チナウ
2002-03-07 (木) 出会い。そしてミラクル。
■ コーちゃんまで仕事が速くて驚きです。
皆様に触発されたのでしょうか、あのヒゲ油。
今更ですが、このHPはコーちゃんが作ってくれています。
私は書くだけ。これホントアルよ。
だからこのHPが見難かったりデザインが気に入らなかったりしたらみーんなコーちゃんのせい。
私の書く文章が面白くないのも彼のせいでいいです。
そんなワケで本日は私とコーちゃんの出会いについてお話しましょう。
■ あれは3年前・・・・・
当時私はあまりにも貧乏なため、知り合いのショットバーでインチキバーテンをしたりしていました。
あの日はすごく寒い日でした。
私は店のあまり物を、裏に住み着いている猫にやろうと思い外に出ました。
外は雪です。
雪の中で座り込み、なにやらカタカタパソコンを叩いている不信人物を見つけました。
彼は大変焦っているらしく、一心不乱に打ちまくっています。
雪は強くはないけれど、ゆっくりと一定に降りつづけています。
そのうち彼のパソコンがピーピー言い出しました。バッテリー切れのようです。
「あああ〜ん・・・・・・」
あまりにもヘンな声を出すので笑ってしまいました。
そのとき初めて私の存在に気づいた彼は、少し照れくさそうに笑いました。
「店の中入れば?コンセントあるから電気泥棒してもいいよ。」
ちょっと驚いたような顔を一瞬だけ見せて、その後彼は嬉しそうに私についてきました。
カウンターの隅にちょこんと座り、またパソコンに向かい始めました。
私はかかっていた音楽を静かなジャズにかえ、でたらめなホッとカクテルを造りました。
「これ、なんていうカクテルですか?」
「エコノミックアニマルだよ。」
彼はクスリと笑って口をつけました。
それが始めての会話でした。
もちろん全部ウソです。ガハハ。(←時間泥棒)
書いていて気持ち悪くなってきました。オエーッッ!!!!
きっとコーちゃんも全身ぼりぼりとかきむしっていることでしょう。俺も俺も。ボリボリ。
コーちゃんとは出会ってマジで3年になります。
インチキバーテンの私がシェーカーを振っている最中にふたを飛ばすという信じられない技を披露したとき、やつだけが目ざとく見つけてオーナーにちくりやがりました。
今思えばあの頃からイヤな奴でした。
ずーっと彼女ナシナシシケシケ生活を送りながらも、なぜかちょっとヘンな人に好かれるコーちゃん。
やっと彼女が出来たの報告受けたときも信じられませんでした。
「あのさあ、彼女が出来たんだよね。」
「パソコンの中?脳みその中?どっち?」
「・・・・・現実だよ。」
「ハイハイ。どうせめがねかけてて、皆に委員長とか呼ばれてて、気が強くて、君とかボクとかいって、巨乳なんだろ。」
「・・・・・・・本当なのに・・・・・。でも目がねッ娘はアタリ。テヘ。」
とうとう頭がおかしくなったのかと引いていたのですが、実物の彼女にあって、コーちゃん好みど真ん中のカワイイ子だったので正直驚きました。はじめて彼に教えられたような気がします。
夢は叶う。
マニアは勝つ。
ヤな教えです。
# Nay [照]