チナウ
2003-07-10 (木) 納涼大会ジュンジ・イナガワ。
■ ヒヤリング困難。
髪真っ黒作戦だったのですが、結局濃いブラウンにしました。
でも充分黒い。こんなダークヘアー、久しぶりで不安。
朝会社に行って、さっそく皆様からコメントを頂きました。
元:「おう、どうしたのその頭。」
トモ:「風紀委員にしかられて。」
平:「黒いっすねー。」(またひねりなし)
トモ:「どうですか。たまにはこんなエレガントな私。ZONEっぽい?」
元:「ZONEて。君の娘くらいの年でしょ。」
平:「なんか、人形っぽいっすね。」
トモ:「お人形みたいにカーワウィーイ?」
元:「あーあー、わかるわかる。あの・・・ほら・・・」
トモ:「なになになになに。」(期待で胸がはちきれそう☆)
平:「勝手に髪が伸びてくる系。」
元:「それそれそれそれ。供養しとけ。」
そっちかよ。
■ またもや。
やっとこのHPの仕組みが分かってきたので、また新しいページ作りました。
いや、私の暮らしメモ代わりなのでたいした事書いてません。
それを言うとどのページもそうなんですが。ほっとけ。
【ラブ☆デス】の下です。
ホント私、よく食べるんですよ。食べるのダイスキ。ほっとけ。
飲みたいお酒に合わせて食事考えたり、
食べたい料理に合わせてお酒考えたり。
家飲み最高!外食上等!!
夏バテで食欲不振とかいうふざけたチキンヤロー。
オレ様の生き様みとけ!食え!!!
本当は一度でいいから食欲ないって言ってみたいの。(乙女心)(←でもパスタに夢中)
古くね?
2006-07-10 (月) 知り合いのインド人は。
■ 「さかな」がうまく言えず、いつも「ちゃかな」って言ってた。
先日彼のお誕生日だったので、おしゅしをたべに行きました。
おいしいイタリアンとかも捨てがたかったが、やはり和食ダイスキーさんのためお鮨にすることにした。
引っ越ししてから回転すしとかそんなのにはよく行ってるんだけど、そろそろお気に入りのお鮨屋さんの1軒や2軒もちたいじゃないですか。
幸いとなり駅がわりと鮨屋の多い町で、ネットで調べて2軒に絞った。
1軒は駅からも近く、ネタで勝負の老舗。
2軒目は駅からちょっと歩くけどムードがあって、仕事した系のネタとつまみが充実のオープンしたてのお店。大将がまだ若くて一生懸命らしい。
どっちにしようか迷って、今回はお誕生日ということもあり2軒目に行くことにした。デートにもステキって書いてあったし。
ただ、入れない場合もあるとの事。予約しようかとも思ったんだけど、一見さんでいきなりカウンター予約ってのもなあと思い、入れなかったら1軒目やその他の店にブラリ突撃すればいいやといざ出陣。
お店は大通りを少し入ったところにひっそりとあり、綺麗な店構えにちょっとドキドキした。
扉を開けると10人も座ればいっぱいになるカウンターが、緩やかなカーブを描いてます。
ちょっとかわってるのは、扉を開けてすぐ靴を脱いであがるようになってて、居酒屋みたいな靴箱があるわけでなく、普通のマンションの入り口みたいな感じ。で目の前がカウンター。
カウンターを囲むように掘りごたつのような席が座椅子付で。たしかに綺麗で雰囲気があってステキです。
が。私たちはテーブル席に。カウンターはまだ半分しか埋まってないのですが、まあ一見さんだししかたないかと。
