トップ «前の日記(2007-07-04 (水)) 最新 次の日記(2007-07-07 (土))» 編集
2002|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2003|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|03|06|07|08|09|11|12|
2011|01|03|04|05|07|
2012|01|02|03|06|07|
2013|03|04|05|07|09|
2015|10|
2016|08|10|

ぷっちん日記


2007-07-05 (木) 最近役に立った本 [長年日記]

社交術の本

最近読んで役に立つと感じた本がこれ。

4789731030

日本語タイトルと中身がだいぶ違う。日本語タイトルは、まるで、まくし立てて思わず相手にうんと言わせる営業マンを連想させる。中身はむしろ逆なので、同じように感じた方は安心してほしい。私としては逆に内容のほうがしっくり来るので良かった。

実際の中身は原題の "FIRST IMPRESSIONS" そのもの。

つまり、第一印象のメカニズム、というか、法則、というかについて解説している本だ。

本人の「見せたい自分」と相手の感じた自分が思いがけずズレてしまうことがある。何もかも相手に合わせろというのではなく、どうせ「見せたい」像があるならそれに近い印象を与えるテクニックは有用でしょう、というような、案外、押し付けがましくないスタンスの本。

これを手に取った動機は2つあった。1つは、最近直面した、明らかにコミュニケーションや社交で失敗している事例についてのヒントを求めて。もう1つは、RubyKaigiをきっかけに私の中に起きた変化、つまり、意識してもっとみんなと付き合っていかなくちゃ、という気持ちによるもの。

どちらの面でも参考になった。どちらかというと後者について、末永く、さりげなく、私の役に立ってくれるだろう。

この本を読んでから初めて人と知り合う機会も少しあったが、koによると、進歩を認ムという感じで効果は見られたらしい。

だんだん忘れてくるので、定期的に読み返すといいかもしれない。"トイレ文庫"あたりが良いかもしれない。フフ・・・。


 以前の日記