チナウ
2004-02-02 (月) でも結局。 [長年日記]
■ 自分たちの部署の呑み会に連行されました。
一仕事終ったので軽く打ち上げです。
私たちは近所の居酒屋へ。
何だか別部所の上の人たちも呑みに行くそうです。
誘われて激しくそちらにゆれました。
なんでもバドガールのいる店か、泥レスを見学しながら呑める店だそうです。
激しくゆれました。
バドガールなんて、夏さえくれば雨後のたけのこのようにビヤガーデンに乱立します。
でもでも泥レスは・・・。
泥レスなんてものすごく久しぶりに聞きました。
多分7年ぶりくらいです。
すっかり泥レスブームも去り、最近では○×で間違ったほうにつっこむと泥があるとか、
その程度のことにしか使用されていなかった泥が。
今もまだお姉ちゃんたちを汚しているとは。
また泥も脚光を浴びているとは・・・。
ちなみに私は女です。
2004-02-04 (水) 女という生き物は。 [長年日記]
■ 常に時間と戦っている。
うん、まあ分かるけど。
あまりにも痛いこの事件。
ジャネット。スーパーボウルのハーフタイムショーでチチポロリ事件。
あれな、確実に演出だよね。
だってポロリした乳首にはちゃんと二プレスのような飾りものが。
あの、サンバとかでつけてるやつな。なんかフサついてたし。黄金だし。
ジャネットにしてみればね、ほら、世界のジャネット?つかセクシー私?ぐらいの勢いで。
ほら、身内がショタだとか色々言われちゃって裁判くらって、ここは一発ファミリーを代表して悩殺ポーズで全米を虜?作戦だったのでしょうか。
それが。それがあんた。
不快感て・・・。
わかりますよ。スーパーボウル、お子様だって見てる。そんなときに不適切だとか、そんな意味合いってことなんでしょう一応。
でも自分チチ出してハッスルしてOH!!悩殺!!のはずが。不快感て・・・。
ジャネットも大慌てですよ。
ジャネットセクシーニポロリスルヨ。ミンナヨロコブヨ。ダイサービスヨ。見テイタ人ラッキーネ!
とかぶっこいていたのが(聞いたんか)大慌てですよ。
釈明ですよ。事故とか言ってますよ。
・・・この釈明をした瞬間に、ジャネットの熟れ頃期は確実に幕を閉じたのですね。
辛かっただろうジャネット。15年近く前、航空会社のCMで踊り狂っていたアナタは確かにクールだった・・・。
きっとプライドだって高いはずだ。なのに自分のチチのせいで罰金まで検討される始末。
しかもその金額300万ほどて・・・。世界のジャネット、チチの罰金300万。半端だ。
釈明して詫び間で入れさせられた彼女の事を思うと、同じ女として応援せずにはいられません。
見ましたよ問題のビデオも。
切なさで目頭が熱くなり、気が付けば涙で画面が見えませんでしたよ。
がんばれジャネット!!がんばれがんばれ!!
ジャネット・・・・・。
でもキモかった。
2004-02-06 (金) ぼくらの日常茶飯事。② [長年日記]
■ みやびちゃんの遅すぎる初恋。
先生ははじめてこの家に家庭教師としてやってきた日、綺麗な淡い色のシャツに薄手のジャケットを着ていた。
サッパリとした印象で、初夏の風のような爽やかさだった。
ママもすぐ先生の事を気に入った。
パパは晩酌に先生を付き合わせることもしばしばだ。
私と2コ下の妹ユミしかいない女だらけの家族に、お酒の強いお兄ちゃんが出来たようで。
先生ははきはきしゃべる礼儀正しい大学生だった。
今、目の前で英語のテキストをぺらぺらめくりながらウチワをはたはたさせている先生は、真っ青な生地に真っ赤な金魚が泳ぐアロハを着ていた。
無精ひげまではえている。
爽やかできりっとした好青年だったはずなのに。どっからみてもだるそうなチンピラだ。
怠慢だ。
ねえ先生。
なんですか、みやびちゃん。
あのね先生、今日のアロハ・・・へん。
そうですか。それはそれはありがとう。
先生はとても嬉しそうに笑った。笑うととても幼くなって、その笑顔は初対面のとき私とママを魅了した。
先生には高校2年になった春から大学に合格するまでお世話になった。
夏が2回廻ってきた。
夏になると先生はいつもアロハを着る。
派手なアロハは先生をチンピラに変身させる。
ママは毎回玄関で、先生のアロハについてコメントした。
まあまあ先生、派手ですね。
あはははは、ありがとうございます。
ママはニコニコと楽しそうだ。
激甘のファッションチェックはママの楽しみのようだった。
先生はいつもママの前でポーズを作ってニッコリ笑う。
どうでもいいけど、そのサングラスも派手だと思うよ。
私の問題を覗き込みながら先生がペンを走らせる。
説明はとても上手だと思う。余計なことは言わず、的確に伝えるとはこう言うことだ。
まつげ長いな。マスカラ塗ったらどうなるのかな。
で、聞いてますかみやびちゃん。
ねえ先生、明日花火大会なんだよ。知ってた?
そうなんですか。いいですね、花火大会。
先生も花火好き?
花火を見ている女の子が好き。
ふーん。私も花火好きだよ。
女子高生ってね、すっげぇ短いスカートにしてるでしょ。制服。
で、口あんぐりあけて上見てるわけよ。僕らはしゃがんで上を見るわけよ。
・・・?
