ぷっちん日記
2011-04-14 (木) TODOの使いこなしを工夫 [長年日記]
■ TODOの使いこなしを工夫してみている
このまえの日曜日くらいから、TODO管理を新たな使い方で使い始めた。ちなみに使っているのは checkpad だが、基本機能があればなんでもできるとおもう。
何を工夫しているかというと、
- 人生にとって重要なものと、そうでないものの2つのフォルダを使う
- 朝、昨日クリアしたタスクをすべて消して、2つのフォルダに、「今日やり遂げるとコミットすること」を入れる
- 重要なものには、1日のメインである主たる勤務も入れる
というあたりが特徴だ。だいたい、フォルダあたりのタスク数は2〜5個くらいになる。
まず、「やりたいこと」「やれないかもしれないが何とかやりたいこと」を入れないことが大事だ。私の目的は、長期的な備忘録やプロジェクト管理ではなく、1日の充実感を得て着実に物事を処理することである。「いつかやりたいこと」を混ぜると、長期間そのタスクが鎮座してしまって、自分の出来なさ具合にしょんぼりしてしまう。1日の終わりに、「よし今日もやろうと思ったことをすべて成し遂げたぞ」という晴れやかな気持ちになりたい。そのためには、コミットできることだけを、軽めに入れる。
また、メインの活動についても入れておく。それをしないと、「メインの仕事の前と後だけが自分の人生の真実の時間であり、昼間は世を耐え忍ぶ苦痛な時間である」という認識になってしまう。これはイライラのもとになる。昼間のタスクについて積極的に価値を認め、毎日、クリアしていくのは気分がよい。さらに、メインの仕事をタスクに入れておくことで、1日にできることはそんなに多くないという気持ちになり、自然と、軽めに計画を立てることにつながる。これは、無理しすぎずにタスクを消化するために大事なことだ。
2つのフォルダを作っているのは、「大事なこと」を見失わないためだ。家事や事務だけを延々とこなす日々が続いているという感覚はつらい。これに対して、「大事なこと」を少なくとも毎日2つくらいやっていると思えれば、安心することができる。また、毎日、何が人生にとって大事であるか考えるステップはそれだけでも役に立つ。ちなみに3つ以上にしていないのは、シンプルにしたいからだ。
前日の夜ではなく朝に計画を立てているのは、それが何となく私のスタイルにあっているから。私は気分屋なので、前日に何かを考えても、翌朝それにおとなしく従える可能性は低い。
これと、長期的な備忘録やプロジェクト管理を組み合わせれば、わりといい感じではないかと思う。続けられるかわからないが、続けたい。