チナウ
2003-04-18 (金) そしていつものように矛盾している私。
■ 酒と愛と無計画で出来ている私。
いつもお世話になっている姉さんと飲んでまいりました。
姉さん。44歳。バツ2。はっちゃけすぎ。
「姉さん最近どないですか。」
「もーラブラブね。」
「そのラブラブってのはダンディー鹿島さんのことですか。
それともバリ島で知り合ったおにいちゃんのことですか。
それとも年下の彼ですか。」
「今スケジュールの調節が大変。
週3回は年下君と会って、週末は鹿島さんでしょ。」
「ものごっつ楽しそっスね。」
「もー、年下君とラブラブ。激ラブ。」
「年下君ていくつでしたっけ?」
「27才。」
「すんませーん、警察呼んでくださーい。」
「なによなによ!失礼ね!!」
「・・・・・姉さん・・・・・。
多分今まで8回くらい言われてるでしょうが、やっぱり言わせて貰っていいですか。」
「ダメー!!」
「親子ですやん。」
「イヤーーーー!!!」
「17才の時の子ですやん。」
「イヤーーーー!!!」
まあさすがに姉さん、痩せてツヤツヤしてましたよ。ツヤツヤ。
「これくらい年が離れちゃうと、お金では買えないサプリメントよ。」
名言が飛び出しました。
2003年度名言集 【LOVE:鬼畜】の項目にエントリーしておこうと思います。
「なんかね、彼の友人たちも皆年上好きみたいなのよ。」
「イヤ、ゆうても17も上は例外でしょう。むしろ突然変異?細菌兵器?」
「失礼ね!!もう合コンしてあげないわよ!!」
「ヌナッッ?!!!何だか今すごく懐かしく甘酸っぱいキーワードを聞きましたよ?」
「知ってるんだから。トモ最後の合コンって4年前の【アジアのエース争奪戦】以来でしょ。」
「あああ・・・古傷を・・・」
「皆が狙ってた男前、首根っこ掴んだんでしょ。」
「あああ・・・古傷を・・・」
「そのまま2次会途中抜けして、別の飲み会に行っちゃったんでしょ。」
「もう・・・ヤメテ・・・(←虫の息)」
まあこの【アジアのエース争奪戦】はそれはそれで色々あったんですが。また書く機会があればその時にでも。
その後ワタクシは前の彼と付き合いだし、合コンは封印されたまま今日までいたるんですよ。
ま。合コンで勝ったためしはないんだけどな。
「4:4よ。」
「微妙に本気狙ってそうな人数ですね。」
「あとチハちゃんとユミちゃんを誘おうと思ってるの。」
「てか、姉さんメンバー入ってるんですか。」
「彼氏来るからね☆」
「イヤー、今回はパスっす。」
「あら、トモが最年少なのに。」
「ヒジョ〜に興味深い集いなんですけど。まあ。パスしときますわ。」
まあ。ほらあれだし。
でも正直飲み会は好きだけど合コンはめんどくさくてあんまりスキじゃないんですよ。
いやいやホントよホント。
その後はお互いの毎日の生活や、姉さんの仕事の話なんかをしました。
トモは今後どうしたいのと聞かれて、ちょっと困ってしまいました。
だってねぇ。夢とかって浮かばないし。将来のビジョンもろくに無いし。いや、もう32になるんですけどね。
まあご飯は毎日食べれて、発泡酒でもいいから毎晩晩酌が出来て、たまに外食できたらいいって答えました。
ホントにそう思うも。
好きな人と一緒にいて、友人たちをまじえて飲んだり。スゴク幸せ。
私は今やりたい仕事とか、こうありたいとか、あんまないんですよ。
芝居やってるキョウちゃんたちと飲んでると、ホント、夢の無い人間だなとしみじみ思いますよ。
ずっと。自分のやりたい事だけをやってきた人生でした。
夢という言葉を言い訳に。
東京に出てきて4年間。
たくさんの人たちの夢と情熱を手伝うのが自分の夢だと自分自身に言い聞かせ、金に変換する仕事をしてきました。
驚くほど儲けて、驚くほど借金をしました。
驚くほど感謝され、驚くほど恨まれました。
お金の感覚が人より大分ずれて、もともとなかった常識がコッパ微塵に粉砕しました。
今は。
暖かく寝れる場所があればよくて、そこに一緒にいてくれる人がいればそれでいいのです。
静かに生きたいとかじゃなく、誰からも干渉されたくないんですよ。
誰かに見られていたいと誰にも見られたくないっていうのは同じくらい自意識過剰で。
私は確実に後者なんですよ。
キョウちゃん達みたいに、誰かに何かを与えたり、そんな事は私には出来ないし、別にしたくも無い。