パンツ丸見え。でも気付かない。
それって犯罪じゃない!
拝見した後言いますよ。パンツ見えてますよって。とりあえず暑いからビールでものみに行こうかてね。
それってナンパじゃない!
あはははは。
そんなチンピラに女の子がついていくわけ無いじゃない。ほんと先生女の子を分かっていない。
でも先生ってそんなこという割に、私の友達の事とか聞いてこない。
女子高に興味ないのかな。
で、聞いてますかみやびちゃん。
ねえ、先生って女子高に興味ないの?
女子高に興味の無い男はいませんよ。はいこの問題をやる。
ねえ、先生って彼女いるの?
いますよ。
一瞬ドキッとした。
でもなんとなくそんな感じもしてたし。でも直接聞くとやっぱりインパクトあるな。
ふーん、せんせいやっぱり。彼女いるんだ。
で、問題をやってくださいみやびちゃん。
ねえ、彼女って同じ大学の人?
そうですよ。
じゃあ毎日会えるからいいね。
うーん。毎日って言うか。
?先生学校ちゃんと行ってないの?
いや、一緒に住んでるから。
心臓が止まるかと思った。
そのあとものすごくどきどきした。
なんかすごく生々しくていやだ。ほんと、嫌だ。
はい、この問題は間違いです。もう一回良く考えて解いてみてください。
嬉しそうに私のノートに大きな×印をつける。大人気ないよせんせい。
先生の髪からシャンプーの匂いがした。
それはパパが使うようなミントの香りじゃなく、でも私たちが使うような甘い香りでもなく。
サッパリとして、でも媚びない甘さが少しだけ混じって。
きっと、先生の彼女もこんな香りがするのだろう。
何だか先生が少し嫌いになった。
嫌だ。
それから数日後。私は恵比寿で先生を見た。
車が行き交う大通りを挟んで、先生が女の人と歩いていた。
女の人の顔は見えなかった。
ただ、先生は車道側を歩くその人を、そっと内側に導く。
自然に先生の腕がその人の腰を抱いた。
先生がその人に笑いかけるのが見えた。
それは。わたしとママが大好きな。
あの人懐っこい笑顔じゃなかった。
私は無理目だと言われていた大学に合格した。
パパもママも大喜びだった。
家族で大切な日に行くレストランに先生をご招待して、みんなでシャンパンをあけ乾杯した。
ユミは綺麗な泡の立つグラスを少し舐め、その後先生にあげていた。
皆嬉しそうだった。
私だって嬉しかった。
そして
私だけ楽しくなかった。
パパとママはおばあちゃんの容態が悪くなって田舎へ行く事になった。
私とユミは残る事にした。
ユミはコレをチャンスにと、友達の家に泊まりに行った。
今日は先生がくる最後の日。
ママは最後にお話があるから、今日は日を変えてもらうよう電話をしなさいといって出かけていった。
私は電話をしなかった。
こんばんわ。って。あれ?お母さんは?
おばあちゃんの容態が悪くなって静岡にいった。
そーなの?ほんじゃーまた日あらためるね。さよーな・・
ねえ先生車?
そうだよ?
あのね、友達の家に泊まりに行くの。もう遅いから乗せていって欲しいな。
うーん。近い?
ケチ。
いや、万が一事故ったら危ないからね。
大丈夫だよ!
君は僕の大切な。
・・・。
金ヅルだからね。
最低。でも今日でその金ヅルもおわりじゃん。
それもそうだね。じゃあ乗せていくよ。
初めて乗る先生の車。
ちっさくてカワイイ。私もこんな車乗りたいな。
エンジンをかけると少しだだっこみたいに唸った。
先生がヨシヨシとかなだめてる。
サイドボード開けるとアメが入っていた。勝手にあけるなって叱られた。
タバコとアメ。
先生のタバコと彼女のアメ。
で、どっちいけばいいの?
ドライブしようよ。
はあ?何言ってるの?
だって受かったんだよ。ご褒美もらってないよ!
こっちがクレって話だよね。お家に戻ります。
えー。
じゃあ、あの山ぐるっと回ってからね。
やったー!
近くにある小さな山。山と丘の間くらい。
それでも街の明かりが小さくなって、低く遠くに見え始める。
うん。綺麗。夜景は綺麗。
でもそんなものに興味ない。
ねえ他の人は、男の人とドライブで、ホントに夜景に集中できるの?
先生は夜景の綺麗な場所に車を止めた。
はい今からご褒美タイムです。10分な。
短!!
昨日徹夜で麻雀して寝てねぇんだよ。勘弁してくれ。
アメたべていい?
どうぞどうぞ。それもご褒美に入るからな。
ケチ。占いアメだって。ふーん。
ふーん。
先生のじゃないの?
しらね。
舐めてて色が変わるんだって。白ならトモダチ。赤なら両思い。青なら失恋。
トモダチて。甘酸っぱいねえ・・。
先生又ドライブ連れてきてくれる?
あー無理だね。
どうしてよー。
めんどくさいもん。
ひどい!!
あはははは。
なんかコンタクトがへん。
痛い?鏡あるよ。ほら。
何この鏡。裏にプリクラ貼ってあるよ。
あはは。ご愛嬌だよ。
せんせい。
ん?
せんせい彼女のこと好き?
なにそれ。
好き?
まあね。
ふーん・・・。
ほら、もう10分たつぞ。
先生、アメ占いしようよ。
うん?
