ぷっちん日記
2002-12-24 (火) それはひとつの終わり
■ ある小説を読んで
出張の新幹線でグインの最新刊を読んだ。ナリスさまの死に泣きまくり、家を出るときお化粧しなくてよかったと思った。繰り返し読んだ。そしていろいろ考えた。それは確かに終わりであって、私には終わりを(具体的には)思われないままに彼が世にでてきたときのことも何かわかる気がするし、あそこで突然それを迎えることになったのもよくわかる気がする。彼は役目を果たしたのだし、それまでの、特に後半のくだりは、苦難とかなんとかではなくて、要するにそれなりに特別であるにすぎないナリスという存在が、人生を空費するかわりに、なにごとをなすかを決定していったということではないのかという気もする。彼はグインと会ったことで満たされたのかもしれないが、物語は、古代機械の引継ぎということを得てようやく、彼がただ作者の寵愛を受けただけのものでなく、最初から定められていた物語の住人として還らせることができたのではないだろうか。だから彼は死ぬことができたのだ。彼を特別ならしめる唯一の合理的な理由によって。
などと勢いに任せて考える。明日は違うことを考えるかもしれないけど、とにかく私にとってこれはそれなりの出来事なのだと思う。いろいろな思いがある。死ぬとはあんなものではない、もっと緩慢なものだという思いもある。リンダの扱いは相変わらずおかしいとも思う。(おかしいといってもそれは読者である私がそう感じるだけのこと、作品の神はもちろん別にいる。)まあそれでも、15年以上も私とつながっていた何かの終わりに立ち会うことは、特別なことだと思う。
自分のこともいろいろ考えた。ナリスの死は特別だと感じるのか、感じたいのか、なにか変わることを期待するから。
■ ビリヤード
クリスマスイブなのでkoとお寿司を食べた。はずみでビリヤードへ行った。とても下手だったけれどラッキーで2戦2勝。しかし1時間で2ゲームしか勝負がつかなかった。。
2006-12-24 (日) クリスマスディナー
■ クリスマスディナー
今年はエルガーハウスでディナー。
で、行ってみたらりなさん夫妻が(@@;
今年もまたkoがサプライズでお二人をお招きしていたようです。私が二日酔い気味だったことは痛恨でしたが4人で楽しくお食事して最後はwiiまで遊び素晴らしい1日でした。
すっかりクリスマスイベントのつもりでいたら、お誕生日お祝いということでりなさんたちからプレゼントをもらってしまい、生演奏のピアノはハッピーバースディになり、会場の注目を集めながらろうそくの火のともったケーキが私のところへ運ばれてきて(@@; 花束も用意されてるし、わ〜〜。お客さんにまで拍手してもらっちゃいました。
そしてなによりも、koがすごく素敵なネックレスをプレゼントしてくれたのでした。
あり得ない・・・><
今年も甘やかされてしまいました・・・。koさん ありがとう!
# さとの [お誕生日,おめでとう〜。 と,久々のコメントでありました。では。]
# Nay [お久しぶりです^^ お元気ですか? お祝いのコメントをどうもありがとうございます!]