所のコンビニへ行くのです。あんぱん。なぜかアンパンが食べたい。
でもでかいのはいらないなあと棚を見ていると、ちいさな3種類の丸いパンが引っ付いた3色パンを発見。
コレコレとか言いながら、後はまた風邪を引いた影響でなぜか飲みたくなった炭酸系の甘い酒を大量に買い込み家に引きこもりました。
三食パン。
・ジャム
・クリーム
・ミルククリーム
・・・・・なんじゃこれ。
ミルクがかぶっとるやないか。
いつもの私なら絶叫して暴れて、アンコよこせとかだだをこねる所ですが、
マジで体調が悪かったのでしょう。
大人しくクリームをグレープフルーツハイとかでガブガブ流しこみ、再び眠りについたのでした。
復活は薬でもなんでもなく、ただ腹を満たして眠れ。
私の中の神がそうつぶやいたので従いました。(つまり薬飲み忘れた)
夕方元気になってニク喰いに皆と合流したのですが騒ぎすぎ、
もともと腫れていたノドがつぶれ、いまだにかすれ声です。
ごっつあんですとかいうと皆が喜ぶのでイヤですが、会社の電話を取らなくていいのがラクチンでナイスです。
そうそう、ニュウURLをお気に入りに登録したよという変態で愛しい皆様。
丁寧にメールを送ってくるあなたたちが大好きです。
ありがとう。ありがとう。
でも多分無駄な時間過ごしてると思いますよ。
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今日の元木さん
・机の上に飲みかけのペットボトルや缶が3つ4つ並んでいる。
トモ:「もー元木さん。だらしないですよ並べすぎ。」
元木:「おう。バーみたいだろ。」
黙れジジィ。(←同じ年)
2003-07-09 (水) 激しくイメチェン。 [長年日記]
■ なぜに。いまさら。
今まで、ヤンキーだのレディースだの色々言われてまいりましたが。
本日諸事情により、ワタクシ頭髪を真っ黒にしたいと思います。
脱・ヤンキー宣言 〜長野県ダムはまだ作ってますか
しかし黒髪なんて何年ぶりなのでしょうか。
錆びたオレンジから一気に黒へチェンジングでやんす。
きっと明日は皆、何かあっても私に優しく接してくれるのでしょう。目をあわさずに。
コレでエレガントは手に入るのでしょうか。
明日は 黒髪 + 巻き毛 + パールのイヤリング の最強おじ様ウケコンボで、
華々しく出社しようかと思います。
ごめんあそばせ。
何の罰ゲームだ。自分。
■ ありがたいことです。
ここ1週間程の間に立て続けに4人の殿方から、【ラブ☆デス】の続きはまだですかと言われました。
読んでいただけているんだとありがたく感じています。ありがたやありがたや。
しかし今日までめんどくさくて放置していました。ええ、どうせそんな人間ですよ私。
ようやく実況中継編を更新。会社から。危険すぎる。よって文中リンクはしまへん。
えーアレはフィクションですよ☆登場人物は実在の人物ではアリマセン☆テヘ☆
・・・イヤ遅いだろ・・・。クビだな。
# 6-30 [素敵なドレスのお姉さまに強制されて、「アリガタヤ節」じゃなかった「僕は泣いちっち」をカラオケで歌わされた。ほとんどウ..]
2003-07-10 (木) 納涼大会ジュンジ・イナガワ。 [長年日記]
■ ヒヤリング困難。
髪真っ黒作戦だったのですが、結局濃いブラウンにしました。
でも充分黒い。こんなダークヘアー、久しぶりで不安。
朝会社に行って、さっそく皆様からコメントを頂きました。
元:「おう、どうしたのその頭。」
トモ:「風紀委員にしかられて。」
平:「黒いっすねー。」(またひねりなし)
トモ:「どうですか。たまにはこんなエレガントな私。ZONEっぽい?」
元:「ZONEて。君の娘くらいの年でしょ。」
平:「なんか、人形っぽいっすね。」
トモ:「お人形みたいにカーワウィーイ?」
元:「あーあー、わかるわかる。あの・・・ほら・・・」
トモ:「なになになになに。」(期待で胸がはちきれそう☆)
平:「勝手に髪が伸びてくる系。」
元:「それそれそれそれ。供養しとけ。」
そっちかよ。
■ またもや。
やっとこのHPの仕組みが分かってきたので、また新しいページ作りました。
いや、私の暮らしメモ代わりなのでたいした事書いてません。
それを言うとどのページもそうなんですが。ほっとけ。
【ラブ☆デス】の下です。
ホント私、よく食べるんですよ。食べるのダイスキ。ほっとけ。
飲みたいお酒に合わせて食事考えたり、
食べたい料理に合わせてお酒考えたり。
家飲み最高!外食上等!!
夏バテで食欲不振とかいうふざけたチキンヤロー。
オレ様の生き様みとけ!食え!!!
本当は一度でいいから食欲ないって言ってみたいの。(乙女心)(←でもパスタに夢中)
古くね?
# 6-30 [ほっとけ。うっせぇ。それがどうした。――チナウから移ったと思う口癖]
2003-07-11 (金) 張り切って張り切って。 [長年日記]
■ 空回りした瞬間の静寂。
この前の土曜日、とあるデートスポット(デートスポットて。)へ行ってきた。
そこにとても大きな笹が置いてあり、沢山の短冊と色とりどりのマジックがあった。
デートスポットという事もあり、たいがいの短冊は似たような内容だ。
コウジとずっと一緒にいられますように。
ハルカ☆マサヤ いつか結婚しようね。
それを見て彼が、間違っとると憤慨していた。
本来七夕の短冊には厄除けのような意味があり、病気とかそういうものを祓うために書くものらしい。
若いのにおっさんくさいやっちゃとまともに聞いてなかったので自信がないが、確かそんな感じだったとおもう。
そんな夢のない彼をおいて、私はイッチョ気のきいたラブーなことでもこれ見よがしに書いてやろうかと張り切った。
張り切ると決まって空まわり。
ふと天から声が降ってきた。
神様、私に何を伝えたいのでしょうか。
短冊に張り切って何かを書き込もうとしていた私の脳裏に、小学5年生の頃の記憶がよみがえった。
小学5年生。この微妙なお年頃。
私たちの時代の女子たちは、この頃から大人のお印を貰い始める事が多かった。
高学年とも呼ばれる年ともなると、時間割に魅惑な授業が登場する。
保健体育。
保険なの?体育なの?
うすうす分かっているくせに、そんなことをささやきあいながら時間割を受け取った1学期。
あの頃の甘酸っぱさを、私は今も忘れない。
そして梅雨も明けた、そうコレくらいの時期。魅惑の授業が動き始めた。
保健体育 + 授業参観
この最強コンボが何を意味するのか。その頃神童と呼ばれていた私には充分すぎるほど読めていた。
1週間前に配られた授業参観のプリント。ソコには神秘の世界が繰り広げられていた。
ご父兄の皆様
当日の授業は保健体育を予定しております。
体の仕組み、初潮の説明等大切な授業を行いますので、必ずご出席ください。
そしていよいよ明日は授業参観という日。
おわりの会に保健室の先生が颯爽と現れた。
白衣もまぶしいおばあちゃん先生は私たちをゆっくりと見回し、一つの宿題を出す。
「みなさん。明日の授業業参観は、私が行います。
そこで皆さんに大切な宿題を出しておきます。
明日は皆鉛筆を1本、削ってよく尖らしておいてください。
これは明日の授業で大変必要なものなので、必ず忘れないようにしてくださいね。
ぴんぴんに尖らせてくださいね。」
ぴんぴんに尖らせる。
そんな言葉一つにも性的なものを感じてしまうほど、当時の私たちは敏感になっていた。
ぴんぴん。ぴんぴん。とんがり。
そして迎えた当日。
皆おもいおもいのぴんぴんの基準で鉛筆をとんがらせて参りました。
今まで宿題をしてきたのを見たことないと評判のデブ豆腐屋のタっちゃんも、この日ばかりは鉛筆を5本全てぴんぴんに尖らせ、
他の授業中どれも使いたくないと駄々をこねるというパフォーマンスを見せてくれました。
この日のために花柄の鉛筆キャップを買い揃えたカズヨちゃん。
鉛筆だけカバンに入れず、ハンカチに包んで手で持ってきたヒロシ。
鉛筆削りごともってきてしまいコンセント確保に大忙しのハヤシ。
いや、手で削るパターンの鉛筆削りのほうがいいとそっちを持ってきたヒコちゃん。
もちろん当時学校始まって以来の天才といわれたワタクシも、手先が器用だった父親に頼んで手で削ってもらい、
芯のところだけでゆうに3センチはある見事な鉛筆を持ち込んでおりました。
とがった先が折れないように、ティッシュを巻いてキャップを手作りするあたりもぬかりありません。
そしていよいよ授業開始。
父兄の皆様も教室に溢れてまいりました。
まずは簡単な質疑応答(男の子と女の子の違いは?とか。)のあと、おしべだとかめしべだとかの説明。
そんな生ぬるい拍子抜けする事業が進む中、私たちは鉛筆1本に全ての神経を注いでおりました。
おしべとめしべで・・・花が実をむすび・・・それが赤ちゃんで・・・
そのあたりでクラス全員が後ろを振り返ります。
そこには妊娠8週目に入ってボールのようなおなかをした増田君のお母さんが恥ずかしげに立っています。
それまで11歳離れた兄弟ができると自慢していた一人っ子の増田君。
お父さんがおしべでお母さんがめしべだったのかと呆然としています。
少年よ。大志を抱け。
そんな涙目の増田君と、そのお母さんを辱める目線を向ける我々に気が付いた先生が、いよいよ本題に入ります。
「みなさん。鉛筆は尖らせて来ましたか?」
キターーーーー!!!