赤ならまたドライブつれてって。青ならもうこんなワガママ2度と言わない。
・・・。
2度と会わない。
ほんとかよ。
・・・。
・・・白なら?
・・・おうちへ帰る。
あはははは。
私は見ないから先生見て。
どれ。見せてみ。
あーん。
あはははは。
どっち?どっち?
先生はエンジンをかけて車をぐるっとバックさせた。
1発で方向転換を決め、坂をぐんぐん下り始める。
今度は車はぐずらなかった。
この車とは相性が悪いのかも。
白でした。さあ、お家へ帰ろう!ぶーん。
先生はまたニコニコしながら車を飛ばし、10分もしないうちにおうちについた。
私はほとんどしゃべらなかった。
先生は気にもせず鼻歌を歌っていた。
それじゃあ、またお母さんが帰ってきたら連絡して。さぁ、寒いからもうお家はいんなさい。
うん。
じゃあな。おやすみー。
先生はまたニカっと笑って車を発進させた。
いつもと変わらない笑顔。
私と相性の悪いあの車は、きっと真っ直ぐ先生のお家へ向かう。
彼女がまつ先生たちのおうちへ。
ねえ、先生コレはどおいう意味?
私ね。みたの。
コンタクト直す振りしてアメの色みたの。
きれいなきれいなブルーだったの。
ねえ。どおいうこと?
もう一度ママに会いにくるから?だから白だって嘘言ったの?
めんどくさいなら。どうして青って言わなかったの?
もう一度確認したくても、白って言われた瞬間噛み砕いてしまった。
のどの奥にはもう、ブルーのアメの甘さは残っていない。
先生なに考えてるの。
わかんない。
3日後家に着いたら見慣れた靴が玄関に。
27センチ。パパは26センチ。
パパはスニーカー履かない。
みやびお帰り。先生みえてるわよ。
よ!お帰りみやびちゃん。
・・・どうしたの?
じつはね、今度から先生にユミの家庭教師もお願いしようと思って。
!!!
この前皆でお食事行ったときから先生には一応言っていたのよね。
はい!またよろしくね!みやびちゃん!
・・・。
だたいまー。あー!先生きてるー。
よろしくね!ユミちゃん!
私お姉ちゃんより成績悪いからなー。
大丈夫大丈夫。さあがんばろう!
ユミの部屋入るのはじめてだよね、先生。
そうだね。
そういいながら2人は2階に消えていった。
先生は一度だけ振り返り、私とママにニッコリ笑った。
いまわかった。
大好きなあの笑顔。
営業スマイルだ。
ユミ。
まつげとツムジと八重歯には注意しなよ。
気をつけなよ。
私たちは金ヅル姉妹なんだよ。
# 6-30 [いつも酒を飲ませて貰うのは、銀ガメ姉妹?>飴をなめさせる金ヅル姉妹]
2004-02-09 (月) まさる。25歳のタビダチ。 [長年日記]
■ セックスと演技と追いかけっこ。
私が昔バイトしていた【S】ですが。
又その頃のお話。
まさるはどちらかと言うと、いや、誰が見ても地味な男の子だった。
【S】でもバリバリ浮いていた。
【S】に出入りしていたチビッコのリーダー格ともいえるユウの幼馴染で、たまたまユウが【S】に来る前にまさるにばったり会い、つれてきたのがきっかけだった。
まさるは一人で出入りできる飲食店が初めてで嬉しかったのか、毎日のようにやってきた。
ユウ達がいても自分からは声をかける事が出来ず、いつもカウンタの端っこでじっと声をかけられるのを待っていた。
私もヒマなときは話し相手になったりして。
まさる、25歳。童貞。
ある日ユウが一人でやってきた。まさるは相変わらず隅っこでじっとしていた。
ユウはまさるに気が付くと、一緒に飲もうぜとかいいながらカウンターに座った。
「ちょー聞いてよトモー。俺もう女ってわかんねーべ。」
そんな感じでユウはいつものように他愛も無い恋愛話をしだした。私もホーホーとか言いながら適当に聞いていた。
そこから話の矛先はまさるへ。
どんなタイプが好きかとか、そんな話になった。
そこにキョウちゃんがやってきた。
私とキョウちゃんは一緒に住んでいた時期があるので、ユウとも顔見知りだ。
久しぶりーとか言いながらわいわい呑んだ。
私とユウは相変わらずまさるに、好きなタイプはとか聞きながら照れるまさるをからかっていた。
キョウちゃんはバリバリの偽善者で八方美人なのでまさるをかばったりしていた。
小1時間も呑んでいただろうか。キョウちゃんは電車の関係があったので帰った。
そこから私たちはまた2時間ほど飲んだ。酔いが回ってきた頃まさるが言った。
「・・・っていうか・・・僕キョウさん好きみたいです・・・。」
・・・すきてアンタ今日あったばかりで。
この現象を私とユウとの間では【童貞の刷り込み】と命名し今も語り継いでいる。
童貞にかぎらず恋愛に不慣れな人に結構起こるこの現象。
最初に動くものを親と思い込む鳥の刷り込みのように、まともにしゃべったりちょっと優しくしてもらった異性をいきなり好きになってしまうと言うこの大人の階段1段目。つか登ってさえいない。
私とユウは、それは思い込みだと教えてももうまさるの恋心はノンストップ。ノーブレーキ。
こうなると恋に恋するとはよく言ったもので、恋する自分にうっとりしてしまう。
その日からまさるのうっとりな日々がはじまった。
カウンターの端っこで物憂げに頬杖をつき、これ見よがしにため息をつく。
はっきりいって鬱陶しい。
「トモ姉。あの・・・キョウさん来ないのかな?」
「当分こないよ。遠いもん。つかそれ思い込みだから。」
