チナウ


2003-03-14 (金) 模範解答

求ム。



最近の少女コミック雑誌はすごい破壊力ですね。



【泣けるH!】



おいおいおいおい。いやいやいやいや。まてまてまてまて。

おちつこうや。ほんまに。



【運命が変わるH!】



おいおいおいおい。いやいやいやいや。まてまてまてまて。

おちつこうや。ほんまに。



【生まれ変わるH!】



おいおいおいおい。いやいやいやいや。まてまてまてまて。

おちつこうや。ほんまに。

つか。

怒りますよオバちゃん。ほんまに。

つかいややーそんな、セックスで変わっちゃう運命や人生。いややー。

セックスで変わるな。相手で変われ。恋愛で。

内容もお楽しみ満載ですよ。

あのね。そないにね。セックスせんでも。

制服で。

すごいですねコレ。ターゲットの年齢層どのへんに絞ってるんでしょうか。

私の知り合いの男性に、セックスだけ早くに知ってやりつづけ、

そのくせ初めて好きな子から告られて、

いや、まだデートとかキスとか早いんじゃないかと悩んだ中学時代を送った歌舞伎者がおります。

あんた歌舞伎すぎ。

体は大人だけど心はピュアだったこの人と、こんな雑誌読んでる体はピュアだけど知識だけ肥大した女の子。

どっちが中学生らしいのかしら。

イヤ。比べる対象間違ってるし。

つか男性大変ですよ。こんな洗脳されたお嬢さん方のお相手しなくてはいけないんですよ。

え?ボクは真面目な眼鏡っこがスキって?

圧倒的にそんな方たちがよんでるんっすよ。

もう、めちゃくちゃ気持ちのいい世界が待ち受けてると、すごい勢いで胸膨らませてますよ。

まぁめちゃくちゃ気持ちいいんですけどね。どっちやねん。





その昔。

ワタクシがまだ中学生だったころ、家庭教師の先生がおりました。

叔父さんの喫茶店でバイトしていた大学生だったのですが、物静かで穏やかに話す男前のお兄ちゃんでした。

とてもモテモテな人だと叔父さんからきいておりました。

さて、マンガばっか読んでちっとも勉強をしない私。

ある時私の読んでいたマンガを取り上げた先生は、パラパラと中を見たあと一言おっしゃいました。



「セックスをよく知らない人が描いたって感じの内容だね。」



その頃女子の間で大人気だった恋愛ものでした。

その一言は、私の心に大きく響きました。まあ処女だったしな。つか、家庭教師としてそのコメントもどうよ。

それ以来私の見る目は大きく変わりました。

マンガにかぎらず、本でも、そう、HPでも。

面白いものですね。

文章、表現、それのうまさとか稚拙さとかそんなの関係ないんですよ。

結婚してるとか、恋人がいるとか、関係ないんですよね。

まあ読んでる私自体たいした経験してないのでその判断もどうかと思うんですけど。

面白いけど怖いですね、文章って。いやいやちょっと私も書くの怖くなってきましたよ。





「セックスを知らない人が描いたって感じの内容だね。」



この一言が今日も頭に響きます。

私の書くのは実話と妄想。

だからバカ話ばっかになるんだよな。そんな生活だから。

でも恋愛だってセックスだって、たいした事してないけど一応は知ってるよ。大人だし。

だから意地悪だよ。私。

何を見ても感動できるピュアな感性は、

好きな人に抱かれる幸せと引き換えに悪魔にあげました。

くれてやるよ、そんなもん。ペッ。





恋愛ってむずかしいよな。うんむずかしいよな。

だからさ、アドバイスなんて絶対出来ないよ。

うん。だから。



カヨちゃん私に相談しないで下さい。



へ?彼について四国へいく?

いいじゃないですかがんばってください。

へ?彼には嫁も子もおる?

いや、私たちの年で不倫って、それスゲーギャンブルだよ?

一生愛人でも構わない?覚悟は出来てる?大切なのは心?心はワタシノモノ?