前の時間に電源を確保して改めて尖らせたハヤシ。
ものすごいスピードで手動の鉛筆削りを回していたヒコちゃん。
5本のうちどれを使えばいいのかいまだに悩んでいるタっちゃん。
ゆっくりと手製のティッシュキャップを外す私。
さあこいっっ!!こいこいっっ!!
「じゃあその尖った鉛筆で、ノートに点をつけてください。
ちょっとノートに押し当てるだけですよ。」
折れないように細心の注意を払う生徒たち。
こんなに静かな授業、後にも先にもこのときだけでした。
それぞれのノートには、本人しか確認できないような小さな小さな点が。
「はーい。
それが女の子のおなかの中にあるタマゴの大きさです。」
・・・・・。
「では次のページです。
動物には哺乳類と・・・・・」
・・・・・え、それだけッッ?!!
一同呆然とするなか、先生は授業を進めて行きました。
私はかつてこれほどの静寂を知りませんでした。
机の上に置いている鉛筆削りを見つめ頬を染めるハヤシとヒコちゃん。
花柄の鉛筆キャップを指にはめてれくささをごまかすカズヨちゃん。
5本の鉛筆を握り締めたまま呆然とするタっちゃん。
いまだ母親を恨めしそうに見つめる増田君。
私が3センチの鉛筆の芯をそっと机の下で折った音がかすかに教室に響きました。
なにか少し違う意味で大人になってしまった私たち。
思えば純粋とか素直とか、そんなものたちを無くしてしまった瞬間だったのかもしれません・・・。
そんなことを思い出してしまった私。
張り切っちゃダメ。特別な事をしようとしちゃだめ。
そうつぶやきながら短冊2つに願い事を書き込み、控えめに下のほうの枝にくくりつけました。
両親が健康で寝たきりとか介護とかそんなことになりませんように
弟たちがそれぞれ自立して迷惑とかかけてきませんように
圧倒的にピンクの短冊が多いなか、私の控えめなこげちゃの短冊は余計に目立ってしまったのでした。
帰り彼に食事に連れて行ってもらったとき、年に一度といわず毎日会える自分たちに感謝しました。
ええ。
その日の私は、とても。とてもとても謙虚でした。
ちなみに七夕当日、東京は雨でした。
ざまみろ。
2003-07-14 (月) 何かと元気があったようですが。 [長年日記]
■ 覚えていないという所が我ながら恐ろしすぎます。
ごそごそ探し物をしていたら、昔の手帳が出てきました。何年前のだ。
何気なくパラパラめくっていたら、チョロチョロと日記らしきものがメモのように書かれていました。
ナニナニナニ。
○月○日
今日は一つ悟った。
大食い番組を見ながらご飯を食べると、気が付いたらものすごい量食べてしまっているから注意!
日々いっちょまえに成長しているようです。関心関心。
昔の日記を見るとサッパリ忘れていて、我が子の日記を隠れて読んでいるお母さん並に先が読めないので楽しいです。
大きくなれ☆トモちゃん☆
○月○日
今日キンキンとドラマ【ラブ・ジェネレーション】を見る。
つまりこのドラマは、【男の浮気を許せるかどうか】に焦点が絞られているらしい。
そんないつまでも昔の女をホイホイ部屋へあげるキムタクなんか、別れてしまいなさい!たか子!(by幸四郎)
この頃にタイムスリップして、そんな私を抱きしめてやりたいと思いました。
その4日後の日記。
○月○日
よっしゃー!!!かかったかかったいただきーーー!!!
ロマンスの神様この人でしょうか。
いや、たぶんちがうな。
・・・・・なにがあったんだ私・・・。
# 6-30 [何があったかて、そりゃトモ吉が男をひっかけた。そして食べてしまった。かかったものがトモ吉の餌食であって、結婚相手では..]
# 6-30 [感心−→関心、歓心、寒心、甘心、奸臣。昔のトモ吉はよっぽど感心されなかったんだー。チムニーは奸臣かい?6-30は寒心..]
# 6-30 [ゴメン。ムニーは姦臣と書くのを忘れたー。]
# pino [てか、本当に覚えてないの!? うひゃー、それはある意味何をやってたかより恐いねー なんでもかんでも食い散らかしてき..]
# (・ε・) [漢字博士がいるぜ。]
# (・e・) [食い散らかせるほど幸せな記憶なら絶対覚えてるはずチム。漢字とともに忘れたチム。]
# 6-30 [食い物の恨みは恐ろしい。食べ損なった物は、いつまでも覚えている。食べ散らかした物は忘れて当然。それともムニーが忘れた..]
2003-07-15 (火) 見えるもの。 [長年日記]
■ 見えないもの。
覗き込む先に見える自分はどんな顔をしているのか。
それは夢の中のことのようにあやふやで、はっきりしたものなんかつかめたためしは一度も無かった。
でも、それでもその先にぼんやり見える私を、時間とともに変化する私を、
本当は知っていたような気がする。
今だから思うのだが。
たまに言葉の中に鏡が使われる。
○○は○○を映す鏡だとか。そんな感じで。
おもに映されると表現されるものは、心とか性格とか、なんかそんな見えないものだ。
昔お世話になった芸術家の先生に、アルカイックスマイルを浮かべた仏像のようなものの絵を見せてもらった。
ねえ君。笑っているように見えますか。怒っているように見えますか。
うわべだけのあまり周りに関心の無い笑みのように見えますと答えた。
それが今のあなたですよと言われた。
油断した。
こんな所にも鏡があるらしい。
こんなときに私が思い浮かべる鏡は、つるつるした一般的な鏡じゃなくて。
イメージとしては怖いくらい明るい月夜の、恐ろしいくらい静かな水面がそれなのだ。
覗き込むと陰になって表情は読みにくいが確かに映る。
そして手をのばして触れようとして、水面が波立ち全てをかき消す。
ゆがんだ表情は笑っているようにも泣いているようにも。
もう一度見ようとしても少し時間がかかってしまう。
ただそのあいだをまてずに立ち去るか、
事を荒立てず静かに待つしかないのだ。
次に映るときは、さっきのほうがもう少し綺麗に写っていたのではないかという不安に襲われるけれど。
久しぶりにキョウちゃんと飲む。恋愛の話になる。
彼女はここ数年彼氏がいない。
私たちの年って重たがられるからという。
あたりまえだ。
人様に威張れない人生でも、自分なりに32年積み重ねてきたんだ。軽く見られてたまるか。
だからなかなか彼氏が出来ないというがそうなんだろうか。
よく私たちぐらいの女性が口にするのは、この年になると結婚を迫られそうで重たいと思われるんじゃないかという不安。
重いのとめんどくさいのは微妙に違うような気がする。
私は今。真面目にゆっくり恋愛したい。
相手を大切に思って、駆け引きとかそんな不確かなもの抜きで、
好きだから相手を思いやって。好きと言う気持ちを素直に出して。
好きだから大事にしていきたい。
それはずっと一緒にいたいから。
そしてそれを受け止めてくれる人と付き合う事が出来ている。
昔。昔昔。
彼氏がいた。好きだった。それは本当の気持ちだ。
彼はだらしない私をいつも心配してくれて。でも彼だってまだ若くて。
結局それはとても不器用な束縛というカタチで2人の関係を閉塞的なものにして。
私たちは2人ともまだ、2人の違った人間が関係していくという事に不慣れだった。
結局私は別に好きな人を作って別れた。
その人のことも好きだった。それも本当の気持ちだった。
でも今思えば逃げたかったのかもしれない。
その後私はその彼ともアッサリ別れて別の人と付き合った。
その頃私が付き合う人は、彼女のいる人が多かった。
だから私は自分が愛人体質なのかと思ったりもした。
彼女を大切に思いながらも、息苦しくなって別れたくて私と恋愛する人。
今なら分かる。
そんな男たちを見て嘆いていた稚拙な私。
お粗末な人生経験が全てだと思って分かった顔して嘆いていたけれど。
その頃の彼たちと私は恐ろしいほど似たもの同士だった。
のめりこむとめんどくさがられそうで。
相手を焦らして、もっと好きになってもらいたくて。優位に立ちたくて。
そんなことを考えながら様子をうかがって、相手の出方を見て、
自分の感情を少しづつその時々に応じて小出しにした。
それが駆け引きというものだと思っていた。
お笑いだ。
もう別れたり、そんなの辛いから好きになりたくないと思ったりもしたことも事実だ。
でも運がいい事に、私は誰かを好きになりやすかった。
そして今、すごく面倒な事をおこして私は彼のそばにいる。