「いや、一目ぼれじゃないかなーと・・・ボク・・・おもうんですよ・・・。」
「うるさい。営業妨害。」
ある日キョウちゃんがやってきた。
ユウもいた。思いつめた顔でまさるもいる。でもやっぱり自分からは声がかけられない。
まさるを呼んでやって皆で飲もうとセッティングしてあげた。
まさるいざとなるといきなり石になる。
キョウちゃんがトイレに行ったとたん、次いつ会えるか分からないとかいって騒ぎ出す。
「まさるそれならもうコクればいいじゃん。」
ユウもうめんどくさくなってそんな事を言い出す。
結局まさるキョウちゃんが2回目のトイレのときに追っかけていって(トイレは外にあった)コクった。
キョウちゃん爆笑。
まさる秒殺。
その後まさるは涙の乾くまもなく、つぎつぎ一目ぼれ連鎖反応を起こす。なに連鎖だ。
今まで出会いが無かった彼、【S】にきてカウンターに座ると誰かしら常連の人が話し掛けてくれる。
それをきっかけに話した女性のほとんどに一目ぼれし始めた。
最終的にはマリコにまで惚れた。ヤワラちゃんに似たマリコ。
しかしマリコにまで、まさるはお子ちゃまだからと最高のキメセリフでフラれた。あまりにも素敵過ぎるお子ちゃまというフレーズに皆騒然とした。
お前までフルなキモいとみんなマリコに突っ込んだが、まさるだけマジだった。
ボクかっこ悪いからダメなんでしょうかと落ち込むまさる。
ちがう。がっつきすぎだからだよ。1,2回でいきなり好きいってもな。
いや、あると思うよそんなことも。でもあんた誰にでも言い過ぎ。
みかねたユウが、いっそのこと風俗でも行って童貞を捨てると言う確度から切り込んだらどうかと言い出した。私たちもいきなり風俗とは言わんでもキャバクラぐらいからレッスンしてみたらどうかと言ってみた。
女に優しく話し掛けられるだけで惚れてたら身がもたんでしょ。
まさるはいった。
「・・・っていうかボク、セックスとかあんまり興味ないんですよ。」
・・・でた。
「っていうか、セックスセックスっていうけれど、それだけが目的じゃないじゃないですか。それより大切な事があると思うんですよ。」
・・・でた。童貞の強がり。
まさる、それ以上言っちゃダメだ。私たち確かに追い込みすぎた。でもそれは言っちゃダメ。
「どうしてですか。ボク体目当てじゃないんですよ。」
たまに追い詰められたり、強がっている人でこんな事をいっぱいいっぱいの目して言う人がいますが。
体目当てとか、そおいう問題じゃないんだよまさる。
いわんとする事は分かるよ。でも皆それを分かった上で話てるんだよ。
なんかもう性的に乱れてたり色んな事があった人が言うのならともかく、やったことない人間は思ってても言っちゃいけないんだよ。
がっつきたくない、体目当てじゃない。分かるよその気持ち。
でももう今の時点でがっついてるんだよ。告白連鎖反応はがっついてるんだよ。
それならいっそ素直に行こうよ。こわくないよ。振られたりセックスをしたいと思う気持ちは恥ずかしくないんだよ!
そんな人は一度知ったら掌返したようにセックスサイコー!!とかなるんだよどうせ。
だからそれは強がりなんだよ。
「ボクは好きな人なら何もせずに抱きしめて眠るだけで幸せなんです。」
「好きな女抱いて何もせず眠れるわけねーべ。おまえバカじゃん。」
ユウが飾り気も知性も無い言葉を投げつけます。直球な。
「眠れるよ!」
「チンコ立つべ?いてーべ?相手に気付かれないように腰引いたまま寝るのかよ。寝れねーべ!!」
これこれユウくん。一応お食事中の人もいるんですよ。
「ダイジョーブだよ。」
「ばかかお前。立たなかったらもっと大丈夫じゃないべ。」
童貞の見栄とか、誇りとか。そんな繊細だけど何の役にも立たないものは、脳味噌の少ないヤリチンに粉砕されるのでした。人生ってキビチィ。
繊細なチェリーちゃんの心を全く読まず、お前それはただの意気地なしだそんな言い訳男なら口にするなと言い切る幼馴染の前にまさる撃沈。
居たたまれなくなってグラスを磨きだす私。
「トモもそう思うべ。セックスしなくてもいいとか言う男どうよ。」
「男じゃないな。」
あ。いっちゃった。
まさるガクンとカウンターに突っ伏しました。わりぃ。
でもね、まさる。外に出るって事はこういうことなんだよ。
自分ひとりだったら傷つかないけど、外で飲むとガツガツ言われるよ。でもそれでいいと思うんだよ。
がんばれまさる。恋愛の話だけじゃなく、色んな人に耳の痛いこと言われながら世間に馴染んでくれ。
いつもカウンターの隅っこで、誰かが声かけてくれるまで待ってるだけじゃダメなんだよ。
知ってる人が入ってきたら、自分から声かけなきゃいけないんだよ。
まずその一声から始まるんだよ。セックスへの道のりは。
かなり適当なことを私とユウで話して聞かせました。つか、酔ってたし。
まさるはそれでもうんうん聞いていました。
いいのかよ、あんな適当な話で。
それから半年後。
最近まさるコネーナとか言いながらまたユウと飲んでいると、まさるが颯爽と現れました。
「ユウ、トモ姉久しぶり!あ、ボクいつものウォッカトニック!」
そもそもウォッカトニックて、私がジントニック作ろうとして間違って作ったのをまさるに与えた事から飲み始めたものでしたが。
ビールしかいえなかったまさるにとって、コレがボクのいつものになっていたのです。
重ね重ねわりぃ。まさる。
しかしその日のまさるは颯爽としていました。どした?
