チナウ
2006-01-12 (木) 新年早々。 [長年日記]
■ くしゃみ連発でオフィスの人気者に☆(今年はポジティブ!)
あけましておめでとうございます。
1月も半ばに差し掛かり、会社の鏡餅も撤去されたなか、声高らかに新年のご挨拶申しあげさせていただきます。
みなみなさまにおかれましては、昨年はどのような1年をお過ごしになられたのでしょうか。
私事ではございますが、昨年のわたくしは、結婚に出産・マンション購入と、大変あわただしく1年が過ぎてゆきました。友達がですが。
出産どころか結婚すらしておらずその上極貧の私ですが、それでも一生懸命がんばっていたのも事実でございますので、自分のHPという閉鎖されまくった場所でワールドワイドに主張させていただきます。
友人が身内だけでニースでお式を挙げると聞けば、風景はおろか友人のウェディングドレス姿さえ見えない上、ニース?あれ?ニース風サラダってゆで卵乗ってるんだよね?ぐらいの知識しか持ち合わせていないのにお祝いを振り込み、友人が繁殖しつづける中、見たこともないやや子のためにお祝いを振り込み、マンション購入したと聞けば、「それはそれはすばらしいですね。」とビックリする程冷静な声でお祝いの言葉をコメントし、お受験のために並んだと聞けば、「まだまだ寒い日が続きますが、どうぞお体ご自愛ください。」とヨソヨソしさ山のごとしでねぎらい。
友人の中でも関西在住で結成された、人生エリート集団・【冠婚葬祭お世話係主婦組】から、容赦なくお祝いの知らせが携帯メールに届くもんだから、携帯がピロリンいうたびにビクビクし、主婦組がお祝いのお金でプレゼントを選んで届けてくれるもんだから、ある日イキナリ「食洗機ありがとう!!使い心地サイコー!!」とか、さっぱり身に覚えのないハイテンションメールが来るのでブルブル震え。
ニースとか出産とかマンションとかお受験とか、さっぱり分からない実感ゼロゼロなおめでたに囲まれながらも、私自身は凪いだ海のように静かに時が過ぎ去るのをまつ一年でございました。いや、ビクビクブルブルしてましたが。
さて、ネットをつなげばよいお年をとか今年もよろしくとか、ピリっとしまった礼儀正しいHPが乱立する中、あいもかわらずココはだらしなくいつのまにか年が過ぎ、ゆるく新年を受け入れるムードが蔓延しております。そんな自分に、きっとこの性格はずっとこのままなんだろうなぁとか、諦めを通り越した悟りを開きつつあります。誰にも受け入れてもらえない悟りなのですが。去年はなんですかね、年末のご挨拶もせず、姉歯と聞いて怖いよねとコメントする人はマンション持ってるが、ヅラだという人は賃貸で、その名をあえて口にしない人はオンザヅラだとか。一昨年ははせやん祭りで年越しとか。
そうそう、はせやんといえは12月の頭頃、朝カバンに入れっぱになってた携帯をチェックした所、深夜1時に着信が。誰やねんと留守電を聞くと、「トモがしゅきーーーーーー!!!!!」と絶叫するはせやんのコメントが残っておりました。ベロンベロンの声で。
聞いた瞬間サックリ削除。その後連絡がない事から、きっとクリスマスを前に彼女を作ろう作戦とかで、どこぞの掲示板にでも影響されて、携帯の女メモリー片っ端から電話をかけていたのではないでしょうか。相変わらずあいつは甘い。甘ちゃんです。そんなあいつに、「あんた太りすぎでみっともないから、明るいうちは家から出ないで!」と肉親に言われた私の気持ちなんて分かるのでしょうか。
そんなわけで、次回は【トモ吉ぶらり里帰り 〜奥様は女優】編をお届けいたします。
今年も皆様が健康で、オナラプーで爆笑できる私に精神年齢が近いことを願って。
2006年1月 今年もヨロチンコ!!(ギリセーフ☆)
2006-01-23 (月) ボクの居場所。 [長年日記]
■ 愛乞うて孤独。
ニット帽をバッチリかぶりこなしてこそ本物のお洒落さんだと思いチャレンジしてみました。うまくいけばチェケラッチョ、失敗すればトッシー帽という天地の勝負だと思っていましたが、どこをどうみても魚肉ソーセージの先っぽみたいになりました。この世の中には天地のほかに4次元の世界があったんだと思い出したしゃむい冬、東京は雪が積もりましたよ。ワーイ。
実家に帰ったことを書こうかと思ったのですが、あんたもう1月も終るでしかしと思っていると書く気力がまったくなくなりました。
何してたかと思い出してみましたが、皆が楽しげに騒いでる時も、部屋の隅っこでじっと時が過ぎるのを待っていた状態しか浮かびません。なぜならデブだから。
とにかく新年の挨拶を済ませ、雑煮食べたりお節つついたり酒飲んだりしたのですが、お母さんはおモチの個数を皆に確認する中私だけは無視して強制的に1個、栗きんとん食べようとしたら父親に阻止され、テレビの前に座ったら見えないと弟達にうざがられ、居場所のないお正月でした。なぜならデブだから。
飲みすぎ食べ過ぎで寝てしまったお父さんとダイちゃん。楽しげに語らうユウちゃんとお母さん。居たたまれなくなって一人パソコンに向かう私。年明けて14時間後にはネット界に安らぎを求めるしかなかった私の孤独なんておかまいなしに、「おかんにパソコン教えるからどいて。」と容赦なくおいたてるユウちゃん。仕方なく自分の部屋に戻り、携帯についてるゲームを寂しくピコピコ。階下から響くものすごく楽しげな母の笑い声に、きっと私はもらわれっ子なんだと25年ぶりぐらいの懐かしい妄想に浸っていると、携帯のバッテリーがピッコリと減りまた寂しさ倍増。
もうやめた。実家に安らぎを求めるのはやめだ!!