でも大好きだから。大切にしたいから。
もし後で泣く事になったとしても、私は悔いが無いと思えるくらい相手に好きだと伝えたい。
彼もきちんと私の目を見て、怒ったり喜んだりしてくれる。
彼の目にはいつも、真っ直ぐ彼を見る私が映っている。
重たいでしょ。めんどくさいでしょ。そんなことしてまで、あなたのもとに来たのよ。
きっと私は無意識のうちに、そんな態度が出ていると思う。
彼も一度だけ逃げたくなった事があったと告白した。つい最近教えてくれた。
それは一人暮らしの物件を探しているとき。先を思って不安になったと。
私はそれを聞いて不思議なくらいほっとした。
逃げたくなって当然だ。ちゃんと、ちゃんと考えていてくれたんだ。
そんなときでもこの人は、私より熱心に家探しをしてくれた。
前向きに考えよう。
2人でいるために。
2人が毎日笑っていられるように。
私ね、別に結婚したいわけじゃないから。気楽に付き合って。
そんな変な話あるか。
結婚したいと思っていてもいなくても。彼から与えてほしい愛情の量にかわりはないはず。
結婚とか、年とか、それを重いと思う男は結婚してもしなくても、ささいな事でも重く感じる。
もしくは相手がまだ熟していないのか、あなたをまだちゃんとみつめていないのか。
だからそんな事いわないで。
少しづつでも恋愛をして、誰かを好きになって幸せになった事があるのなら、
気楽になんていわないで。
重くていいじゃない。
2人で楽しくなる方法を模索していけばいいとおもう。
気軽につきあったんじゃ見えない。
そんな幸せを探すために日々ケンカしたり迷ったりすればいいと思う。
それも重いという男性は。
そんな人はきっと一緒に歩く人じゃないから。
きっとどこかにいると思う。
そしてきっとそう思える男性が現れると思う。
重いという相手の目に、重さに怯える自分が映っていると思う。
誰かに触れたくて、そうして抱き合って。
その場限りの関係はいつも私をむなしくさせてきた。
むなしいながらも、人の体温を求める事が大切なときもあった。
でも今は。
大切な人の心も体も時間も全て全て。
私だけのものにするの。
2人だけのものにするの。
キョウちゃんはいつも私に言う。
どうして彼とうまくいくのかと。
だから私は答える。
私が相手をすごく愛しているからだと。
文字にしてしまうととても陳腐なやり取りだけど、私とキョウちゃんはいつだって先を模索している。
絶望するほど人生に期待していない。
でも、好きな人に会えたとき、ああ私の人生も捨てたモンじゃないなと思えてくる。
誰かに好意を持ってもらえると、
人から見ればくだらない、それでも私には愛しい人生に、
小さな小さな花が咲いたような気がする。
自分ひとりでは咲かす事の出来ない。家族や友人や恋人や見知らぬ人や。
そんな人たちに咲かせてもらった名も無い花。
私も誰かの中に花を咲かせられたらいいのに。
キョウちゃんが好きだから。私のこともずっと好きでいて欲しい。
キョウちゃんダイスキ!といつも宣言してるんだけど、いつもてれた顔して笑ってくれる。
色気無いけどなと付け加えると、きちんと拳が飛んでくる。
うん。大丈夫じゃん。元気元気。
キョウちゃん、分かんなくなったらまわりを見回して。私たちの顔を見て。
そばにいてくれる人、その人の性格、表情、
ソコに自分が見えてくるような気がする。
つかまえようとしてばしゃばしゃしても、水面が波立って全てがゆがむ。
焦っても焦っても余計波は立つばかりで。
だから待つの。月を見たりしながら。
そんで覗き込んで、やっぱりはっきり見えないなって苦笑い。
本当は胸の裏っかわあたりに、
うっすら浮かんでなんとなく感じることできてるんだけど。
道に咲く花を見つけて、それだけじゃ綺麗だと感じれない勝手な自分。
心の見えない花に、いつも癒され泣かされる。
私が好きだと思った人は、私を好きだといってくれる。
幸せですと伝えたら、私のその顔を見て幸せそうな顔をしてくれる。
水面に映った自分にふれることはできないけれど、そんなあなたにふれることはできる。
さんざんグチってすっとした。ありがとう。
そう言って颯爽と街に消えたあなたを見て、私の中にも風が吹く。
いろんな人からもらった言葉、すべて摘み取って一つに束ねたら。
きっとキレイな花になる。
悲しい言葉も、うれしい言葉も。
花束に顔をうずめて、自分の顔が見えなくても、
そのやさしいにおいに私はうっとりする。
大丈夫。だから大丈夫。
ありがとう。
おっしゃ。
明日もがんばって生きるべ。
# 6-30 [トモ吉が悪魔だから世の中が地獄なの?トモ吉が天使になると世の中は天国になるの?]
2003-07-16 (水) このやりきれないマイ☆モヤモヤ。 [長年日記]
■ 皆にうつれ。
『Papa told me』というマンガが昔から好きになれません。
何度読んでも登場人物も話も何一つ好きになれません。
諦めました。
でも今日は『赤い文化住宅の初子』を買いました。
画像をはっつけようかと思ったのですが出来ませんでした。
なぜならば今日の私はたいへんモヤモヤしているからです。(ごめん。自分でも意味わかんねぇ。)
先ほど偉いさん(もうかなり壊れかけのレディオ)に、
「あなたはカツノさんに似ている!」
と感激されました。・・・誰?
もう娘さんの時分からベラとか好き勝手言わせてる心の広い私ですので、
今更誰に似ているといわれても眉一つ動かさない風林火山ですが。(ごめん。やっぱり自分でも意味わかんねぇ)
・・・誰?カツノ。タレアルカ。
聞き返してもきっと耳が遠くて聞こえなさそうなので、優しい福祉精神溢れる私は笑顔で返しました。
バンザイ長寿大国。
・・・・・。
・・・マジダレ?
■ そしてさらにモヤモヤは続く。
元:「あのさあ。」
トモ:「へいへい。」
元:「特に年寄りにありがちなんだけどさ。」
トモ:「へいへい。」
元:「逆にいうと・・・って言う人のたとえって、まず逆になってないんだよね。」
トモ:「へー。」
元:「逆にいうとって言った後、たいてい自分の意見いうんだよね。」
トモ:「ホー。」
元:「自分の意見切り出すときに使ってんだよね。」
トモ:「ナルホドー。」
数分後
部長:「この作業完了書、お客さんに送らなきゃいけないよね。Aさん送ってくれる?」
A課長:「逆にいうと、まとめて総務の人に頼んだほうがいいですよね。」
トモ:「うわー・・・本当だ。意味分かんね。」
元:「自分やりたくないだけだからね。」
さらに数分後
主任:「夏休は好きな時に5日間とっていいから、どの週休むかこの表に書き込んでください。」
B:「逆にいうとまとめて取らずにバラバラに取って、毎週金曜休んで3連休を増やしてもいいんですよね。」
トモ:「出た!ウルトラC!!」
元:「5連休の逆ってなんだよ。」
さらに数分後
元:「ぐわー。今日仕事終んね。ちょっとトモロック今日残業して。手伝え。」
トモ:「逆にいうと私たち派遣って時給だから、残業すると迷惑かけちゃうんですよね。」
元:「素直に定時ダッシュと言え。」
トモ:「逆にいうと見たいテレビが・・・。」
元:「クドいよ。」
もうわけがわかりません。
しめる事ができません。
逆にいうとオチが無いという事です。
いっしょじゃん。
2003-07-17 (木) 大人の階段をのぼろう!! [長年日記]
■ そして踏み外そう。
カバンの奥底から1枚のフロッピーが出てまいりました。
何かしらと思い開けてみると、昔書いた文が沢山入っておりました。
その中に件の【プール飛び込み事件】が含まれておりました。
いままでちらっと触れたり、実際お会いしたことある人には話した事があるんですが。
まあ改めて話すのも5年も前の話しだし・・・とも思ったのですが、
まあいいやで載せちゃいます。
今はこんなことしてませんよ。本当ですよ。ほんとほんと。
ホントアルヨ。
********************
1998年5月某日
都内バー【S】にて、1週間前におきた事件についての反省会が行われる。
参加者 タツ・そじ・タナ・トモ・キンキン・ユウ・ジュンコ
【S】オーナー・ジョイ、店員・ベニー、ドロン
まず進行役のトモより、その日の細かな報告が行われる。
-----------------
【状況報告。】
5月某日。
PM7:30