テーブル席は個室に4人がけのテーブルがふたつ。その個室が2部屋。そんなこじんまりしたかんじの店を、カウンターの中の板さん2名とフロアー係りの男性1名、合計3名できりもりしています。
7時頃店についた時点で、カウンターにカップル1組とおじいちゃん3人組。あとは私たちがテーブル席に。けっこうすいてるなと思ったんですが、あれよれよというまにカウンターはいっぱいに。予約が入ってたようです。
さて。まずは瓶ビールで乾杯。
よく冷えた恵比寿と小ぶりでふちに向かって広がるスリムなグラスが。一番ビールがおいしく飲める形です。
のどを潤したあと、さておつまみに。
本日のお勧めを見て、彼がナマコとめごちの天麩羅を注文します。今の時期のめごちは最高ですよね。私は海栗豆腐を。
子ぶりながらも肉厚なめごちがからっと揚げられてでてきました。綺麗な黄色が食欲をそそります。
歯がさっくりと通り、ほっこりと湯気が。めごちのやわらかい甘さが口いっぱいに広がってものすごく幸せです。
そうくると日本酒もほしいところです。
日本酒・焼酎ともに5種類ほど銘柄が。どの魚にもあうようにと丁寧に選んだって感じで好感持てます。
日本酒は一律1杯800円、焼酎は600円。良心的。
彼に好きなのを飲んでっていったのですが、ここは普通の日本酒2合ぬる燗で。
彼いわく、いい鮨屋ならそれにあう日本酒を準備しているはず。イタリアンならその店の料理に合うハウスワインをちゃんと用意してるはず。
今思えば私の懐具合を気遣っての発言かもしれませんが、実際普通の日本酒も辛口さっぱりで、お魚に本当によく合う味でした。正解!
うに豆腐は小ぶりの卵豆腐にバランスよくでも景気よく、うにの軽く煮たのが乗ってきました。うにが甘い。さすが旬なだけはあります。
なまこも立派で、付け合せの自家製紅葉おろしがすばらしくおいしかったです。香りも辛さもぜんぜん違う。
そうこうしてる間に、隣の部屋に団体さんと、隣のテーブルには常連さんらしき3人連れが。店満席。
私たちもそろそろ握ってももらうべと、本日仕入れてある白身を教えてもらい、その中から コチ・サヨリ・鯵を注文。
コチのもっちりコリコリの食感やサヨリの甘さ、鯵の風味を楽しんでいると、あっという間に日本酒2合がなくなりました。おかわりおかわり。
これもどうぞとサービスで枝豆がでてきました。茹でたてあつあつ。
鱧があるというのでおつまみにしてもらいます。鱧ダイスキ!最近はスーパーでも見かけるようになったのですが、やっぱり硬かったりちょっと生臭かったりで満足できない!そんな私の不完全燃焼を、ここの鱧が完全燃焼させてくれました。さすがにお鮨屋さんの鱧はおいしかったです。これまた自家製梅肉ソースがおいしくて。
次は海老。私たちは甘海老より、ボイルした海老のほうが好物です。甘さが増して食感もプリプリしていいですしね。
彼の位置から楽しそうにカウンターでお酒を飲むご隠居たちが見えるらしく、将来ああなれるようにがんばろうねと誓い合いました。
そんなことを言っていると、カウンターに空きが出来たのでこちらへいらっしゃいませんかと大将が。
隣の常連がちょっと不服そうでしたが、どうやらこのお店、予約を入れていない場合は常連も一見も平等に、来た順にカウンターに呼んでくれるようです。ヤタ!
