チナウ

■ その時人は何を思うのか。

アナタはなんてふしだらな。私の娘じゃないみたい・・・。

（初めて付き合った人と結婚した母：ヨシコ　56才）

こんな娘に育てたのは、俺たちの責任だ。な。ヨシコ・・・（涙）

（結婚前母ともう一人女をギリギリまでキープしていた過去を持つ父：ヤスマサ　61才）

トモちゃん、それはちょっとエレガントじゃないわね。でもそんな生き方も好きよ。

（横浜在住　大学時代の友人エレガントさん：クミコ　31才　億ションからみおろしながら）

はぁ〜・・・。私も恋愛したい・・・。

（大阪在住。社長婦人の座に収まりつつ、子供に乳を飲ませながら：アキコ　31才）

はあーーッッッ？！！！あんたはもーッッ！！！！ベシッ（後頭部から流れるようなフォームでなぐられる）

（学生時代はイッキの速さを買われ宴会に出まくるも、あまり飲めないためヤキソバイッキで勝ち進んだ伝説の女：カナ　31歳）

あーあ。やってもーた。

（めんどくさそうに。半目で。：ケンタ　33才）

おう、それなら保険入っとけ。これからの人生のために。

（某大手生保にお勤め：ヤマト　32才）

そんなめんどくさいことせんと、結婚するだけしてから離婚のほうがおもろいんとちゃうん？

（体を壊して現在プー。未来の全く見えない10年来の友人：オダちゃん　34才　　実家金持ち）

またか。おまえはまたなのか。

（心の友。しかし有り余るフェロモンで片っ端から美味しいところを持ってゆく魔性の女：ミポコ　29才）

ほらな。ゆうたやろ。

お前はぜったい結婚でけへんとおもっててん。

（勝ち誇ったように嬉しそうに語るチンピラアクター：ケン　32才　　来る役はすべてヤクザ）

こんばんは、この度は…ええっと…とりあえず飲みましょう。

（一度しか会ってないのにすごく同じ匂いを感じる。メールにて：どく　ほろよゐ　でも娘は激カワ）

でもね。人生一度なんだから。そおいうキモチって・・・私・・少しわかる・・・

（一番お堅いとおもわれていた主婦：エミコ　31才　後に4年間セックスレスと判明）

兄さん、お姉さん。トモもトモなりに考えてのことがあってだと思うから。責めないでやって。

（親族イチのアウトロー。元祖親泣かせ。叔父：クニヨシ　54才　元ヒッピー）

そんなことじゃないかと思ってたんスよ。

さいきんアフロが膨張しまくってたから。

（トモ吉の舎弟。何の役にも立たない子分：オオノ　27才　←バカ）

アハハハハハ。ねえちゃん、前科一犯な。

（世間体より金。真面目な部分も残しつつ東京の水に汚れた弟：ユウスケ　26才）

結局はねえちゃんが幸せになって。笑い話にできる日がきたらええねん。

でもな、やったことはやられるで。姉ちゃん。

（帰るたびにでかく肥え、既に2児の父通勤2時間並の風格を持つ弟：ダイスケ　最近女のところに入り浸って帰らず）

もう結婚しなさいなんていいませんッッ。

だからぬか喜びさせないでッッ！！

（涙の日々から吹っ切ったその瞬間に出たお言葉。母：ヨシコ）

パパパパ〜ン。アイラービューフォエ〜バ〜あなた〜の横顔〜

（一度だけ気の迷いで買ってしまったゼクシィ。未だにこのコマーシャルは痛い。）

そろそろマリッジブルーの頃やと思ってワシ口説こうと思うたのに。

もうわかれてもうたんかいな。はやッ！！

（オヤブンの友人。見た目はヤクザにしか見えない眉間に傷を持つサーファー：ヨンペー　43才）

そんなことはどうでもええから。

なら暇やろ。今度のイベント手伝え。

（最近自分の年の半分の嫁をめとったオヤブン：46才　23才の年の差を飛び越え相手の両親の大反対も軽くムシ）

ありがとう。君といると退屈しないよ。

（最近鬱気味だったため、少し涙目で私の手を握りながら。マツオ：29才）

相変わらず根性はないけど度胸はあるな。ちゃうな。考えが浅いだけか。

（4年ぶりにイキナリ留守電で説教。タツヤ：35才）

マジで？！！あのお互い35過ぎても独身だったら結婚しようって言うのナシにして！！

イキナリ現実味おびてきた!!

（契約キャンセルをあっさり留守電ですます薄情者：オギハラ　31才　独身主義）

マイラブリートモ吉さん。マジですか。

いよいよオレが津軽に連れて帰る日がきたのですか。

（津軽出身。最近彼女が出来てラブラブ：イソノ　26才）

は？婚約てまじだったの？てっきりネタかと思ってたよ。

（チビッコギャング：そじ　23才）

まあコレで当分結婚はないな。ヤター！！

（グループの中で唯一の独身：キョウ　31才　男運最悪）

幸運の神様は前髪しかないんだぞ・・・

（しみじみと。ため息混じりに。ヒデキ：32才　若ハゲ）

名言集でもつくっか。

■ だから成績悪かったんだ。

お隣の席の羽田さんが沖縄出張からお帰りになられました。

羽田さんは私のお父さんよりきっと年上で、とても穏やかで優しい方です。

「トモ吉しゃん。沖縄はもうあちゅかったでしゅよ。」

「そうですか。あ。お土産のシークワサーちんすこうごちそうさまです。」

「いえいえ。1日だけ時間が出来たんで、しんしゅみてきましゅたよ。」

「へーいいなー。」

「女性に大人気でしゅもんね。」

「私も真珠大好きですよ。養殖ですか？」

「養殖？・・・いえ・・天然ものだとおもうんでしゅ。」

「そうですか！へーどうやってみたんですか。海で？」

「海？・・・いえ・・陸です。」

「陸？養殖場じゃなくて？」

「養殖場？・・・いえ・・クラウンドで。」

「グランド？！！！」

「練習してましゅた。横浜ベーシュタージュ。」

「・・・新庄！！」

「しんしょう！！」

これがジェネレーションギャップというものでしょうか。

■ もう一つのジェネレーションギャップ。部長と私の場合。

「昨日のキムタクみた？トモ吉さん。」

「ねー。笑いましたよ、竹の塚歌劇団。チラッとしか見てませんがキムタクの厚化粧に爆笑ですよ。」

「・・・ああ、【SMAP×SMAP】ね。」

「あ！！【プライド】のほうですね。」

「・・・・・。」

「・・・・みてません。」

先週は月9！キムタク！プライド！月9！キムタク！プライド！と忘れないように唱えていたのに。

ビストロスマップのゲスト、茶髪やわらという珍獣にすべてかき消された・・・くぅ・・・。

手にかいとこ。