チナウ

■ 適当島。

タイへもう一度行きたいのです。

10年ほど前私は卒業旅行で一度だけこの国へ行きました。卒業してないくせに。

プーケットという島に1週間ほどおりました。一発で気に入りました。

今は知りませんが、あの頃あの島は私にぴったりな何もかもが適当でのんびりした島でした。

昼近くに起きだし、何か食べようと外へ出ても店はどこも閉まっています。

私たちは仕方なく、コンビニと屋台で適当な食べ物を調達しビーチへ向かいました。

ちなみにその時に買った缶ウーロン茶には砂糖が入っていました。ブヘー。

文字以外は見た目全て日本と同じ某飲料会社のウーロン茶だったのに・・・。

気を抜くと噛付かれる島でした。

夕方5時を過ぎたあたりから島中の店が開店し出します。

私たちはビーチから一旦ホテルへ戻り、ガイドさんから止められていた屋台で御飯をのんびり食べ、ぶらぶらとお土産物屋を冷やかしていると10時ごろになります。

このあたりからは島は元気になりだします。

その後島唯一のクラブへ行き、踊り狂い、2時ごろ出てきても店は絶好調に開いています。

治安がわりといいその島をゆっくりと歩き、ショットバーが集まった屋台へ行き、明け方までゆっくり飲むのです。

その頃は大体汁そば1杯100円。300円もあれば十分。金持ち気分。

夜中の3時も回ったであろうと言う時間なのに、私たちの足元にはやっと歩き出したばかりのような子供たちが花を売りに来ます。

そこには貧乏とか、そんな悲惨さはなく、皆エネルギッシュで明るくのんびりした島でした。

タイへ行きタイ。タイでのんびりしタイ。

言葉に出して言うとどうあがいても駄洒落嫌いの自分をいやな気持ちにさせるので、今日は文章で思いきりこの熱い気持ちをぶちまけてみました。

何故そんなことを突然思い出したかというと、ただいま平君が遅い夏休みを取って5日間タイへ行ってしまったからです。

つか。

遅すぎやろそれ。

■ 前にも書いたと思うけど

ピピ島にて。

浜辺で座る私。

よってくる地元の少年。

片言の日本語で私にマリンスポーツを勧めてくる。

アレ、ジェットスキーアナタスル？

しない。

スルスル。タノシイヨ。

前したことあるからしない。

？。ウンウンタノシイヨ！

日本語わかる？し・な・い・よ。ノーサンキュー。

アー。スル。コワクナイ。スル。

こわないよ。でもしない。

アー。アナタ・・・ケン・・・シッテル？

けん？しむら？

ケン・・ケン・・・タカクーラ。

おー。高倉健さんね。知ってるよ。日本の有名な俳優さんだよ。

？。ケン。ケンネ。アー。ジミー。ジミーシッテル？

ジミー？だれ？

ジミー・・・ジミー・・・オオ・・オニシ？

あー。ジミーちゃんね。ジミー大西。良く知ってるね。つかへんなラインナップだね。

あー。ジョー・・・ジョー・・・・

ジョー？浪速のジョー？タツヨシ？

アー。ジョー・・・ジョー・・・ヤブーキ・・・

あー！！明日のジョーね。誰に教わったの。ハハハ。

ケーンー・ジミー・ジョー・・・

アハハハハ

みんなココでジェットスキーやりました。

ウソつけ！

？？？。あー。ソーネー。

ジョーは漫画の主人公だよ。実在しないよ。

？？？。ソーネソーネ。ヤブーキ、トテモファイトアリマシタ。

とても良くできたやり取りだったと思います。