チナウ
2002-04-26 (金) 気が付くといつも最初の目的を忘れる。
■ 復讐の黒ミサ 〜リベンジだよ全員集合〜
・・・・・・・ぐったり度ピークのトモ吉です、皆様お久しぶりでございます。
月末のお約束嵐にあって、死にそうです。
しかしこの苦労が吹き飛ばされるのが給料日。その日のために眠いおめめをこすって出社してるわけですよ。(←遅刻常習犯)
なのに・・・・なのに・・・・振込先みずほ銀行って・・・・・。
ゴールデンウィーク中の30日、まさにみずほ銀行最大の試練の日、Xデーですとテレビの人たちは言っていますが、
まさに、その日こそが私の給料日。
あほかい、こっちが試練やっちゅーねんみずほよ。ええ、みずほ、ここで根性見せたらんかぃ、(イメージ映像文太)
ゴールデンウィークどころか生活そのものが揺らぐんやっちゅーねん・・・・・ねえ・・・・・たしけて・・・・虫の息
仕事に翻弄され、みずほにビビらされ、そしていま友人の幸せに巻き込まれています。
今度の日曜日に友人が結婚するのですが、2次会の幹事を頼まれたのです。
酔っ払ったイキオイでおう、まかせとけ!と言ったはいいが・・・・地獄の月末真っ只中でした。
ここ最近、終電に近い時間から明け方近くまで渋谷のドンキホーテで走り回っていたのは私です。
「40人くらいなの。」
「なるべくゲームでほとんどの人になにかしらプレゼントが行くように。」
「・・・・・むむむ・・・・・ご予算はいかほど?」
「8万円。」
「ゲームもビンゴだけでいいの。」
「なんとかなるかなあ・・・・・」
「1位はX-BOXにして。」
「・・・は?(大体の価格\35,000)」
「2位は折りたたみ自転車!」
「ありえない。」
お前ら物価わかってんのか、世界の中でも物価の高い日本の、その中でもダントツに高い東京だよ。
「でも、近所のスーパーのチラシで折りたたみ自転車1万円であったもん。」
「・・・・そんな客寄せチラシ・・・・どこまであてになるのやら・・・・多分ドリフトしたら簡単につぶれると思うよ・・・」
\80,000 -(\35,000 + \10,000)= \35,000
とりあえず買い出し初日、ビンゴカードや入り口で取るポラロイドのフィルムを買う。雑費も残しておいたとして・・・
\35,000 - \10,000 = ¥25,000
のこりのこの2万5千円で残り30人近くのプレゼントを用意して、しかもランク分けして皆が喜ぶようなプレゼントを・・・・
絶対無理。
悲しくなってマリコに電話しました。
「マリコ〜・・・・ギブ。」
「・・・・・ギブってあんた・・・・」
「もう無理。できないよ。しかもさ、ビンゴのMCとかしなくちゃいけないから私はもらえないんだよ。
プレゼント冷静な目で選ぶ自信ないよ・・・・・。」
「がんばってよ。練習練習。」
「・・・・・・・・・・・・・・・練習?」
「うん、私もさあ親がうるさくて6月の頭に結婚式が決まったの。2次会の幹事宜しくね。」
「 ・・・・・・・・絶対イヤッッッ!!!!!!! 」
「あはははは〜弱音はかないで、がんばってね〜私も頼りにしてるからね〜バイバーイ!」
・・・・・敵だらけです。
こうなったら予定変更、ビンゴの前にイッキ大会を入れます。
幸い2次会の会場はワインをメインにしたお店で、ワインを中心にいくつかのお酒が飲み放題らしいです。
ここで男10人、女10人、男女のブロックに別れてイッキをしてもらいます。
これなら負けた9人×2=18人に、残念参加賞として、ヘボい景品をばらまけます。
大丈夫です、イッキでほろ酔い、物を正しく判断できないように少し濃い目のお酒を飲ませておきます。
急逝アルコール中毒対策もばっちりです。
会場は都会のど真ん中にありながら近所には大病院が。
タクシーもすぐつかまります。安心して飲んでいただきましょう。
男性の1位と女性の1位。10人から選ばれたわけですから酒も結構いけるくちなのでしょう。
この2人に一騎打ちをしてもらいましょう。もっと飲ませるのです。
しかしまだ手ぬるい。
そこでハンディとしょうして、男性のほうの友人を3人ほどステージに上げて、ストローで飲ませましょう。
一人でも女性に負けた時点で男性陣の負けとか何とか適当なことをいって。一人でも多くの人間をつぶしておきましょう。
ええい、こうなったら女性もストローで。ハンズでめちゃくちゃ長いストローを購入しておいたので、男性はそれで、女性は半分に切りましょう。
酔え、酔っ払ってしまえ!!!もぁーーーーーーッッッ!!!!! (←酔っ払いの呪い発散中)
景品はどっちが買っても負けてももう手をうっておきました。
女性の勝者のためにマミーにお電話。もちもーち。
「今面白いヤクザのドラマみてるから手短にね。」
「・・・・冷たいなあママ・・・・・・ところでさあ、この前の臭いかぐだけで痩せるヤツ、あれ送って。」
「あれ、今予約まちなのよ。売れてるのよーホクホクよママ。資生堂ももっとたくさん作ればいいのに。どう?効き目は?」
「そんなことどうでもいいから週末までにすぐ2コ送って。プレゼント包装で。」
「だから予約待ちなのよ。」
「お父さんの店のほうにもいって、メーカー今ちょうど新人君の季節でしょ。ガツンいって何とか週末までに2つ余分におさえて!」
「えー。でもー。」
「美容部員のみどりちゃんにもこっちから頼んどくから!週末までね!!!」
・・・・・てなわけで、昨日に届きました。しかも割引価格で。ごめんエモちん!!!!