チビッコギャング、タツより集合の号令が各メンバーに送られる。
集合場所:S。
PM:8:00
4名集合。
タツ (この春より某一流ホテルレストランに就職)
そじ (美容師として修行する傍ら客に手を出し軽く減俸)
タナ (この夏から山に篭り、実家の寺を継ぐための修行に入る予定)
トモ (チンピラ会社勤務。昼ドラを見てから出社の大名出勤。通勤は全てタクシー。)
Sにて飲酒開始。
・生中/計測不可
・ワイン/3本
・ジントニック等/計測不可
後にオーナー・ジョイ、店員ベニー&ドロンも混じり、さらにワイン2本、ギネスやバーボンが飛ぶように空く。
-----------------
ここで反省会参加者キンキンより意義アリの声が。
本当に飲んだ量はそれだけかと質問があがるも、
うるせー計測不可つってんだろうと一喝される。
-----------------
AM2:00
閉店のためしぶしぶ店を出る。
支払は当然のようにツケ。
AM2:10
「ラーメンたびたい。」
トモの一言で近所のコンビニへ移動。
トモのマンションの1階に入っているFマートへゆき、おのおの好みのカップめんを購入。
トモ、部屋へ行き鍋いっぱいに湯を沸かし、ご満悦でコンビニ前まで運ぶ。皆オタマで湯を注ぎ店の前で食べ始める。
ちなみに2件となりはそじの実家。
-----------------
ここで、
「コンビニでお湯をもらうべきだったのでは」
とタナより画期的な方法が述べられる。
一同おお!と感嘆の声をもらすも、
「アタリマエネ!!」
とジョイのたどたどしい日本語に一蹴される。
-----------------
AM2:30
「小学生になりたい。」
トモの一言でみなの視線がコンビニ前にあった小学校へ映る。
スグに門をよじ登り小学校校庭へ侵入。
ちなみにここはそじ・タツの母校。
夜の校庭は静かでとても楽しい。
住宅街にありなが1面は線路、2面はオフィスビルという恵まれた立地。
心おきなく遊ぶ。
AM2:50
「登り棒のぼりたい。」
トモの一言で登り棒へ移動。
登れずジタジタしているトモをよそに、タツ、隣にあったプールのフェンスよじ登る。
全員が続く。
男子3名洗浄前の藻だらけのプールにダイブ。
トモ逃げ回るもシャワーかけられる。
AM3:20
大満足のメンバー。
まだうっすらほろよい。
校門をよじ登り着地した瞬間、12名の警察官に取り押さえられる。
1人に対し3人体制。VIP待遇。
「壁に向かって手をつけ!」
ドラマのような一言に感動しつつ、トモ張り切って手をつくが、
女性はけっこうと拒否される。
パトカーの出動に驚いて、コンビニ店員とそじ父が出てくる。
そじ父、4名を確認するやいなやきびすを返し家の中へ。
そじ、実の父に見なかったことにされる。
そのまま2人づつに分けられパトカーにて最寄の警察署へ。
-----------------
「パトカーってね、本当に片側のドア内側から開かないようになってるんだ。
逃げれなかったよ。」
タナ興奮気味に報告。
タツ・そじ、すでにお世話になった経験があるのか、その発言に伏目がちになる。
-----------------
AM3:35
警察に到着。
プールに飛び込んだというと他の警官に笑われる。
警官 「おまえたちももう大人だろう。いくつだ。」
タツ 「24歳です。」
警官 「だろう、もういい年じゃないか。君は1人だけ女性じゃないか。いくつなんだ?」
トモ 「27です。」
警官 「あなた一番お姉さんじゃない!!なにやってんの!!!」
トモ 「・・ごべんなさい。」
警官 「じゃあお姉さん。代表して始末書書いてもらうよ。こっち来て。」
トモ 「ああ・・コレで私も前科者なんですね。」
警官 「この程度でなるわけ無いでしょ!!」
トモ 「・・ごべんなさい。」
その後、始末書の書き方を知らないトモは、ベテランデカの書く始末書を丸写しし、
「私たちは酔った勢いで市立○○小学校へ忍び込み行水をした事を・・・」
というくだりでは、さすがに情けなく涙で紙が見えなかったらしい。
ちなみに地域から苦情が来ての警察出動かと思いきや、ちょうど1ヶ月前同小学校にて窓ガラスを割られるというイタズラ事件が発生。
オフィスビルに囲まれているため発見が朝まで遅れ犯人は見つからず、
学校側がセコムを取り付けたところだったという。
釈放された4人組のやり場の無い悲しさは、この飲み会をスッぽかしたユウへと向けられ、
帰り道電話でユウを起こし、窓から顔を出したユウへ向けてロケット花火を1発発射。
ブラブラ歩くメンバーに、昇り始めた太陽の明かりが優しく降り注ぐ。
4人の目に映った小学校のプールは、見事なグリーンで全員をブルーにさせたという。
-----------------
この話を色々な人にした所、
「俺も経験アルアル。飛び込んだ事アルアル。」
と、多方面から同意の意見を貰ったメンバー。
コレも一つの大人の階段だと満場一致で納得。
「モウトックニ大人ジャナイノッッ!!」
ジョイのやっぱりたどたどしい日本語に一蹴され全員ションボリ。
「アレ以来抹茶を見るとセコムへの憎しみがわいて来ます。」
全く反省の見られないタツの逆恨みな一言で、反省会は〆られたという。
その後ロケット花火を打ち込まれたユウも交えて、仲直りの花火大会を行う。
【S】に隣接された車のショールームー。
敷地内にある駐車場にて打ち上げ花火を数発連射。
たまたま通りかかった巡回中の警察官に自転車で追いかけられ、おのおのバラけて逃走。
後日集まったメンバーには、
藪の中を突っ込んで出来たと見られる無数の引っかき傷が確認された。
********************
・・・・・。
・・・えー・・・・・。
酒は呑んでも呑まれるな。
イエー。
今日のところはこの辺でかんべんしてください・・・。
# pino [つうか、やっぱりぜんぶトモ吉さんがそそのかしてたんだね(なっとく)]
# サト [はじめまして!実は私の友達も飛び込んだことのある人が約2名おります。大人の階段のぼっちゃってますよね☆ (^_^;)..]
# どく [そっかー、パトカーの反対側は開かなくなってるのか。乗ったのに乗った事すら記憶に無いくらい酔ってたもんで。ああ、もった..]
# pino [うちのサイトに載せといたんだけど、暴れん坊なトモ吉さんに耳寄りなニュースがありますよ。土曜の6時から渋谷で「ええじゃ..]
# (・ε・) [はいはい皆様。やっぱり同類だったのですね。きっとサトさんも友達って言ってますが、ご自分のことではないのでしょうか。白..]
# (・e・) [どくちゃん。アナタならそういってくれると思っていましたよ。つかやっぱ隊長な。アナタ。]
# (・ε・) [つかpinoッティ、そそのかしただなんて人聞き悪い。そうそう最近トモちゃんオドリテー!!って騒いでたよ。クラブ行こう..]
# (・e・) [渋谷イベント激しく魅力的だな。激しく。ただ今彼体調崩してっからたぶんお家にいなくちゃいけないかも。pinoッティ、い..]
# pino [>クラブ行こうと彼を誘ったら、落ち着きなさいって叱られてた。30過ぎたらいっちゃだめなの?トレンディスポット。 え..]
# pino [うし! 飲みましょう!! 響け、俺のダミ声!!!!!(すでにヤバげな予感)]
2003-07-18 (金) それもまた人生。 [長年日記]
■ 河の流れのように・・・。
皆様コンニチハ。
近頃「最近は酔っ払ってないんですか?」というメールやコメントを頂きます。
答えはYES!ほんとかよまあいいや言うだけタダじゃんYES!みたいな。
実はまだまだ誤解してらっしゃるレディースアンドジェントルメンがいらっしゃると思いますので、改めてここで宣言させていただきますと。
ここは酒サイトじゃありません。
えーっずるーっっ。とか。ヒキョーとか。
うるさいうるさい。黙れ黙れ。
もともと【チナウ】として再度オープンしたときに、私はコーちゃんに「酒の話しばっかしたくない。」と宣言していたのです。
それまでのサイトはタイトルからトップ絵からまんま酒でしたので。
でもしょっちゅう酔っ払ってたから、日記を書いたらフツーに酒飲みサイトになっちゃってたんですけどね。
しかし最近の私は酔っ払ってないので、失敗話書くことないアルヨ。カッコイイ!!
