チナウ
2003-06-04 (水) 愛ってナニ?
■ 人の話きいてよ。
元:「ねえねえひらっち。」
平:「なんすか。」
元:「合コンなんだけどさ、どんなお店がいいかな?」
平:「店?日本酒がうまくて安くて飯のおいしいところ。」
元:「いや、君の好みじゃなくて。ついでに言うと飲み会じゃなくて合コンな。」
平:「あー。(めんどくさそうに)合コンの相手のタイプにもよりますね。」
元:「どんなかんじ?」
平:「レベル高めなら狭目でしきってあるテーブル席。」
元:「・・・個室?」
平:「ちょっとちがいます。
ほら、ワンフロアが広いところだとでかいテーブルやカウンターなんかがあって、
周りに仕切ったような4人か6人掛けのテーブルあるじゃないっすか。あそこ。」
元:「・・・個室じゃダメなの?」
平:「ザワザワ賑やかなほうがうるさいから、隣同士密着して話すじゃないっすか。耳打ちしたり。
そんな席にギュウギュウになって座るのがいいっすね。」
元:「なるほどね。じゃあレベル普通くらいなら?」
平:「あー・・。席変えしやすい丸テーブルとか。なるべく沢山と会話して携番もらわないと。」
元:「ひとりじゃだめなの?」
平:「できれば複数。でないとその子ねらいって勘違いされるじゃないっすか。
なるべく皆と友達になって、携番もらって、次の合コンにつなげます。」
元:「・・・レベル低めなら?」
平:「やりません。」
元:「いや、でも行ってみるまでわかんないっしょ?会ってみてあちゃーだったら?」
平:「あー・・・。まあそこらへんのオオバコの居酒屋で、まあ、わかんないです。
つかどうでもいいです。」
元:「露骨なヤツだね。
まあそんなわけでトモっち合コンよろしく。」
だからしねーっつの。
■ うん、まあ、そんな感じでした。それもどうよ私。
自分ではあまり努力もせず、ミーハーで、
セックスにたいして無防備な割にはしたことに理由をつけたがり、
その場限りだとも割り切れず、
うまくいきそうになったとたん恋だとか運命だとか愛しいとかほざきだし、
周りがたまたまレベルが高かったからと言いながら半径数メートル内ではしゃぎ、
才能ある友人に見守られて、
そもそもその友人たちの人間関係も乙女パワー炸裂のご都合主義ミラクルで、
その友人たちにはその笑顔をかわれ、マスコットのように愛され、
実はそのまま高校の部活内で展開できそうな設定で、
そんな楽しい少女漫画を読みました。
読んでいて胸に痛みなんて感じない。魅力も感じない。共感もしない。
目指すのもがわからない。さみしい。自分ってナニ?
恋愛にのめりこみ恋愛を重視する主人公の姿。
だからどうした。
誰もが少なからず通ってきた道、通りつづける道。
あまりにも軽いご都合主義、笑顔が最強みたいな。
そりゃないだろ。
本当に好きかどうか分からないうちにセックスすることも付き合い出しちゃう事もあるだろう。
でもそれを奇麗事や後付けの理屈言い訳でごたごたし。周りに心配を掛け、涙をこぼし。
それこそがリアルだというなら、胸が痛くなるというなら、正直なところ私にはもう理解不能。
まあ、低めの年齢層向けのはずが大ブレイクしちゃって。
ものすごい信者に勧められて、好奇心で読んじゃってから文句を言う私もどうだかとは思うのですが。
こんな女性は架空だし関係ないからほーとかいって読んでられますが、絶対友達にはならないと思います。
だってほら、めんどくさそうだし。
冷静に考えて、ほんと、あんな人いたらしんどいよ。
近くにいたら、じゃれ付かれたら、たぶん・・・逃げるな。
うん。年とかは関係ないと思うな。
フツーにああ、おもしろいなと思いながら読んだけど、共感とかはムリ。ありえない。
どうしてこんなに人気があるのかな。不思議。
自分が何をしたいのか分からない、恋愛がうまくいかない、突発なセックスをしてしまった、
そんなとき自分と主人公を重ね合わせるのかな。
面白かったけど漫画喫茶でイッキ読みで充分。
もう多分読み返さない。
そう思いながらお家へ帰り、お口直しに『どらん猫』を読み直して寝ました。
小鉄サイコー!!
これでいいのだ。
# 6-30 [人生経験の少ない作者の作品より、トモ吉のリアルの方が絶対面白いに決まってる。]
# izmi [惜しい。「どらン猫」です。]
# (・ε・) [ギャー!!愛しの小鉄様ごめんなさい!!ペコリー。]
# (・e・) [パクリかよ。つか猫に詫びる前に作者に詫びれよ。]
# (・ε・) [izmiさん、ボーリング☆]
# (・e・) [チムニ爪切るよ。ゴロゴロ。]
# izmi [OK。でも、どっちかというと「ボウリング」ね。]