大体あの家族はおかしい。
お父さんは結局エロDVD見たいがためにダイちゃんと結託してDVDプレイヤー買っとるし。しかも、何も知らないお母さんは、「パパが冬ソナ見るためにDVDプレイヤー買うの協力してくれた!」とか、めでたいにも程がある甘ったれ発言だし。今更まだ冬ソナ言うかお前だし。お父さんの目を見たらふとそらすし。ダイちゃんも白々しく席外すし。ユウちゃんは「そういえばおかん、こんど携帯買い換えるゆうてたやろ。買うたるわ。」とか言いながら、ポッケからヴィトンのマネークリップで束ねた万札の束出すし。あんた。フリーターがどうしてそんなにお金持ってるのかという一番のツッコミどころより、そのヴィトンのマネークリップに興味津々だし。ウチの両親。ツッコミどころ間違ってるし。
もうね、あの家ちょっと常識に欠けてる。
「おかん、携帯買うたるから、ちょっとお願いがあるねん。俺の友達がな、おかんにでもあげてってヴィトンの財布くれてんけどな、超レア物やから売ろうと思うねん。一応ありがとうとか一筆書いてくれ。」
「うそーうそー。見せてほしいなぁヴィトン。」
「若い子向けやから。な。オカンにはもっと似合うの今度買うたるから。」
「わかった・・・。」
いやいやいや。ちがうやろ。そんな高価な財布、誰にもらったかとかが大切でしょ。しかも売ってしまってもいいぐらいの人間関係て。それなのにそんなに高価って。しかもあれですよ、奥さん。ユウちゃんがきてるダウン、10万ぐらいするらしいですよ。あんた。そこはかとなく犯罪臭するじゃないですか。
ダイちゃんは事情をなんとなく知ってるらしく、
「大丈夫や。あるとこにはあるねん。金って。女って出す時にはだすねん。」
とか言ってます。なにこれ。何この兄弟。
常識ある私はこんな家いやだいと飛び出し、ユカちゃんの家にお泊り。
芦屋の。高級マンチョン。同じ教室で机を並べたあの日々から数年。どこをどう歩いたらココまで差の出る人生になるのでしょうか。神様。一緒に10点取った数学。学年で当然仲良くビリ。そんな厚い友情に結ばれてたはずなのに。私たち。
打ちひしがれながらも老後の面倒は見てくれとユカ夫婦に懇願し、翌日実家に強制送還されると、頬を高潮させたお母さんがお出迎え。なによ。
「モー!!ユウちゃんがお母さんばっかりビデオで撮るのよ!お母さん女優させられちゃったのよ!!」
ユウちゃんが、みる?とパソコンを差し出すので覗き込んで見ましたら。
そこには険しい顔でコーヒーを飲みながら新聞を読むお母さんの姿が。
----------
《カメラどんどんおかんに寄る。》
ユウ 「・・・おかん・・・キレてる?」
《おかん、コーヒーをターーーン!!とテーブルに置く。》
《おかんの顔アップ》
おかん 「(くぐもった声で) きれてないよぅ!!」
----------
・・・・小力やん。
お母さんどうやら小力をご存知なかった様子。
「ユウちゃんの演技指導が厳しくて!!くぐもって言うのなかなかむずかしいのよ!!」
「・・・おかあさん・・・これ長州小力って言う人のモノマネで・・・」
「何回も撮りなおしたのよ!!おかあさん女優魂もやしちゃったのよ!!」
きーてねー・・・。この人。
多分この広いネットの世界のどこかで、実の息子の手によって、このおかん小力映像は今日も配信されつづけているのかもしれない。
私は橋の下で拾われたんですよ。絶対。
# ノッチ [前半にオチが欲しいです。]
# ぎぶ [初カキコですよろしくネッ! とはいえノッチ先生お久しぶりです。大変なんです。大変なんです。]
# (・ε・) [新年早々コレでヤンスか。]
# (・e・) [1年がすでに見渡せた感じチム。]
# pino [はせやんって懐かしいね。 俺も新年早々彼女作ろう作戦でイタ電しようかなー。 ってただイタ電したいだけですけども。 ..]
# (・ε・) [pinoっちはイベントでイエーっていいながら女豹狩してるんだよね。ねね!]
# (・e・) [それはともかく今年もよろしくお願いします! ]