Anthy を utf-8 で使うための前哨戦でバージョンアップ。utf-8 になると、euc-japan(or euc-jisx0213)で表現できない文字も pbserver に登録しちゃって気持ち悪いので、そこいら辺のガードをかけた。
egg-anthy の utf-8 対応は、単語登録と egg-convert-region の対応をのぞけば大体できたかな?という感じ。
U+2764 HEAVY BLACK HEARTが手持ちのフォントでは表示できなくて悔しいので、載っている BDF フォントをいろいろ探したところ、Proposal for a GNU Unicode Font を見つけて、X11 でも Meadow でも無事表示することができた。今は gnu-unifont と efont の biwidth な Unicode フォントをマージしてひとつの iso10646-1 なフォントとして使っている。
U+2661 WHITE HEART SUIT U+2665 BLACK HEART SUITではないのかなぁ?とも思うけど、ここ5年ぐらいそういう関係のことを調べていないので、よくわからん。HEAVY BLACK HEART も今回まで知らなかったし。
X11 + Emacs-22 や Meadow3 で Mule-UCS を導入しているときは、unicode-font-encoder を font encoder に使って korean-ksc5601 とかも Unicode Font で表示できるが、Mule-UCS を導入していない Emacs では無理なんだよなぁ。
utf-8 な Anthy の実験で utf8.t に「アンニョイハセヨ」「シェイシェイ」「ニーハオ」とかいろいろ登録して実験しているのだけど、Zaurus で表示できない文字が多くてつまらん。リソース厳しいからもっといろんなフォントを用意するのも嫌だし。ぶつぶつ。
そういえば Zaurus の Qt のフォントをいろいろなところを参考にして、自分で作った Unicode BDF フォントを makeqpf-arm を Zaurus 上で直接動かして使っている。これには、efont の biwidth な Unicode フォントも仕込んであるので、ハングルだろうが何だろうが(例えば zeditor で)表示出来ていたのだが、さっき、ふと思うところがあり、もっともっと狭いカバー範囲の BDF フォントを作って Qt のフォントにした。
これやったの、まぁ、X11 + Emacs で表示出来ない文字が他のアプリで表示出来るのが許せなかったから、なのだけどね。(試していないけど)Qt のターミナルアプリを utf-8 にすれば X/Qt2 の Emacs よりいろんな文字が表示出来ると想像しただけで我慢できませんでしたよ。はい。