「じつは・・・彼女ができたんです!」
「まじで?!!」
驚く私とユウ。かなり失礼な驚きぶりですがまさる頬を染めてテレ笑い。どんな出会いよ。
「えっと。【ぱ●】で。」
「【●ど】って、なんかあのフリーペーパーのタウン誌?」
「ハイ!あれで、劇団作ろうとかいう呼びかけに思い切って連絡してみたんです!」
「・・・劇団?!」
「ボク・・・俳優になりたくて!!」
「!!!!!!!」
私とユウ又ビックリですよ。もうこれからはちょっとやそっとじゃびびりませんよ。
「でね、そこで知り合った子なんです。」
「・・・そう。まあとりあえずおめでとう。その子も芝居やってるの?」
「いや、皆未経験者なんですよ。」
「じゃあ練習も大変だね。」
「いえ、まだ人数も女3人と男2人なんで、集まるまでは遊んでるんです。」
「・・・なにして?」
「えっと、毎週木曜日の夜7時から10時までが稽古日なんですが、今は日比谷公園で鬼ごっことかしてます!」
「・・・皆いくつぐらいなの?」
「皆社会人です!だから夜7時集合なんです。仕事終ってから!」
「・・・なるほどね・・・。」
「そんなことよりまさる、彼女とはしたのかよ?!!童貞卒業したのかヨ?!!」
痺れを切らしたユウ先生からの一言が。これこれユウくん。一応お食事中の人もいるんですよ。
「・・・・ハイ・・・。」
「!!!!!!!」
「・・・彼女も・・・初めてで・・・・」
「!!!!!!!」
「・・・3つ年上なんですけど・・・」
「えーっとつまり、25歳童貞と28歳処女ってことでいいでしょうかねユウ先生。」(小声)
「間違いないと思います。先生、奴等最強です。」(小声)
もじもじするまさる。でもすごく幸せそうです。サルだな。今絶対こいつらサル。
「どうよまさる。セックスって気持ちいいべ!」
「・・・・ユウ・・・この前はごめんね。」
がっちりと握手しあう幼馴染たち。どんな仲直りだよ。
その後まさるはセックスってホントいいよねとかしみじみと500回ぐらい言っていました。
ユウもそれはそれは優しい目でうんうん頷いていました。
私はアホらしくなってきてまたグラスを磨いていました。
人の人生の分岐点にチョッピリ関わっちゃった夜。
【S】の灯りはいつまでも灯り、冷たい水で冷やしたりパチパチ叩いたりして刺激を与えて鍛えたほうがいいのかなとかいうまさるのアホな質問で夜はふけていくのでした。
どんな質問だよ。
2004-02-12 (木) ぼくらの日常茶飯事。③ [長年日記]
■ 人生に咲く大輪の華。
5才になる孫の千香が私の部屋にやってきた。
小さな手で差し出す包みには、千香の気に入っているねずみのシールが惜しげも無く貼られている。
包みを受け取り丁寧に御礼を言う。千香、ありがとう。
今日はバレンタイン。
還暦をとうに過ぎた私でもそれぐらい知っている。
一歩外を出ればいやというほど町じゅうが騒ぎ、テレビをつければ毎日のようにコマーシャルが流れる。
老いてゆく身に眩しいほど、若い人たちには毎日がお祭りなんだろう。
たった一人の息子は結局一度も家を出ぬまま結婚した。
今は息子家族と私の3人暮らしだ。
私と息子と千香。
妻は8年前、買い物へ行くといったっきり帰ってこなかった。
信号無視のトラックに巻き込まれた。まだ60前の若さだった。
そして千香の母さくらも、千香を産んですぐ不慮の事故で亡くなった。
今は私と息子が、たまに来る私の妹の手を借りながら千香を育てている。
今日も妹と千香が台所で朝から騒がしかったが、私にはチョコのためだということがちゃんと分かっていた。
妻の名は三歌といった。
若い人は年寄りといえばヨネとかそんな名前ばかりだと思っているようだが、三つの歌とかく綺麗な名前だった。
初めてその名を聞いたとき、あまりにも似合いすぎていてまぶしさすら感じた。
長年連れ添った三歌は笑いシワが深く刻まれた愛嬌のある女になったが、若い頃はあれでなかなか器量良しだった。
彼女に笑いかけられると、心臓が止まるかと思うほどだった。
初めて2人きりで出かけたときは、情けない話だが待ち合わせ場所につくまで緊張して帰りたくなったほどだ。
そして帰るときは時間が止まればいいと、恥ずかしげも無く祈ったりもした。
初めて2人で朝を迎えたとき。まだ眠る三歌をみてこみ上げてくる激しく温かい感情に嘔吐してしまうのではないかと思った。
結婚を申し込んだとき。もうその時のことは真っ白で実はよく覚えていない。
でも、彼女の人生私が守るのだと。体中が震えたのは覚えている。
私は良い亭主だったか。そう問われれば、良いとはいえないが悪くも無い、つまりどこにでもいる亭主だったと答えるだろう。ほとんどの男はそう答えるのではないだろうか。
稼ぎが多いとはいえないが真面目に働いた。欠勤もほとんどない。
少し遅めに息子を授かった。嬉しくて、初めて妻の前で泣いた。
それを見て笑った三歌は、私の知る彼女の人生の中で一番美しかった。
休みの日はたまに息子と遊び、1年に1度は家族旅行と称してキャンプをしたりした。