ちなみに母親が見ていたヤクザドラマとは『ごくせん』でした。・・・・・ヤクザドラマ?!
男性のほうにはニクを用意しました。
マンガに出てくるような、骨についた肉を再現している肉屋があるとの情報を聞きつけ、早速注文しておきました。
それは本日届く予定です。
肉。なんの文句がありましょう。
ビンゴの1位はX-BOX。
折りたたみ自転車があるかどうかは別として、その他はドンキホーテでほとんどヤケクソのような景品をそろえました。
もう少しです。ゴールは。
大丈夫です。来る客の3分の1は飲み仲間です。ちびッ子ギャングも来ます。無理にでも盛り上がってもらいます。
オオノ君に業務用のでかいカメラをしょわせて、ビデオ班として撮影、後編集もさせます。私が何を言っても率先して盛り上がらせます。(←当然ノーギャラ)
会場となる店の店長がこれまたこずるそうな男なのです。
打合せに行くたびに、どんどん最初と違うことを言い出すのです。今更2次会の会場を探せないだろうと足元を見ているようです。
上等です。あなたの条件のみましょう。よござんす。
しかし当日首洗って待ってろよ。
みんな飲むぞ。私の友達はケタはずれに飲むぞ。
ワイン1本でキモチよくなる私とは違うんだぞ。あいつらは。
私がその店長のこずるさをチクったら、みんな『風呂桶一杯飲むぞ』をスローガンに燃え出したぞ。ワハハざまーみろ!(虎の衣を借る)
決戦は日曜日です。
皆様祈っていてください。私が無事店長に天誅を食らわせることができるように!(←目的が違ってる)
がんばるぞ!エイエイオー!!!!(懐)
ちなみに次の日は私の誕生日です。
2日酔いバースデー確実。2年連続。これもまた人生。
2004-04-26 (月) 金と愛。
■ 権力と平和。
先日寝そべってテレビを見ていると、象亀の特集をやっておりました。
ふっとい足でノシノシ歩く姿がなかなかチャーミングで、彼にノシノシして見せたら笑っていました。
その後借りてきたビデオ【白い巨塔】をイッキ見。
大学病院で繰り広げられる教授の席を廻ってのパワー・ウォー。
水面下で飛び交う金、火花散る教授夫人会(ちなみに名前は【紅会】。)、愛人と正妻の対立。
こんなぎすぎすした世界ヤダナーとかコエーとか言いながらイチゴを食べていると、彼が優しく頭をナデナデしてくれました。
これですよ、これ。金じゃないですよ。愛ですヨ愛。な?
見上ると彼の優しい目が。
幸せだなーとイチゴをアニアニして、私とっておきの甘えたおめめで彼を見上げました。
彼がニコニコしながら一言。
「象亀のマネ?」
・・・・・。
とっておきの甘えたさんポーズが・・・・象亀て・・・・・
さすがに本当のことは言えず、それでも彼の冗談かもとすがるような気持ちで聞いてみました。
「・・・・・に・・・にてるかな?エヘ☆」
「うまいよ。」
・・・・・。
・・・・・。
・・・やっぱ金だな。
■ よりによって一番聞かれたくない人に。
就寝中。
深夜AM2:00
深夜AM2:35
プー!
