チナウ
2002-06-03 (月) 混線
■ 一定期に一度ぐしゃぐしゃにしてしまう。忘れないように。忘れたい事を。
私の中にはもう一人の私がいて、
常に常に真逆なことを考えている。
いつも私の人生に同時進行で、平行で、混じる事はけっしてない。
だるくてなげやりな朝に、
もう一人の私は元気に働ける日常に感謝し、
一歩距離を置く職場の昼に、
人のさりげないやさしさを見つけ出し、
幸せで満ち足りた眠りに落ちる夜に、
叫びたくなるような切ない夢をみせつける。
涙が溢れた目をぬぐいながら、今の幸せに深く安堵し、なくしてしまったものに胸が締め付けられる。
やっと得られた落ち着いた幸せ、
今でも思い出す切ない気持ち、
温かく優しくなれる毎日、
絶望で焦がれてそれでも忘れられないあの日々。
戻りたいなんて本当に思わない。
やり直しても私は同じ過ちを繰り返す。
もうあんな気持ちにはなりたくない。
だからこそ得られた今の静かな毎日。
忘れかけると不意打ちをかけるように夢を見る。
これはもう一人の私の仕業なのだ。
これは妄想なのか。
未練なのか。
私が正しいのか、
夢が本音なのか。
これが私なのか。
もう一人の私が私なのか。
本当はもう一人の私なんかいなくて、
すべての言い訳に過ぎないのか。
戻りたくない。
落ちたくない。
あの
絶望と、
渇望と、
虚勢と、
熱情へ。
2003-06-03 (火) 給料日からまだ3日。
■ すでに金欠。
みんな!!ゴメン!!ごめんよ!!!
私はね、どんな事を主張しようとも、アッサリ意見を覆す人間なんですよ。
ええ、そんな事何とも思いませんよ。え?主義?信念?
そんなものナイナイナイ。あったためしがない。
そんな私の本日の慟哭。
神様はいるよー!!!!!
ごめんね神様、イエス様、仏様、もうなんでもかんでも。
いるね。ホントに。
なんかね、神様って言うか、大きな力?宇宙と一つになった意思のようなもの?
かんじるよかんじるよ、めちゃくちゃ感じまくってますよ。
今日の幸せに感謝しますよ、アーメンなんまいだーナンミョウナンミョウ。
それでは皆様にも幸せが訪れますように!!
ばいちゃ☆
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節約とハマリ込みのため昼食にペヤングをチョイスし続けていたトモ吉さん。
おいしいんだけど1つじゃ足りない。もっと腹いっぱい食いたい。
そんなけなげな想いが報われ、近所のスーパーでペヤング安売り。
148円がなんと88円!!
ご満悦で10コ購入→支払は彼氏。幸せ二乗。
皆様にも幸アレ。
ハレルヤ!!
2004-06-03 (木) なんつーか。
■ 年を感じる。
会社の新規取引先の商品を調べようと、その会社のHPを探してチェックしてたら新卒用求人広告のページがあった。
何気なくそのページを開いてみてびっくり、5年近く前数ヶ月だけ付き合った元彼の写真が載っていた。
なんか、本当にビックリした。うへー、転職してたんだ。
別れた人たちは当然消えていなくなるわけではなく、この東京の空の下どこかにいて当たり前なワケなのですが。
いやビックリした。風の便りに前の会社辞めたって聞いた時、なんとなく勝手に田舎に帰ったものだと思い込んでいた。(家庭環境が複雑な人だった)
なのにまだ東京にいたんだ。
しかも電話してるショットもあって、電話を持つ左手の薬指に指輪が。ああ、時がたったのね。束縛されることを嫌っていたあなたが、落ち着いたのね。
うん、薄情そうな薄い唇とか、仕事できそうに見えるメガネとかそういうのは変わってなかったけど、前の少し生意気そうな表情は消え、穏やかな大人の顔になってました。
私より2つぐらい上だったっけ。あれ。それすらも覚えてないや。
ちょっと変わった名前の人だったからすぐ分かったけど、名前載ってなかったら気がついたかな。正直自信ありません。私も薄情なもんだな。
なんかいつも忙しい人だったな。1ヶ月に2回は出張で、あっちこっち行ってた。
彼の会社は私の会社と関係のあるところ(同じビルに入ってたし)だったから、事情は痛いほど分かってたけどやっぱむかついてむくれた。
毎回あんまりすまなそうな顔はせず、でもきっちりお土産もって機嫌取りに来てたっけ。
私の家で彼がお風呂に入ってる間に、彼の携帯が元彼女の名を着信した。元彼女と彼は同じ会社だった。だから私はもちろん彼女の事もよく知ってる。
私は仕事の関係があるので、彼に付き合い始めたことを周りに絶対もらさないようにお願いしていた。めんどうやん。
結局この着信の事知らん顔してたら、私に何も言わなかったね。
私はその時、ああ、この人のことはあんまり信用しちゃダメだってなんとなく思った。
あの頃の私たちは一緒にいたいという気持ちと、もっと自由に遊びたいという気持ちが奇妙に同居している時期で、私の人生最初で最後の自然消滅というお別れになった。
お互いがお互いの事をあんまり好きじゃないのかな、あんまり好かれてないのかなっていう感じで、それを確かめるのはなんだかかっこ悪いような気がしてて。
まあ自然消滅したんだからそういうことだったんだろうな。
一番印象に残ってるのは、彼がはじめて休日私の家に遊びに来た日。夕方から私は近所のインド料理屋でのバイトが入っていて。
店は駅をさらに50メートルほど通り過ぎた場所にあった。たったそれだけの距離を送るって言いだして、なにいってんのって振り返った時に見た彼のテレ笑い。
普段クールだった人が、ものすごく恥ずかしそうに子供のように笑ってた。
うん。今の私があの頃に戻るなら、もっと上手にかわいがってあげれたのにね。
クールぶってたけど、本当は結構不器用な人だったのかもね。
驚いたのは、ときめいたとかではまったく無く、ましてや会いたいとかも思うはずもなく。
うん、昔コッソリやったイタズラが今ごろばれたような、そんなドッキリ感でした。
てれくささと気恥ずかしさってところでしょうか。
おひさしぶりですね。ご結婚されたんですね。
おめでとうございます。
ねえ、あなた。
私のこと好きでしたか?
私はね、好きだったと思いますよ。
忙しい日々を大切にすくい上げて
それでも一瞬で終った関係でしたね
お元気で
お幸せに。
# さき [なんでやねん!]
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