チナウ

■ ついでにいっぺん休んどけ。

友人の結婚式のため四国まで行って来ました。

まあ、お酒もおいしいしなんと言っても海の幸満載で。

ホント四国って最高でした。酒飲みにとって天国だな。

友人もめちゃくちゃきれいで、落ち着き払ってました。

2　回　目　だ　し　な　。

周回遅れだ。やらりた。

新婦側の友人は15人近くいたのに、独身は私とキョウちゃん、そしてバツイチのマコちゃんだけでした。

なになになにこれ。何の呪い？

「キョウちゃん。せつねーな。」

「トモ吉。せつないね。」

そんな感じで手酌でしょぼく飲んでると、子供を胸に抱いた友人たちに突っ込まれました。

「なにいってるの。次トモのばんでしょ。」

「・・・・・。」

「いつお式するの？」

「・・・・・。」

「やっぱ東京でするの？横浜？」

「・・・・・。」

「ちょっと式しないなんて言わないでよ！！」

「・・・・破棄しました・・・・・」

「・・・・・え？」

「婚約を破棄しました。」

「はーーーーーーっっっ？！！！！！！」

・・・せっかくの結婚式に、全て話題をさらっちまいました。

あーあ。

お父さんは怒るし（あたりまえ）お母さんは泣くし（あたりまえ）。

あー。

もー。

ダメ。

お祝いを言ってくださった皆様ごめんなさい。

ほんとダメ人間なんです私。

コーちゃんには先日シャブをゴチになりながら報告したんですが。

「・・・そんなワケで破棄するねん。」

「あれだな。あんたは本当に漢字で言うと破天荒だな。」

「・・・破天荒て・・・」

「親不孝でもいいぞ。」

「・・イヤ、なにも漢字3文字にしなくていいし。」

「じゃあ歌舞伎者だな。」

「・・・あー・・・」

「ハデに歌舞いてくれたね。これまた。」

「・・・あー・・・」

しょんぼりしながら肉をアニアニしましたが、帰りがけコーちゃんは心配そうに言いました。

「まああれだな。オレはもうあんたにとことん付き合うつもりでいるから。

まあがんばれや。なんかあったらすぐ連絡して。友達だしな。」

・・・・コーちゃん・・・・・

ありがとう・・・（涙）

ボクちんきっと罵倒されるものだと思ってたから本当にうれしかったよ。

本当にありがとう。

でもね。一つだけまちがってるよ。

友達じゃないよ。

コーちゃんは私の

下　僕　だ　よ　。

あー。

こんなことばっかり言ってるからダメ人間なんだ。

ダメダメだな。

一人暮らし始めたよ。

思ったより寂しくて、思ったより自由で。

自分で選んだ道だから。がんばるよ。

また寄り道人生でヤンス。

つか

正しい道が見えなくなってきたよ。

あー。