私たちは概ね仲良くやっていたと思う。
三歌を裏切った事がないといえば嘘になるかもしれない。
三歌との結婚に不満があったわけでもない。
ただ、私も男で、たまには密かに他の女性に心ときめかせたときもあった。
それは飲み屋のママだったり、会社の部下だったり。
そして千香の母さくらさんだった。
初めて息子がさくらさんを連れてきた日を覚えている。
息子が女性を連れてくる、それは娘を持つ親が男を紹介されるときに比べればずっと気が楽なはずだ。
気楽に構えていた私の前に現れたさくらさんは、それは清楚なお嬢さんだった。
妻を無くし、光の消えた我が家に眩しい何かが降り立ったように感じた。
地味な紺のワンピースからあふれ出るような若さと愛らしさ、肩口でカールされた髪が気になるのか何度も触りながら。
私の前に緊張と期待を込めた笑顔で座っていた。
年甲斐も無く心が踊った。
こんな可憐で愛らしいお嬢さんが、私の娘になるというのだ。
それは誇らしいような。面映いような。
この年になって毎日がぱっと明るくなる事があるなんて思わなかった。
それほど息子夫婦との生活は、気を使いながらも明るいものだった。
さくらさんに特別な感情を持っていたのかというと、確かに持っていたといえる。
ただそれは、簡単に惚れたはれたと言ってしまえるほど単純なものではなかった。
もっと深い、愛しいという感情。それはもちろん息子もひっくるめて大切にしたいという気持ちだった。
だがここだけの話だ。さくらさんと2人きりになると、白状しよう、胸が高鳴ったりもした。
こんな年寄りが何を言うかとあなたは笑うか。
若い人とは不思議なものだ。
若さというものは確かに眩しいが、誰もが平等に持っていて、誰もが平等に無くしていくものだ。
だからこそ素晴らしくもあるが、老いて初めて見える世界というものも確かにある。
若い人たちはその世界を見もしないうちから、その誰もが持つ一瞬の若さというあやふやな特権を絶対のものと信じ、振り回し、年よりをまるで植物のように扱う。
心の奥に、もっと深く温かいものを抱いている事を実はよく分かっていない。
事実老いぼれの私は、それでもさくらさんの笑顔に心癒され、スカートから覗く健康的な足に緊張したりもした。
何も出来ないなりに、守ってやりたいと思っていた。
私は今も、若い人の言葉を借りていうなら恋をしているということになる。
自分でこの気持ちに当てはまる言葉を捜してみたが、思いつかなかった。恋とか愛とか。それでは言い表せない。
三歌も、さくらさんも。2人がいなくなった今でも感じる事ができる。この想いに満たされている。
それは三歌に感じた、突き上げられるような熱情でもなく。長年連れ添った、一緒に悪巧みして笑いあう戦友のような絆でもなく。
さくらさんに感じた希望と、少々の後ろめたさとか。
それらでもなく。それら全てをひっくるめたものでもある。そんな狂おしくも温かいものを。
孫の千香に見る事が出来る。
三歌に感じる深い絆を。
さくらさんに感じる愛しさを。
私の全身全霊を捧げても惜しくないこの存在を。
いまだかつて誰かにここまでの愛情を注いだ事があっただろうか。
「おじいちゃん。バレンタイン。チョコどうぞ。」
「ありがとう。千香。」
「おじいちゃんだいすきよ。長生きしてね。」
「ありがとう千香。おじいちゃんも世界で一番千香がすきだよ。」
嘘のない言葉を。
なんのわだかまりも無く、素直な気持ちで、最大の想いを。
私の平凡な人生に光と温かさをくれた。
愛する女たちへ。
# 6-30 [やばすぎ!!なんで男の心の中が赤裸々になるの?]
2004-02-16 (月) 忘れられてる時点で。 [長年日記]
■ 大切な人ではありませんよ。
お昼にコンビニへ行ったんですよ。
入ってすぐの一番目立つ棚に、カラフルにラッピングされたチョコがまだ並んでたんですよ。
今年のバレンタインは16日まで延長になったのですか?
渡し忘れていた大切なあの人へ! まだ間に合う! 20%オフ
・・・義理ここに極まれリ。
キングオブ義理。
義理の中の義理。
世界に一つだけの義理。
ナンバーワンよりオンリーワン。
その強烈な負のパワーと商魂とお得感(20%オフ)から買わずにはいられませんでした。
1つだけ買いました。
食べてみました。おいしかったです。
自分が何を求めていたのか分からなくなりました。
# 6-30 [義理より重い自分チョコ。イズ オンリー ワン。ですか。]
2004-02-18 (水) はいそこ。 [長年日記]
■ 適当すぎとかいわないいわない。
(・ε・) どーもー。お久しぶりですムニーです。
(・e・) チムニーです。
(・ε・) ぼくねぇ、この前テレビでアレ観たんやわ。あれ。【エイリアン】
(・e・) あーあれね。あのキシャーでよだれダッラーでヌチョクチョーってやつね。
(・ε・) そうそうそう。でもあれやね。いい映画ってのは時間が経っても色あせへんね。
(・e・) そうやね。つかもうこの関西弁やめへん?