やっぱ鮨はカウンターだよなあと思いながら、ケースに並んだ新鮮なネタを見つめながら酒。うん、これ見るだけで飲める。
ここでヅケを注文。これがまたすばらしくおいしく、彼、うまいなあうまいなあと感心しておりました。
彼がいきなり焼き魚が食べたいというので、さわらの西京焼き(これしかなかった)をお願いしました。これも油が乗っていてほんのり甘くて上品な味。またお酒が進みます。
私はイカをたべるとおなかを壊してしまうので、彼はいつもそれを気遣ってかお鮨屋さんでイカを頼みません。
目の前のケースには、白くてキラキラ光るそれはそれはおいしそうなイカが。私のことはいいから食べなよとか言ったのですが、彼はいやいい、それよりあのヅケがおいしすぎたのでもう1カン!と注文すると、大将がうれしそうに笑ってくれます。ヅケを出すとき一緒に、よろしければこちらもお試しくださいと、煮きり醤油をつけたイカを出してくれました。私たちの会話を聞いてのにくいサービスです。これがまたおいしかったようで、彼幸せそうです。
この時点で日本酒6合ぐらいだったので、私はクールダウンにウーロンハイをもらいます。彼は日本酒2合おかわり。
私だけ卵とアナゴを注文。卵もアナゴも甘すぎずふっくらとしておいしくて、彼にも食べさせたくて、お行儀悪いけど端をちょっぴり切って食べたりしました。
結局日本酒も8合ぐらい飲んで私もウーロンハイ3杯ぐらい飲んで結構酔いが回ってきました。梅シソ巻きをもらってしめることに。
大満足。あと恐ろしいのはお勘定ですが、今日は誕生日だし思い切り食べようとお金も下ろしてきたし、いざとなればカードもある!(彼のだけど)
そんなわけでいざ、ドキドキのお勘定は!!!おいくら!!
¥15,000- (チーン)
やっすーーーーーーーーー!!
この味この量この雰囲気。安い。安すぎる!!
次回、もしよろしければお電話くださればカウンターお取りしておきますよと名刺を頂きました。
若い板さん達でしたが皆とてもよく気のつく、なかなかステキなお店でした。
あ!そういえば彼、新子かコハダかどっちか食べてた!!
酔っ払ってたから安いーって笑ってたけど、改めて考えたらものすごく安いなあ・・・・大丈夫かなあ・・・。
でもまたいくべ☆
2007-07-10 (火) お砂糖アンテナ。
■ 甘い夢。
今度の日曜日、彼の前の会社の先輩夫婦が遊びに来ることになった。
この夫婦には本当に仲良くしてもらっていて、前はよく4人ともグダグダになるまで飲んで、そのまま我が家にお泊りという楽しい飲み会をちょくちょくやっていたのだが、去年待望のそれはそれはかわいらしい娘さんが生まれたので、めでたくも残念ながらグダグダ飲み会は当分お預けとなった。
それでもかわいい盛りの赤ちゃんを抱っこさせてもらおうとかなり楽しみにしている。
前先輩が遊びに来たときにタコスをしたところいたくお気に召されたようで、その後もちょくちょくリクエストを頂き、今回も「そろそろまたタコスー。」のメールが来たのでめでたくタコス集会となりそうだ。
いつもならこれにあとメインとつまみや酒やでいいのだが、今回は奥さんのほうは飲めない。
そんなわけで、甘党の奥さんのためになにかデザートを用意することにした。
そんで検索してたら、昔よく行ったケーキショップがえらい人気者になってて驚いた。そんなわけで「ツマガリ」のブルーベリーパイを注文。いやぁ、無花果のパイと迷った迷った。
でもほんとにこんなに有名になってるなんて、普段甘いものにまったく興味がないので知らなかった。
この店、大学の近くにあったので、誰かが車で来てたらよくお茶しに行っていた。(電車で行くのはちとめんどくさい路線)
小さなこじんまりした店だったがその頃からおいしいと評判で、店舗の上が喫茶店になってて、そこでツマガリのケーキが食べれたと記憶している。たしか。
東京に出てきたためその後を知らなかったが、どうやら支店をバンバン出している様子。すごい。
そんでふと思い立って、昔友達が小さい店だけどおいしいのよとよくもって来てくれていた店を思い出し、検索したらこれまたヒット。