みんな生まれてきたからには何かを残したいっていうすごいパワーがあって、本当に感心します。
前もなんか書いたかもしれないけど、30代の女性のドキュメントがあって、
生まれてきた以上は歴史を変えることは出来なくても、何か引っかき傷でもいいから残したいって言ってましたよ。
すごい。そして私にはまったく思いもよらなかった発想ですよ。
私は自分のペースで生きてひっそり死にたい。
私が愛した人たちだけが、私のことを覚えていてくれたらもうそれで最高です。
私の歴史は私と極少数のダイスキな人たちの間だけで築かれ、皆死んだら何も残らず終っていくのです。
ダイスキな人たちの付けた引っかき傷で私は形成され、極少数の人たちだけに私は爪を立てるのです。
それすらも癒えてしまう傷を。離れていれば簡単に。
これを書くとまあ、なんか、変な感じに取られそうなのですが。
私はね、いつも思うんですよ。
なんでHPを作ったのかなって。
子供の頃からね、学校から帰るとお母さんにまとわり付いて、あった事を聞いてほしがる子供でした。
面白い事とか、くだらない事、すべてだらだらしゃべっちゃうんですよ。
ね。過去ログ読んでみてくださいよ。そんな感じでしょ。
いいたいこと言ったら一人で満足して、さっさと遊びに言っちゃうような子供だったらしいです。
書いてスッキリ。それを読んで運良く誰かが笑ってくれたら、それは同じ笑いを共有できたってことで楽しいじゃないですか。
その直後に忘れ去られていいんですよ。
ここは居心地がいいですよ。だって顔が見えないし。ヘンなしがらみも無い。
だから私は結構素直に言いたい事を書き、後日自分がああ、こんなことあったあったって読み直すために書いてるんですよ。
「自立しなくちゃ。トモ。」
「ガハハ。ムリムリ。」
思いおこせば。一人で生きてきたようでいて、全くそうじゃない人生でした。
いつも誰かに世話になりここまでやってきたようです。
まあな。だめじゃん私。一人で生きていく気なんてゼロだしな。
「誰かに好きって言われて、自分もすごく好きで、チューチューしないと生きて行けないんですよ。」
「だれだってそうよ。」
「ですよね。ガハハ。」
「もう年取ったら誰もいなくなるわよ。男って結局若いの好きだし。」
「17歳下の彼いるくせに。」
「だから私だって怖いのよ。」
「じゃあ、孤独なおばちゃんになったら合コンして下さい。」
「もう手遅れです。」
「じゃあ老人ホームに入るために金ためます。若くして入るの。おじいちゃんたちと恋愛するの。」
人に好きって言われると、なんか大切な勲章を貰ったような気持ちになります。
そんな人たちを、私は好きにならずにはいられません。
それは本当です。
でもそれに対して何かをするとかは出来ないし、求められるとトンズラしちゃうんですよ。
しかし好きと言う気持ちは、なるのも自由、冷めるのも自由、どこにも約束は無いのです。
ダイスキな人から愛されるという事は。私にとって生きる上での最高の喜びで。
最高の幸せは最高の不安を伴い、いつもドキドキさせられます。
いつも幸せな腕枕で眠りに落ちると、夜中目が覚めて、相手の寝顔を見つめて、いったいいつまで続くのか不安になって、ぐずって、
抱き寄せてくれる腕の強さに又安心して眠るのです。
強く抱きしめられて、その胸に顔をうずめて、息苦しさにしびれる脳が、私に快感を与えてくれるのです。
それは安心というものでは残念ながら無いんですが。好きだからこそ。まだ無いの。
それだけあれば幸せなんです。だからね。とっても大切なのね。
「ね。私欲がないでしょ。」
「それが一番贅沢なのよ。」
「でも貯金ないですよ。」
「それはマズイわね。」
「借金ならありますよ。」
「論外。」
自分勝手だけど。でもね。女ってそおゆうものでしょ?
え?違うの?つかそもそも私女って言うカテゴリーに入ってもいいの?
ダイジョーブ!!!ダイジョーブよ!!!(パンツを覗き込みながら) ←失格。
# どく [なんだか今日の日記には全面的に賛成、というか降参。何やってんだろうなあ、オレ。]
# (・ε・) [どくちゃんはあんなにカワイイ娘を作ったんだから、全国ロリコン協会から表彰されちゃうと思うのね。]
# (・e・) [ちなみにコーちゃんの会員番号は4946(シクヨロ)チム。パパご注意!!]