(・ε・) 色あせない映画といえば【サトミハッケンデン】。
(・e・) ほうほう。つかなぜにカタカナ?
(・ε・) それは後で説明するとして。あれもいいよね。ヤクシマルヒロコがでてるやつ。
(・e・) 今の若い人知らないんじゃないかな。
(・ε・) かいつまんで話すと。時代劇でね。
なんかね、ヒロコ姫のお城が襲われるわけよ。
で、お前逃げて親戚の城に援軍要請してこいーっちゅうて一人だけ逃げ出すわけよ。
こそこそ変装して敵の目を逃れ親戚の城を目指すヒロコ姫。
途中サナダヒロユキ扮する野武士に襲われそうになったりしたときにね、
なんとどこからか見ず知らずのおっさんと子供とかが現れて助けてくれんねん。
その手には光る玉が。
(・e・) そうそう。そんな話しやった。
(・ε・) その玉には意味があってやね。
姫がもってたか、そのオッサンが持ってたか忘れたけど、大切な巻物があってね。
そこにその玉と姫との因果関係っちゅーか、意味が書いてあるねん。
むかし、ある戦国武将が戦に負けそうになったんやね。
そん時苦し紛れに飼い犬の【ヤツフサ】に、相手の大将の首とってきてくれたらなー、うちの娘おまえにやるのになーとかってむちゃなことボヤきよってん。
(・e・) 戦のさなかにそこらへんで遊んどった飼い犬にか。そりゃ戦も負けるで。
(・ε・) どころがこの【ヤツフサ】もえらい好きもんで、姫ほしさにマジで相手の大将の首もってきよんねん。
(・e・) えらいこっちゃ。
(・ε・) もう武将あせるわな。でも気味悪いやんそんな犬。逆らえんで娘わたすねん。
でも娘のことあきらめきれず、兵隊達にそっと後つけさせて【ヤツフサ】狙い撃ちや。
(・e・) 汚ッ!
(・ε・) そしたらあろう事か、その姫が犬かばいよってん。どんな性生活おくっとったかっちゅー問題やねん!!!
(・e・) いやちがうから。話しそれるから。
(・ε・) ああごめんごめん。そしたらね、娘の体から8つの玉が飛びちってん。
で、なんか知らんけど、その何年も後その玉を持って生まれた人間たちが集って、その姫の子孫であるヒロコ姫を助けに来たっちゅー話やねん。
(・e・) なるほど。
(・ε・) 玉にはこれ見よがしに【忠】とか【義】とか、わっかりやすい字がうかびあがっとんねん。
やらしいやろ。
(・e・) ほうほう。
(・ε・) 忠義の証し!とかいいながらな。
で、まあヒロコ姫一行は悪と戦いながらなんか残りの仲間集めて行ったりすんねん。
(・e・) 悪と戦う?援軍要請は?ドラクエ?
(・ε・) もう、小学校のとき見たっきりやから忘れた。
(・e・) えー・・・・。
(・ε・) で、サナダヒロユキは玉もってないから仲間ハズレにされんねん。
でもそこは暇人、プーの祖先野武士。
その一行に追い払われながらもしつこくストーキングし、まんまとヒロコ姫と結ばれるんや。
(・e・) うん・・・。まあ概ねまちがってはいないわな。
(・ε・) 初めて肌を重ねあう2人。星空の下。つまり野外。
(・e・) ・・・まあ・・・ねえ・・・。
(・ε・) 周りを取り囲むお地蔵様達。
(・e・) なんちゅー所で・・・。
(・ε・) 地蔵達に見守られ、イッた瞬間地蔵たちが光るという斬新な演出のなか、ヒロコ カ☆イ☆カ☆ン!
(・e・) 古!!絶対それ皆意味わからへんて!!やめとけって!!
(・ε・) まさに野生の証明なセックスを・・・
(・e・) さりげなく説明してるし。みぐるしいし。それでも分かりにくいし。
(・ε・) セックスし終わった後、ヒロユキの手にも光る玉が・・・。
(・e・) キター!!!!
(・ε・) 仲間の証し。浮かび上がる文字は・・・・・ 【遊】
(・e・) いやちがうから。全然違うから。遊びとちゃうし。
(・ε・) じゃあ 【性】。
(・e・) うん、先にそっち来ると思っとったから。ちょっとビックリ。でもそれも違うから。
(・ε・) でもさあ。犬の名前が【ヤツフサ】だから玉が8つな訳でしょ。
(・e・) そやね。
(・ε・) じゃあ【ジュウベエ】とかやったら10こ?
(・e・) う・・・んまあ・・・ねえ?
(・ε・) じゃあ【ムサシ】やったら634こ!
(・e・) うわ。そんなんやったら援軍いらんやん。充分やん。
(・ε・) もうそうなったら色んな字があるんだろうね。【騙】とか【嫌】とか【怠】とか。
(・e・) うわー。お前等ほんまにやる気あるんかっていう字だよね。
(・ε・) お前何もってんの?俺【酒】!とかね。
(・e・) 酒屋かっちゅーねん。
(・ε・) 【★】とかもあったりして。
(・e・) ドラゴンボールやん。
(・ε・) 【★★】
(・e・) すぐ龍出てきそうやね。もう龍に敵たおしてもろたほうが早いやん。
(・ε・) ムニーやったら何が似合うかな。
(・e・) 【欲】とか?
