チナウ
2004-05-13 (木) レッツ。 [長年日記]
■ 馬なみ。
ゴールデンウィーク前に、競馬ゲーム【ダビスタ】(なんか詳しく名前とか覚えてないけど最新のやつ)買った。
競馬好きの彼がビデオ屋で見つけて、しかも私も給料日後の酔っ払いっぷりで、「おう!いっちょ買うたるわ!」と買ってあげた。貧乏の癖に。
彼は大変喜んで、ブリーダーズガイドとかを買ってちゃくちゃくとすすめている。
このゲームは自分で馬を飼い、お金を出して種付けをし、いい馬を育て、レースに出し、うまくいけば自分の馬が種馬になって・・・と、どこまでも広がるゲームだ。
私の彼はなぜか一人でゲームをしない。
気を使っているのか、いつもしてもいいよといってもしない。
私が寝ていて、自分が寝付けないときに小さな音でやるとか、私がお風呂に入ってるときにやるとか。
ゲームは2人でやるほうが楽しいとは彼の弁だが、残念ながら私はあまりゲームをしない。(やるとしたらインベーダーゲームか、テトリス。どっちも負けるのがむかつくので長くは続かない)
さて話はダビスタに戻るが、彼がバーチャルに経営する牧場に子馬が生まれる。
メスだったら私の名前をもじって(トモテイオーとか)馬の名前を決める。
オスだったら彼の名前をもじって付ける。
私の名前の馬が勝つと私は嬉しい。私がすごく喜ぶので、彼は馬が生まれると名前を付けさせてくれる。
とてもたのしい。
の。
だが。
私はご存知の通り、ものごっつ飽きっぽい。2時間ほど遊んだら、名前を付けるのもめんどくさくなってきた。
彼がはじめて、自分の持ち馬で繁殖させた馬でなく、馬のセリでメスの子馬を買って来た。
彼は又目をキラキラさせながら、名前付ける?と聞いてきた。彼なりの愛情なのだろう。
しかしすっかりめんどくさくなってきた私。
「よそから来た唯一の馬だから、【よそん子】とか、【もらわれっこ】とかは。」
「酷い!それはかわいそうじゃないか!」
「でもさあ、今は私たちの名前をもじった馬たちしかいないけど、そのうちこの【よそん子】が産んだ馬達に巻き返されたりするのよ。また新しいドラマじゃん。」
私の心無い対応に酷く心を痛めた彼は、自分で愛のある名前を付けていた。
命名 : 花子
・・・・・まあいい。センスとか、他の馬とのバランスとか、もうこの際そんなことはどうでもいい。
普段クールぶってるが、この人は実はとても優しい一面を持っている。
総合的に見ても私よりはるかに優しい人間だ。
それを知っているからこの名前も輝いて見える。愛をもって彼が付けた名前だ。
花子を見つめながら、私はそのままぐっすりと眠ってしまった。
翌日。
彼が又私がお風呂に入っている間にダビスタをしていた。
お風呂から上がった私は、画面に信じられないものを見る。
・・・・・・・・ ・トモテイオー ・トモギャロップ ・花子 ・チンコ ・ガチガチチンコ ・ムテキチンコ ・トニカクチンコ ・・・・・・・・・
・・・・・。えー・・・あのー・・・
「あ、ふろあがった?みてみてこれみて!」
画面にはレースが映し出されている。
下には中継のコメントがどんどん流れてくる。
チンコ!チンコ!!強い強い!!
ガチガチチンコが外側からぐんぐんぐんぐん伸びてくる!!
ムテキチンコ○○プリンセスを刺すか?!!刺すか?!!ムテキチンコ刺すか?!!刺したー!!
トニカクチンコはやいはやい!!!
チンコねばれ!!チンコねばれ!!もうひとふんばりだ!!
・・・・・。
得意げに目をキラキラさせ、彼が私を見上げる。
こんな目をする時は、私に褒めてもらえると確信しているときだ。
私は優しく頭を撫でてやる。
うん、このゲーム観たときからこんな事やるヤツいるだろうなっておもってた。
まさかそんなヤツが同じ屋根の下にいるなんて・・・。
うん、いいんだ。これでいいんだよな。
ダビスタに新しい可能性を見出したんだね。
多分その遊び方の対象年齢は10歳から14歳までだと思うけどね。一瞬のきらめきなんだね。
楽しいゲームでよかったね。
ちなみに花子は、わが牧場一番の稼ぎ頭になっていた。
【東京種馬地獄 〜牝馬大奥勢力戦争】
新しい壮絶なドラマは、今始まったばかりだ。
昨日コンビニでいつものように缶ビール買おうと思ったら、でっかい缶のビール、たぶん樽生とかいうガス付のやつがあって、それに冷やすとグラスの中の水が凍るプラスチックのグラスがついてたので思わず買いました。当然、ガスを使うサーバーはないんですけどね。<br>凍るグラスが欲しければお試しあれ。
前から凍るグラス買おうかと思ってたんだけど、その分の予算で結局お酒買っちゃうから、いつもグラス濡らしたまま冷凍庫にぶち込んで使ってる。
チェックしなくちゃだな。