・・・・。
いや、正確に言うと酔っ払ったら覚えてないので書きようが無いのです。
うん。これだな。(文句言われないよう対応)
お酒は飲んでますよ。フツーに。
私の彼は私より酒飲みなので、2人でフツーに毎晩飲んでます。飲まない日は無いです。
ここ最近で1滴も飲まなかった日っていうのが、2人ともサッパリ思い出せません。絶対去年だもん。
しかし量は、フツーに晩酌する夫婦と大して変わらない位だと思います。
我が家では会社の人に頼まれたので、缶系のプルトップを外して取っているのですが、
昨日何気なく数えてみたら230個ほどありました。
5月の1日にビールまとめ買いしたときからスタートしましたので、まあ取ったり取らなかったりしてましたがだいたい1ヶ月2人で100本ってとこでいいのではないでしょうか。
ちなみにビールはロング缶です。全て。
たまに友達の家に行き350が出てくると、一瞬子供用かとビックリしてしまいます。
いちいち冷蔵庫まで取りに行くのがめんどうなので、絶対ロングをオススメします。
でないとバターになっちゃいますよ。マジで。
てことは1日3缶ほどですか。1,5リットル。まあフツー皆様飲む量ですよね。最初の乾杯くらいで。
あと我が家では日本酒1升瓶が1週間もちません。彼が本気を出したら1人1日で飲める量だからです。
ウチは2人とも湯のみ酒です。お猪口は一口分しかないのでいちいちついでらんないからです。
だからフツーの湯のみ。これもオススメです。
あと、私はビールよりむしろワインを沢山飲みます。
パックワイン(1800)でおいしいのを見つけましたので、普段はそれ、気合を入れて洋食を作るときは瓶を買ってきます。
瓶購入率は1週間3本ほどですね。
パックワインもまあ3日で消費してたのですが、最近私も日本酒ブームなので5日は持つようになりました。
あと1週間に2回は外食しますのでお外で飲みます。
・・・・・。
・・・ごめんなさい。ちょっと怖くなってきました。
いや、マイレバーが心配というより、財政が激しく心配になってきました。
やべえ。このままじゃマンションの頭金くらいすぐ行く。
ごめんなさい、ちょっと部屋の隅で膝を抱えてきます。ブルブル。
私の彼は、ものすごくよくできた酒の天使のような人で。
私がすごく酔っ払ったらしかりますが、絶対飲むなとは言わないのです。
酒は飲んだら酔っ払うものだから。こんな名言を吐いてくださいます。正直感動で涙が溢れました。
羽目を外しすぎるなとしかりますが、お外で飲んでても気を利かせてワインを頼んでくれるほどです。
ありがとう!ロマンスの神様。まさにこの人です!!
しかし先日酔っ払ってタクシーの運転手に絡み、ケンカを売ったときはさすがに叱られました。
「君がケンカを売ったらやるのは俺しかないでしょ。いつも俺にけんかするなって君言うでしょ。俺にケンカさせないでくれ。」
その怒り方もどうかと思います。
まあそんな感じでステキエンゲル係数ハイ☆ライフを満喫しております。
酒は呑んでも呑まれるなでしたっけ?
死 ね ば い い と 思 い ま す 。
嘘です嘘ですアハハハハ。
それでは皆様、ステキ晩酌ライフをお楽しみください!
ねえ、きょうびマンションって頭金いくら積めばいいの?
つか酒止めればあっという間に借金返済できるんじゃないの?
でもね、そんなお酒を控えた人生。それって生きてないって事だと思うの。
そう思う私。
死 ね ば い い と 思 い ま す 。
ごきげんよう!!アハハハハハ(天界から響く声)
# 6-30 [日々是泥酔から引っ越しされてもう1年半ですか。どこが変わったのかよくわかんないけど、単に付き合っている男が変わっただ..]
2003-07-22 (火) 汽車は闇を抜けて。 [長年日記]
■ テツローは年上キラー。
相変わらず東京は今日もうじうじした天気です。
梅雨は明けたのですかまだ明けないのですか。
私の人生の長いトンネルはいつ抜けるのですか、もともとこの暗さなのでしょうか。
そんなことを言ってみるだけで実はどうでもいいと思っているワタクシでございます。コンニチハ。
そうそう、先日りゃんちゃんが、ここの引越しを大々的にお知らせしてくれていました。
遅れましたがこの場を、つかこんな所でいうのもなんなのですが、お礼を言わせて頂きます。
本当にありがとうございました。
普段は、いいんだこんな所誰も見てねーよ。いいんだよ、自分史なんだよ。
そう強がっている私ですが。つかそもそもこんな自分史イヤですが。
そんな私でも、ああ、見てくれている人がいるんだなと、胸が少し熱くなりました。
私って意外と寂しがり屋だったのですね。 ね。ねね。な。そうだよな。(恐喝)
そんな寂しがりやな私も、イッチョ前に連休を過ごしておりました。
初日には朝っぱらからドアブザーにたたき起こされ、誰かと思って玄関まで行くと警察に警察手帖を突きつけられました。
むむ。ここまでか。
あ、つかまるなと思ったのですが、どうやらお迎えではありませんでした。
見知らぬ中国人男性の写真を見せられ、このマンションに住んでないか、大家は誰だ、不動産屋はと根掘り葉掘り聞かれ、
その人何をしたんですかと聞く前に立ち去られてしまい、ものすごく気持ちの悪い朝で連休をスタートいたしました。
そして連休中何をしていたかというと。
麻雀ゲーム。
明け暮れた……
彼がとうとうプレステを買ったので(今更)、麻雀を教えてもらいました。
彼は言葉使いや行儀、身だしなみにはうるさいほうです。いつも私にエレガントになりなさいといいます。
そのくせ、いくら太っても文句は言わないし、麻雀に至っては嬉々として教えてくれます。
彼は私にどんなエレガントを求めているのでしょうか。サッパリ分かりません。
私は今まで麻雀を覚えたかったのですが、あれは教えるほうもかなりめんどくさいらしくなかなか夢が叶いませんでした。
今回は、家庭教師のバイトで荒稼ぎした過去を持つ彼が、丁寧に教えてくれます。ラッキーです。
きっと楽勝に違いないとなめてかかってましたら。コレが。
何分かに一度は発狂しています。
※
○ 「ムキーーーーー!!!もうわからん!!!」(コントローラー投げ出し)
△ (ベットに横転)
□ 手足バタバタ
×+▼+▲ 彼に八つ当たりで噛み付く
△+□ つっぷして目を閉じる
○+▲ 麻雀パイが頭を離れない
○+× 再びゲーム開始
これを1時間に5回ぐらい繰り返しました。
「あの竹の5を捨ててさあ・・・」
「ああ、ソウズの5ね。」
「あの字のやつの8がこないと・・・」
「ああ、マンズの8ね。」
「だから丸の3が・・・」
「ああ、ピンズの3ね。」
「ムキャーーーーーー!!!!!!!」
(※へもどる)(このレベルでいっぱいいっぱい)
麻雀を初めてやった次の日。
朝食の後片付けをしていた彼が、何か思い出し笑いをしています。なになになに?
「昨日さあ、夜中目が覚めたらさ、君シクシク泣いてたよ。」
「!!!ほんと?!!!」
「びっくりしてさ。どうしたのってきいたら、麻雀できないっていってた。」
「・・・・・。」
「初日だから仕方ないでしょって言ったら、頭悪いのかなあって言いながらまたシクシク泣いてたよ。」
「・・・・・。」
「最後にボソッと『褒めて伸ばす』ってつぶやいてたよ。」
「いっそのこと殺して・・・。」
そんなことをしていたら、あっというまに連休が過ぎ去って行きました。
締めくくりのディナーはすし屋開業。
これは、大人の休日なのでしょうか。
ねえ神様、僕たちこれでイイノ?普通の人は何してすごしてるの?
人生について考えていたと言い訳しながら結局深夜まで麻雀ゲームを続け、寝不足に陥り、
犯罪者が潜伏しているかもしれないマンションから出社いたしました。
わたしの人生のトンネル、なかなかいごこちがいいです。
ずっとトンネルでいいや。
ちなみにお盆はトロッコ列車に乗りトンネルをいくつもくぐってきます。
メーテルゥゥゥゥゥーーーー・・・・・・
# 6-30 [銀河鉄道999は、食べる事と戦う事と眠る事だけが人生さ。トモ吉は、飲む事と愛する事とチナウを書く事だけが人生さ。今さ..]
# kuboshin [初めまして…いやぁ理想的な休日の一コマではないですか。恋人なしの私にとってはその時点で十分羨ましいんですが。りゃんさ..]
# (・ε・) [おいおい、ものごっつーさみしい人生やな。]
# (・e・) [まあ間違ってはいないチム。]
# (・ε・) [kuboshinさんはじめまして。muniyです☆ヨロピコ。]
# (・e・) [そのつづりおかしくね?]
# (・ε・) [新しい人?新人?新入り?・・・・。ヤキソバパン買ってきて。]
# (・e・) [そんな事いうから嫌われるチム。]
2003-07-23 (水) あなたを最後まで愛しぬいたのは。 [長年日記]
■ まぎれもなくこの私でしょう。
朝起きて、あーダリー、会社行きたくねーとか言いながらテレビをつけたら、弟がアップで映し出されひっくり返りました。
ああ。捕まったな。
そう思っていたのですが、犯罪ではなく何かの大会のインタビューでした。
まだ捕まっていないようです。よかったよかった。
そんな寝覚めも心臓にも悪い朝。当然天気も悪いです。皆様いかがお過ごしでしょうか。
テレビといえば思い出します。ウチのおじいちゃんの事を。
母方のおじいちゃんなのですが、あまりあった事の無い割にはいろいろと心に残る名場面を残した人でした。
アレは私が小学校低学年の頃。
かなり久しぶりに母方の実家へ遊びに行きました。
いや、久しぶりというより、母の実家での想い出はこの時ぐらいしかほとんど残っていません。
ここにはタミちゃんという私と同じ年のいとこがおりました。
久しぶりに帰る母と私たち兄弟(お父さんは仕事でこれなかった)は皆から大歓迎を受けたのですが、子供心に私たちが主役なのが悔しかったのでしょう。私はタミちゃんに庭に呼び出されました。
庭の池には大きな鯉が泳いでいます。
商店街育ちの私がめずらしがって喜んでそれを見ていると、一番大きな鯉はタミという名だと教えてくれました。
一番大事な鯉だから、おじいちゃんがタミと名付けてくれたと誇らしげです。
今思えば鯉と同じ名てと思うのですが、それはそれで羨ましく思いました。
その後タミちゃんはおもちゃの指輪詰め合わせを見せてくれ、コレもおじいちゃんに貰ったものだと自慢しました。
1個100円ほどのおもちゃの指輪が羨ましく、私しょんぼり。
しかしソコはウチの母親。8人兄弟の末っ子。
姉達からも可愛がられ(恐怖の女系家族)、おじいちゃんに至っては目に入れても痛くないという溺愛振りです。
久しぶりにきた私たちに、お母さんの姉達からの貢物の嵐がおこり、いよいよという所で私はおじいちゃんに呼ばれました。
皆の見守る中おじいちゃんのお膝に座る私。
おじいちゃん、なにやら大きな包みを私に渡してくれます。私がやっと抱きかかえられる大きさのプレゼント。
勝った。
私はタミちゃんの視線を意識しつつ包みを開きました。
出てきたものは。巨大フランス人形。
いらねーーーーーーーー・・・・・!!!!!