・・・・・



ママー。ボクワカンナイヨー!!



そんなボクチンの出した結論はコレ。



「ダイスキな人の心や体を誰かとシェアするなんてムリ。ありえない。」



でも理屈じゃないんだよな。恋愛て。







ワカンナイヨー。




2005-03-14 (月) そんなぼくらは。

20年来のオトモダチ。

2週間ほど前、キョウちゃんが土日にかけて我が家にやってまいりました。

久しぶりにゆっくり飲んだのですが、前々から思っていた事がこの日確信へと変わりました。

【キョウちゃんのまわりには変な人がよって来る。】

ずっと前からぼんやりと思っておりました。

思えばアレはキョウちゃんが女子中学生だった頃。あれ?高校のときだったっけ?とにかくそのあたり。キョウちゃんは部活の最中足を痛めて、1ヶ月ほど入院することになりました。

その時相部屋になったレズビアンのお姉さんに、キョウちゃんはものすごい勢いで求愛されまくっておりました。

いや、レズビアンとかそういうことが問題なのではなく、正真正銘その女性が変わった方でした。

A子さん、当時28歳。

お見舞いへ行った所、キョウちゃんの隣にベッタリと寄り添うA子さんのただならぬ雰囲気に度肝を抜かれる田舎者の私たち。

誰かが来るたびに「キョウ、その子誰?」、話題が変わるたび「キョウ、それ何の話?」、と、ものすごい勢いでキョウちゃんの人間関係に入ってこようとし、そばにいる私達にものすごいガン飛ばし(関西で言う所のメンチ切る)で威嚇を繰り返すのです。とらへんがな。キョウちゃんなんて。

当の本人は、昔から頭は悪いが人当たりはいい、それはそれは素直な性格ですので、そんなA子さんにもニコニコと対応しておりました。

キョウちゃんが退院して初めて登校してくる日は、すっかりオナベになっているのではと心配した私たちでしたが、まだ取り付けられたままの落書きイッパイのギブスとともに元気に笑顔を振り撒いてくれました。一安心。とりあえずギブスに書かれたウンコの絵、消そうね。

その後もA子さんは体育祭に現れ、観客席の一番前でキョウちゃんの名前を絶叫しながら貧血を起こすという、斬新な応援法でなにかとかまってちゃん振りを披露、他の学年からも畏怖の念を持って見つめられるという目立ちぶりでしたが、やっぱりキョウちゃんは笑顔で「応援に来てくれてありがとう!おかげで緑団優勝できたよ!」などど呑気かつトンチキなお礼を述べておりました。

しかし私はどんな人とでも仲良くする彼女に、一種菩薩的な何かを感じてちょっぴり感心もしていたのです。

それから数日後。

キョウちゃんがものすごく思い悩んでおいでです。そして私に勇気を振り絞るかのように相談してきました。

「あのね・・・A子さん・・・レズビアンなんだって!!驚かんとってね驚かんとってね!!」

「・・・・・。」

「・・・昨日告白されちゃって・・・こんな事いっていいのかな、秘密ね、秘密ね、どうしよう!」

キョウちゃん以外の全ての人が暗黙の了解で察していた事を今更気付いたのかという驚きと、あの積極的なA子さんが実はまだ告白していなかったのかという驚きがない混ざった秋の夕暮れ。

コイツ・・・あほだと確信した青春の1ページでした。

その後も、この世界では生きにくいだろうと思われる方々からことごとく愛されつづけるキョウちゃん。

最近ではサプリメントの資格をとろうとがんばっているキョウちゃん。

寂しくて誰かいてくれないと死んじゃうと、これ見よがしに手首をうっすら切ってみせる友人の鬱をサプリで直してあげる!!と、微妙な方向性とビックリな前向きさで対処しようとするキョウちゃん。

