チナウ
2002-03-29 (金) いつもの休日とあまり変わらなかったボーナス休日。
■ 朝起きる。つらい。マジつらい。
今日こそは10時くらいまでに寝てやると強く強く心に誓いながら冷蔵庫をあける。
良く冷やしたワイン。(赤。情熱だ。)
これを小ぶりのコップに軽く1杯入れて一気に飲む。目が覚める。安いので十分。結構目が覚めるよ本当に。
(でも『レミのうれしいワイン』だけはNG。あのワインはレミだけがうれしい名前通りのテイスト。)
相方にばれないように冷蔵庫の奥に又しまいこむ。
家を出ようかとしたら上司から電話が。こんなことは初めて。
なんでも皆筑波のほうへそろって出張するらしい。
私の仕事は少し楽になる。ココしばらく遅い毎日だったので休んでもいいとのこと。もちろん有給で。
派遣社員も半年過ぎると有給がきくなんてすばらしい。
2つ返事で休む。
天気がすごく良い。
もう一度寝ようかと思ったけど、化粧をしたので枕が汚れるからやめた。
ビールを飲みながら洗濯開始。
相方ブーブー言いながら出社。ぎりぎりまで寝ている朝食べない人。私と気があう。
でも今日は時間が有りすぎる。
休みの日で8時に起きてるなんて考えられない。
とりあえず朝ご飯。
チーズトースト・目玉焼き(ハムなかった。卵のみ)・残り物の漬物・朝用の冷やしたワイン
ケンちゃんが出てるので『WASABI』でも見に行こうかと思ったら、どっこもやってなくて愕然とする。大コケしたのね・・・・・。
洗濯物を干して、出かけることにする。
歩きながらコーちゃんにお電話。
「モチモーチ!!!!イイお天気だよ!!!!酒飲むよ!!!!!集合!!!ババンババンバンバン!!!!!歯ぁ磨けよコンチクチョウ!!!!」
「・・・・・・午前中からすごいハイテンションだね。」
「ナニしてんの。」
「ノーマルにお仕事を。そんでこの後会議。だりぃー。」
「安心しろ。会議なんて出なくても大丈夫なようにしてやるよ。」
「どうやって。」
「オレ様のチョウジンパワーで。」
「・・・・・・。会社の近くまでくるんだったらランチビールくらいつきあってやるよ。(←負け)」
「えー、せっかくの休みなのにめんどくさい。行かないよ。バーカバーカ。」
さっさと電話を切る。
まったく遊び心のないやっちゃ。
こんな平日に遊んでくれる30歳無職といえばキョウちゃんしかいないのででんわしてみたら、やっぱり寝ていた。
恵比寿でお昼を食べることにする。
ランチの混雑を避けるために2時ごろ待ち合わせる。
30分も早くついてしまったので、さきにいつも行くカフェへ。
ここはデリが豊富なので、ランチのセットにせず単品でチョイスする。
トマトとチーズのサラダ・スモークチキンのオープンサンド・チリワイン1本 ナリ
朝をきっちり食べたのであまり食欲がなく、とりあえずワインを飲んでいると誰かに肩をたたかれる。
振り向いてびっくりした。
4年ぶりですね。
元彼でした。
そうか、恵比寿だもんな。
「ひさしぶりだね。元気?」
「元気だよ。」
「・・・・・あいかわらずだな。飲みすぎないようにね。」
ニッコリ笑って彼は行ってしまった。あっさりしてんな。
クールそうにみえるメガネも薄い唇もぜんぜんかわらなくって、なんだかしみじみしていると、
彼は店員にこっちを指差してなにか指示している様子。
そのまま私に手を振って店の外に出て行った。
その直後店員が私の元にやってきた。
「申し訳ございません。当店では焼酎は扱っておりませんので。こちらドリンクメニューになります。」
・・・・・・・・やりやがった。
でもちょっとウケてるとキョウちゃんがやってきた。
あんたまたひるまっからとか言いながら人のオープンサンドガツガツ食った挙句、ワインもがぶがぶ飲みやがった。
結局ヤツはそのオープンサンドを昼食として全部食べて、さらにケーキを頼んだ。
私も頼んだら珍しがられたが、最近ちょっと甘いものとワインの組み合わせが気に入っている。
ヤバイ。
でも結構チョコとかにいいんだよな。
みんな甘いもの食べるとワインが渋くなるから嫌うけど、私最近その渋いのが癖になって。ヘン?
