チナウ
2008-10-30 (木) オトウタン。 [長年日記]
■ !困った子供。
おとっつぁんがたーおーれーたー。
びっくりしーたー。
なんか集中治療室とか心臓とか血栓とかまじコエー。
でもなんかすっかり元気でほっとしました。
元気になったお父さんはすっかりワガママになり、おやつ食べたいとか寝ぼけたことぬかしよるので、明日検査なんだから黙れと笑顔でしかりました。
そしたら退屈だから週刊誌がほしいとかいうから、エッチなんは買わないよっていったら、エッチなんは見るもんじゃない・・モゴモゴ・・っていいながら笑った顔が、ハプニングバー連れてけ連れてけでもハプニングって自分で起こすもんダゼって名言吐いた弟ダイちゃんにそっくりで、血はあらそえねーなーって思いました。
そんな血が紛れもなく私にも脈々と流れてるわけでして、しかたなく週刊現代とアサヒ芸能とプレジデント差し入れたったー。
で、今度は小説でも差し入れようと思うんだけど、ここにきてお父さんがどんな本を読むかほとんど知らない自分に気がつきました。
お父さんの本棚何があったっけ・・・本棚・・・・とか考えてると、こっちにきたときに起こった【お父さん国立公園から引っこ抜いた松ノ木で作った取っ手の本棚バトル】が邪魔してなかなか思い出せなかったんですけど、
そういえば、なんか宮本武蔵とか青春の門とかあったなぁと思いつつ佐賀のがばいばあちゃんなら小学生も読めるぐらい簡単だし、お父さんの故郷長崎と近いからいいべって安直に差し入れときました。
んで、ずっともう元気だからもう見舞いはいいからなっていうから、そうねーって答えたら、またもう見舞いはいいからなっていうから、そうねーって答えたら、またもう見舞いはいいからなっていうから、そうねーって答えたら、また・・・・・
ダチョウ倶楽部の押すなよ!絶対押すなよ!!ってあれっすかねー。
そんでお茶が飲みたいとかいうから売店行こうとしたら、クラッカーみたいなん食べたいなぁとか可愛いこぶってクネクネするから、うるさい黙れって叱ってお茶買いに行って、戻ってきたらモーレツにプリプリ怒ってて、何事かと見るとお母さんが持たせたお箸がお弁当用で小さくてすべるらしく、
こんなんつかえっか!見てみろつかめないぞ!!ってエノキ炊いたやつ相手にツルツル格闘してるから、頭の体操と思ってがんばれって棒読みで言っときました。子供か。
で、そろそろ帰るね、駅まで歩けない距離じゃないからタクシーももったいないし歩くかって言ったら、もう遅いから歩きはだめだ!危ない!!ってすっごく心配してくれるので、ああやっぱり親だなぁ、ありがたいなぁって思ったんだけど照れくさいからじゃあタクシー代くれって言ったら、
慌てて寝たフリしようとして暴れたら点滴が抜けかけてパニックになってました。前言てっかーい。 んで、じゃーねーって帰ろうとしたら、もう見舞いはいいからな、ホント来なくていいからな!!本も古本でいいからなっ!・・・ですって。
うん。黙れ。