(・ε・) うわ。いややねそれ。
【下】とか【梅】とかもなんかレベル下を暗に言われてそうだよね。
(・e・) 何が最強にいや?
(・ε・) うーん・・・・・
(・e・) うーん・・・・・
(・ε・) 【屁】?
(・e・) うわーーーー・・・・・
(・ε・) お後がよろしいようで。
(・e・) ぜんぜんよくない。何がいいのか全くわかんない。
(・ε・) ちなみに何故全てをカタカナにしたかというと、これキョウちゃんが最強に好きな映画なんだよね。
(・e・) ほほう。
(・ε・) 最近奴、やっきになってうちのサイト探してるらしいよ。
トモのことやからめちゃくちゃ書いてるに違いないって。
(・e・) ああ。キョウちゃんならふと【サトミハッケンデン】とかで検索しそうだもんね。
(・ε・) あいつ、あの映画で役者なりたいって思ったんだって。
キョウちゃんのおばあちゃん、あんな映画みせへんかったらよかったって大泣き。
(・e・) あーあ。
(・ε・) そんなわけでキョウちゃんは【屁】に決定な!
(・e・) キョウちゃーん。トモのサイトは【チナウ】ですよー。めちゃくちゃ書いてますよー。
(・ε・) それではこの辺で。バイチャ!!
(・e・) 【落】。
(・ε・) オチてあんた・・・
(・e・) もうそれしか道のこってねえよ・・・
# 6-30 [キョウちゃんは、【狂、凶、驚、脅、恐、強、競、胸、嬌】のどれかと思ってた。]
2004-02-19 (木) ちなみに昨夜は。 [長年日記]
■ 【未来世紀ブラジル】を観て寝ました。
グレープフルーツを毎日食べてます。
あの、薄皮の周りについてる白いムコムコ。あれごと食べるとダイエットに効くそうです。
毎日ムチョムチョ食べてましたが。ダイエットよりむしろお通じにいいそうです。
酒飲みの皆様はご存知かと思いますが。万年呑み過ぎのような生活を送っていくと、そちらのほうはすこぶるいいのです。むしろ便秘の逆。
したがって景気よくお腹をこわしました。
しかし、日々呑みすぎで便秘知らずとか、そんなことを言っていると、いざ酒がへったときにてきめんに便秘になるそうです。
どれだけ呑んでもまったく2日酔いをしなくなって早数年。
どちらが体にいいのでしょうか。
ダイエットとか言う割に女力が減っとるなと思ってはいました。つかもともとあまりなかったものが。
そんな感じでしょんぼりしながら、お昼休みこりもせずグレープフルーツをムチョムチョ食べておりました。
そこに出張からお帰りになられた部長が。
「やあトモ吉さん。最近どう?」
「元気です。」
「そういえばこの前の【プライド】観た?ビデオ撮り損ねちゃって。」
「はあ、今回誰が出ていたのですか?」
「・・・・・。キムタク。」
「!ああ?」
「月9の【プライド】ね。」
「・・・ああ・・・そういえばそんな感じだったような・・・。」
OLが得意とするはずのお題【連ドラ】で、もうすぐ成人する子供を持った男性に負けました。
女力は愚か世間一般から取り残されているようです。
ムチョムチョムチョムチョ・・・
2004-02-24 (火) 物覚えの悪さとヒヤリングの問題。 [長年日記]
■ だから成績悪かったんだ。
お隣の席の羽田さんが沖縄出張からお帰りになられました。
羽田さんは私のお父さんよりきっと年上で、とても穏やかで優しい方です。
「トモ吉しゃん。沖縄はもうあちゅかったでしゅよ。」
「そうですか。あ。お土産のシークワサーちんすこうごちそうさまです。」
「いえいえ。1日だけ時間が出来たんで、しんしゅみてきましゅたよ。」
「へーいいなー。」
「女性に大人気でしゅもんね。」
「私も真珠大好きですよ。養殖ですか?」
「養殖?・・・いえ・・天然ものだとおもうんでしゅ。」
「そうですか!へーどうやってみたんですか。海で?」
「海?・・・いえ・・陸です。」
「陸?養殖場じゃなくて?」
「養殖場?・・・いえ・・クラウンドで。」
「グランド?!!!」
「練習してましゅた。横浜ベーシュタージュ。」
「・・・新庄!!」
「しんしょう!!」
これがジェネレーションギャップというものでしょうか。
■ もう一つのジェネレーションギャップ。部長と私の場合。
「昨日のキムタクみた?トモ吉さん。」
「ねー。笑いましたよ、竹の塚歌劇団。チラッとしか見てませんがキムタクの厚化粧に爆笑ですよ。」
「・・・ああ、【SMAP×SMAP】ね。」
「あ!!【プライド】のほうですね。」
「・・・・・。」
「・・・・みてません。」
先週は月9!キムタク!プライド!月9!キムタク!プライド!と忘れないように唱えていたのに。
ビストロスマップのゲスト、茶髪やわらという珍獣にすべてかき消された・・・くぅ・・・。
手にかいとこ。
# 浅野 忠信 [クィーンで覚えるといいかもね。観ないけどさ。]
# pino [で、居酒屋でのひとり泥レスの起承転結はどんな感じ? 無事泥には勝てたのでしょうか??]
# まん*ちゃん [ドロレスどこどこぉ?ぽっくんいきたかぶぁい。]