6時近くまでそこにいて、そのままキョウちゃんは芝居の稽古に行ってしまった。
チェックしたとき、最初に頼んだ2品とワインの代金を彼が払ってくれていたことが分かった。
御礼の電話を入れようとして、とっくにその番号をなくしてしまっていたことに気が付く。
何度も酔っ払って携帯を落とした報いか。
私は好きになる人の携帯の番号は覚えないようにしている。だからきっともう電話はできない。
これが4年という月日なんだなと思う。
その後友人の実家の居酒屋へ。
その友人が結婚するので2次会の幹事を頼まれる。
相方も合流。
友人のお父様が御礼だといってどんどん料理を持ってきてくださる。
焼酎も1本下さったので有りがたくいただく。
昼間の事を思い出す。またウケる。
でも相方には言わない。言う必要もないし、付き合っているからといってすべてオープンにする必要はない。
それぞれの思い出が有って当然だし、それにいちいち立ち入らないくらいの距離感は欲しい。
聞かれれば軽く答えるけどすすんで言うことでもない。
私はウソツキきな人間だけど、相方を楽しませるときと悲しませたくないときにウソをつく。あとどうでもいいウソは良くつく。
(今おばあさんが正座しながら飛んで行ったとか、全部歯の抜けた老犬をみたとか。)
先日コーちゃんにも、
「トモ吉は50%がウソで130%がどうでもいいウソだ。」
といわれた。あいつ足し算できないらしい。
いいことか悪いことかは分からない。でも裏切らない。
裏切るときはきっと正直に言うときだろう。
そんなことを考えていたわけではぜんぜんなくて、まじめに2次会のことを考えているうちに、
気が付けば相方と友人にかなりの量を飲まれていた。
お父さん、ボトルキープできるっていってたけど、これ多分飲んじゃうな。
結局1升のんじゃったからお開きにする。
相方は酔うと陽気になる。
2人で昔のポンキッキソングをデタラメに歌いながら帰った。
結論。
私の歌う『お魚天国』はまったくの別物らしい。
サカナサカナサカナをたべーると、アタマアタマアタマアタマアタ・・・・・あれ?アタマ何回だっけ?
何回歌ってもこんな感じで音程もぜんぜんちがうらしい。おかしいなあ。
あんまり相方がうけるから何回も歌ってやったら自分が飽きた。
このスバラシク別物の『お魚天国』を守るべく、今後一切正しい歌を聞かない、聞かせないようにと、
2人で保護団体を結成する。みんな入る?(今なら会員章として別物魚バッチ付き。つまりナニ魚?)
スバラシク別物の『お魚天国』と一緒に、2人で守らなくてはいけないものはいったいいくつあるのだろう。
ウチへ帰ってお風呂に入った。
あがってみると相方が、すごくキモチよさそうに寝ている。
時間は2時。
結局今日も早く寝れなかった。
明日は雨がふるらしい。
ホントかな。
2004-03-29 (月) 山場を越えたとはいうものの。
■ 彼女は書類のお山へ仕事しに。彼はお酒の河へ接待に。
年度末で忙しいでヤンス。
休日出勤をして必死に仕事をしました。
どっからでてくるんだこの書類の山はとか思いながらも。
690万がどーのとか。1000万を超える支払のクセに高額支払願いがついてないからやり直しとか。
この会社新規だからコード申請してくださいとか。
みんな話し聞いてるんですか、こんな金額通りませんよとか。
トモロック厳しいよとか文句言われたりとか。
元木さんが甘いんだよといっちょまえに言い返したりとか。
結局その会社のコードは何番だとか。
何番が来るんだとかこないんだとか。
一気に逃げで行くんだとか。
15は引退だから案外勝たせるんじゃないかとか。
2番の仕上がりはなかなかいいよとか。
8番は本命ガチだからかけるなら大きくかけなきゃおもしろくないよとか。
気が付いたら大競馬予想大会になっていました。
その日はさっそく帰りに彼と待ち合わせをして、G1馬券の前売りを買ってからカワハギを食べてカラオケを4時間して深夜お家に帰りました。
翌日は2人水をガブガブ飲みながらダラダラと過ごし、競馬中継を見ました。
私負けました。
彼、私と彼の分の賭け金を取り戻しました。
うん。とんとん。
まあ悪くない休日だったなと。
# ナガレ [ステキな休日っすね。ボキも今日(30日)は花見で、のどかな日を過ごしやした。]