チナウ
2002-11-25 (月) 私の身に何が起こっても。 [長年日記]
■ 私は幸せでした。皆様覚えていてください・・・。
皆様ちょっと聞いてくださいな。
特に女性の方、コレはね、あってはならない事件だと私思うわけですよ。
先日土曜日、ワタクシとても楽しい事がございまして、ちょっとご機嫌に酔っ払って帰ってきたんですよ。
記憶も軽くないんですがね。
イヤ、私も悪いんですよ。じゅうじゅう承知していますよ。
でもね、いいですか、聞いてください、私ね、
ハニーに殴られて蹴られたんですよ!!!!
結婚する前からドメスティックバイオレンスですよ!!!
うっすら覚えてるんですよ。
ほっぺビンタくらって、布団で蹴られたんですよ。
破談ですよ!!!破談!!!キーーーーッッッッッ!!!!!
目が覚めたら、私素っ裸で寝てました。
あー、きっと服を着るまもなく逃げたのね。
それとももっと屈辱的な・・・キーーーーーーッッッ!!!!
そんな事を考えながら着替えていたら、相方も起きてきました。
当然向こうも負けずに不機嫌です。
でもね、負けちゃダメよ。暴力に屈したらダメーーーーーッッ!!!!
「おい、おまえどこまで覚えてるんだ。」
ンッマー!!!なんてえらそうな言い方ザマスかしら。
殴った事覚えてるか確認しようったってそうはいきませんからね。
「帰ってくるのが遅くなって酔っ払っちゃったからしゅうちゃんにたたかれた。」
言ってやりましたよ。プップクプー。
「それじゃあオレが悪者みたいじゃんかよ。」
ンッマー!!!!皆様おききになりまして?!!!
女性を殴っておいてこの男、今更何を言っているのかしら!!!
「おまえ、風呂はいったかどうかおぼえているか?」
ハッハーン、きましたよきましたよ。
まったく覚えていないんですが、そこは賢い私。
明け方御手洗いにいったとき、風呂場の前に衣類を脱ぎ捨てていたのを確認。
風呂場も確認済み。
入ってる。入ってるに違いありませんよ。
「はいったよ。」
どうだ。まいったか。
「どれくらい入ってた?」
「・・・お風呂に入ったら酔いがまわっちゃったから少し寝ちゃって覚えてない。」
どうよ。この完璧な答え。
それまではしっかりしていても、風呂に入るとよいが急激にマワル。
だてに私も酔っ払いじゃないですよ。
さあこれで結構覚えていると言う印象を与えたはずです。ワハハハハ。
「・・・・・まったく覚えていないんだな。」
「!!!!!!!」
ムムム・・・なにを負け惜しみを・・・・
「昨日のお前は時間はまあまあまもったよ。酔っ払ってたけど、それぐらいではオレもなぐらないよ。」
「・・・・・。」
「お前風呂に入るって言い出したんだよ。
昼間オレが軽く入ったから風呂桶に水がたまってたんだ。
沸くまで待てって言うのに、体洗いながらまつっていってきかないんだ。
おれもゲームしてたから。
種火をつける音はしたんだ。
ふと気が付いたらやけに静かで、あー、寝てんだなって思って声かけたんだ。
そしたらおまえ死にそうな声で さむい・・・ っていうんだ。
びっくりして戸あけたら、風呂場、部屋よりも寒いんだよ。」
「!!!!!!!」
「おまえ、種火つけたのはいいけど追い炊きするまで知恵が回らなくって、
水風呂につかってんだよ。」
「ひぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」
「おれあんなムラサキなくちびる久しぶりに見たよ。
しかも30分以上入ってたんだよ。
風呂からあげようとしてもかたまっちゃって、慌てて追い炊きして、台所でも湯わかして、
大鍋に湯沸し機で出したお湯頭からぶっ掛けて。
おまえねそうだからほっぺた張り倒して寝ないように起こして。」
「あわわわわわ・・・」
「湯を台所でついで戻ってきたら。今度はお前肩のあたりが真っ赤になってんだよ。
追い炊きして熱湯が出てくるところにぐったりもたれかかってんだよ。
慌てて体起こして、その後オレ風呂が完全に沸くまで30分近くお前支えながらかき混ぜてたんだよ。」
「・・・・・・・・」
「そしたら今度はあったまってきたとたん、おまえなんか、シチューがどうのこうのっていいだして。
いまの私シチューみたいだね、クリームシチューかな、ビーフシチューかなって、
わけわかんねえことぶつぶつ言い出しやがって。
オレもしお前がこのまま死んだら、この会話が最後かと思うと情けなくて涙が出そうになったよ。」
「・・・・・・・・」
「やっとあっためてなんとか風呂から出して布団に入れたら、
クレアおばさんのシチューがこくまろとかネタみたいなこといいやがるから、
頭来て蹴ったんだよ。」
「・・・・・・・・」
「おまえ、これオレが広島行ってたりしたら確実に死んでたぞ。」
「・・・・・・・・」
「オレは確信した。
おまえはこのままじゃ死ぬ。酒で死ぬ。」
「!!!!!!!!!」
「おまえ・・・カゼひいてないのかよ。」
グー
漫画みたいなナイスタイミングで私のおなかがなりました。
相方がっくり。
さすがの私も恥ずかしかったです。
ごめん。さすがに今回は私が悪かった。
そう言いながらもその日の夕食でも二人できっちりビールのロング缶5本あけました。
無事でなによりです。良い(未来の)旦那様で良かったですね。偉いよ、(未来の)旦那様。つか、まぢで死んだらシャレにならんですよ。お酒は控えめに。
これ読みながら「そうか、うちのだんなも相方さんと同じ気持ち味わっているのかしら。」としみじみ反省しました。が。反省しましたが、今日もビールを飲んでご機嫌です。<br>バカは死ななきゃ治らないっつー言葉があったな、そーいえば。
ただ今朝の4時。一人の部屋で激しく声を上げてワラテしまいました。あーでもこれってネタぢゃないとこがスゲーっすよ!オレも一人暮らしだから気を付けねば。。。
あ、ワタシもやりましたよ。風呂ネタ。ワタシの場合は、嫁さんが妊娠中、実家に帰ってるときに追い炊きしながら寝ちゃいまして、もう少しで…なんとか消化装置(天ぷら鍋の温度が上がり過ぎると消えるやつ)みたいなのが作動したみたいでしたんで確かめてみることをオススメします。でもかなり熱くなりましたんで「入り方」としてはオススメできませんが。<br>お互いお酒では苦労しますね。でもなあ…やっぱり治らないかなあ…。
素で怖い人ですね。