男女関係なく、変わった方々が現れて、キョウちゃんを独占しようとマニアックな欲望を放出しては消えて行くのです。

遊びに来た時もステキな人たちのお話がどんどん飛び出しました。

「今の事務所の社長はね、なんだかすごく可愛がってくれて。

年末ホラー現場だったんだけど、それ言うとすぐ近所の神社に連れて行ってくれてん。

社長、霊能者でね。焼き塩を持ってきてくれて、神社の霊木にそれを押し付けて念を入れてくれてん。

で、塩が湿ったら危険だから帰ってきなさいって。」

「・・・・・。」

「霊能者といえば、友達のお母さんがイタコでね。カラスと会話できるんやって。

朝起きたらお母さんがお庭で、カラス相手にカーカーいっててね、いきなり親戚のマコちゃんが亡くなったとか言うんやって。」

「スゴ!!」

「でもマコちゃん元気だったんやって。」

「・・・・・。」

「この前忍者の末裔って言う人と仲良くなってね。

その人普段も真っ直ぐ歩かずにちょっと横向きにこんな風に歩くんだよ!」(←ユラユラとしてみせながら)

「・・・・・。」

「敵の攻撃に備えてすぐ動けるようにだって。」

「・・・・敵て・・・」

「そう。んでこの前○○城で手裏剣の練習一緒にさせてもらってん。ダンボールで作った手裏剣で。」

「・・・・・。」

まずどこから彼女の考えを正していくべきか考えたのですが、あまりにも先の見えない作業になりそうなので途中からもう諦めました。

ホラー現場でチラチラと塩をチェックし、場所が雪国だった為あっという間に塩が湿って真剣ビビッたキョウちゃん。

お母さんが何の根拠もなく親戚中に、「あんたの娘死んだの?カラスから聞いたわ!」と聞いてまわるせいで、すっかり親族づきあいが遠のいたと寂しがる友達を真剣に励ますキョウちゃん。

30もすぎてダンボールで作った手裏剣を飛ばす練習をし(わざわざお城で)、その場に居合わせた観光の外国人に「オー!ニンジャー!シャシントラセテクダサーイ!」といわれまんざらでもない顔のキョウちゃん。

もういい。好きにのびのびと成長してくれ。

「そうそう!この前私とうとう人生初のナンパにあってん!!」

「ホー。」

「夜中の2時に家に向かって歩いてたら、うしろからタッタッタって軽快な足音がしてね。」

「(すでに嫌な予感)」

「ちょっと!って声かけられて、振り返ったら大学生ぐらいの真面目そうな男の子が立っててん。」

「・・・・・。」

「でね、【前からあなたの事見てました!!少しでいいです、お話させてください!!】っていわれちゃってん。」(←ご満悦)

夜の2時に。前から見てたって・・・。

「でね、いやもう遅いからって断ったらね、【じゃあ・・・じゃあ・・・せめてボクをハグしてくれませんかっっ!!】ていわれちゃってん!!」

!!!!!!!

「もちろん断って帰ったけど・・・・」

変質者や。それ確実に変・質・者!

「ハグって・・・あれやんな?ギューっとしてくださいってことやんな?」

ヂャリーーーーーーン・・・(サジを遠くへぶん投げ MA★SHI★TA )

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Before...

# (・ε・) [俺だって・・・俺だって!!MIXIで超私生活ダラダラ書きたいワイ!! (MIXIご無沙汰1週間より)]

# (・e・) [ゲッ君っていえばシモやんな?]

# 月経 [Mixi閉鎖だってヨ!]

# (・ε・) [鼻で笑いながらもさり気無く「mixi 閉鎖」で検索してしまいました。 くやちい・・・]

# 浅野忠信 [俺も…]

# 月経 [ニヤニヤ]

# (・ε・) [いいモン!今度モジョっこと飲むんだもん!!]

# (・e・) [一人ぼっちじゃないんだモン。ところであなた、名前はエレガントにツキザネさんですか。]

# (・ε・) [あ!ややこしいから言っとくけどボクトモだよ。]

# (・e・) [ボクもトモだよ。]


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