立派過ぎて心底怖いです。マジかんべん。
しかも人形を寝かしつけるとでかい目が閉じます。
ビックリして抱き上げたら、ものすごい勢いで目がカッっと見開きました。
ちびるかとおもいました。
一応お礼をいいしぶしぶ家へ持って帰りましたが、お母さんにお部屋に飾りなさいといわれ、断固拒否してけんかになりました。
お父さんに言いつけるよといわれたので、弟が使っていた小さなイスにその人形を座らせ、お父さんが帰ってくる頃を見計らって玄関に置いておいたら悲鳴が聞こえました。
帰宅時のお父さんのコメント。
なんじゃこりゃ。
その一言のおかげで、人形は押入れの奥底へ眠る事になりました。
そんなおじいちゃんもやはり男。
おばあちゃんを亡くして10年後、なんと女性をどこからともなく連れて来、家の離れに囲いだしました。
おじいちゃん82歳。彼女39歳。
明らかにギブミー財産。
39歳の彼女は、別れろと手切れ金を積み上げ迫るお母さんの姉達に、
「お金じゃないんです。分かってください私たちの気持ちを。」
と泣き崩れてみせる女狐ぶり。
しかしソコは気の強いお母さんの姉達。
一族を仕切っている長女がおじいちゃんから預かっている実印を見せ付け、結婚も財産分与も認めないけれどもあなたたちの愛の邪魔はしません。
どうぞ離れで2人仲良く暮らしてください、もしものときはシモの世話もよろしくねと微笑みました。
彼女は一晩考えさせてくださいと手切れ金を手にいったん離れに戻った後、次の日には荷物ごとごっそりいなくなっておりました。
おじいちゃん、ガックリ。
それから数日たったある日の夕食時。テレビでご機嫌に巨人戦を見ていたおじいちゃん。
大ファンのクロマティーが三振した瞬間、
「クロちゃんの一大事じゃ!!!」
と叫び、テレビの裏側を破壊して入り込もうとしていたところを家族に取り押さえられました。
おじいちゃん失恋。ボケライフスタート。
その頃からテレビでクロマティーが映るたび、
「クロちゃんの一大事じゃ!!!」
と叫び、三振してもしなくても、クロマティーが笑わない限り叫びだし、
テレビの裏側を破壊し入り込もうとします。
じいちゃん。そんなに大事かクロマティーが。
おじいちゃんのボケは重度のものではなく、正気に戻ると恥ずかしそうにテレビを修理に出します。
だって。テレビがないとクロちゃんにあえないもの。
恥ずかしがって一度頼んだ電気屋へは二度と頼まないため、家族は町じゅうの電気屋を捜さねばなりませんでした。
クロちゃんの一大事
↓
テレビ破壊
↓
正気に戻る
↓
修理
↓
頼める電気屋がなくなって行く
永久に続くかと思われた地獄のループ。
ああ、もう頼める電気屋が町じゅうからなくなる、頼むテレビ局、もうクロちゃんを映さないで、いや、
クロマティー幸せでいてくれ!!!!(血を吐くような一族の叫び)
そんな家族の願いが神様に通じたのか通じなかったのか。
ある日おじいちゃんのお風呂がやけに長いと気がついた家族が見に行った所、
おじいちゃんはステキ☆出汁になって天国の階段を駆け上っておりました。
最後の最後まで人騒がせだったおじいちゃん。
それでもお風呂場で大往生というのは天国へいけると言われていているらしく、
ちゃっかりそれで人生を締めくくってみせたおじいちゃん。
最後は子供よりも孫よりも愛人よりも、
誰よりもクロマティーを愛したおじいちゃん。
きっと天国でもクロマティーを心配している事でしょう。
おじいちゃん。おじいちゃんが思っているほどクロマティーは困っていなかったんだよ。
そう教えてあげればよかった。
その1年後、私は西宮球場のある駅の改札をダッシュで出ようとしてクロマティーとぶつかりました。
ダイジョーブ?
彼はけっこううまい日本語で私に微笑みかけてくれました。
ああ。おじいちゃんにこの笑顔を見せてあげたかった。
そう思いながら見上げたクロマティーの笑顔は、
それでも少し困っている顔のようにも見えるものでした。
おじいちゃん。クロちゃん困ってるよ!!
そう思ったのですが、化けて出てきそうなので慌てて取り消しました。
うそうそうそうそ、クロちゃん幸せそうだよ!だから成仏してね!!タノム!!
家へ帰ってお母さんにその事を話し、もしおじいちゃんが幽霊になって出てきたら嬉しい?ってきいたところ、
それはそれでちょっとヤダと言っておりました。
そんなもんですよ。娘なんて。
# pino [あれは俺が小学生だったころのこと。土地柄もあり熱狂的な阪神ファンが多かったのですが、彼らはクロマティーがテレビに映る..]
# (・ε・) [ホント子供って、ひねりもへちまもない鬼ね。くろーて。もっと他にいうことあるやろ。]
# (・e・) [たとえば?]
# (・ε・) [・・・ピンクはぐき。]
# (・e・) [・・・・・。]
# 6-30 [クロー、シロー、ゴロー、ヤロー、トロー。 TVのないおじいちゃんて、ネットのない6-30か、酒のないトモ吉だよね。]
# (磁ε・) [ほんともう、お酒って特別なものじゃないもんな。お茶の次にお手軽なものな。]
# (・e・) [そんな事いってるから文字化け。怖いよ。]
2003-07-24 (木) ドキ☆三十路だけの [長年日記]
■ 怪談大会。
最近なんか様子がおかしいと思ってたのよ。大きな音にビクっとしたりね。
それ・・・危ないわね。
夜中に目が覚めたら横にいないのよ。そっとリビング見たら暗がりでボーっとしてたり。
それ・・・怖いわね。
電話の音に驚いていたかと思えばいつもほったらかしにしてる携帯が見つからなかったり。
それもう・・・かなりきてるわよ。
だからお風呂入ってる間着替え持っていく振りして、脱衣所に置いてあった携帯持ってきたの。
・・・・・。
トイレで着信送信履歴、メールの履歴チェックしたのよ。
・・・・・。
焦って手が震えてうまく操作できないの。でね、なんとかできたの・・・そしたら・・・
ぎゃーーーーーーーーーー!!!!
なによトモ!!大声出して!!
ごめん・・・なんかこの空気に絶えられなくなって・・・
いい所なんだから静かにしなさいよ。
ごめんなさい・・・。
そしたらね。すべてクリアされてたの。なにもないの。
・・・それって・・・・・
それでね、何食わぬ顔してるんだけど・・・不思議と腹も立たないのよ・・・。
ああ・・まずいわよ・・・。
でね、夜寝顔を見てたのよ。この人と知り合って8年。結婚して5年。
・・・・・。
少し年をとったなってみてたの。寝顔を見つめるなんて何年振りかしら・・・
・・・・・。
うん、確かにこの人も老けたなって思いながらふと顔を上げたら、目の前に鏡があって・・・
ぎゃーーーーーーーーーー!!!!
なによトモ!!大声出して!!
ごめん・・・なんかこの空気に絶えられなくなって・・・
あんたもそのうちこんな日が来るのよ。よく聞いてなさい。
つか、私も夜中に鏡見て、シワ・クマだらけの自分見てオバケと間違った事ある・・・
ぎゃーーーーーーーーーー!!!!
ぎゃーーーーーーーーーー!!!!
--------------------------
ほら、私ダンナのことダイスキなんだけどね。まあ生活も一応は満足してるし。
社長だものね。
ううん、ちいさなファミリー企業よ。
石油関係ってすごいらしいじゃない。
なにいってるの、そっちこそダンナさん事業うまくいってるんでしょ?
なかなかよ。この不景気じゃ。
ぎゃーーーーーーーーーー!!!!
なによトモ!!大声出して!!
