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ぷっちん日記


2005-11-04 (金) はみだしっ子 [長年日記]

妙な夢

「私の遺言」に影響されてだろうが、変な夢をみた。

どこか(仙川の祖父の家に似ている。夢にはよく祖父母の家が登場する)の近くの通り道にあるベンチに、中年の男性1人・女性2人の霊が座って話をしている。男の声はバリトンというのだろうか、よく通る太く澄んだ低い声。内容はちらっとしかきこえないが世間話のようだ。なぜ霊だとわかるかというと、ふつうにみたときはただのベンチなのに、向かいの家のガラスには姿が映っているからなのだ。

夕暮れどきの光の中で。

私は怖いので、知らないふりをして通り過ぎる。3人組も別に気にしていないようで私は無事に通り過ぎる。だが私の後でそこを通りかかった近所の女性(向かいの家の人のようだ)は明るい声で彼らに挨拶をするのだ。すると3人は話すのをやめ、口々に挨拶をする。それで私は、ああしまったと自分を恥じる。後でそのひとに、見えるのか、どうして挨拶するのか、と問うた気もするし、回答は「だってそこに実際にいらっしゃるし」みたいなものだった気がする。

ほかにも少なくとも1つの別のはっきりしたエピソードを夢で見た気がするが、思い出せない。

恥じる気持ちは

終電で泥酔してシートを占領している男性がいた。私は少し離れた席を選んでいた。途中で乗ってきた若い女性が、男性を揺り起こしてしきりに「どこで降りるの?」ときき、男性は東京駅で降りた。その時の恥じる感情と夢のなかで感じた気持ちが似ていた。

夢をみた後は

くっきりした夢をみた後はけだるく、もどかしく、とりあえず会社へいくために本棚を物色した。

「はみだしっ子」を選んだが、1・2巻がない。探し回ってみたが、ない。

やむなく3巻を持って出た。

後で考えると、1・2巻がないという状況は、誰かに(無理やり?)貸したものの、借りた人には特にヒットせず、そのまま返してもらい忘れているというのが適切に思えてきた。

・・・誰か、借りた人はいませんかぁ? (^^;)

この呼びかけを書きたいがためにこの長い文章を書いてきたというわけだ。


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