「ダニエル」。ここのカヌレをよくだべさせてくれたエミコ、彼女も今神戸を離れてるからこんなにヒットしてるって知ってるかな。確かにおいしかったよありがとう。
15年ほど前、ものっそ小さな店で、でもひょっとしたらその頃すでに支店とかあったのかなとか調べたけど結局分からなかった。
恐るべし神戸の洋菓子。
思えば私は幸せな食生活をしていると思う。
私は情報とか流行とかのアンテナがまったくない人間なのだが、幸いなことにそこら辺にすごく敏感な友人がいたりして、なんだかんだでおいしいのにありつけてると思う。
中学生の時、【ビゴ】 好きの友人にカスクートを勧められ、あまりのうまさに大感動。なんでフランスパンにハムとチーズだけでこんなにうまいんじゃと幼心をふるわせた。
ユカも芦屋うまれの芦屋育ちというお菓子の国の人だから(今は酒の風呂にも入っとる)、昔から遊びに行くとモロゾフのプリンは常備、フーケやケーニヒスクローネといろんなおやつが出てきた。
いまも遊びに来るときは、「色々食べたけど結局これに戻ってきちゃうのよね」とアンリシャルパンティエのフィナンシェをお土産に持ってくる。
やっぱり定番てうまい。アンリ、超ベタだけどやっぱりうまい。しっとりしててうまい。
立地条件のせいか、うちの大学最寄り駅には、デカ盛りとか学生街にありがちなステキ店は残念ながら皆無だったが、女性を喜ばせるおいしいお店は充実していたように思う。
私はその頃からあまり甘いものを食べなくなっていたが、キッシュが豊富な店のほうれん草とツナのキッシュがお気に入りだったり、
蝶ネクタイした店員さんが各テーブルまでクレープを焼く台を持ってきてくれて、焼きあがったクレープにお酒入かけてファイヤーしておいしい自家製ジャム(このアプリコットのジャムがやたらおいしかったのを覚えている。)をこってり乗せて出してくる店で目を白黒させたり、
焼きたてのサクサクふかふかパンに数種類の具を出してくれる店で思いっきり頬張ったりと、
グルメな友人達のおかげで色々なお店を食べ歩いた。
女性はおいしいものをよく知っている。
裏路地にあったビルのさらに奥まった2階。何の変哲もない喫茶店。
実際メニューも味もいたってフツー。
しかしパンケーキだけがべらぼうにうまかった。
でかくてしっとり2段重ね。いかにもたった今焼き上げました系でちょっと不恰好なのがまた食欲をそそる。
上にタップリ載ったバターがこれまたうまい!あとにも先にもあんなうまいバター食べたことないんだけど、アレはいったいなんだったんだろう。
そんでなんでこんな店見つけてこれるのか心底不思議で尊敬した。
焼きたてワッフルの店で、照り焼きチキントッピングがうまいとか。あれ食べたらマ○ケンのワッフルなんて油みたいで甘すぎに感じる。
恥ずかしながらロシアンティーを初めて知ったのも、大学のとき友人に連れて行ってもらってからだ。
この、ジャム、どうしろっつーの!ってあせったのを覚えている。
アフタヌーンティーを体験したのもこの頃で、イギリス人て食いしん坊だよなとか思いながら食べたスコーンがおいしく、今もスコーンのジャムはブルーベリーが絶対いいと思っている。
東京はおいしいお菓子が日本中から集まってくるし、横浜なんかものすごくおいしいお菓子があるんだろうけど、敏感アンテナがない上に辛党になってしまった今、私の中でおいしいおやつ情報は15年ほど上書きされないまま来てしまった。
それでも何とかなるところが神戸洋菓子(あとパンもね)のすごいところ。
自分の手柄でもなんでもないのにちょっぴり誇らしく思った。
あそこのチェーン店の焼酎は次の日の残り方が尋常じゃない、なんか混ぜとるとか、レバ刺しなら鮮度・厚み共にあの店だとか。
そんなアンテナはちょっと鍛え始めてるんだけど、いまだかつて人から喜ばれるどころか女度アンテナは圏外まっしぐらだよねとか言われる今日この頃ですがいっこうになれました。はい。
# 6-30 [ほっとけ。うっせぇ。それがどうした。――チナウから移ったと思う口癖]