ごめん・・・なんかこの空気に絶えられなくなって・・・
何言ってるの。彼氏いるくせに。
いや、つか自分の借金の事思い出して・・・。
・・・・・。
・・・・・。
まあ生活に不満があるわけじゃないんだけど・・・ほら、うちのダンナ私より10以上うえだから。
ああ・・・。
新婚なんだけど、落ち着いちゃってて・・・。
わかるわかる。
今私のささやかな憧れはね、朝起きて、いちゃいちゃしてるうちにセックスに流れ込むっていうの。
新婚だからいいわよ。5年も経つと・・・。
でも新婚なのに週1回あればいいほうよ?
・・・うちさぁ・・・セックスレスなのよね・・・もう2年もしてな・・・
ぎゃーーーーーーーーーー!!!!
なによトモ!!大声出して!!
ごめん・・・なんかこの空気に絶えられなくなって・・・
あんた余裕よね。まったく5歳も若い彼なんて。
いや、セックスはフツーに朝からしたりするし。
ムカツクわね。
いっそ殺したいわね。
でも・・・彼が前付き合ってた彼女とかって・・・私より10も年下になるんだよ・・・
ぎゃーーーーーーーーーー!!!!
ぎゃーーーーーーーーーー!!!!
# 6-30 [若くて綺麗な女に彼を奪われて、生き霊になるのが普通やけど、トモ吉は生きた怪談やから略奪愛に生きるのネ。]
2003-07-25 (金) ぼくらの日常茶飯事。 [長年日記]
■ やからのミクニくん。
女というのはめんどくさい。
すぐスネるし、ワガママやし。
あれな、スネる泣くは女の特権やと思っとるやろ、ホンマ。
いっぺんガチコン言うたらなあかんな。
何やねん今日の態度も。飲み会や言うだけで恨めしそうな顔しおって。
男ばっかりやっちゅーねん。ヤローばっかり。
そんな飲み会もあるねん。男の付き合いやろ。
ああ?キャバクラ?キャバクラ行くんちゃうんかって?
そんなん知るか。そん時の流れやごちゃごちゃ言うなや。
キャバクラゆうてもあれやぞ、べつにお姉ちゃん触るわけやないやろ。
あっちも商売やねん、話するだけやっちゅーねん。
ああ?風俗?風俗行くんちゃうんかって?
そんなん知るか。そん時の流れやごちゃごちゃ言うなや。
風俗ゆうてもあれやぞ、いろいろ種類あるんやで。
え?どんなのって?
そんなんお前は知らんでええねん。アホか。
あっちも商売やねん、俺も別に行きとうて行くわけちゃうねん。つきあいやねん。
ああもう。泣くな泣くな。キャバクラは分からんけど、風俗は行けへんから。
ほんまほんま。な。
そんでもヤツはスネて口もきかんと学校へ行きよった。もー、朝から大変や。
女の子はダイスキや。
可愛いしやらかいし。ええ匂いするしすべすべやし。
でもその手のもんはほんま手がかかる。
子犬も子猫もそやろ。可愛いねんけどかまったらな泣くし、甘やかしたらきりないし。
あとあれな。何べんも好き?とか聞いてくるやつな。
あほかっちゅーねん。
好きちゃうかったらなんで一緒におるんやっちゅーねん。
大事に大事にしたってるやんけ。
お前が行きたい言うから、貴重な休みまっぴるまからつきあってるやんけ。
カフェてなんやねん。あほちゃうか。カフェて。
気取ったでかいボウルでなにがカフェオレや。いらんいらん、兄ちゃんビール持ってきて。
ああ?何しかめ面してんねん。ええやんけビールくらい。いらんねんそんな甘い飲みもん。
なあこのメニューめちゃさぶいねんけど。何コレ。
オーガニックオムレツDON。
DONて。DONて。お前許せるんかこんな事。ただの丼やろつまりは。それでおしゃれ気取りか。アホちゃうか。
もうええ。もうええわ。
兄ちゃんこの特製ハンバーグ丼ちょうだい。あとビールおかわり。お前は何食うの?それ?じゃあ兄ちゃんこのチキンサラダもな。
おまえ震えとるやんけ。寒いんちゃうんか。今日天気悪いのにそんな下着みたいなカッコしてるからやろ。席もわざわざ外にせんでも店の中にすればよかったんちゃうんか。もー。ほら、これ着とけ。あ?タバコ臭い?ごちゃごちゃ言うな、はよはおっとけ。
なにこれ。この肉団子みたいなんがハンバーグなん?なにこれ。なんで野菜のほうが多いの?俺トリ?
もうええわ。ここは俺の計り知らんキマリ事がある所なんやろ。迷い込んだ俺が悪かったわ。丼3口で食うてもうたん初めてや。
びえっくしょい。
あ?寒ないわ。いらんいらん、返さんでええ。お前はおっとけゆうとるやろ。くしゃみ出ただけや。ほらええから飯食え。
お前そんなんで足りるんか。甘いの食え。好きやろ。いっつもチョコやなんやてぎょーさんアホみたいに食うとるやんけ。
ああ?ダイエット?そんなんもう手遅れやから。もうええから食っとけ。
結局ヤツはケーキにアイスが乗ったやつを食った。女はほんま甘いもんすっきやなあ。食うんやったら最初ッからムダな抵抗せずに食うとけばええのに。ほんまわけわからん。
やっとカフェーから解き放たれて帰れるーゆうときも。ヤツはふらふら歩きよるから、あぶなっかしぃてしゃーない。
ほらもう、お前はこっち歩けや。車来るやろ。あ?足が痛い?何やお前、そんな細っこいサンダルはいてくるからやろ。フツーのスニーカーでええねん。あ?可愛いからって?そんで靴ずれつくっとるがな。なんやそれ、靴ずれ生産シューズかそれ。
ああもうええ、もうここでまっとれ。バンソーコーこうて来るから。すわってまっとれ。歩くな。
ほら、これ貼れや。
なんやお前へったくそやなぁ。どんくさいやっちゃ。もう、ちょー貸せや。ほら足こっち出せ。ええから、俺の膝の上に足乗せろ。ええから、ほら。
その後彼女の歩調に合わせて家へ帰ったら、いつもの2倍近くかかった。電車でもさっさと席とって座らせて。どこのお姫さんやねん、自分。ほんままいるで。
家帰ったら帰ったでなやねん。あ?俺がやさしないて?キツイって?さいですか。知るか。
人の腕の中でぬくぬく甘えながらようそんな事言えんな。ほんま女は勝手やで。
チュウ?いっぱいしとるがな。チュウ以上もさっきしたとこやんけ。ああ?すねんなやもー。ほら。
・・・・・。
ああ?
なんで逃げんねん。なんで乳揉んだらあかんねん。ええやんけ。
ああ?
さっきもしたやろって?ほんならチューかてしたやんけ。ああ?それとコレとは別?なにがじゃボケ。
もうええわ。もう寝よ。俺明日早いねん。
おう、電気消してや。
おう、おやすみ。
ああ?なに?
おうおう、俺もや。
ああ?言葉で言えって?
もうええやん。もう。一緒やから。おまえといっしょやから。
ああ?そうそう。そうそう。
あーもう。あーもう、そうそう。うんうん。あー。
あー。好きやって。好きです。はい。
もう寝ろやお前。ほんま。うっさいやっちゃのー。
あほくさ。
はよねろ。
2003-07-29 (火) 目が離せずドキドキ。 [長年日記]
■ 心配でハラハラ。
「元カレ」とかいうドラマから目が離せません。
ドウモトツヨシくんが元カノと今カノの間で揺れ動いているのですが。
そんなストーリーなんかよりも、堂本君のどちらの女もさっぱり愛していないという目に釘付けです。
演技がうまいとかへたとか、そんなところを超えた所にカレの危うさがあります。
全く興味なさそうに彼女たちを見つめながら好きだよとかいう堂本君。
リアリティゼロ。それどころかなげやり。
私はヒヤヒヤしっぱなしで、競演の女性たちがウソツキ!!とか言いながら今にも彼を責めだすのではないかと心配しています。
最近は病気説など色々と大変そうなカレですが、今後はこのような仕事をいれずに、彼の心への負担が少しでも少なくなるものを選んであげて欲しいものです。
がんばれ!堂本くん!
でもそのモミアゲはちょっと気になるぞ!
