チナウ
2002-09-23 (月) えー、自分の発言に責任は持てまへん。ざまみろ。 [長年日記]
■ みたまんま。
ガハハハハ。
9月20日の日記に対するツッコミに、
チナウ名物とっても微妙でアレな男性トリオが揃いました。
絶妙なバランスです。
私がジャニーさんならこのメンバーでデビュー決定です。
グループ名はきっと全国から募集します。
とてもじゃないですが、このグループの名前は私の手にはおえません。
過去の先輩から言うと位置付け的には
チャチャの勝俣 = たっちゃん
篠沢教授 = アルフィー
トルシエの通訳 = コーちゃん
ってとこでしょうか。
誰一人としてジャニーズじゃねぇじゃん。
■ 寂しい気持素直な想い。全てがごちゃ混ぜなわたし。
キョウちゃんとキョウちゃんの知り合いとで飲んだ。
キョウちゃんが彼氏が欲しい、さみしいとシミジミといっていた。
それをきいてその知り合いの女性は鼻息も荒く、
男がいないと寂しいというような飢えた考えはダメだと、みじめだと、
訳のわからない励まし方をし始めた。
自分は仕事も充実しているし、彼氏がいなくても寂しくないと鼻息も荒い。
久しぶりにこんなバカをみたと、私はうれしくなってしみじみ観察した。
年収も悪くないらしい。
そうかそうか。おごってくれ。
男に頼らず自分自身で自立し、一人でも生きていけるいい女になるそうだ。
それはいい。いい事だと思うし、かっこいいとおもう。
仕事が充実していて、今は恋愛よりこっちが大切っていうのもステキだとおもう。
しかし彼氏がいなくて寂しがるキョウちゃんを、イコール飢えていて惨めな女のように言うのはどうだろう。
わたしはダメ人間なので、自立した女性は素敵だと思う。
何を持って自立したとするかはまだ正直自分でも模索中なのでうまく言えないが、
私のようにだらしない人生を送っていると、その心意気ですでにエライとおもう。
でも、私は寂しがる女性もダイスキだ。
愛し、愛されたいと願う女心はカワイイとおもうし、寂しいキモチを正直にみとめている女性は魅力的に感じる。
男が欲しくて寂しくなったってイイじゃないか。
寂しさのあまりたまに間違いを起こしたってイイじゃないか。
後で後悔して泣くのも自分だし、私はそんな失敗や寂しさを知っている女性のほうに色気を感じる。
寂しくても人前ではカッコ悪いから言わない、そんな自分を認めたくない。
それはそれでいじらしくていいと思うし、素直に目の前で寂しいとスキを見せるのもいいとおもう。
そおいうキモチにみじめやカッコ悪いなんてないと思っている。
そのキョウちゃんのお知り合いは、自分を磨く事だと正論を吐く。
そんなもんこの年になったら痛いほど分っている。
そして分っていても自分をふるいたたすことができないくらい寂しくなるときもある。
寂しくたっていいじゃないか。
寂しがる女をカッコ悪いみたいに言うのはいったいどんな基準で判断しているんだ。
寂しいとだれでもかれでも行ってまう飢えた女になるというイメージができているらしい。
イヤ、ぶっちゃけ私はだれでもかれでも寂しくて行ってもうた時期もあった。たしかに飢えていた。
あの時の私は愚かだと思うし、ぶさいくだったと思う。
でもその経験は私だけの財産だ。
あの頃を含む一つ一つの過去、恥ずかしかったり後悔したり幸せだったり絶望したり。
その全てが今の私を作っている。
まあだからダメな人間なんだけどな。
キョウちゃんの知り合いはだんだん酔っ払ってきたのか今度はこっちに絡んできた。
じゃああなたは幸せなのね、だから余裕があるのねとか言い出した。
おもしろい人だ。
にやーっとわらって、ラブって最高!っていってみた。
そしたら今度は、彼氏はどんな人かではなくて、どんな仕事をしている人かとか、どこ出身なのかとかいいだした。
ってかアンタ、そんな事聞いてどうすんの。
めんどくさいから喜ぶように、
もうすぐハゲで目がびっくりするくらい小さくて腰痛持ちなチンピラだといってみた。イヤ、本当の事なんだけどな。
心底うれしそうに、人を外見で判断しないのね、エライねとか言い出した。
本当に寂しい人なんだなと思った。
私はキョウちゃんに言った。
男が欲しくて寂しがったっていいと思う。
時には飢えるときもあると思う。
誰だっておなかはすくんだから、色々だべてはじめて自分が何が好きなのかわかるかもしれないよって言った。
そのかわり食中毒起こしても自分の責任だからなって付け加えといた。
無責任だとか何だとか的外れな事いうその女性に、あなたはもっと色気があったほうがいいんじゃないのって言ってみた。
そしたら真っ赤になってだまりこんでいた。
なんだ、けっこうかわいいとこあるじゃん。
30過ぎたって、それだけで大人の女なんかになれないって。
私自信ないもの。
本当はそんな事、どうでもいい。
飢えてたら狩をするし、おなかがいっぱいならゆっくり寝れる場所を作るだけ。
それだけ。余分な事はできまへん。
とりあえず、飢えていようが寂しかろうが貧乏だろうがみじめだろうが、私はずっとキョウちゃんダイスキよ、って言った。本当だし。
そしたら貧乏はよけいだっていわれた。
ガハハ、でも本当の事じゃん。
家に帰ったら相方が寝ていた。
アイスの食べ過ぎでおなかを壊したらしい。
TVで平井堅が大きなのっぽの古時計を歌っていた。
皆がほめちぎっていた。
相方が目を覚まし、その気味悪いチャンネルかえてくれと言った。
やっぱり私のハニーだと思った。
私の幸せはささいなことで、
そんな自分で得したと思った。