「!!!!!!!」
「!!!!!!!」
--- 嫌な間20秒 ---
「ねえ!!!今なんか聞こえた?!!聞こえた?!!」(耐えきれずに)
「・・・・・。」
「ねえ!!!なんかほらっっっ!!そら耳っていうか、ラップ音っていうかっっ?!!」(意味不明)
「・・・・・。」
「なんか、なんか、聞こえた聞こえた?聞こえちゃった?!!!」
「・・・・・。」
「今!!今春風が通ったよね!!!」
「・・・・いいからもう寝ろよ・・・」
ボクラハミンナイキテイル・・・・・
2005-04-26 (火) ボクノカチカン
■ キミノシアワセ。
どこに飲みに行こうかという思いがいっそう弾む給料日という夜に、隣の席のクボちゃんはメイド喫茶に行ったそうだ。
何をどう思って「オサワリ!」だの「バビっとキャバクラ!」等といってた男がこの企画にたどり着いたかは謎だが、立役者は間違いなくエンドー君だ。
普段はおばさん社員に【おぼっちゃま】と呼ばれるおどおどした彼も、ことメイド事に関しては間違いなく【兄さん】だ。
うちの会社は聖地に近く、デビューを飾るには申し分ない立地条件。
メイド初心者のクボちゃんを導くべく、エンドー君が厳選した5店舗をリストアップしてきたものをみせてもらった。そんなにあるものなのかというのが一般市民の正直な感想だ。
そんなわけで昨日はエンドー兄さんを筆頭に、初心者のクボちゃんと田舎者新人君の3人は、定時を告げるチャイムが鳴ると気もそぞろになり、上の人が目を離した隙にそそくさと退社していった。イザ出陣。いや、初陣だ。
今日会社に来て真っ先に、昨日の戦果を報告してもらった。
「最初に行った店は人気店で入れなかったんですよ。」
「すごいね。」
「で、2番候補に入ったんですよ。お酒も飲めるしね。」
「ほうほう。楽しかった?」
「【萌え萌えウィーク】てのやってましてね、カレーとジュースのセットなんですよ。」
「どこが萌え萌え?」
「フーフー付です。」
「?」
「熱いからフーフーしてくれるんです。」
「ナイスオプション!」
「セット料金2100円でした。」
「高ッッ!!!」
「単純計算でいって、1000円のカレーに500円のジュース、500円のフーフーです。」
「フーフーだけなら、1フーにつき250円だよ。」
「どれくらいフーフーしてくれるもんなのか知りたかったけど、しゃばしゃばのうっすい黄色いカレーと粉ジュース溶かしたような奴に2100円は例え給料日といえど・・・。」
「・・・ねぇ・・・。」
「あと、他にもセットがありました。」
「どんなやつ?」
「チューチューがつくんです。」
「うっそ!!すごい!!そんなことしてくれるの?!!」
「一緒にジュースストロー2本さしてチューチューしてくれるんです。」
「そっちか。」
「ジュース1杯500円のが1000円に跳ね上がります。」
「高っっ!!」
「だってそこ、ヤキソバパンが750円なんですよ。」
「たっけー!!じゃあ、ちぎって口に入れてくれるぐらいのオプションつかないと納得できないよね。」
「あと、もう一つのセットがありました。」
「どんなの?」
「秘密です。」
「おしえてよ!」
「いや、ジュースと、メイドさんの秘密がセットなんです。」
「!!!」
「メイドさんが注文したお客さんだけにこっそり秘密を教えてくれます。」
「!!!」
「これまたジュースが1000円に跳ね上がります。」
「たかっっ!!」
「エンドー君がチャレンジしてました。どういう秘密かムリヤリ聞いたら、【テストで赤点とっちゃいました。エーンエーン。】だそうです。」
「極悪だね・・・」
「あとねぇ、僕に合わせてカクテルを作ってもらったんですが、なんか紅茶とカシスなげやりに割った奴で、ほとんど午後ティーの味しかしませんでした。
お酒は詳しくないのダ☆てへ☆ だそうです。」
「泡盛1瓶軽く飲むあなたには辛い空間ですね。」
「しかも机が学校の机なんですよ。」
「学校の机にメイド。シュールだナァ。」
「僕ね、もっと楽しいメニューがあると思ったんですよ。モエモエパフェとか。ハニャーンバーグとか。」
「ハニャーンバーグて・・・(駄洒落かよ)」
「なのにフツーにタコわさとか食ってました。」
「学校の机でメイドが作ってくれた贋カシスウーロンみたいな奴でタコわさ。
世界観が・・・・・。」
同じ日本のほんの数駅しか違わないあの町で、物価も価値観も大きく違う世界が繰り広げられているようです。
田舎からきた新人君は、東京はオレンジジュース薄めた奴に貧乏臭いオタク女のコスプレに付き合って(私が言ったんじゃないですよ!)1000円なんて、まっこと恐ろしい所じゃとブルブル震えておりました。
結局クボちゃんはというと、メイドカフェにいまいち乗り切れず、あまりはまれなかったようです。
しかし一番はまり込めなかった理由というのが。
「まず最初の挨拶からして気に入らなかったんですよね。【いらっしゃいませ】って・・・・
【お帰りなさいご主人様☆】でしょうフツー・・・。」
・・・えーっと・・・・・・メイド喫茶初体験?
# 6-30 [4/28はトモ吉さんのゾロ目の年の卒業式。みんなでお祝いに飲みましょう。ということは明日は23才か(遠い目、ちゃう)]
# (・ε・) [お!覚えててくれたんだ!!嬉しいなぁアリガトウ!! でもいちいち年書くあたりがものっそ6-30さんだね。]
# (・e・) [今夜は自棄酒でチュ☆。めったにいけないおいしいお店にいくんでチュ☆]
# Mr.○ディ [ほとんどのログを印刷して寝る前に読んでます。 笑いすぎて寝れませんワ★]
# (・ε・) [とてもとてもありがたいことなのですが、その後一体どんな夢見てるのか心配でなりません。]
# (・e・) [Mr.フレディ?(←ケンカ強そう)]
# エモ [ぎゃあ!いいんですー私薬局のロイヤ〜ル会員だから500円の割引券がつかえたんですー!! 超しょぼい負け惜しみ。 アレ..]