それとはまった少し違った意味で、私を釘付けにしている男性がいます。
さんまさんの物真似でおなじみ原口さんです。
何なんでしょう彼は。
いや。物真似がどうこうとか言うんじゃなくてですね。
さんまさんの物真似をする原口さん。
似てます。お客さんも拍手です。原口さん嬉しそうに照れてます。
その照れる顔もさんまさんです。
さんまさんが照れているのです。
それは、物真似をしているからそんな照れかたになったのですが、どうもそれだけではないような気がします。
さんまさんになりきっているのです。いや、自分がさんまさんだと思い込んでいるかのような勢いです。
物真似を仕事にしている人なので問題ないのかもしれませんが。
どうも私には、彼の中でさんまさんと自分のボーダーラインが消えつつあるように感じて仕方が無いのです。
キャーキャー言われて照れる原口さん。
これこれ、さんまさんの物真似をするあなたにキャキャー言ってるんであって、あなた自身ではないのですよ。
ましてやあなたはさんまさんの物真似をする原口さんであって、さんまさん本人ではないのですよ。
そんなふうに誰も言わないのでしょうか。
コージーさんとよくセットで仕事をしていますが、2人の仕事のし方は全く違うように思います。
物真似職人のようなコージーさん。
日々似せることへの執着を忘れないようなイメージです。
一方物真似で人生ブレイクしちゃった原口さん。
面白いといってもてるのは、その物真似という土台の上に成り立っているという事実が、彼の中でもうごっちゃになりつつあるイメージです。
そんな目で見ているのは私だけなのでしょうか。
テレビで見かけると、別に好きでもなんでもないのに見てしまいます。
私が芸能人だったらカレには物真似されたくないな。
そんなもう訳のわからない感想を抱いてしまうほど危険な状態になってきたので、私は慌ててテレビを切かえビデオを観るのです。
ちなみに近所のビデオ屋でただ今5本レンタル1000円キャンペーン中。
借りたビデオは
・猟奇的な彼女
・アタックナンバーハーフ
・火山高
・雀魔アカギ2
・岸和田少年愚連隊
ちなみにアカギと岸和田は、すでに3回ぐらい観てます。
何から観ようか、幸せな気持ちでいっぱいです。
おやすみなさい。(寝るのかよ)
2003-07-30 (水) かしこい男性が好きです。 [長年日記]
■ かわいい女性が好きです。
今日はノースリーブで出社した所、鳥肌が座ってくれる暇が無いほど寒いです。
本当にあさってから8月なのですか。5月ぐらいの気分です。
ノースリーブから出た私の健康的な二の腕は、健康的過ぎてなんだか収集つかないことになっております。
手首は普通の人ぐらいの細さなのですが、二の腕が。二の腕が。
そのバランスの悪さたるやドラえもんのスモールトンネルも真っ青です。
男性の皆様は女性のやわらかい部分がダイスキかとワタクシお見受けいたします。
二の腕ももちろんお好きなのでしょうが、私ほどの二の腕の持ち主ともなると、若造が簡単に近寄れるような代物ではございません。
もうね、オヤジばっか。オヤジから熱視線。
あれですかね、おじさんって太すぎる二の腕好きなんですかね。
若い人は見向きもしないのに、もう、オジさんからは大人気ですよ。
だからオジサマ好きの女性は二の腕太るといいと思うの。
ただしステキなとかダンディーとかいう種族からは少し、いや、どちらかというと全く反対のポジションにいるオジサマ達なので注意。
あ、そもそも二の腕太らせるなんて難しいですか。そうですか。
そんな女子とは口もききたくありません。
バーカバーカ。デーブデーブ。
私がな。
さて先日ふと異空間にはまり込んでしまい、5分でお家に帰りたくなりました。
その中でもなかなか個性的な男性と女性がいらっしゃって、ワタクシたまたまその方たちの目の前だったんですよ。
なかなか勉強になるお話でございました。
俺さぁ、ホームページ作ってるんだよね。ゲーム系?
ホントー?私も作ってるの。日記系。
あ、あれだろ。赤裸々ってやつだろ。
そんなこと無いけどー。まあ書きたい事書くわよ。
女とかでもぜんぜん平気でち○こま○ことか書くんだもんな。セックスの話とか。
だって日記だもん。私自分の写真も載せてるよ。
へー。
ち○こもま○こもせーりもぜんぜん平気。だって思ったこと書くわけだし。
そのほうが客も増えるよね。
そんな言葉も書けないなんてかわいこぶるつもりないし。私ももう28だしね。
さばさばしてて男らしいね、君。お色気系だね。
そんな言葉意識するほど若くないからね。アハハハハ。
かわいこぶってるて。
えー。私はその名称を露骨に書くのが嫌いなので書きません。
たまに冗談で書いたりする事もありますが、基本的にま○こがどーのこーのとかは書きません。
何でて言われても、なんか好きになれないんです。うん、なんか感覚的に。書いて楽しないから。
私が好きでみてるほかのサイトさんで、女性でそういうのかいてるところもありますけど、それはそれで好きなんですが。
ただ、自分では書きたくないだけで。
だいたい、それ書いてるから赤裸々て。なんか赤裸々はきちがえてるような気がしますよ。
その言葉普通に使ってるサイトの人も、別に【こんな赤裸々な私!】とか【これでお客さんアップ!】とかぜんぜん思ってないと思うし。
私が文中に関西弁使うように、フツーにその人の感性でその言葉が必要だからつかってるんだろうし。
いいじゃないですか。使う自由があるなら、使わない自由だってあるわけだし。
この男、ちょっと頭弱いなあと頭の弱い私が思ってしまうほどでした。
そのものズバリの言葉からしかインパクト受けれないのでしょうか。不憫な。
赤裸々とかあけすけとかセクシーとか男らしいとか、ごっちゃな。多分。この人の頭の中。
私は文章でも言葉でも、そんな名称出てこないほうがドキドキするの。
出てこないほうが色気感じるの。
トモさんも言えるよねーフツーに。
いや、いわないよ。
ほんとに?いいそうなのに。
うん。友達の前でも言わないし、彼氏の前でとかも言いたくないよ。
ヤダー。意外に可愛い所あるんじゃないですかー。
彼も私の前では女性の部分は露骨に言ったりしないよ。自分のはたまに言うけど。
うそー。私の前の彼平気で言う人だったよ。私も平気だったし。
そう。うちはそういうのないな。
言葉に発するのと書くのとはまたぜんぜん違うと思うんですよ。
私は人に面と向かってそんな名称言いたくないだけなんです。
面と向かって言う事じゃないような気もするし。
私はね、彼に恋をしているわけですよ。
ずっと一緒にいても、着替える所あんまり見られたくないし。
だらしない所ももちろん見られているんですが、全てをそれでOKにしたくないんです。
恥じらいを忘れたくないんです。
まあ酔っ払ってもっと恥ずかしい事している私が言うのもなんなんですが。
私は決して上品な女じゃなく、いつも彼にエレガントになれといわれるほどですが。
言葉使いも悪くてよく叱られます。
例えばセックスでも、「やった」とか言うのはいやで、「した」と言いたいです。
ごはんもついつい「うまい!」って言ってしまうのですが、「おいしい」と言いたいです。
その程度かよ。私。
彼も文句は言いませんが、私がそれをなおして言葉使いを綺麗にしたいと思っているのを知っているので、
気がついたら教えてくれます。「おいしいでしょ。」ってね。
彼がすごく好きだから。だから恥じらいも忘れたくないんですよ。
酔っ払って暴れて恥ずかしい所見られて、なのにこんな事言うなんてすごくバランスの悪い話なのですが、
それでも何かもっていたいんですよ。
恥じらいをなくすのと、全てをさらけ出してリラックスするのとは違うと思います。
だから、恥の多い人生の中、少しぐらいは自分でコレはと思う部分を残しておきたいのです。
言葉って本当に大事だから。こわいよほんと。
ガラッパチな私でも、そう思ってるの。ウフフ。
もうこの年になったらテレとかないじゃない?
年がどうのこうのというより。わたしは30過ぎたけど、ずっと恥ずかしいと思いたい。
なんか男ウケ気にしてるんじゃない?わたしなんか言えるよ、ま○こま○こ!
ほんとだー。すごいねー。
こんな私でも彼氏いたんだよー。
ふーん。
今はいないんだけど。
ふーん。
なんか誘われたりはするんだけど、いい男いないんだよねー。ち○こ日照り。
ふーん。
俺は彼女がそんなこと言ってもぜんぜん平気だよ。今彼女いないけど。
ふーん。
まあ他人の人生ですし。まいっか。すくすく育ってください。
あなたの彼がいいとか悪いとか、私の彼がいいとか悪いとか。
そんなことじゃなくてですね、まあ、ほんと似たもの同士が集うというのは本当だなといつも思っています。
ま、私の周りも酔っ払いのチンピラばっかですけどね。
その後その2人は意気投合していました。うんうん。日照りらしいしセックスすればいいと思います。
そんなわけで私にしてはめずらしく二次会へは行かずお家へ帰り、仕事から帰ってきた彼をお帰りって抱きしめるのです。
誰がなんと言おうと私は彼がステキだと思うし、
彼にいい女だと思われたいのです。
「お帰り☆チュー」
「なに?もう飲んでるの?」
そりゃないぜハニー。
2003-07-31 (木) 恋に落ちる瞬間。 [長年日記]
■ 一瞬。
昨日も書いた飲み会にて。
その斬新な女性と男性、それに加えもう1人女性が話しに加わった瞬間がありました。
しかし既に2人のノリについていけず、その女性はやくもウンザリ気味です。
その時の3人の会話。
私猫ダイスキ。
俺も好き。猫みたいな女のコも好き。
私も動物に例えたらけっこう猫だと思う。
ふーん。じゃあ化けて出る執念深い系なんだ。
一瞬にして恋に落ちました。私。
やられた。
# (・ε・) [赤紙コエー。差し押さえらりたらコエー。]
# (・e・) [戦争を知らないコドモタチなのね。バチあたるよ。]
# 6-30 [税の滞納の差し押さえ通知くらいなら平気なトモ吉。赤紙が貼られる直前が勝負の夜逃げ屋とか道具屋とか落札屋でバイトしてた..]