チナウ
2002-02-22 (金) 字と絵、映像と思想、音と酒の共存。 [長年日記]
■ タワーレコードという異国。
この日記のシステムだと本の紹介がしやすいので、ついついそっちの話しになってしまいます。これからもふえるでしょう。
なので今日は音楽です。
しかしです。
私は多分音楽がなくても生きていけるかもしれません。
もちろんあったほうがいいけど。
だから、音楽好きな人や、レコード屋で楽しい時間が過ごせる人にあこがれます。
特になにかに集中しているときの音はうるさくしかかんじません。
本を読んでいるときやモノを書いているときなどは、たとえTVでもイヤです。
初めて好きになったアーティストは誰だったかな。
ああ、中学1年生のときは上田正樹が好きでした。なんでやねん。
そのせいか、ハスキーボイスによわいです。男でも女でも。
普段は普通なのに高いキーになると少しかすれたりされるとどきどきします。
音を聞くというより歌詞から入ったりします。
ブルーハーツ(もちろんハイローズも)がこのパターンです。
私はずっと音より本、映像の青春でした。
漫画、本、雑誌、映画。
実は私は耳が少し悪いのですがそれが関係しているのかなあ。
クラブに良く行くようになって音楽がキモチいいと思いましたが、好きな音というより、酒に適度に酔いながら大音量に包まれて、適当に体を動かすのが気持ちよかったからです。
酒と汗、コロンとタバコの入り混じった匂いがすきです。
一時期クラブでエビアンのむ若者が急増したときはすごく不思議でした。酒と音楽は私の中でセットだったからです。
日曜日の昼、洗濯をしたあと窓を開けっぱなしてビールを飲みながら音楽を聴くのが好きです。
南の島で太陽と気持ちのよい風に乗って異国の歌が流れてくる中で飲んだ浜辺のシンハーは格別な味でした。
体の中の細胞一つ一つが毎日リズムをきざんでて、それが音とゆっくり共鳴して溶け合うような感覚が好きです。
どうやらジャンルもレゲエとか、だらーっとしたのが好きみたいです。
でも座ると本を読んじゃうんです。
電車の中でも、たとえ一駅でも活字がないと落ち着きません。
レコード屋へいっても、見たいものがないのですぐ本屋へいってしまいます。
本屋なら何時間いても楽しいのに、どうしてレコード屋はてもちぶたさになってしまうのでしょう。
ダラ〜っとした音が好きな私と付き合っている相方はかわいそうです。
彼はテクノだからです。
神様はたまにくだらないいじわるをするものです。
突っ込みははじめてです。ども。音楽は聞くのも歌うのも好きです。声は相手の肺にえぐりこんで心臓を揺さぶるような魂の叫び系が好きです。中島みゆきとかジャニス・ジョップリンとかがよくワタシの心臓を鷲づかみにしてます。
トロ吉さんはやっぱり仲間だった。私には分かっておりました。 人生に音楽がなくても生きていけるかもしれないけれども、ずっと聞いていたいと思うのは声に力がある人です。ゴスペルとかジャニスとかエレカシとか。どうせ聞くならその人の世界に吸い込まれたい感じ。